日本ブッシュクラフト協会(JBA) 認定ブッシュクラフターの ゼロイチキャンプです。この記事は、認定資格を持つ筆者が監修し、執筆まで行っています。
焚き火をするときに、薪や炭を掴むのに便利な道具が火ばさみです。
火ばさみは別名で薪ばさみやトングともよばれたりしますが、正確にはトングとは少し異なる道具です。
火ばさみは燃焼中の炭や薪を掴んだり、落ちている小枝やゴミを拾ったり、焚き火後の炭や灰処理をしたりするなど、とても利便性の高いキャンプ道具。
火ばさみを使った焚き火と、使わない焚き火では利便性や快適性が大きく変わってきます。
火ばさみにはハサミ型とV字型とよばれる種類であったり、素材、長さなど、選ぶときのポイントがいくつかあります。
適当に火ばさみを選んでしまうと焚き火の目的や、キャンプスタイル、移動手段などに合わないことに繫がってしまう。
そこで今回のゼロイチキャンプでは、ソロキャンプの焚き火におすすめの道具である「火ばさみ・薪ばさみ」について、どこよりもわかりやすい解説をします。
火ばさみは、焚き火の利便性を大幅に向上できるキャンプ道具です。ソロキャンプで失敗しない、火ばさみを選びましょう。
この記事を読んでわかること、役立つ情報とは。
- 火ばさみについて、くわしい解説がある。
- 火ばさみと薪ばさみ、トングの違いがわかる。
- 火ばさみのメリット・デメリットを解説。
- ハサミ型とV字型の火ばさみについて。
- 火ばさみを選ぶときのおすすめポイントを紹介。
- ソロキャンプにおすすめの最強火ばさみを厳選紹介。
下の記事では、JBA認定ブッシュクラフターである筆者が監修する『今から始めるブッシュクラフト』を解説しています。
【おすすめ】火ばさみとは。焚き火の利便性を向上する最強道具。
火ばさみは焚き火をするときに、薪や炭を掴むためのキャンプ道具のことをいいます。火ばさみは別名で、薪ばさみともよばれており、ハサミ型とV字型の形状があります。
火ばさみは燃焼中の薪や炭を持つことができたり、焚き火のあとの炭や灰の処理につかったりするなど、ソロキャンプにとても利便性の高いキャンプギアです。
火ばさみの特徴は耐熱性や耐久性に優れた素材を使い、柄が長いことがあげられる。そのため、火元との距離ができるので安全に焚き火を楽しむことができます。
ほかにも火ばさみは、柄の長さを生かした使いかたができることもメリットにあります。地面に落ちたゴミを拾ったり、焚き火で燃焼中のケトルやクッカーを持ったりすることができる。
火ばさみを使うことで、焚き火での火傷やケガのリスクを軽減できる。
火ばさみに似ているものでトングがありますが、火ばさみとトングは別物です。次に、くわしく解説します。
下の記事では、ソロキャンプ向きの軽量でコンパクトな焚き火台を特集しています。多くのキャンプ場では、直火が禁止されているため、焚き火台は必須となります。
火ばさみと薪ばさみ、トングの違いを解説。
火ばさみをトングと同じと思う方もいますが、用途や形状、素材などに違いがあります。
トングは調理を目的として、食材や調理器具をつかんで移動したり、取り扱ったりするためのキッチンツールです。
一般的にトングの素材には、ステンレス鋼やシリコンなどが使われます。トングの長さや先端の形状は様々で、手にフィットしやすいように設計されています。
バーベキュートングやサラダトング、パスタトングなど、トングは調理を目的として使われています。
一般的に火ばさみは、メーカーやブランドによって薪ばさみとよばれることがあり、火ばさみと薪ばさみは平たくいうと同じになる。
火ばさみは焚き火を目的として使うキャンプ道具で、燃焼中の薪や炭をつかんだり移動させたりして、火力の調整をすることもできます。
一般的に火ばさみの素材には、耐熱性や耐久性に優れるスチールやステンレスなどが使われます。
また柄が長いことで、先述したとおり火元との距離ができるため、火傷を軽減できる仕様となる。
火ばさみは、焚き火やキャンプに特化したキャンプ道具となる。
下の記事では、ソロキャンプ向けのコンパクトな薪ストーブを特集しています。薪ばさみは薪ストーブに薪を入れるときなど、大変利便性が高い。
【おすすめ】火ばさみのメリット・デメリットについて。
火ばさみのいちばんのメリットは焚き火に特化している道具のため、手を使わずに薪や炭をくべることができる。また燃焼中の炭や薪を掴んで、火力調整ができることもメリットにある。
火ばさみは柄が長く火元と距離をあけることで、火傷やケガのリスクを軽減できることも魅力にある。
ほかにも火ばさみは、ソロキャンプ中にゴミを拾ったり枝集めに使ったり、焚き火で燃焼中のケトルやクッカーを持ったりすることができます。
またキャンプ場によっては灰捨て場がなったり、野営キャンプでは灰や炭を持ち帰らなければならない。このように炭や灰を持ち帰る場合にも、火ばさみや火消し袋があれば安心して楽しめる。
調理トングと火ばさみを使い分けることで、衛生的に良いこともメリットですね。
火ばさみのデメリットには、荷物量が増えることや収納が嵩張(かさば)ることがあげられます。
ソロキャンプはできるだけ荷物量を減らし、軽量でコンパクトなキャンプ道具を揃えることが基本となるため、少しでも荷物は少なくしたいことも事実にある。
車でキャンプ場へ行くかたは問題ありませんが、徒歩や電車を利用したりツーリングキャンプの方は、コンパクトな火ばさみを選ぶことをおすすめしたい。
ソロキャンプの目的と荷物量を計画して、適切な火ばさみを持っていきましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
焚き火に特化している道具である。 柄が長く火元と距離があるので、火傷のリスクを軽減できる。 枝拾いやゴミ拾い、炭の処理に便利。 焚き火で燃焼中のケトルやクッカーを掴むことができる。 薪や炭を掴んで火力調整ができる。 | 荷物量が増える。 収納が嵩張る。 |
下の記事では、焚き火で火ばさみと同じくらい大切な道具である”火消し袋”を特集しています。ソロキャンプやツーリング、野営キャンプで焚き火をするときには、火消し袋がおすすめです。
最強の火ばさみの選びかたとは。形状や素材、長さがポイント。
ソロキャンプ向けの火ばさみを選ぶときには形状や素材、長さといったポイントが大切になります。見た目やデザインで適当に選んでしまうと、キャンプスタイルや移動手段に合わないことになってしまう。
一般的に火ばさみにはV字型とハサミ型とよばれる形状があります。V字型とハサミ型では、機能性や利便性などに違いがあります。
また火ばさみに使われる素材によって耐久性や耐熱性、携行性などに違いがあります。
とくにソロキャンプ向けの火ばさみを選ぶときには”長さ”が重要になります。火ばさみの長さは、焚き火との距離感に関わるポイントとなります。
火ばさみを選ぶときには、いくかのポイントが大切になります。キャンプスタイルや移動手段に合わせて選択しよう。
ソロキャンプ向けの火ばさみを選ぶときのポイント。
- 火ばさみの形状とは。ハサミ型とV字型について。
- 火ばさみに使われる素材について。
- ソロキャンプ向けの火ばさみは、長さが大事。
火ばさみの形状とは。ハサミ型とV字型について。
一般的に火ばさみにはV字型とハサミ型とよばれる形状があります。V字型とハサミ型では、機能性や利便性などに違いがあります。
V字型の火ばさみは調理用トングと同じ形状のため、使いやすく手にフィットする特徴があります。
V字型の火ばさみにはバネが備わっているため、掴む力と反発する力を利用して扱いやすくなっています。そのためV字型のの火ばさみを選ぶときには、バネが開かないようにロック機能付きがおすすめです。
またV字型の火ばさみは、ハサミ型と比較するとコスパに優れることも魅力にある。V字型の火ばさみは、100均やホームセンターなどでも販売しているので、手軽に入手できます。
手軽に使うことができたりコスパを求めるかたには、V字型の火ばさが
おすすめです。
ハサミ型の火ばさみは”てこの原理”を応用した形状となっているため、少ない力で大きい薪や重い炭をもつことができます。
またハサミ型の火ばさみには耐熱性や耐久性に優れた素材が使われることが多く、ハンドルから先端までの距離が長いため、安全に焚き火を楽しめるメリットがあります。
ハサミ型の火ばさみを選ぶときには、先端の形状も大切なポイントとなります。炭を掴みやすかったり砕きやすかったりするなど、さまざまな形状がある。
ハサミ型の火ばさみは、てこの原理を利用したり、ハンドルから先端までの距離も長いため安全に焚き火を楽しめる。
下の記事では、焚き火をするときに利便性の高いキャンプ道具である焚き火シートを特集しています。焚き火シートは火の粉や灰から、地面や環境を守ることができる。
火ばさみに使われる素材について。
一般的に火ばさみの素材には、ステンレスやスチールが使われています。
火ばさみに使われる素材であるステンレスとスチールでは、耐久性や耐火性、耐食性、重量、コスパなどに違いがあります。
そのため、火ばさみを選ぶときにはキャンプスタイルや焚き火の目的、移動手段にあわせて素材を確認することが大切となる。
火ばさみを選ぶときには、購入前に素材を確認することも大切です。
火ばさみに使われる素材について。
- ステンレス
- スチール
ステンレス
ステンレス鋼は、鉄にクロムなどの合金成分を添加することで耐食性を高めた合金です。
一般的にはステンレス鋼はスチールの一種でありますが、さらにサビに強くさせるために、鉄にクロムなどの合金成分を添加することで耐食性を高めています。
またステンレスはスチールと比較すると、軽量で安価なこともメリットにあります。
ステンレスの英語名は“stainless steel”といい、「錆びない」という意味のstainlessが語源になる。
スチール
スチールは、主に鉄と炭素を主成分とする合金になります。ただし、鉄にほかの金属や合金成分を含む場合もあります。
一般的にスチールは耐久性や耐火性、また加工がしやすい特徴があります。
スチールは鉄と炭素を主成分としているため、ステンレスよりも硬く耐久性があります。そのため、燃焼中のケトルやクッカー、ダッチオーブンの蓋などを持つことができる。
ただし、スチールはステンレスと比較すると重量があったり、製品価格が高いことがデメリットにあげられます。
スチールは耐火性や耐久性に優れる。ただし重量が重く、ステンレスよりも製品単価が高くなる。
スチールに炭素を加えるほど比例して硬くなりますが、その反面サビやすくもなる。
下の記事では、焚き火やブッシュクラフトにおすすめの”フルタングナイフ”を特集しています。フルタングナイフは”バトニング”をするのに最強のアウトドアナイフ。
【おすすめ】ソロキャンプ向けの火ばさみは、長さが大事。
火ばさみを選ぶときには、長さが大切なポイントとなります。繰り返しになるが、火元との距離をあけることができるので、火傷やケガのリスクを軽減できる。
一般的に火ばさみの長さは、約30㎝~40㎝になります。
ファミリーキャンプと兼用や大きい焚き火台をつかったり、火元との距離をあけたい方はロングタイプの火ばさみをおすすめします。
ソロキャンプで使用する焚き火台や直火であれば、長さは約30㎝あれば十分に楽しめます。ただし、焚き火や火ばさみを使うときは、耐熱グローブをつかったりしてさらに火傷やケガのリスクを軽減しましょう。
焚き火は火傷やケガのリスクがあります。長さのある火ばさみや耐熱グローブをすることで、ケガのリスクを軽減できる。
下の記事では、焚き火をするとき火傷やケガのリスクを軽減できる”耐熱グローブ”を特集しています。耐熱グローブはナイフや手斧、鉈など刃物によるケガのリスクも軽減できる。
火ばさみを選ぶときには、収納性も考えよう。
火ばさみの長さがあるほど、火傷やケガのリスクを軽減できることはメリットにあるが、その一方で、携行性や収納性は下がるデメリットもある。
長さのある火ばさみを選ぶときには、携行性や収納性も大切です。
火ばさみによっては折りたたみ式やスライド式など、携行性と収納性を考えられたものがあります。
とくにソロキャンプはバックパックキャンプやツーリング、ULキャンプなど、車以外の移動方法でキャンプ場へ行くかたもいます。
火ばさみを選ぶときには、移動手段やキャンプスタイルなど、携行性と収納性を考えよう。
火ばさみは、こんな人におすすめ!
火ばさみは焚き火を中心としたキャンプスタイルや、焚き火を安全に楽しみたい方におすすめです。
火ばさみのない焚き火の場合、薪や枝をつかったりトングがあれば代用したりします。トングがないときには手で薪や炭を触るため、衛生的にもおすすめしません。
ここまで解説したとおり、火ばさみは焚き火に特化したキャンプ道具。焚き火の利便性を向上したり火傷やケガのリスクを軽減したりするなど、まさに最強のキャンプギアです。
火ばさみを使って、ゆっくりと安全に焚き火を楽しみましょう。
火ばさみは、こんな人におすすめ!
- 焚き火が好きな方。
- 火傷やケガを軽減し、安全に焚き火を楽しみたい方。
- 焚き火の利便性や快適性を向上したい方。
- ソロキャンプやブッシュクラフト、野営好き。
- 焚き火の後処理を快適にしたい方。
【ハサミ型】ソロキャンプにおすすめ最強の火ばさみを紹介。
TEOGONIA/テオゴニア 【Fireplace Tongs 薪ばさみ】
出典:Amazon
TEOGONIA(テオゴニア)の薪ばさみの使用サイズは、約42㎝(重量390g)となっている。ハンドルから先端までの距離があるため、安定感のある焚き火を楽しめる。
テオゴニアの薪ばさみの素材には、耐久性や耐熱性に強いスチールを使用している。持ち手のハンドル部にはウォールナットを採用し、使い込むほど手に馴染んでいく。
テオゴニアの薪ばさみのトング先端は、しっかりと薪や炭を掴めるよう面積を広げた構造になる。じっくりと焚き火と向き合える仕様は、まさにソロキャンプにおすすめである。
テオゴニアの薪ばさみには、別売りの専用レザーケースがあります。炭や灰の汚れが付着していても、専用ケースを使うことで、安心して持ち運びできる。
YOLER/ヨーラー 【薪ばさみ 炭トング】
出典:Amazon
YOLER(ヨーラー)の薪ばさみ 炭トングの使用サイズは、L405mmx115mmx30mm、重量は約400gとなっている。
ヨーラーの薪ばさみ 炭トングの素材には、耐久性や耐熱性に強いスチールを採用。持ち手のハンドル部にはウッド素材を使用している。
ヨーラーの薪ばさみ 炭トングの先端は約3㎝幅となっているため、小さい豆炭から大きな薪まで、しっかりと掴める仕様となっている。
接合部分には、両側から締めるリベット加工を施しているため、緩みにくい仕様となる。
CARBABY 【薪ばさみ】
出典:Amazon
CARBABYの薪ばさみの使用サイズは、約40㎝(重量約395g)のソロキャンプに使いやすいサイズ感となっている。
薪ばさみの素材には、耐久性や耐熱性に強いスチールを採用。持ち手のハンドル部には天然木を使用し、無骨感を持ちつつデザイン性にも優れる。
CARBABYの薪ばさみの先端は約2.5㎝幅となっているため、小さい豆炭から大きな薪まで、しっかりとキャッチできる仕様となる。
接合部分には、両側から締めるリベット加工を施しているため、緩みにくい仕様となる。
huanbush 【火バサミ 火吹き棒 一体型 MINI】
出典:Amazon
huanbushの火バサミ 火吹き棒 一体型 MINIの使用サイズは、約45㎝(重量276g)のコンパクトな仕様。持ち手部分の長さは約11cmあるため、ハンギングラックやカラビナなどに掛けることができる。
火バサミ 火吹き棒 一体型 MINIの本体素材には耐久性や耐熱性に強い鉄を採用。持ち手のハンドル部には天然木をつかっており、使い込むほど手に馴染みます。
ハサミの先端はギザギザ加工を施しているので、薪や炭をしっかりとグリップできる設計となる。この火吹き棒が1台あれば、薪をくべたり火力の調整ができるなど、焚き火をゆっくりと楽しむことが可能となる。
UMIBOZU/ウミボウズ 【薪ばさみ】
出典:Amazon
UMIBOZU(ウミボウズ)の薪ばさみの使用サイズは、38.5㎝(重量386g)となっている。ハンドルからトング先端までの距離は27.5㎝あるため、安全に焚き火を楽しめる。
ウミボウズの薪ばさみの素材には、耐久性や耐熱性に強い8㎜径スチールを採用。持ち手のハンドル部には真鍮を施した天然木を使用している。
ウミボウズの薪ばさみのトング先端は面状に加工されており、さらに掴んだ薪や炭が転げ落ちない角度で設計されている。
【V字型】ソロキャンプにおすすめ最強の火ばさみを紹介。
ZEN Camps 【火バサミ兼トング】
出典:Amazon
ZEN Campsの火バサミ兼トングの特徴である使用サイズは、26㎝~41.5㎝まで調節可能です。
ZEN Campsの火バサミ兼トングのハサミ素材には、耐久性や耐火性、サビに強いステンレスを使い、ハンドル部分には軽量で耐久性のあるアルミ(アルマイト加工)を使用しています。
そのため、ZEN Campsの火バサミ兼トングは重量約370gの軽量でありながら、耐火性や耐久性、操作性に優れる仕様を実現している。
ZEN Campsの火バサミ兼トングは、火ばさみの耐火性や耐久性を持ち、トングの操作性を備える最強の仕様を誇る。
ZEN Campsの火バサミ兼トングの先端は均一に配置された歯となっているため、小さい豆炭から大きな薪まで、しっかりとキャッチできる仕様となる。
収納時にはストッパーでしっかりとホールドを可能とし、付属する専用ケースに入れて安全かつ快適に持ち運びができます。
ZEN Campsの火バサミ兼トングは、最強クラスの使い心地を誇り、初心者からベテランまで幅広くおすすめです。
下の記事では、ZEN Campsの焚き火ツールを特集しています。ZEN Campsはソロキャンプ向けの製品を中心に、機能性やデザイン性、環境にやさしいモノづくりをしています。
tent-Mark DESIGNS /テンマクデザイン 【革巻きキングトング】
出典:Amazon
テンマクデザインの革巻きキングトングの使用サイズは、約395mm(重量約168g)と軽量な仕上がりです。
革巻きキングトングの素材には耐久性や耐火性、サビに強いステンレスを使用。ハンドル部分には栃木レザーのヌメ革を採用、使うほど手に馴染み経年劣化を楽しめる。
革巻きキングトングは、特殊構造のV字型の火ばさみとなる。機能性や快適性、耐久性に優れ、まさにソロキャンプ向きです。
テンマクデザインの革巻きキングトングの先端は特徴的な形状をしているため、細い枝から大きい薪や炭までしっかりとキャッチできる。
また革巻きキングトングのバネ部分は、特殊構造を採用しているため耐久性や快適性に優れます。またキングトングには、別売りのキングトングケースがあり、収納性や携行性を向上できる。
DUCKNOT/ダックノット 【薪バサミ B.S.T レザーベルト付き】
出典:Amazon
DUCKNOT(ダックノット)の薪バサミ B.S.Tの使用サイズは、長さ33.3×幅2×厚み3.2cm(本体重量約300g)となります。
ダックノットの薪バサミ B.S.Tの素材には耐久性や耐火性、サビに強いステンレスを採用。レザーベルトには牛革を使用しています。
DUCKNOTの薪バサミ B.S.T レザーベルト付きは機能性や耐久性、耐火性、デザイン性、携行性に優れる。
出典:Amazon
付属するレザーベルトは、持ち運びや収納にたいへん便利。さらに人気のLEDランタン「ゴールゼロ」の本体カバーとして巻くことができたり、本体をキズから守ることができたり、オリジナル性高めたりできる。
DUCKNOTの薪バサミ B.S.Tの先端はギザギザの凹凸となっているため、小枝から大きな薪まで、しっかりとキャッチできる仕様となる。
また薪バサミ B.S.Tのハンドル側の先端には、リフターが搭載されている。調理中の鉄板やシェラカップ、クッカーなどを掴むことができるので、焚き火の利便性を向上できる。
DUCKNOTの薪バサミ B.S.Tに搭載するリフターの利便性が高い。直火や野営など、ハードなキャンプシーンに重宝する。
野良道具製作所 【野良ばさみLT(ステンレス)】
出典:野良道具製作所
野良ばさみLT(ステンレス)は伸ばした状態で約30㎝まで可能。またネジでしっかりと固定できるため、安心して焚き火を楽しめる。収納時は約20㎝の超コンパクトサイズになる。
野良ばさみLT(ステンレス)の素材には耐久性や耐火性、サビに強いステンレス(SUS304)を採用。
野良ばさみLT(ステンレス)の先端はギザギザの凹凸となっているため、手元の薪や炭をしっかりとキャッチできる仕様となる。
野良ばさみLT(ステンレス)は焚き火シーンに合わせて、ネジで長さを調節できる。
一般的な火ばさみは長さと重量がそれなりにあるため、荷物量が増えたり収納スペースが悪くなったりするなど、火ばさみのデメリットにあげられることもあります。
野良ばさみLT(ステンレス)はコンパクトな焚き火を楽しみたい方や、荷物量を減らしたいULキャンパーまで幅広くおすすめとなる。
野良ばさみLT(ステンレス)は、荷物量や収納スペースの問題を解決できる火ばさみ。ULキャンプやツーリング、野営におすすめ。
野良ばさみLT(ステンレス)には、別売りの専用ケースがあります。下記の公式ページよりご購入ください。
野良道具製作所 【野良ばさみ 黒皮鉄】
出典:Amazon
野良ばさみ 黒皮鉄は、伸ばした状態で約34㎝(重量約440g)となる。またネジでしっかりと固定できるため、安心して焚き火を楽しめる。収納時は約21.5㎝のコンパクトサイズになる。
野良ばさみ黒皮鉄の素材には耐久性や耐火性、耐熱性に強い黒皮鉄を採用。黒皮鉄とは鉄の表面に、黒皮呼ばれる黒色の膜を持った素材のことをいいます。
野良ばさみ黒皮鉄の先端はギザギザの凹凸となっているため、小枝から大きい炭や薪まで、しっかりと掴むことができる。
野良ばさみ黒皮鉄は、どっしりと焚き火と向きあいたい方におすすめ。また長く愛用できるので、経年劣化を楽しめる。
野良ばさみ黒皮鉄の収納時にはロック機構を搭載しているため、トングが開かずに収納できる。そのためコンパクトな野良ばさみは、荷物スペースを最小限に抑えることが可能となる。
野良ばさみ黒皮鉄はじっくりと焚き火を楽しみたい方や、荷物量を減らしたいソロキャンパーまで幅広くおすすめです。
まとめ
今回のゼロイチキャンプは、焚き火灰の利便性を向上したり、焚き火後の灰や炭処理したりするなど便利なキャンプ道具である「火ばさみ」を解説しました。
火ばさみにはハサミ型とV字型の種類があり、使い心地や機能性、携行性、耐久性などに違いがあります。そのため、キャンプスタイルや移動手段、使い心地に合わせた選択が必要となる。
火ばさみは焚き火中の炭や薪を掴んだり、地面に落ちてるゴミや小枝を拾ったり、焚き火後の炭処理に使ったりするなど、利便性の高い道具です。
ぜひ、この記事を参考にしていただき、焚き火に便利な火ばさみを使っていただけると嬉しいです。
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筆者自らGoProをつかって、ソロキャンプのリアルな映像を撮影しています。ぜひYouTubeも楽しんでください。
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