NCAJキャンプインストラクター/日本ブッシュクラフト協会 認定ブッシュクラフター/防災士など、アウトドアと防災の専門資格をもつ ゼロイチキャンプです。この記事は、筆者が監修し執筆まですべて行っています。
キャンプやアウトドア向けの寝袋・シュラフには夏用と3シーズン用、冬用と3つのカテゴリーに分けられています。
今回のテーマである『3シーズン用の寝袋』は、春から夏、秋にかけて使用できる利便性の高い寝袋・シュラフです。
そのため、キャンプシーズンを鑑みても3シーズン用の寝袋は、必須のキャンプギアといえるのではないでしょうか。
とくに、これからソロキャンプをする方であれば、初めての寝袋には3シーズン用はおすすめです。

3シーズン用の寝袋は機能的で保温性や快適性など、利便性抜群の寝袋です。初めての寝袋には、3シーズン用がおすすめ!


3シーズン用の寝袋には、封筒型やマミー型とよばれる代表的な形状があります。
また、寝袋の保温性を決める中綿の素材には、化繊やダウンがあります。
さらに、寝袋やシュラフを選ぶときには快適使用温度と限界使用温度といわれる、寝袋を使用する際の目安となる気温の指標があります。



3シーズン用の寝袋はとても利便性に高いキャンプ用品ですが、選ぶときにはいくつかの大切なポイントがあります。
寝袋・シュラフは適当に選んでしまうと、キャンプスタイルや移動手段、気温に合わず、かえって利便性を損なうことに繫がってしまいます。
ただし、寝袋・シュラフはポイントさえ押さえれば、キャンプやアウトドアに失敗しない寝袋を選ぶことができます。キャンプインストラクターである筆者が、わかりやすい解説をしますので、ぜひ参考にしてください。。
この記事を読んでわかること、役立つ情報とは。
- 3シーズン用の寝袋をキャンプインストラクターが解説。
- コスパに優れる、最新の3シーズン用の寝袋・シュラフを紹介。
- 快適使用温度と限界使用温度について、わかりやすく解説します。
- ソロキャンプで失敗しない、寝袋を選ぶことができる。
下の記事では、寝袋・シュラフと合わせて使用する、ソロ用キャンプマットを特集しています。キャンプマットと合わせてつかうことで、さらに快適な寝心地を実現します。


【おすすめ】3シーズン用の寝袋・シュラフとは。


3シーズン用の寝袋とは春から夏、秋にかけて使用できるものをいいます。冬用の寝袋や夏用の寝袋と比較すると、3シーズン用の寝袋は汎用性が高い特徴があります。
先に述べたように、キャンプやアウトドアで使用する寝袋・シュラフは、一般的に夏用・3シーズン用・冬用など、季節ごとに分けられています。
3シーズン用の寝袋・シュラフは、肌寒い春先や秋など、気温の低い季節に使用したり、真夏にはかけ布団ように涼しく使用できたりするなど、とても汎用性と快適性に優れています。



夏用の寝袋は、素材に化繊が使われることが多く、封筒型とよばれる形状が一般的です。下の記事では、夏用の寝袋を特集しています。
下の記事では、ソロキャンプ向けの夏用の寝袋・シュラフを特集しています。コスパに優れた夏用の寝袋は、まさにサマーシーズンにおすすめ。
【おすすめ】3シーズン用寝袋の失敗しない選び方を解説。


3シーズン用の寝袋を選ぶときには形状や素材、サイズ、適温気温など、いくつかの大切なポイントがあります。
一般的に寝袋・シュラフの形状には、封筒型やマミー型とよばれる代表的なものがあります。
また、寝袋・シュラフの保温性に大事である、中綿の素材には化繊とダウンが使われています。
寝袋・シュラフの形状と中綿の素材によって保温性や快適性、耐水性、耐久性、携行性など、多くの性能に違いがあります。



封筒型とマミー型の寝袋では、暖かさや寝心地などに関係する、快適性も違います。


とくに、ソロキャンプではバックパックキャンプやツーリング、ブッシュクラフト、野営、ULキャンプなど、幅広いキャンプスタイルがあります。
また、移動手段もキャンプスタイルによって異なるため、寝袋・シュラフを選ぶときには、中綿の素材や重量も大切です。



ソロキャンプはファミリーキャンプと異なり、多くのキャンプスタイルと移動手段があります。



寝袋の形状と中綿の素材、サイズについては、下の記事で完全解説しています。寝袋のバイブル的ですので、こちらもチェックしてください。
下の記事では寝袋・シュラフについて、どこよりもくわしく解説しています。封筒型やマミー型の寝袋、化繊とダウンの違い、寝袋のサイズ感など、基本知識をプロ解説しています。
【3シーズン用寝袋】快適使用温度、限界使用温度について解説。


寝袋・シュラフには”快適使用温度”と”限界使用温度”とよばれる、寝袋を使用する際に目安となる、温度の指標があります。
一般的に3シーズン用の寝袋の快適使用温度は、0℃~10℃となります。
ただし、ブランドや製品によって快適使用温度は異なるため、あくまで目安として考えましょう。
また、寝袋・シュラフを購入するときは”快適使用温度”を目安にすることがポイントです。
限界使用温度は、その寝袋・シュラフの限界に使用できる温度目安のことを指します。
キャンプやアウトドアを行う現地の気温にあわせて、快適使用温度を目安に寝袋を選ぶと失敗を防ぐことができます。



筆者も登山を始めた頃、限界使用温度に合わせて寝袋を購入し、寒くて一睡もできなかった苦い経験があります。笑
- 快適使用温度とは「この温度域までなら暖かく眠れる」という目安です。
- 限界使用温度とは「寒さを感じることはあるが、工夫次第でこの温度域まで使用可能」という目安のことを指します。
3シーズン用の寝袋を選ぶときは『記載されている温度ー5℃』がおすすめ。


ソロキャンプ向け3シーズン用の寝袋を購入するときは、記載されている温度域(快適使用温度)よりも、マイナス5℃を選ぶことがおすすめです。
3シーズンといっても、春先や秋のキャンプ場は朝晩は冷えこみます。
日中は暖かくて陽気な気候であっても、日が暮れると急に気温が下がり、寒さを感じることがあります。
キャンプやアウトドアは自宅の暖かいベッドとは異なり、自然のなかで寝なければなりません。
さらに、睡眠中はテントの隙間から入ってくる風で寒さを感じたり、地面の冷気に体温を奪われたりします。
そこで、寝袋・シュラフ選びで大事になるのが、先ほど解説した”快適使用温度”になります。


3シーズン用の寝袋・シュラフを選ぶときには、目的のキャンプ地の最低気温よりも『-5℃』を目安とした、快適使用温度を選んでみてはいかがでしょうか。
例えば、目的地のキャンプ場の最低気温が5℃の予想であれば、寝袋・シュラフの快適使用温度は0℃を選びます。
人によって体感温度であったり、寒さの感じ方には個人差があったりしますが、暖かい寝袋で損をすることはありません。



暑いときには衣服を脱いだり、寝袋のジッパーを開けたりして温度調整ができます。
下の記事では、軽量でコンパクトなソロテントを特集しています。ツーリングやバックパックキャンプ、ULキャンプなどアウトドアにおすすめ。
【封筒型】3シーズン用の寝袋・シュラフを紹介。
Vastland/ヴァストランド 【封筒型クッションシュラフ】
■封筒型


出典:Amazon
最強のコスパ価格は、まさにソロキャンプにおすすめ!
幅広80㎝で寝返りも自由で快適な寝心地。
中綿に化繊綿を使用し、洗濯機で丸洗いもできる。
Vastland(ヴァストランド)の封筒型クッションシュラフは、中綿にやわらかい化繊綿を使用した3シーズン対応の封筒型寝袋です。
Vastland(ヴァストランド)の封筒型クッションシュラフの展開サイズは、幅80cm×奥行190cm(本体重量約2㎏)となります。
ヴァストランドの封筒型クッションシュラフの中綿には、やわらかい化繊綿を採用しています。
寝袋の生地はポリエステルをベースとして、裏生地にはウォッシャブル加工を施しています。そのため、コットンのような肌さわりを実現し、快適な寝心地をサポートしてくれます。



Vastlandの封筒型クッションシュラフは快適性や通気性、保温性に優れる寝心地となっています。


出典:Amazon
Vastlandの封筒型クッションシュラフの快適使用温度は、6℃(下限温度1℃)となっています。
また、封筒型クッションシュラフは国際規格(ISO23537)で保温力を確認しているため、とても信頼と安心ができる指標となります。



封筒型の寝袋でありながら、快適使用温度が6℃はとても暖かい。寝袋の長さもあるので、リラックスして寝ることができます。
Vastlandの封筒型クッションシュラフは、選べる3色のカラーバリエーションがあります。


BUNDOK/ バンドック 【封筒型シュラフ】
■封筒型


出典:Amazon
【コスパ最強】中綿600gで保温性アップ。
耐久性や耐水性、速乾性に優れる化繊タイプ。
ソロキャンプに最適な、3シーズン封筒型シュラフ。
BUNDOK / バンドックは、株式会社カワセ(新潟県三条市)が展開するアウトドアブランドです。とくに、ソロキャンプ向けのキャンプ用品は機能性や品質、コスパに優れるため、絶大な人気があります。
BUNDOK(バンドック)の封筒型シュラフの使用サイズは、約190㎝×80㎝(重量約1.25㎏)です。
バンドックの封筒型シュラフの中綿素材には耐久性や耐水性、速乾性、保温性に優れる”ポリエステル”を、約600g充填しています。
そのため、適応温度目安は約10℃~となっており、3シーズンに最適な仕様となります。



封筒型シュラフはコスパにうれしい価格設定になっていることも、メリットにあります。


出典:Amazon
バンドックの封筒型シュラフにはダブルフェイスジッパーやダブルジッパー、温度調節、同一モデルでの連結など、機能性も充実しています。
封筒型シュラフの中綿には化繊を使用しているので、コインランドリーの洗濯機で丸洗いできることも嬉しいポイント。


出典:Amazon
バンドックの封筒型シュラフには、携行性や収納性に便利なコンプレッションバッグを付属します。
コンプレッションバッグは寝袋をコンパクトに収納できるため、荷物スペースを有効に利用できます。
WAQ/ワック 【DD SLEEPINGBAG】
■封筒型


出典:Amazon
コスパと機能性に優れるWAQの封筒型シュラフ。
快適使用温度は0℃と保温性抜群です。
季節によって使い分けができる2WAY仕様。
WAQ(ワック)のDD SLEEPINGBAGは、上下を切り離せる2WAY仕様です。春や秋の肌寒い季節には保温性を備え、夏場は涼しく快適な寝袋として便利です。
WAQ(ワック)のDD SLEEPINGBAGの使用サイズは、約195㎝(+30cm)×85cm(総重量約2.2㎏)となります。
DD SLEEPINGBAGの中綿には、約300g/㎡のダウンポリエステルを採用しています。
そのため、抜群の保温力と柔らかさを兼ね備えたシュラフは、快適使用温度0℃(限界使用温度ー5℃)を誇り、3シーズンのソロキャンプに最適な仕様です。



WAQのDD SLEEPINGBAGは、機能性と抜群の保温力を備えています。さらに、驚くほどのコスパ価格となっています。


出典:Amazon
WAQのDD SLEEPINGBAGは左右どちらからでもジッパーを開くことができる、DD(ダブルドア)タイプを採用しています。
ワイド幅も85㎝とゆったりと寝れる、サイズ感となっています。


出典:Amazon
WAQのDD SLEEPINGBAGは上下を切り離し、お布団スタイルとしても使うことができます。
2WAY仕様は春先の肌寒い季節から、真夏の暑いシーズンまで、気温に合わせて快適にキャンプを楽しめます。
Coleman/コールマン 【パフォーマーⅢ/C5】
■封筒型


出典:Amazon
【快適温度5℃】保温性抜群の封筒型シュラフ。
洗濯機で丸洗いができるので、いつでも清潔をキープ。
コスパに優れソロキャンプやツーリングにおすすめです。
Coleman(コールマン)の封筒型寝袋パフォーマーⅢ/C5は、耐久性や保温性、機能性に優れる特徴があります。さらに、コスパに嬉しい価格もメリットにあげられます。
Coleman(コールマン)のパフォーマーⅢ/C5の使用サイズは、約190㎝×80cm(総重量約1.4㎏)となります。
コールマンのパフォーマーⅢ/C5の生地と中綿素材には耐久性や耐水性、保温性に優れたポリエステルが使われています。
そのため、保温力と快適性を兼ね備えた寝袋の快適温度は、5℃以上となっています。
まさに、3シーズンのソロキャンプに最適な仕様です。



コールマンのパフォーマーⅢ/C5はコスパによく、保温性や快適性、機能性を備える封筒型の寝袋です。
ロゴス 【丸洗いやわらか あったかシュラフ・2】
■封筒型


出典:ロゴス
やわらかく、暖かく、気持ちがいいと評判のシュラフ。
丸洗いができるため、いつでもキレイで清潔。
ソロキャンプやツーリングにぴったりな封筒型のあったか寝袋。
ロゴスの封筒型寝袋「丸洗いやわらか あったかシュラフ・2」は、適正温度目安が2度になっているため、3シーズンに最適なシュラフです。
ロゴス丸洗いやわらか あったかシュラフ・2の使用サイズは、長さ約190×幅75cm(重量約2.2㎏)となります。
丸洗いやわらか あったかシュラフ・2はフランネル素材を採用することで、やわらかく肌さわりの良い、温かく快適な寝袋を実現しています。
フランネルとは、やわらかく暖かい起毛のこといいます。
丸洗いやわらか あったかシュラフ・2の適正温度目安は、2度になっています。
そのため、春先の肌寒い季節にも安心して使用できます。



ロゴス丸洗いやわらか あったかシュラフ・2は、コスパと寝心地を求めるソロキャンパーにおすすめの寝袋です。
【マミー型】3シーズン用の寝袋・シュラフを紹介。
OneTigris / ワンティグリス 【キャンプシュラフ】
■マミー型


出典:Amazon
コスパに優れるミリタリー系シュラフ。
機能性抜群の仕様は、まさにブッシュクラフトに野営向き。
快適温度8℃~15℃は、3シーズンにおすすめです。
ソロキャンパーに大人気のブランド『OneTigris / ワンティグリス』は、2014年創業の中国発タクティカルやミリタリー系のキャンプギアが充実。機能的で快適性、コスパに優れ無骨なデザインが魅力のブランドです。
OneTigrisのキャンプシュラフの展開サイズは、210cm×84㎝(本体重量約1.43㎏)となります。
また、OneTigrisのキャンプシュラフの中綿には、200gのダブル防シルクコットン充填材を採用。
寝袋の表面生地には、撥水加工が施されたスポンジ生地が使われており、雨や水滴に強い仕様です。
そのため、キャンプシュラフは保温性や耐久性、耐水性、速乾性に強く、快適温度は8℃~15℃になります。



OneTigrisのキャンプシュラフは、ソロキャンプやブッシュクラフト、野営など、ハードな環境にガンガン使える仕様を誇ります。


出典:Amazon
OneTigrisのキャンプシュラフは調節可能なコードやマジックテープ、YKKジッパーなど、機能性も充実しています。
細かい機能性が備わることで、安心してソロキャンプを楽しめます。


出典:Amazon
キャンプシュラフのサイズは、約210cm*84cm(シングルサイズ)です。
また収納サイズは42㎝×20㎝のコンパクトサイズです。まさに、ソロキャンプ向きのシュラフとなっています。
Snugpak/スナグパック 【マリナースクエア センタージップ】
■マミー型


出典:BIGWING
スナグパックの3シーズン対応マミー型シュラフ。
カモ柄がおしゃれなコスパに優れる万能モデル。
スナグパックの製品は、世界各国の軍隊でも採用されています。
スナグパックは「究極の環境下で機能するアウトドアギア」を世界中に送り出しているイギリスのメーカー。スナグパックの実績や信頼性、品質、機能性を兼ね備えた製品は、まさにソロキャンプに最適な仕様を誇ります。
スナグパックのマリナースクエア センタージップの展開サイズは、縦(長さ)220×横(周囲)160cm(重量1750g)です。
マリナースクエア センタージップの中綿には、シリコーン製中空繊維の「Isofibre」が保温剤として採用。
「Isofibre」を採用することで保温性が格段に向上し、快適使用温度はー2℃に設定されています。



スナグパックの製品は、世界各国の軍隊で採用されています。結論として、製品の質が高い証拠となる。


出典:BIGWING
名前にあるとおり、センタージップ構造を採用し、ファスナーの開閉を楽にできる仕様です。
フルオープンにすれば、かけ布団として使うことができるので、キャンプや車中泊にも安心して使用できます。


出典:BIGWING
マリナースクエア センタージップの中綿には、シリコーン製中空繊維ISOFIBER(アイソファイバー)保温剤を充填しています。
ISOFIBER(アイソファイバー)は、暖かい空気を維持することが可能で、快適な寝心地をサポートしてくれます。


出典:BIGWING
マリナースクエア センタージップは機能性や保温性、快適性を備え、コスパに優れる価格設定です。
まさに、ソロキャンプや野営、ブッシュクラフトなどに最適な、3シーズン対応のマミー型シュラフとなります。
Soomloom/スームルーム 【寝袋 マミー型シュラフ】
■マミー型


出典:Amazon
コスパに優れるマミー型のダウンシュラフ。
快適使用温度に合わせて、自由にダウン量を選ぶことができる。
650FPの高品質ダウンは保温性と快適性、携行性抜群。
Soomloomの特徴には、最強のコスパと高品質があげられます。通常は製品価格が安くなると、どうしても品質や機能性が下がってしまいますが、Soomloomの製品はリーズナブルな価格のまま、品質を維持しています。
Soomloomの寝袋 マミー型シュラフはダウン量の異なるモデル展開がありので、快適使用温度にあわせて自由に選択できます。
また、ダウンには650FPの高品質ダウンを使用し、寝袋の重量はダウン量によって異なります。


出典:Amazon
Soomloom(スームルーム)の寝袋 マミー型シュラフの使用サイズは、約210×80㎝となっています。
また、寝袋 マミー型シュラフには、持ち運びと収納に便利なコンプレッションバッグを付属します。



一般的にダウンは600FPあれば十分とされるなか、コスパに優れた価格の上、650FPの高品質なダウンが使われています。
キャプテンスタッグ 【フォルス スリーピングバッグ 3】


出典:CAPTAIN STAG
保温力の高いワンサーモファイバーを採用。
使いやすく耐久性、快適性に優れるマミー型シュラフ。
コスパにうれしい価格設定で、ソロキャンプにおすすめ。
キャプテンスタッグのフォルス スリーピングバッグ 3は保温性と耐久性、耐水性、機能性に優れた3シーズンにぴったりのマミー型シュラフです。
キャプテンスタッグのフォルス スリーピングバッグ 3の使用サイズは、肩幅80㎜×足先50㎜×長さ:220cm(重量約1.8㎏)です。
フォルス スリーピングバッグ 3の特徴は、中綿に軽量で保温力に優れた中空ポリエステル「ワンサーモファイバー」を採用し。さらに2層構造にすることで、保温力を向上しています。
そのため、フォルス スリーピングバッグ 3の快適使用温度は、-3度になります。
中綿に使われているワンサーモファイバーは化繊素材ですので、水や湿気に強く、結露にも安心して使用できます。



フォルス スリーピングバッグ 3は、3シーズンにぴったりのマミー型の寝袋。ソロキャンプやアウトドアにおすすめです。


出典:CAPTAIN STAG
フォルス スリーピングバッグ 3は、足の形にフィットするように3D形状に設計しています。
窮屈になりがちな足元部分を3D形状にすることで、快適な寝心地をサポートします。
NANGA ナンガ 【オーロラライト350DX】
■マミー型


出典:NANGA
3シーズンにぴったり。NANGAの防水透湿素材マミー型シュラフ。
NANGA独自の防水透湿『AURORALIGHT』を採用。
蒸れずに防水性を向上し、アウトドアに最適な仕様を実現。
オーロラライト350DXは、NANGAが独自に開発した防水透湿素材「AURORALIGHT」を採用。春先から夏、秋にかけての3シーズンに最適なマミー型の寝袋です。
ナンガのオーロラライト350DXは、ショート・レギュラー・ロングの3サイズの展開をしているため、自分の身長にあった寝袋を選択できます。
オーロラライト350DXは、レギュラーサイズで総重量730gの軽量となっています。
さらに、760FP(フィルパワー)の高性能ダウンを使用しているため、とても保温性に優れています。
オーロラライト350DXは、快適使用温温度5度/下限温度0度に設定されているため、3シーズンに最適なマミー型のシュラフです。



一般的にダウンは600FPあれば十分とされており、700FP以上あると高品質なダウンといわれています。


出典:NANGA
オーロラテックスはNANGAが独自開発した技術で、多孔質ポリウレタン防水コーティング加工を施したナイロン生地のこと。
一般的に、生地に防水加工コーティングを施すと、蒸気透湿性が低下するデメリットがあります。しかし、オーロラテックスは蒸気透湿性が低下する問題をほぼクリアしています。
THE NORTH FACE ザ・ノースフェイス 【エコトレイルシンセティック-7】
■マミー型


出典:GOLDWIN
環境に優しい、リサイクルポリエステルを採用したマミー型シュラフ。
最低温度規格-7℃は、3シーズンに最適な仕様です。
鮮やかなブルーのデザインが刺激的なノースフェイスブランド。
ザ・ノースフェイス のエコトレイルシンセティック-7は、環境に配慮したリサイクルポリエステルを中綿に採用。3シーズンにぴったりのデザイン性に優れるマミー型シュラフです。
ザ・ノースフェイスのエコトレイルシンセティック-7の使用サイズは、レギュラーR/183cm(重量約1,756g)です。
エコトレイルシンセティック-7の中綿には、濡れても保温力を失いにくいリサイクルポリエステル化繊を採用。
なかでも、断熱材の重量は約1,140g充填されているので、メーカー記載で最低温度規格-7℃となっています。



雨や結露に強いリサイクルポリエステルを中綿に採用し、ソロキャンプやツーリング、野営、釣りなど、アウトドアにぴったりです。
エコトレイルシンセティック-7の裏地素材には、軽量さと耐久性、肌触りの良さを兼ね備えたポリエステルタフタを採用しています。
また、ヒートロスを軽減するフード部分にドローコードであったり、足形に成型したアーチ型フットボックス構造を採用したりするなど、機能性や快適性、携行性に優れた仕様です。


出典:GOLDWIN
ザ・ノースフェイス エコトレイルシンセティック-7には、携行性と収納性、デザイン性に優れたノースフェイスらしい専用袋を付属します。
スノーピーク 【バク― BACOO 350】
■マミー型


出典:スノーピーク
内部の湿気を放出する防水透湿ハイブリッド素材を採用。
結露や水滴からダウンを守る。
スノーピークの3シーズン対応マミー型シュラフ。
スノーピーク バクー350の由来は、悪夢を食べるという伝説の動物「バク」から名づけられており、安眠がとれるためのスペックを備えたマミー型シュラフです。
スノーピーク バクー350の使用サイズは、最大内寸長210cm×最大内寸肩幅85cm(身長180cm程度までを目安)となっています。
また、本体重量は830gと軽量な仕上がりです。
バクー350の使用温度は下限温度1℃、快適温度5℃の目安になります。
そのため、春先の肌寒い季節から秋まで楽しめる、3シーズンにおすすめです。
バクー350は素材に、防水透湿ハイブリッドを採用しています。
防水透湿ハイブリッドは結露や水の侵入を防いだり、寝袋内部の湿気を放出したりするなど、ハイスペックな機能性です。



バクー350は機能性や快適性、保温性を備える、ハイレベルなシュラフです。まさに、ソロキャンプにおすすめです。


出典:スノーピーク
スノーピーク バクー350は、テントに発生した結露からダウンを守るため、底面と側部には防水透湿ハイブリッドを採用しています。
防水透湿ハイブリッドは、結露でダウンが濡れることで起こる、保温力の低下を防ぐことができます。
ISUKA イスカ 【パトロ-ル 600】
■マミー型


出典:Amazon
寝袋の専門メーカー「ISUKA」
コスパ最高の3シーズン対応マミー型シュラフ。
使いやすく機能性も充実、ソロキャンプに最適です。
イスカのパトロール600は、寝袋・シュラフの専門メーカー「ISUKA イスカ」のベーシックモデル。寝袋の素材には化繊を採用し、3シーズン対応のマミー型シュラフとなります。
イスカのパトロール600の使用サイズは、肩幅85㎝×全長210㎝(平均重量1300g)です。
パトロール600は裏地に肌触りの良い、ポリエステル・マイクロファイバーを採用しています。
また、最低使用温度は2℃となっているため、3シーズンに対応できます。



パトロール600は機能性や快適性、保温性も充実しているため、ソロキャンプをはじめ高校の山岳部やワンダーフォーゲル部、ボーイスカウト・ガールスカウト、防災用など幅広く使用されています。


出典:Amazon
イスカのパトロール600は、保温剤の詰められたドラフトチューブをジッパーの内側に配置しています。
ドラフトジッパーは寝袋内の暖気を逃さず、保温性を向上します。また、冷たい外気の侵入を防ぐこもできます。
ISUKA イスカ 【エアプラス450】
■マミー型


出典:ISUKA
800FPの最高品質グースダウンを封入。
寝袋の専門メーカー ISUKA/イスカのフラッグシップモデル。
保温性と機能性、携行性に優れソロキャンプに最適な仕様。
イスカのエアプラス450は、最高品質のグースダウンを450g(800フィルパワー)を使用し、保温性と携行性に優れたハイパフォーマンスなマミー型シュラフになります。
イスカのエアプラス450の使用サイズは、肩幅78㎝×全長213㎝(平均重量840g)と軽量な仕上がりを実現しています。
先述したとおり、エアプラス450は最高品質グースダウンを450g(800フィルパワー)使用し、最低使用温度は-6℃に目安されています。



エアプラス450は、ISUKAの寝袋のなかでも機能性や保温性、快適性、携行性に優れ、万能性の高いモデルです。


出典:ISUKA
写真にあるように、首回りのショルダーウォーマーは寝袋内の暖まった空気を逃さず、保温効率を向上します。
さらに、ドローコードを絞れば、外気の冷たい空気の侵入を防ぐことも可能です。


出典:ISUKA
イスカのエアプラス450は、胸部の両サイドに新しく縦ボックスを追加しました。
縦ボックスは寝袋内のダウンの移動を防ぎ、胸から腰部分の保温性能を高めます。


出典:ISUKA
写真にあるように、保温性の向上と冷気の侵入を防ぐために、サイドジッパーの裏側にダウンの入ったチューブを配置しています。
多くの寝袋の弱点でもあった、ジッパー部分からの冷気の侵入を防ぎ、保温性能を向上できます。


出典:ISUKA
エアプラス450は身体の断面は胸側が大きく、背中側が小さい丸みを帯びた3D構造を採用しています。
3D構造はフィット性に優れ、快適な寝心地をサポートしてくれます。


出典:ISUKA
睡眠時の寒さに敏感な足元部分には、多めのダウンを充填し保温性を向上させています。
フットボックスの形状は、人体の構造に基づいて設計されているため、ストレスなく足を伸ばすことができます。
まとめ


今回のゼロイチキャンプは、ソロキャンプにおすすめの3シーズン用寝袋・シュラフを特集しました。
3シーズン用の寝袋は春・夏・秋に使うことができる利便性の高さを兼ね備え、さらに保温性や快適性、機能性も充実しています。
3シーズン用の寝袋はソロキャンプをするのであれば、必須といっても過言ではないでしょう。ぜひ、この記事を参考に3シーズン用の寝袋を選んでいただけると嬉しいです。
ゼロイチキャンプでは、InstagramとYouTubeを配信しています。
インスタグラムではブログやYouTubeの最新情報を受けとることができたり、ブログやYouTubeの裏側を発信しています。
YouTubeでは筆者が挑戦するソロキャンプやブッシュクラフト、登山、釣りなど、本気のアウトドアを身近に感じることができる内容となっています。



筆者自らGoProをつかって、ソロキャンプのリアルな映像を撮影しています。ぜひYouTubeも楽しんでください。
InstagramとYouTubeもぜひ、応援してください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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