日本ブッシュクラフト協会(JBA) 認定ブッシュクラフターの ゼロイチキャンプです。この記事は、認定資格を持つ筆者が監修し、執筆まで行っています。
今回のゼロイチキャンプは、ブッシュクラフト専門ギアブランド『GAKU』から、超人気のナタナイフを完全レビューします。
筆者が1人きりの山のなか野営キャンプを行い、GAKUのナタナイフを思う存分に使いまくってきました。

GAKUのナタナイフは使いこむほど、驚きの連続でした。その性能を余すことなくお伝えします。



出典:ファインクラフト
はじめに、GAKUのナタナイフを簡単に説明すると、クラウドファンディングで約4,000%という驚異の達成率を誇るほど、高い人気があります。
ナイフや手斧、鉈など、キャンプやアウトドアで使用する刃物は海外製のものが多いなか、GAKU ナタナイフの製造は世界三大刃物産地である岐阜県関市の伝統職人によって、1本1本を丁寧に造られています。




GAKUのナタナイフは、刃物産地である岐阜県関市の伝統職人によって造られる。やはり、国内製造はとても安心と信頼ができる。



GAKUのナタナイフは『ナタの機能と包丁の機能を両立させ、森の中での生活を進化させる』をコンセプトとしており、調理からブッシュクラフトまでをこの1本で完結できる仕様を誇る。
ナタナイフは名前にあるとおりナイフの切ったり削ったりする特性に、鉈の割ったり叩いたりする特性を兼ね備えた”超ハイブリッドギア”となっています。




ナタナイフ1本で、調理からブッシュクラフトまで可能となる。まさに、最強のキャンプギア。




この記事を読んでくれている方には、GAKUのナタナイフをお得に購入できる紹介があります。ぜひ、最後まで読んでください。
この記事を読んでわかること、役立つ情報とは。
- GAKU ナタナイフのスペックと性能を解説。
- GAKU ナタナイフのおすすめポイントを解説します。
- GAKU ナタナイフを筆者がブッシュクラフトと調理をしレビューします。
- GAKU ナタナイフをキャンプやアウトドアで使いたくなる。
- GAKU ナタナイフをお得に購入できます。
ナタナイフは『本当に買って良かったキャンプ道具10選』にランクインされています。ぜひ、ほかのキャンプ道具もチェックしてください。



【GAKU】とは。ブッシュクラフト専門ギアブランド。



GAKU(ガク)は、2023年創業のブッシュクラフト専門ギアブランド。埼玉県戸田市に本拠があり、代表者である林 岳氏(はやし がく)によって設立される。
GAKUの代表である林 岳氏は岐阜県恵那市の出身であり、今回ゼロイチキャンプでレビューするナタナイフは、林氏の出身地と同じ岐阜県にある”世界三大刃物産地の関市”の伝統職人によって、1本1本を丁寧に製造されています。
ナタナイフはGAKUのファーストモデルでありながら、クラウドファンディングで約4,000%の達成を誇る驚異の売上げ実績となりました。
また、GAKUでは今後もブッシュクラフトギアを中心に、アパレルであったりコラボレーションであったり、海外進出であったりするなど大きな展開がある。
目が離せない大注目のブランドとなる。




ナタナイフがブランドとして初めての製品なのに、クラウドファンディングで約4,000%達成は凄すぎる。



下の記事では、アウトドアブログ『CampDinner』の代表タカシさんと、GAKUの代表である林 岳さんの対談を読むことができる。
二人の対談では、林 岳さんがブランドを立ち上げるきっかけであったり、今後のブランドの展開であったりするなど、CampDinnerでしか見ることのできない内容となっている。
>> 【誕生秘話を取材】アウトドアブランド「GAKU」ナタナイフの魅力とクラファン成功の裏側
【おすすめ】ナタナイフのスペックを紹介。



『鉈(なた)の機能とナイフの機能を両立させ、森の中での生活を進化させる』GAKUのナタナイフはブッシュクラフトから調理まで、1本で完結するをブランドコンセプトとしている。
例えば、大きな薪や広葉樹の硬い薪をバトニングする場合、ナイフよりも鉈の方がクラフトしやすい。
それは、鉈の方が刃の長さや厚み、使われる鋼材の量が大きいことが理由にある。
さらに、鉈は深い森や山などを歩くときに”枝払い”ができるなど、ブッシュクラフトや野営において利便性の高い道具でもある。
鉈は古来より日本の伝統的な刃物として、広く使われてきた歴史があります。




ナイフで大きな薪や広葉樹の硬い薪をバトニングすると、刃が欠けたり折れたりすることもある。



しかし、アウトドア調理をする場合、鉈よりもナイフの方が行いやすい。
理由には、アウトドアナイフは刃が短く厚みも薄く、操作性に優れ、食材に対して的確に調理が行えることがあげられる。
また、ナイフはフェザースティックやペグ、カトラリーなど、細かいブッシュクラフトをするのに、鉈よりも最適な道具となります。




鉈でもフェザースティックやペグなど、細かいブッシュクラフトはできますが、利便性や操作性の面では、アウトドアナイフの方が優れます。



では、鉈とナイフの両者の性能を持つ”ナタナイフ”の場合、ブッシュクラフトや調理はできるのだろうか。
また、ナタナイフの切れ味や耐久性、機能性、携行性、操作性、防錆性など、性能面はいかがだろうか。




その答えが、これから解説する”ナタナイフのスペック”に大きなヒントがあります。
メーカー | GAKU |
品名 | ナタナイフ |
ナイフの種類 | シースナイフ |
ブレード材質 | ステンレス(スウェーデン鋼 14C28N) |
タング | フルタング |
グラインド | スカンジグラインド |
刃厚 | 4.5㎜ |
全長 | 約270㎜ |
刃の長さ | 148㎜ |
重量(ナイフ本体) | 約330g |
ハンドル素材 | G-10 |
付属品 | シース(牛革) |
\ 今ならGAKU公式LINE登録でナタナイフ10%OFFクーポン特典 /
【ブレードの材質】ステンレス(スウェーデン鋼 14C28N)について。



GAKUのナタナイフのブレード素材には、スウェーデンのAlleima社(旧Sandvik)の高品質ステンレス 14C28N鋼材が使われています。
ステンレス 14C28N鋼材はとても硬度が高く、エッジの保持力、切れ味、摩耗性に優れた素材です。
ステンレス鋼の硬度を高めるために、窒素や炭素が適度に含まれており、長期間にわたるシャープな切れ味を維持することができる。
また、ステンレス 14C28N鋼材は炭素鋼にクロムを加えることで、耐錆性と耐食性を高めた鋼材となるため、メンテナンスの手間が少ないメリットがあります。



ステンレス以外のブレード素材である炭素鋼や鉄はサビやすく、多くのメンテナンスを必要とします。
その点、メンテナンスの少ないステンレス 14C28N鋼材は、初心者にもやさしい素材となります。




Alleima社のステンレス鋼材は北欧のナイフに使われることが多く、有名なメーカーにはHELLEなどがある。とても信頼のある素材です。



一般的にナイフや鉈のブレード素材には炭素鋼(カーボンスチール)やステンレス鋼(ステンレススチール)、和鉄、ダマスカス鋼などがあります。
豊富な素材の中から、ナタナイフのブレードにステンレス 14C28N鋼材を採用する意図として、『鉈の機能とナイフの機能を両立させ、森の中での生活を進化させる』というブランドコンセプトに繫がるのではないだろうか。
そこで、次に注目していただきたいことが”タング構造”と”グラインド”になる。
つぎのスペックを読むことで、ナタナイフのブレード素材にステンレス 14C28N鋼材が採用された理由がわかります。




ナイフや鉈など、刃物の切れ味に大きく影響するのがブレード素材である。
【グラインドについて】GAKUナタナイフには、スカンジグラインドが採用されている。



グラインドとは、ナイフのブレード(刃)の形状のことをいいます。グラインドは刃物の切れ味や耐久性、操作性に関係する大切なポイントとなる。
一般的にナイフや鉈、手斧など、刃物には上の画像にあるような5つの代表的なグラインドが採用されています。
アウトドアナイフではホローやフルフラット、スカンジ、コンベックスグラインドが使われることが多く、切れ味と耐久性、操作性のバランスを重視しています。




刃物は、グラインド(刃の付き方)によって、切れ味や耐久性、操作性に違いがあります。




上の写真は、ナイフの刃を輪切りにした断面図のイメージになります。



鉈(なた)はフルフラットやコンベックス、チゼルグラインドが使われることが多く、ナイフと比較すると耐久性と切れ味を大切にする印象が強い。
ただし、鉈には”腰鉈”と”剣鉈”とよばれる種類があり、両者は構造や使い方がまったく異なるので一概には言えない。




腰鉈は林業向きで。剣鉈は狩猟や動物の解体、調理向きと使い方が異なります。
下の記事では、ソロキャンプにおすすめの”鉈”を特集しています。鉈の性能や使い方など、くわしく解説しています。



そして、今回ゼロイチキャンプでレビューしている『GAKU ナタナイフ』には、スカンジグラインドが採用されています。
先述したとおりナタナイフのブレード素材には、スウェーデンの高品質ステンレス(14C28N鋼材)が使われており、スカンジナビア系のナイフと相性が良いことも理由にあります。




スウェーデンはスカンジナビア地方であることから、古くからスカンジグラインドが伝統的に採用されている。
スカンジグラインドについて解説。



スカンジグラインドとは、ブレードの1/2~1/3あたりから、先端に向かって研削した形状のことをいいます。
スウェーデンとノルウェー、デンマークの北欧3ヶ国をスカンジナビア地方とよび、スカンジグラインドはこれらの地方で発展したことから、その名がつけられたといわれている。
スカンジグラインドはブレードの厚みを維持しつつ、フラットなベベルによる切れ味の良さが魅力にあります。
そのため、耐久性と切れ味を生かしたスカンジグラインドは調理やブッシュクラフト、バトニング、ロープの切断など、すべてのキャンプシーンで活躍します。




スカンジグラインドは、ブッシュクラフトから調理までこなせる万能性が魅力にある。



GAKU ナタナイフのブレード素材にスウェーデンの高品質ステンレス(14C28N鋼材)が使われたり、スカンジグラインドが採用されたりする理由をわかっていただけただろうか。
ナタナイフはブッシュクラフトから調理まで1本でこなせるように、緻密な計算をくり返し設計されてきました。
そのため、ブッシュクラフトと調理の相性の良いスカンジグラインドが採用されるのは必然的である。
またスカンジナビア系のナイフには、スウェーデンの高品質ステンレス(14C28N鋼材)が使われることが多く、これまでの歴史や実績、信頼のある素材となっている。




ブッシュクラフトと調理を両立させ、さらに耐久性や切れ味を保持するならば、スカンジグラインドを採用することは必然的な理由である。



スカンジグラインドは砥石をつかって刃を研ぐ場合、ベベルの形状がシンプルのため比較的に簡単に研ぐことができる。
また、スカンジグラインドはシングルベベルとなっているため、刃を研ぐときは傾斜であるベベルを中心に研ぐことがポイントです。




スカンジグラインドはベベルの形状が平面のため、砥石をつかって研ぎやすいことから、初心者にも安心して使用できます。
下の記事では、アウトドアナイフの研ぎ方を解説しています。イラストとYouTubeを使用し、どこよりもわかりやすい解説となっている。



【タング構造について】GAKUナタナイフには、フルタングが採用されている。



タングとは、ハンドル内に納まっているブレード鋼材のことをいいます。タングにはいくつかの形状があり耐久性や耐衝撃性、機能性、軽量性などに違いがあります。
一般的にアウトドアナイフにはフルタングやハーフタング、コンシールドタング、ナロータングなど、いくつかの代表的なものがあります。
アウトドアナイフに異なるタングがある理由には、ナイフを使用する目的にあった構造になっているからです。




刃物はタングだけでなく、先述したグラインドやブレード素材など、すべてのバランスが大切である。



例えば、調理やフェザースティックのように強度の低いブッシュクラフトを目的とするなら、軽量で操作性、快適性に優れたタング構造が必要となり、コンシールドタングやナロータングが最適となります。




上の写真にある人気のモーラナイフのコンパニオンは、ナロータングを採用しています。



バトニングやチョッピングなど、強度の高いブッシュクラフトであったり、フェザースティックのような軽いブッシュクラフトまでを目的とするなら、重厚で耐久性、耐衝撃性に優れたフルタングやハーフタングが最適となる。
今回のゼロイチキャンプの特集である『GAKU ナタナイフ』には、フルタング構造が採用されています。




アウトドアナイフはタング構造によってキャンプスタイルや調理、ブッシュクラフトなど、使い方が異なります。
フルタングナイフについて。



フルタングとは、ブレードに使われる鋼材がハンドルの末端まである構造のことをいいます。タングの中でいちばん強度が高く、衝撃に強い構造になる。
フルタングはバトニングやチョッピングなど、強度の高いブッシュクラフトに最適な構造です。
コンシールドタングやナロータングでは、バトニングでブレードが折れてしまうような硬い広葉樹の薪であっても、フルタングでは難なくバトニングが可能となる。




ただし、フルタングといってもすべてのナイフでバトニングが簡単にできるわけはないので注意が必要です。解説してきたとおり、ブレードの素材や長さ、刃厚、グラインドなど、総合的に必要となる。



GAKU ナタナイフのブレードの長さは150㎜となっており、一般的なナイフと比較すると、鉈の機能を維持するために刃が長い仕様となっています。
しかし、フルタングを採用することで耐久性や耐衝撃性を向上し、強度の高いブッシュクラフトを可能としています。
また、GAKUのナタナイフは刃の厚みに試行錯誤をくり返し、4.5㎜という絶妙な厚みの答えを見つけ、ブッシュクラフトと調理に”最強のブレード”を完成させている。




GAKUのナタナイフはブッシュクラフトから調理まで、1本で完結する。まさに、最強のギアである。
下の記事では、アウトドアナイフについてくわしい解説があります。タング構造やグラインドなど、どこよりも詳しい解説となっている。
【GAKU ナタナイフ】ハンドル素材であるG-10”について解説。



GAKUのナタナイフのハンドル素材は、ガラス繊維をエポキシ樹脂で硬化させて作られる『G-10』を採用しています。
G-10は薄いガラス繊維を幾層にも重ね、エポキシ樹脂を塗布し熱と圧力を加え、高強度に硬化して作られます。
G-10は非常に高い強度を持ち、耐久性や耐衝撃性、軽量性、耐水性、腐食性に優れるなど、多くのメリットがあります。




ナタナイフのハンドル素材であるG-10は、軍用や特殊部隊に採用されるほど、信頼性と実績があります。



G-10を採用するナタナイフのハンドルにはへリンボーン柄のテクスチャとなっており、水に濡れたり汗で濡れたり、油で滑ったりする場合にも、高いグリップ性能を維持することができる。
また、G-10を採用するハンドルは雨や水に強いだけでなく、汚れにも強い仕様となっているため、拭き取ったり水で洗ったりすれば簡単に汚れを落とすことができる。




ハンドル素材G-10は、汚れたり水に濡れたりするアウトドアに最適な仕様を誇る。メンテナンスが簡易なことも嬉しいポイントです。




ヘリンボーン柄は、開きにした魚の骨に似ている形から、ニシンの骨という意味をもつ。
\ 今ならGAKU公式LINE登録でナタナイフ10%OFFクーポン特典 /
【レビュー】GAKU ナタナイフをブッシュクラフトで解説します。



筆者が1泊2日の野営キャンプに行き、GAKUのナタナイフを使ってフェザースティックやバトニングをはじめ、さまざまなものをブッシュクラフトしてきました。
今回の野営はDDタープを使用するため、ポールやペグが必要になります。
ペグやポールは、現地で木や薪を拾い集めてブッシュクラフトします。
また、野営地は直火での焚き火ができるところなので、木を拾いバトニングやフェザースティックなど、焚き付けや薪などをブッシュクラフトしました。



本格的な野営キャンプでは、ブッシュクラフトや焚き火をするための木や薪を拾い集めることからはじめる。
上の画像は、ベースポイントから離れた山のなかで木や薪などを拾い集めています。
野営場所によっては、この薪拾いが1時間や2時間かかることもある。




東京ドームくらいの広大な敷地面積を誇る山の中で、1人だけの野営キャンプをしています。




下にあるゼロイチキャンプのYouTubeでは、GAKUナタナイフをブッシュクラフトしながら、完全レビュー動画を観ることができます。
GAKU ナタナイフをブッシュクラフトで完全レビュー。
- フェザースティック
- バトニング
- チョッピング
- ナタナイフの携行性と収納性をレビュー。
- ナタナイフで調理をレビュー。
- 相性の良いキャンプギアについて解説。
フェザースティック



フェザースティックとはナイフや手斧、鉈を使用し木を薄く削る技術のことをいいます。フェザースティックはできあがった見た目が”鳥の羽毛”に似ていることから名付けられている。
GAKUのナタナイフはスペックで解説しましたが、ブレード素材に高品質ステンレスを使用し、刃はフルタング構造にスカンジグラインドを採用しています。
そのため、一般的な鉈(なた)と比較すると、さらにブッシュクラフトに最適なブレードとなっています。
上の写真はナタナイフを使用し、筆者がフェザースティックをブッシュクラフトしました。




フェザースティックをするのであれば、鉈よりもナイフの方が操作性に優れるのでクラフトしやすい。



GAKUのナタナイフでフェザースティックをクラフトした感想ですが、率直に言うと『恐ろしいくらい簡単にできる』である。
筆者も仕事柄さまざまなナイフを使ってフェザースティックを作ってきましたが、その中でもトップクラスに入るほど、操作性や快適性、安定感に優れるブッシュクラフトを楽しめる。




ナタナイフでいちばん驚いたことは、使っていて疲れないことである。これは、ブッシュクラフトをする上で大切なことです。



とくに、ナタナイフは一般的なナイフよりもブレードが長く重量があるため、シッティングポジション(腰を落とした位置)での、フェザースティックがとても快適で心地よかったです。




焚き火の着火をするときにフェザースティックは、最低4~5本必要となる。操作性や安定感、疲れにくいなど、刃物選びは大切なポイント。




フェザースティックを作ったことがある方なら分かると思うが、驚くほど握力と体力を必要とする。



上の写真のフェザースティックは、左と中央の2本が刃先をつかってクラフトしています。
右のフェザースティックは、ブレードの中央部をつかってクラフトしています。




フェザースティックはブレードの削る位置によって、フェザーの出来映えが異なる。
下の記事では、フェザースティックの作り方とコツを解説しています。現役ブッシュクラフターである筆者が監修し、実践しています。
バトニング



バトニングとはナイフや斧、鉈などの刃物をつかって薪を割る技術のことをいいます。英語でBaton(バトン)は棒や杖を意味し、薪をバトンを持つようにしてナイフの背を叩くことから名前が付いたとされている。
バトニングはブッシュクラフトや焚き火をする上で、とても大切な技術です。
そのままでは、大きすぎて焚き火にもブッシュクラフトにも、不便な薪を小さくすることができます。
前述したフェザースティックは落ちている木を何度かバトニングをくり返し、フェザースティックに最適な大きさにブッシュクラフトしています。



焚き火をするときには、大きくて太い薪に着火をすることは、とても難易度が高く理にかなっていません。
熟練のブッシュクラフターになるほど、バトニングして細かく燃えやすい薪をクラフトします。




バトニングは、ブッシュクラフトの基本技術のひとつです。



上の写真は、野営地で拾った木をナタナイフでバトニングしています。
GAKUのナタナイフはフルタングを採用し、ブレードの厚みも4.5㎜厚と耐久性や耐衝撃性に強い仕様となっている。




ブレードの長さが150㎜あるので、ナイフでバトニングするよりも叩きやすく、安定感と快適性に優れる。



上の写真はナタナイフを使用し、広葉樹の硬い薪をバトニングして割っています。
鉈の特性を兼ね備えるナタナイフだからこそ、硬い広葉樹の薪も簡単に割ることができます。
正直なところ、刃厚3㎜程度のフルタングナイフでは、筆者は広葉樹ではバトニングはしない。
GAKUのナタナイフのスペックがあってこそ、硬い広葉樹の薪にも安心してバトニングができる。




スギやヒノキなど、柔らかい針葉樹は、ほぼ一撃で割れる。ぜひ、ナタナイフを体感してほしい。
下の記事では、バトニングの方法とコツを解説しています。現役ブッシュクラフターである筆者が監修し、実践しています。
チョッピング



チョッピングとはナイフや斧、鉈など、刃物を木や薪に対しチョップするように叩いたり、削ったりする技術のことをいいます。
一部のアウトドアナイフを除き、多くのナイフではチョッピングはすることが難しい。
その理由には、ナイフのブレードの厚みや長さ、重量、タング構造など、チョッピングをするための重厚で剛健な仕様が足りないことがあげられる。




ナイフが軽かったりブレードが薄かったりするなど、耐久性や衝撃性に弱い構造では、チョッピングすることは難しい。



その点、GAKUのナタナイフは鉈の特性を備えつつ、フルタング構造であったり刃厚が厚かったり、スカンジグラインドを採用したりするなど、チョッピングに最適な仕様を誇ります。
上の写真は、チョッピングした後にペグをクラフトしています。
針葉樹であるスギはやわらかいので、ナタナイフで簡単にチョッピングができる。




ナタナイフは、鉈でチョッピングしているかのような叩き心地を実現する。



チョッピングでクラフトできるものにはペグやランタンスタンド、ポッドクレーン、テントポール、ツールスタンドなど、さまざまなものを作ることができます。
そのため、チョッピングができる刃物であるか、刃物ではないかの違いで、ブッシュクラフトの幅は大きく異なる。




上の写真は、ベーコンの燻製を吊るすためのバーになる。ナタナイフを使用し、ブッシュクラフトしました。
下の記事では、焚き火におすすめの最強道具を特集しています。メタルマッチや火吹き棒、焚き火台など、ソロキャンプにおすすめのギアばかり。
【GAKU】ナタナイフの携行性と収納性をレビュー。



ナイフや鉈、手斧、ノコギリなど、アウトドアで使用する刃物は携行性と収納性も大切なポイントです。
ソロキャンプでは徒歩や電車など、公共交通機関を利用したり、自転車やバイクなど、ツーリングであったりするなど、車以外の移動手段の方もいます。
そのため、車以外の方法でキャンプ場に向かう場合は荷物量に制限があるため、キャンプギアの携行性と収納性は大切なポイントとなります。




ソロキャンプはファミリーキャンプとは異なり、できるだけ軽量でコンパクトなキャンプ道具を選ぶことが大切です。



GAKUのナタナイフには、持ち運びと収納に便利なシース(牛革)を付属しています。
ナタナイフの収納サイズはW255㎜×H55㎜となっているので、上の写真にあるようにバックパックやサイドバッグにも場所をとらずに簡単に収納できます。



これが、手斧や鉈の場合は上の写真にあるように、収納スペースや重量など、パッキングするときにデメリットになることがあります。




GAKUのナタナイフは、アウトドアナイフを持ち運ぶ感覚でパッキングできる。



また、ブッシュクラフトや野営キャンプでは山や森、林、川など、ハードな自然の中を歩いて移動したりします。
ナタナイフのシースにはベルトループを完備しているので、上の写真のように帯同することができます。
ベルトにナタナイフを装備することで、必要なときにすぐに取り出せるため、利便性と快適性が大幅に向上する。




GAKUのナタナイフを装備した、見た目もカッコイイ。デザイン性に優れるので、無骨なキャンプスタイルにもぴったり。
【GAKU ナタナイフ】アウトドア調理をレビュー。



GAKUのナタナイフは調理からブッシュクラフトを、この1本で完結できるように造られています。
今回の野営キャンプではナタナイフとノコギリしか持ち込んでいないので、調理にはナタナイフを使いました。
GAKUのナタナイフのスペックで解説したとおり、ブレード素材はスウェーデンの高品質ステンレスを採用し、刃先の形状はスカンジグラインドを採用しています。




GAKUのナタナイフはアウトドアナイフの特性を備え、調理にも最適なブレードとなっています。



上の写真は、野営キャンプの朝ごはん。
ガチガチに硬いフランスパンをナタナイフで切っています。
今回の野営キャンプはバックパックで移動だったので、食材をあまり持ち込めずナタナイフの出番はこのくらいでした。




GAKUのナタナイフは野菜からお肉、魚など、カットしたり剥いたり、叩いたりするなど、どんな調理でも可能です。



GAKUのナタナイフにかかれば、硬いアボカドの皮むきだって簡単です。
アウトドアでの調理がとても楽しくなる。



上の写真は、レモンを輪切りにカットしている。
サラダやお肉料理、お酒のアクセントにぴったりです。



ナタナイフは切れ味が最高なので、やわらかい赤身のお肉だって簡単に切ることができる。
肉料理は、キャンプ飯に欠かすことができない。
\ 今ならGAKU公式LINE登録でナタナイフ10%OFFクーポン特典 /
【おすすめ】GAKU ナタナイフと相性の良いキャンプギアを紹介。



ソロキャンプやブッシュクラフトをするときにナイフや鉈、手斧では切断することができない木や薪があります。このようなときに便利な道具が、アウトドア向けのノコギリです。
本格的な野営キャンプをする場合、自分の身長よりも長い木を集めたり、広葉樹のような硬い木を拾ったりするなど、ナイフや鉈、手斧などの刃物では切断できないことがあります。
前述したことは、GAKUのナタナイフでも同じで、長い木や広葉樹の硬い木を効率よく切断することは難しい。
無理に切断したり割ったりするようならば、刃をチップ(欠けたり)したり、最悪の場合は刃が折れたりすることもある。




硬い薪に対し、無理に刃物を使用すると、ケガをすることにつながります。



筆者も今回の野営キャンプでは上の写真のように、長い木に対してはノコギリを使用しました。
ノコギリは効率的に木を切断できるので、ブッシュクラフトの効率を上げることができます。
このように、ナタナイフにノコギリを組み合わせることで、ブッシュクラフトの利便性や快適性、時短効率を大幅に向上できます。




広葉樹をナタナイフでバトニングするときは、節(ふし)のない薪を選んでいた。




キャンプにノコギリを使わない方もいますが、ノコギリは比較的安価なのでコスパにも優れます。1本準備しとくだけでも安心感がある。
下の記事では、ソロキャンプ向けのノコギリを特集しています。ゼロイチキャンプでは絶大な人気を誇る記事となっており、必ずみてほしい。



【GAKU ナタナイフ】こんな人におすすめ。



GAKUのナタナイフは繰り返しになるが、調理からブッシュクラフトまでを1本で完結することができる。
GAKUのナタナイフはブッシュクラフターだけでなく、ソロキャンプやファミリーキャンプ、ツーリング、デイキャンプ、ピクニックなど、すべてのアウトドアで使用できます。
ブッシュクラフトを始めたい方にとって、斧や鉈では扱いに不安がある。など、はじめてのブッシュクラフトギアとしてGAKUのナタナイフはとてもおすすめである。




GAKUのナタナイフはスタイリッシュでデザイン性も美しく、どんなキャンプスタイルにも合う。



GAKUのナタナイフは操作性や快適性に優れるので、ナイフ感覚で扱えることもメリットにある。
また、先述したとおりGAKU ナタナイフは、世界三大刃物産地の岐阜県関市の伝統職人によって1本1本を丹精込めて造られています。
もちろん、海外製のナイフや鉈も良いが、やはり国内で製造されていることほど、安心感や信頼におけるものはないと思います。




アウトドアで使用する刃物こそ、私は信頼感や安心感、機能面などを託してみたくなるものだ。
【まとめ】GAKU ナタナイフを完全レビュー。



今回のゼロイチキャンプは、GAKUのナタナイフを完全レビューしてきました。
ナタナイフはナイフの特性と鉈の特性を兼ね備える、最強のブッシュクラフトギア。
ブランドコンセプトにあるとおり、調理からブッシュクラフトまで、この1本で完結することが可能です。
また、ナタナイフは世界三大刃物産地である、岐阜県関市の伝統職人によって1本1本を丁寧に製造されています。
しっかりとメンテナンスをしていけば、長年使うことができるので、ぜひ手にとってほしい。




ぜひ、この記事を参考に大人気のGAKU ナタナイフをつかってソロキャンプやブッシュクラフトを楽しんでほしい。




下のリンクボタンでは、GAKUの公式LINEに無料登録ができ、今なら10%オフのクーポンを配布しています。この機会をお見逃しなく!
\ 今ならGAKU公式LINE登録でナタナイフ10%OFFクーポン特典 /
ゼロイチキャンプでは、InstagramとYouTubeを配信しています。
インスタグラムではブログやYouTubeの最新情報を受けとることができたり、ブログやYouTubeの裏側を発信しています。
YouTubeでは筆者が挑戦するソロキャンプやブッシュクラフト、登山、釣りなど、本気のアウトドアを身近に感じることができる内容となっています。




筆者自らGoProをつかって、ソロキャンプのリアルな映像を撮影しています。ぜひYouTubeも楽しんでください。
InstagramとYouTubeもぜひ、応援してください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
YouTubeはこちら>>『ゼロイチキャンプTV』
Instagramはこちら>> @01camp_solo
【GAKU】超人気の『ナタナイフ』をレビュー!ブッシュクラフトから調理まで。に関連した記事はこちら。








