日本ブッシュクラフト協会(JBA) 認定ブッシュクラフターの ゼロイチキャンプです。この記事は、認定資格を持つ筆者が監修し、執筆まで行っています。
今回のゼロイチキャンプはソロキャンプで大人気のMORAKNIV(モーラナイフ)のコンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーを比較し、完全レビューします。
モーラナイフのコンパニオンといえばコスパに優れた価格が魅力的で、かつ高品質で高機能を完備するナイフは、初めてのアウトドアナイフにチョイスする方も多い。
またネットの口コミやほかのブログ記事をみると、コンパニオンを使ってバトニングやブッシュクラフトができるか、悩んでいる方を多くみかけます。
筆者がコンパニオンとヘビーデューティーを使い、バトニングやブッシュクラフト、さらに調理の性能をレビューをします。
今回のゼロイチキャンプは、モーラナイフのコンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーを実際に使って比較し、完全レビューします。
はじめに結論をお伝えするとソロキャンプやツーリング、ブッシュクラフト、野営など、アウトドアにコンパニオンシリーズはおすすめです!
この記事を読んでわかること、役立つ情報。
- コンパニオンとヘビーデューティーの違いを完全比較します。
- コンパニオンでのバトニングや、ブッシュクラフトを実践しレビューします。
- ソロキャンプの目的に合わせたコンパニオンシリーズを選ぶことができる。
- 失敗しないコンパニオンシリーズのナイフを選ぶことができる。
- コンパニオンのメリット・デメリットを解説。
下の記事では、JBA認定ブッシュクラフターである筆者が監修する『今から始めるブッシュクラフト』を解説しています。
モーラナイフについて。
出典:モーラナイフ
モーラナイフの歴史は古く、1891年、FROST=Erik Ersson(エリク・フォストローム氏)によって、彼の故郷であるスウェーデン モーラ地方の郊外に、後のモーラナイフの最初の工場となる会社が設立されました。
以後、モーラナイフは職人たちの手で伝統的に受け継がれてきた鋭い刃と握り易いグリップを量産し、組み合わせることで質の高いナイフを生み出すことに成功。
2005年には系列の2つの会社が合併し、Mora of Swedenを設立。さらに創業125周年を迎える2016年には、ブランド名であるMoraknivを正式に社名とする。
モーラナイフの品質はスウェーデン国王からも高い評価を受けており、スウェーデンを代表するメーカーのみに与えられる王室御用達の認定を受けています。(引用:モーラナイフ ジャパン)
【おすすめ】アウトドアナイフとは。調理したりブッシュクラフトしたりできる。
アウトドアナイフは調理に使うことはもちろんですが、そのほかにもクラフトしたりマルチツールとしてつかったりするなど、ソロキャンプの利便性を向上できるキャンプ道具。
ソロキャンプで使うアウトドアナイフには、大きくわけてシースナイフやフォールディングナイフ、マルチツールナイフとよばれる3種類のナイフがあります。
アウトドアナイフの種類にはそれぞれの特徴があり調理やブッシュクラフト、ツールを付属し利便性に優れるなど、大まかなカテゴリーで分けることができる。
そのため、アウトドアナイフを選ぶときにはキャンプスタイルや目的、利便性などを考える必要があります。
アウトドアナイフを選ぶときには、種類のほかタングやブレード、ハンドル、グリップ性能など、多くの知識を必要とする。
アウトドアナイフの種類とは。
- シースナイフ
- フォールディングナイフ
- マルチツールナイフ
下の記事では、ソロキャンプ向けのアウトドアナイフについてわかりやすく解説しています。ナイフの基礎知識から、失敗しないナイフの選びかたまで完全網羅しています。
【モーラナイフ】コンパニオンとヘビーデューティーのスペック(違い)を解説。
ソロキャンプに大人気である、モーラナイフのコンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーのスペックを紹介します。
モーラナイフのコンパニオンには、通常モデルであるコンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーがあり、2つの違いにはサイズやブレード素材、刃厚などがある。
そのため、コンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーを選ぶときには、ソロキャンプの目的やキャンプスタイルにあわせた選択が必要となる。
ソロキャンプでは、アウトドアナイフをつかう目的がとくに大切になります。
コンパニオンとヘビーデューティーのスペックを比較。
- コンパニオン
- コンパニオン ヘビーデューティー
コンパニオンとヘビーデューティーの違いを比較解説。
下の表では、コンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーのスペックを比較するため、全長サイズやブレード素材、長さ、刃厚、グラインド、タング、重量のカテゴリーに分けています。
またコンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーには、刃の素材であるステンレスとカーボンの展開があるため、少なくとも選ぶときには4種類から選択の必要がある。
コンパニオンといっても刃の素材や厚みなどに違いがあり、4種類の展開がある。
商品名 | コンパニオン ステンレス | コンパニオン MGカーボン | コンパニオン ヘビーデューティー ステンレス | コンパニオン ヘビーデューティー カーボン |
---|---|---|---|---|
サイズ | 約219㎜ | 約218㎜ | 約224㎜ | 約224㎜ |
重量 | 84g | 77g | 104g | 101g |
刃の長さ | 約104㎜ | 約104㎜ | 約104㎜ | 約104㎜ |
刃厚 | 約2.5㎜ | 約2.0㎜ | 約3.2㎜ | 約3.2㎜ |
ブレード素材 | ステンレススチール | カーボン | ステンレススチール | カーボン |
タング | ナロータング | ナロータング | ナロータング | ナロータング |
商品リンク | amazon 楽天市場 | amazon 楽天市場 | amazon 楽天市場 | amazon 楽天市場 |
【モーラナイフ】コンパニオンとヘビーデューティーの違いをレビュー。
モーラナイフの人気モデルであるコンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーを筆者がブッシュクラフトや調理をし、機能性や快適性、耐久性、切れ味、使い心地など、完全レビューします。
モーラナイフのコンパニオンシリーズには、刃の素材や刃厚による違いがあるため、大きく分けて4種類があります。
そのためコンパニオンシリーズを購入する際、どれを選べばよいか悩む方もいるはず。その悩みを解決できるように、わかりやすいレビューをしていきます。
とくに人気のモーラナイフのコンパニオンシリーズは、ほかのブログやSNSなどでもレビューが多く、筆者が確認したところ間違った情報が多く発信されていました。
アウトドアナイフは間違った選び方をすると、目的にあわないことになる。またケガをしたり破損したりすることもある。
【モーラナイフ】コンパニオンとヘビーデューティーを完全レビュー。
- ブレード(刃)について、コンパニオンとヘビーデューティーを完全レビュー。
- 【モーラナイフ】コンパニオンシリーズのブレード素材について解説。
- コンパニオンとヘビーデューティーの刃厚、刃の長さを解説。
- コンパニオンとヘビーデューティー、グラインドとタングについて。
- 【モーラナイフ】コンパニオンシリーズのハンドル素材とシース素材を解説。
- 【レビュー】コンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーは、ブッシュクラフトできるのか?
- 【レビュー】コンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーは、調理ができるのか?
下の記事では、最強のフルタングナイフとうたわれるKA-BARのベッカーBK2をレビューしています。バトニングやチョッピングなど、ハードなブッシュクラフトにおすすめ!
ブレード(刃)について、コンパニオンとヘビーデューティーをレビュー。
アウトドアナイフを解説するうえで、ブレード(刃)はいちばん重要なポイントです。ナイフによってブレードの素材や長さ、刃厚などに違いあります。
コンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーのブレードにも素材や刃の長さ、刃厚に違いがあるため、使用目的やキャンプスタイルにあった選択をする必要がある。
とくにソロキャンプではバックパックキャンプやツーリング、ブッシュクラフト、野営、ULキャンプなど、さまざまなキャンプスタイルがあります。
ソロキャンプの目的に合わせてナイフを選ぶことがポイント。目的にあわないナイフほど、不便なことはない。
またソロキャンプでナイフを使用する目的にも調理であったり、ブッシュクラフトやバトニングであったりするなど、ソロキャンパーによって目的は異なります。
これからレビューするにあたり、ナイフを構成するパーツの名称がでてきます。
下にナイフのイラストとパーツ名称の説明があります。覚えるとナイフの知識が身につき、とても楽しいキャンプギアになります。
ブレード | ナイフに使われる、刃の全体の総称になります。 |
エッジ | 物を切るための鋭利な部分。研削した形状をグラインドとよび、さまざまな形状がある。 |
スパイン(背) | ブレードの背にあたる部分のことをいいます。スパインにはエッジがありません。 |
ハンドル(グリップ) | ハンドルやグリップ、柄(つか)とよばれており、ナイフの持ち手部分をいう。ナイフの持ちやすさや使いやすさに関係します。 |
タング | ブレードとハンドルをつなぐ構造のことをいいます。タングにはいくつかの形状があり、強度や安定性、軽量性など、ナイフにおける重要な部分になります。 |
【モーラナイフ】コンパニオンシリーズのブレード素材について解説。
コンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーのブレード素材には、ステンレスとカーボンを採用する2つのランナップがそれぞれあります。
アウトドアナイフのブレードに使われる素材によって切れ味や硬度、耐久性、耐食性、軽量性など、多くの性能にちがいがあります。
またコンパニオンシリーズのブレード素材であるステンレスとカーボンでは、メンテナンスのしやすさも異なる。
後述するが、アウトドアナイフはメンテナンスを必要とするため、素材によってメンテナンスの快適性や難易度に違いもある。
アウトドアナイフは刃がサビたり、チップとよばれる欠けたりすることもあるため、メンテナンスを必要とする。
コンパニオンシリーズのブレード素材について。
- ステンレススチール
- カーボン
下の記事では、バトニングにおすすめの最強フルタングナイフのみを特集しています。またバトニングのくわしい方法と解説もあるので、おすすめ記事となっている。
ステンレススチール
コンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーには、スウェーデン製の高品質ステンレススチールのブレード(刃)を採用されているモデルがあります。
ステンレススチールは、耐久性や耐食性(サビに強い)に優れます。
そのためカーボンスチールと比較すると、ステンレスは水に強く錆びにくい素材のため、とても扱いやすいメリットがあります。
ステンレススチールは比較的やわらかい鋼材のため、チップとよばれる刃こぼれをしやすいことがあります。しかし、やわらかい特徴を生かし研ぎやすいため、初心者にも安心して使える鋼材となる。
ステンレススチールは初心者にも安心して使うことができるため、多くのアウトドアナイフに使われる素材である。
カーボンスチール
コンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーには、カーボンスチールのブレード(刃)を採用されているモデルがあります。
カーボンスチールは硬度が高く、切れ味に優れる素材となる。
またステンレスと比較すると、カーボンスチールは刃の保持力を高く維持できるメリットがあります。とくにブッシュクラフトをする上で、刃の保持力は大切になる。
カーボンスチール製のナイフは、硬度が高く切れ味に優れるため、ブッシュクラフトやバトニングにおすすめの素材です。
ただし、カーボンスチールのデメリットとして水や湿気に弱く、サビやすいことがあげられます。
カーボンスチールを素材とするアウトドアナイフは、ステンレス製のナイフと比較するとメンテナンスの重要度が大事になる。とくに使用後はオイルを塗布したり、乾燥のある保管環境が大切となります。
カーボンスチールは比較的やわらかい素材ですので、刃を研ぎやすくメンテナンスがしやすいことが魅力にあります。こまめにメンテナンスをする方であれば、硬度と切れ味に優れるカーボンスチールはおすすめです。
コンパニオンとヘビーデューティーの刃厚の違いを解説。
モーラナイフのコンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーでは、刃厚の違いがあります。このブレードの刃厚こそが、2つのシリーズの大きな違いであり特徴である。
アウトドアナイフの刃厚が厚くなるほど、耐久性や耐衝撃性に優れる利点があります。ただし、刃厚が厚くなるほど重量が重くなるため、操作性や携行性は下がります。
そのため、アウトドアナイフの刃厚はソロキャンプの目的に関わる重要なポイントとなる。調理やブッシュクラフト、バトニングなど、ソロキャンプの目的にあわせた刃厚を選択することが大切です。
アウトドアナイフの刃厚は、ソロキャンプの目的に関わる重要ポイント。
コンパニオンシリーズの刃厚について。
- コンパニオン
- コンパニオン ヘビーデューティー
コンパニオンの刃厚について。
コンパニオンのブレード素材には、ステンレスとカーボンがあることは先述しました。コンパニオンは素材によって刃厚のちがいがあります。
コンパニオンのブレード素材がステンレススチールの場合、刃厚は約2.5㎜になります。
またコンパニオンのブレード素材がカーボンスチールの場合は、約2.0㎜となります。
コンパニオンMGカーボンのブレードの方が、ステンレス素材よりも刃厚が約0.5㎜薄い。
コンパニオンの刃厚はステンレス約2.5㎜、カーボンは約2.0㎜となっているので、用途としては調理やブッシュクラフト、ハンティング、フィッシングがおすすめとなる。
ただし、ブッシュクラフトといってもバトニングはおすすめできません。フェザースティックやブレードに負担の掛からないクラフトが中心となる。
バトニングがおすすめできない理由は、のちほどレビューしながら解説します。
コンパニオン ヘビーデューティーの刃厚について。
コンパニオン ヘビーデューティーのブレード素材には、ステンレスとカーボンがあることは先述しました。ヘビーデューティーの刃厚はどちらも約3.2㎜となっています。
コンパニオン ヘビーデューティーの刃厚は約3.2㎜となっており、コンパニオンのステンレスブレードと比較すると約0.7㎜厚いことになる。
そのため、コンパニオン ヘビーデューティーの用途としては調理やブッシュクラフト、ハンティング、フィッシングがおすすめとなる。
またコンパニオン ヘビーデューティーは刃厚も約3.2㎜と厚いため、バトニングしたときの耐久性や安定性にも優れます。
本格的なブッシュクラフトやバトニングを目的とするのであれば、コンパニオン ヘビーデューティーがおすすめとなる。
のちほど、筆者が実際にコンパニオン ヘビーデューティーを使い、ブッシュクラフトやバトニングをレビューします。
コンパニオンとヘビーデューティー、刃の長さについて。
コンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーの刃の長さは、どちらも約104㎜と同じになります。ちなみにブレード素材が、ステンレスとカーボンであっても同じく約104㎜となる。
一般的にアウトドア用ナイフの刃の長さは、およそ70㎜~140㎜ほどがオススメとなります。
ブレード(刃)の長さによって操作性や収納性、携行性、重要などにちがいがあります。コンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーの刃の長さは約104㎜となるため、ちょうど中間あたりの長さになる。
ブレードの長さのメリット・デメリットを鑑みても、コンパニオンシリーズのブレードの長さは約104㎜と操作性や耐久性、携行性、収納性など、バランスの良いブレードとなっている。
コンパニオンシリーズの刃の長さは、初心者にも扱いやすい。操作性に優れ、バランスも良い。
ブレードが短いほど操作性や収納性、携行性に優れるメリットがあります。とくに調理したり細かいブッシュクラフトをしたりするときは短いブレードの方が向いています。
ただし、ブレードが短いとバトニングやパワーを必要とするブッシュクラフトでは不向きな面もある。上の画像のように、太くて硬い広葉樹では、ナイフの長さが足りずバトニングできないことがある。
ブレードよりも長い薪をバトニングすると、刃がチップしたり折れたり、ケガをしたりする原因になる。
下の記事では、ソロキャンプに超便利なキャンプ道具である、アウトドア用ノコギリを特集しています。コンパクトで軽量なノコギリは、まさにソロキャンプ向け。
コンパニオンとヘビーデューティーのグラインドついて。
コンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーは、北欧の伝統的な刃の断面形状である「スカンジグラインド」を採用しています。
スカンジグラインドとは、ブレードの1/2~1/3あたりから、先端に向かって研削した形状のことをいいます。
またスウェーデンとノルウェー、デンマークの北欧3ヶ国をスカンジナビア地方とよび、スカンジグラインドはこれらの地方で発展したことから、その名がつけられたといわれている。
スカンジグラインドはブレードの厚みを維持しつつ、フラットなシングルベベルによる切れ味の良さが魅力にあります。
そのため、耐久性と切れ味を生かしたスカンジグラインドは調理やブッシュクラフト、バトニング、ロープの切断など、すべてのキャンプシーンで活躍できる。
ただし、アウトドアナイフは使用を重ねると、切れ味が落ちたり刃が欠けたりすることがあります。
スカンジグラインドは砥石をつかって研ぐときも、シングルベベルとなっているため比較的に簡単なことがメリットにあります。
スカンジグラインドはベベルの形状が平面のため、砥石をつかって研ぎやすいことから、初心者にもおすすめです。
下の記事では、ナイフとあわせて使うことでソロキャンプの利便性と快適性を向上できる、手斧(ハチェット)を特集しています。
コンパニオンとヘビーデューティーのタングの違いを解説。
モーラナイフのコンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーは、ナロータングとなっています。
ナロータングとは、ブレードの幅よりもハンドル内の鋼材が狭い形状のことをいいます。またナロータングは別名「マウステールタング」ともよばれており、形状が”ねずみのしっぽ”に似ていることから由来されている。
一般的にナロータングは耐久性や耐衝撃性よりも、操作性や軽量性、携行性を重視したタング構造となる。
コンパニオンは刃厚も薄く、ナロータングを採用していることから、調理や軽いブッシュクラフトにおすすめです。
上の画像は、モーラナイフのコンパニオンのタング構造になります。
画像を見ればわかるとおりナロータングは、ハンドル内の鋼材が薄く細いため、アウトドア調理やフェザースティックなど、ブレードに負担の小さいブッシュクラフトにおすすめです。
ただし、先述したとおりモーラナイフのコンパニオンには、刃厚3.2㎜であるヘビーデューティーをラインナップしている。
ソロキャンプでバトニングをしたり強度の高いブッシュクラフトをしたりするのであれば、コンパニオン ヘビーデューティーがおすすめです。
【モーラナイフ】コンパニオンシリーズのハンドル素材を解説。
モーラナイフのコンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーは、ラバーハンドルを採用しています。
コンパニオンシリーズのラバーハンドルは人間工学にもとづいて設計されているため、手が小さめの方にも握りやすい形状となっています。
またコンパニオンシリーズのラバーハンドルは、高いグリップ力で効率よく力をブレードに伝達することができるので、抜群の操作性と快適性を実現しています。
ラバーハンドルは厚手のグローブや耐熱グローブで握ることで、さらに力強いグリップ性能を発揮する。
コンパニオンシリーズのハンドルには、フィンガーガードやヒルトとよばれるブレードとハンドルのあいだに突起状の安全機能を備える。
フィンガーガードがあることで、ブッシュクラフトや調理をしているときに手が滑ってしまっても、指や手のケガを防ぐことができる。
そのためコンパニオンシリーズのラバーハンドルは高いグリップ性能に加え、操作性や快適性、安全性などを完備し、初心者にも安心して使うことができます。
ナイフを含め手斧や鉈、ノコギリを使用するときは厚手のグローブや耐熱グローブをすることで、ケガをするリスクを軽減できる。
下の記事では、焚き火や刃物を扱うときに便利な耐熱グローブを特集しています。耐熱グローブは焚き火や、ブッシュクラフトの利便性と安全性を向上できるおすすめのキャンプギア。
【モーラナイフ】コンパニオンシリーズのシースを解説。
シースとは、さやのことを指します。またシース(さや)を付属するナイフを総称して、シースナイフという。コンパニオンシリーズには、プラスチック製のシースを付属する。
一般的にアウトドアナイフにはシースナイフとフォールディングナイフ、マルチツールナイフがあります。
フォールディングナイフとマルチツールナイフは、基本的にフォールディングタイプ(折りたたみ式)を採用しているため、刃が剝き出しになることはありません。
ただし、シースナイフは他のナイフと異なり、折りたたむことができない形状のため、ブレードが剝き出しのままとなる。
ブレードが剥き出しの状態だとケガをしたり、持ち運びや収納に困ってしまう。
そこで、必要となるのがシース(さや)となる。
モーラナイフのコンパニオンシリーズには、プラスチック製のシースを付属します。またシースにはベルトクリップを備えているため、ベルトやバックパックに装着することができる。
昔のお侍さんも、日本刀を鞘(さや)に入れてましたよね。鞘(さや)があることで、利便性や携行性、収納性を向上できる。
下の記事では、ソロキャンプ向けのバックパックを特集しています。人気のミリタリーバッグからULバックパックまで、完全攻略の記事となる。
【レビュー】コンパニオンとヘビーデューティーは、ブッシュクラフトできるのか?
ブッシュクラフトとは、山や森など自然環境における「生活の知恵」の総称のことをいい、自然のなかで生きていくための技術や行動、知識を指します。
ここまでコンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーについて、スペックを比較してきました。
つぎは実際にモーラナイフのコンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーを使って、ブッシュクラフトの基本であるバトニングとフェザースティックをします。
アウトドアナイフは実戦で試してこそ、本当の性能がわかる。忖度のないレビューをします。
バトニング
バトニングとはナイフや鉈など、刃物と薪を使って対象の薪を割る技術のことをいいます。バトニングは、大きすぎて火がつきにくい薪を小さくすることができるので、焚き火をするときに便利な技術となる。
モーラナイフのコンパニオンシリーズでバトニングをするのであれば、スペックでも解説してきたとおりコンパニオン ヘビーデューティーがおすすめです。
コンパニオン ヘビーデューティーの刃厚は約3.2㎜と厚く、耐久性や耐衝撃性に優れる仕様となっている。
バトニングには広葉樹の硬い薪をつかいます。
それでは、コンパニオン ヘビーデューティーのステンレス刃を使って、バトニングをレビューします。
筆者はフルタング以外でのバトニングが初めてだったのですが、まったくもって違和感なくバトニングできます。正直な話ですが、ラバーハンドルが衝撃を吸収してくれるので、木製のハンドルよりも快適なバトニングができます。
コンパニオンシリーズのナイフはスカンジグラインドを採用しているため、薪に刃が食い込んでしまえば簡単に割ることができる。またブレードも高品質のステンレスを使用しているので、薪でブレードを叩いたときの安定感と安心感があります。
コンパニオン ヘビーデューティーでのバトニングは、まったく問題ないの一言。
コンパニオンMGカーボンでのバトニングをレビュー。
筆者はフルタング構造以外でのバトニングに対し推進派ではなかったのですが、コンパニオン ヘビーデューティーでのバトニングは問題ないことがわかりました。
つぎに、刃厚の薄いコンパニオンをつかってバトニングを試していきたいと思います。使用するナイフはコンパニオンMGカーボン。刃厚は約2.0㎜となっています。
ほかのブログや口コミには、コンパニオンでもバトニングができると書かれているのを見たことがありますが、実際に試してみたいと思います。
コンパニオンは刃厚が薄いので、上からしっかりと叩かないと、刃が入っていかず、またブレードも薪に弾かれる感覚があります。ナイフから伝わる衝撃も、ヘビーデューティーより手に伝わります。
しっかりとバトニングすることで、なんとかブレードが薪に食い込みました。しかし、刃厚が薄いので、ヘビーデューティーと比較すると、薪を割るパワーや安定感、安心感に欠けることがある。
なんとかコンパニオンでも、硬い広葉樹の薪を割ることができました。ちなみにヘビーデューティーよりも力を入れて、さらに8回ほど多く、薪をバトニングしました。
コンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーを、それぞれバトニングすることで違いを知ることができました。
ここからは筆者の個人的な意見になりますが、やはり刃厚の薄いコンパニオンでのバトニングはおすすめしません。とくにコンパニオンは、初心者の方に人気のモデルでもあります。
理由として、刃厚の薄いコンパニオンをつかうことで、バトニングの難易度が上がってしまうことになる。
今回は硬い広葉樹の薪をつかいましたが、コンパニオンの薄いブレードが薪に食い込むまでの難易度が高く、ソロキャンプ初心者には難しいバトニングになってしまう。
またコンパニオンは刃厚が薄いので、バトニングしたときの安定感や耐久性、快適性、信頼性、安全性もヘビーデューティーより劣りました。
バトニングはそんなに難しいブッシュクラフトではない。薄いブレードをつかって難易度を上げてしまっては、本末転倒です。
筆者も初めて刃厚の異なるナイフでバトニングをすることで理解度を深めましたが、バトニングを目的としてナイフを選ぶのであれば、やはり刃厚の厚いナイフをおすすめします。
モーラナイフにはコンパニオン ヘビーデューティーやブッシュクラフト エキスパートがあり、さらにフルタング構造のガーバーグがあります。
モーラナイフは目的に合わせてナイフを選択できるように、適格なラインナップがあります。
ソロキャンプの目的に合わせてナイフを選ぶことの大切さを、改めて実感しました。
下の記事では、ブッシュクラフトに最強の鉈(ナタ)を特集しています。鉈は調理からバトニング、ブッシュクラフトまで可能な最強のキャンプギア。
フェザースティック
フェザースティックとはナイフや手斧、鉈を使用し小枝や薪を薄く削る技術のことをいいます。また出来上がったフェザースティックの見た目が、鳥の羽毛に似ていることから、その名がつけられたと言われる。
モーラナイフのコンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーは刃厚の違いがありますが、どちらもフェザースティックをクラフトできるスペックを誇る。
では実際に筆者の持っているコンパニオンMGカーボンとコンパニオン ヘビーデューティーステンレス刃をつかってフェザースティックをクラフトします。
フェザースティックは焚き火をするときに便利な技術。ナイフの練習にもなるので、とてもおすすめです。
バトニングで割った広葉樹をつかって、フェザースティックをクラフトします。実際のソロキャンプにも役に立つ工程です。
コンパニオン ヘビーデューティーでのフェザースティックですが、硬い広葉樹にもスッと刃が入り、快適なフェザーを削れます。
できあがったフェザースティックは、薄く統一されたフェザーとなっている。焚き火の焚き付けに、ちょうどいい仕上がりとなる。
コンパニオン ヘビーデューティーの約3.2㎜の刃厚は、切れ味抜群で快適なフェザースティックを楽しめる。バトニングも快適なので、まさにブッシュクラフト向きのナイフとなる。
つぎに刃厚の薄い、コンパニオンMGカーボンをつかってフェザースティックをクラフトします。
コンパニオンMGカーボンでのフェザースティックは、カーボンブレードが硬い広葉樹にもサクッと刃が入り、スムーズで快適なフェザーを削れます。
できあがったフェザースティックは薄く統一のある仕上がり。刃厚が薄いので、ヘビーデューティーのフェザースティックより羽根が薄いのがわかる。
コンパニオンMGカーボンでのフェザースティックは、ステンレスよりも硬いカーボンブレードによって、簡単にクラフトができる。薄いブレードの方が操作性に優れるため、フェザースティックを作るには最適なナイフとなる。
下の記事では、ソロキャンプのタープ泊におすすめの”DDタープ”を特集しています。DDタープの選び方や張り方まで、完全攻略となっています。。
【レビュー】コンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーは、調理ができるのか?
モーラナイフのコンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーをつかい、調理での快適性や機能性、利便性をレビューしたいと思います。
ソロキャンプでナイフを使うのであれば、調理ができることもナイフを選ぶ上での基準になります。
それでは実際に、刃厚やブレード素材の異なるコンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーをつかい、食材をカットしていきます。
はじめに刃厚約2.0㎜と薄い、コンパニオンMGカーボンからレビューします。
コンパニオンMGカーボンで、やわらかいミニトマトをカットします。刃厚が薄く切れ味も良く、スッと刃が入ります。
やわらかいミニトマトを簡単にカットできました。コンパニオンでの調理は、まるで家庭用の包丁のような使い心地です。
つぎに、生の硬いニンジンをカットしていきます。こちらもサクサクと、快適な切り心地でニンジンを切れます。
コンパニオンMGカーボンでの調理は、やわらかいミニトマトも硬いニンジンでも、快適な調理ができました。
つぎに刃厚約3.2㎜のコンパニオン ヘビーデューティーをつかい、先ほどと同じ食材をカットしていきます。
コンパニオン ヘビーデューティーで、やわらかいミニトマトをカットします。ステンレス刃は、ミニトマトにスッと入りカットできます。
ただし、刃厚が厚いためカットしたミニトマトの断面すこし潰れてしまう。グラインドの形状によって断面が変わるが、刃厚の厚いスカンジグラインドでの調理はイマイチ。
つぎに、生の硬いニンジンをコンパニオン ヘビーデューティーでカットしていきます。先ほどのミニトマト同様に刃はスッと入っていきます。
しかし、刃厚が厚いためどうしても切り口が動き、仕上がりの不規則カットになってしまう。
コンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーで調理をした結果ですが、予想通り刃厚の薄いコンパニオンの方が調理に向いていました。
コンパニオンとヘビーデューティーのどちらも調理はできますが、快適性と食材の仕上がりでは、刃厚の薄いコンパニオンがおすすめです。
【モーラナイフ】コンパニオンシリーズのメリット・デメリットを解説。
モーラナイフのコンパニオンシリーズについて、スペックの紹介やレビューをしてきました。最後にコンパニオンシリーズのメリット・デメリットを紹介するので、購入する際の参考にしてください。
モーラナイフの人気シリーズであるコンパニオンとヘビーデューティーのいちばんメリットにあるのが、コスパに優れた販売価格になっています。
またコンパニオンシリーズは、Amazonの実売価格2.000円台で購入できるという驚きの価格となっています。
そのため、コスパに優れたモーラナイフのコンパニオンシリーズは、初めてのアウトドアナイフにおすすめです。これは価格だけでなく、品質や性能も含めた総合のうえでおすすめとなる。
モーラナイフのコンパニオンシリーズは高品質で高機能を実装しているのに、Amazonの実売価格2000円台と驚きのコスパになる。
モーラナイフのコンパニオンシリーズには、刃厚のことなるコンパニオンとヘビーデューティーを展開しているので、キャンプスタイルや目的にあわせた選択をすることができる。
またブレードの素材にもステンレススチールとカーボンスチールの展開があるので、スペックや使い心地にあわせた選択ができます。
さらにコンパニオンシリーズは、ブレードに北欧の伝統的スタイルであるスカンジグラインドを採用したり、ラバーハンドルを採用したりするなど、どのナイフを選ぶにしろ使い心地は抜群となっている。
スペックで紹介したとおり、モーラナイフのコンパニオンシリーズは2種類ある。またステンレスとカーボンのブレードを展開する。
※2024年3月12日のモーラナイフジャパンを参考に掲載しているため、商品内容は変更することがあります。
モーラナイフのコンパニオンシリーズは豊富なカラーバリエーションを展開しているので、キャンプスタイルや好みに合わせた選択ができるメリットがある。
1つのナイフシリーズで、これだけのカラー展開をしているブランドは、モーラナイフだけではないだろうか。
モーラナイフのコンパニオンシリーズのデメリットを伝えるとするならば、バトニングをしたときの安定感や快適性、耐衝撃性などは、フルタングナイフと比較すると下がることがあげられる。
とくにコンパニオンのステンレスとカーボンを採用したブレードは、刃厚2.0㎜と2.5㎜になっているため、ヘビーデューティーよりもバトニング性能は顕著に下がる。
モーラナイフから発売されているガーバーグシリーズは、フルタング構造となる。バトニングをするのであれば、フルタングがおすすめ。
またコンパニオンとコンパニオン ヘビーデューティーには、それぞれカーボンスチールのブレードの展開があります。とくにカーボンスチールはステンレスと比較すると水や湿気に弱く、錆(さ)びやすいデメリットがあります。
そのため、カーボンスチールのブレードを使用するかたは錆びに注意しながら、日頃からメンテナンスを必要とします。ただし、ステンレスが錆びないわけではないので、ご注意ください。
ステンレスブレードもメンテナンスを怠るとサビます。また刃が欠けたり、切れ味が落ちたりしますので、刃を研ぐ必要があります。
メリット | デメリット |
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コスパに優れる価格である。 モーラナイフは、高品質で高機能。 アウトドアの目的にあわせてナイフを選択することができる。 ナイフの種類や豊富なカラーバリエーションが魅力。 | バトニングには、フルタングナイフをおすすめ。 カーボンブレードは錆びやすいので、防錆加工を施したりメンテナンスを必要とする。 |
モーラナイフの研ぎ方を解説。
モーラナイフのコンパニオンシリーズを使用していると、刃が欠けたりサビたりすることがあります。そんなときに必要になるのが、刃を研ぐことです。
アウトドアでは調理をしたり、ブッシュクラフトをしたりするなど、ナイフを使用する機会が多い。
そのため、モーラナイフを使用しているとナイフの刃が欠けたり、切れ味が落ちたりすることがあります。
また、モーラナイフのコンパニオンとヘビーデューティーでは、ブレードの素材にステンレスとカーボンの違いがあります。
先述してきたとおり、ステンレスとカーボンを比較するとカーボンの方が錆びやすいことがあげられます。
ナイフを研いだり、錆止めをしたりするなど、メンテナンスはとても大事です。
モーラナイフのコンパニオンとヘビーデューティーは、スカンジグラインドを採用しています。
そのため、モーラナイフの刃を研ぐときにはスカンジグラインドのベベルに合わせた研ぎ方を行う必要があります。
下の記事では、アウトドアナイフ全般の研ぎ方をイラストと写真をつかい、どこよりもわかりやすく解説しています。
モーラナイフの研ぎ方を悩んでいる方は、下の記事を参考にナイフを研いでみてはいかがでしょうか。
ソロキャンプにナイフを持っていくと、銃刀法違反になるのか?
銃刀法とは、銃砲刀剣類所持等取締法のことを指し、銃砲や刀剣類を正当な理由なく所持することを禁止する法律のことをいいます。
銃刀法では、刃渡り6㎝以上の刃物を所持することは禁止されています。また銃刀法違反になった場合は、刑事罰(2年以下の懲役・または30万円以下の罰金)になる。
気をつけていただきたいのですが、刃渡り6㎝以下の刃物を所持していた場合でも、軽犯罪法違反になることがあります。
では、ソロキャンプやブッシュクラフトをするときに、ナイフや斧、鉈を持っていくけど、これは犯罪にならないのか気になりますよね。
結論から言うと、キャンプやブッシュクラフトは、銃刀法違反にはなりません!キャンプやアウトドアという”正当な理由”があるからです。
キャンプ以外にも、釣りや登山、ツーリング、山菜取りなど、正当な理由があれば刃物を携帯することができます。
ただし、次の項で解説しますが刃物を持ち運ぶときには注意点があります。銃刀法違反にならないように、ぜひ覚えましょう。
ソロキャンプへ行くときの、刃物の正しい持ち運びかたを解説。
ソロキャンプやブッシュクラフトに行くときには、車やバイク、自転車、徒歩など、さまざな移動手段があります。ナイフや斧、鉈を持ちはこぶ際は保管方法が大切になる。
まず、持ち運びでいちばん気をつけないといけないポイントは『刃をむき出しで携帯しない』こと。
銃刀法や軽犯罪法では”いつでも使用できる状態で身の回りにある場合”。この場合には、刃物を携帯とみなされず法律に違反することになります。
ナイフや斧、鉈の刃がむき出しの状態は、犯罪になるということ。必ずケースやシース、カバーで刃が出ないようにしましょう。
ナイフや斧、鉈を持ちはこぶときは、車やバイクの場合はツールケースや調理器具と一緒に収納しましょう。
徒歩や電車など公共交通機関を利用したりするときは、バックパックの中でケースにいれたり調理器具と一緒に収納することをおすすめします。
刃物をすぐに取り出せない状態を作ることが大事。ソロキャンプやブッシュクラフトに行くことが正当な理由なので。
ソロキャンプ後の車に、刃物を積みっぱなしにすると銃刀法違反になることも…。
ソロキャンプやブッシュクラフトは体力を使いますよね。さらに、帰り道が渋滞して家に着いたのが夜22時、なんてこともよくあります。
とりあえず、後片付けは明日以降に持ち越して寝よう。ついつい、やってしまいますよね。
ただし、ここで気をつけていただきたいことが、ナイフや斧など、刃物を車に積みっぱなしで出かけることはアウトです。
自宅の敷地内であれば問題ありませんが、うっかりキャンプ道具の後片付けをせずに車に積んだまま、出かけてしまうと銃刀法違反になります。
なぜなら、キャンプやブッシュクラフトという正当な理由がないからです。うっかり出かけてしまいましたは、理由になりません。
ソロキャンプやブッシュクラフトで疲れる気持ちは痛いほどわかります。が、帰宅後は刃物と火器類は片づけるようにしましょう。
夏場の車の中は、50℃以上になります。ガスボンベやOD缶など、車のなかで爆発する事故が増えていますので、火器類もしっかりと片付けましょう。
まとめ
今回のゼロイチキャンプは、モーラナイフの人気モデル「コンパニオン」と「コンパニオン ヘビーデューティー」を比較し、レビューしました。
コンパニオンとヘビーデューティーは、ブレードの刃厚に違いがあるため、ソロキャンプの目的に合わせた選択をする必要があります。
また2つのモデルには、ステンレスとカーボンブレードの素材がそれぞれあります。ブレードの素材によって操作性や耐久性、耐食性、携行性など、多くの性能に違いがある。
調理を目的とするならば、コンパニオンがおすすめ。バトニングやブッシュクラフトを目的とするならば、コンパニオン ヘビーデューティーがおすすめ。
ぜひ、この記事を参考に人気ナイフであるコンパニオンシリーズを使ってみてほしい。
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筆者自らGoProをつかって、ソロキャンプのリアルな映像を撮影しています。ぜひYouTubeも楽しんでください。
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