CB缶・OD缶などのガス式シングルバーナーは、最もポピュラーで使っている方も多い。
また、アルコールストーブは比較的に認知度も高く、ソロキャンプやツーリング、登山、釣行など、幅広いアウトドアで使っている方もいる。
しかし、今回ゼロイチキャンプで特集する「固形燃料ストーブ」は、知っている方も少なくニッチなシングルバーナーと言えるのではないだろうか。

固形燃料ストーブはその名のとおり、固形燃料を使用するシングルバーナーのことで、軽量性・コンパクト性・マルチ性に優れ、使い方も非常にシンプルでキャンプやアウトドアだけでなく、防災用としてもおすすめである。
とくに、固形燃料ストーブはアルコールストーブと比較されることが多く、ULキャンプやミニマリスト界隈では「どっち派?」というくらい究極のテーマとなっているほどだ。
ゼロイチキャンプ固形燃料ストーブもアルコールストーブも、どちらも軽量でコンパクトなキャンプギアである。どちらが優れているのか、とても悩む。


そこで、この記事では筆者が「固形燃料ストーブvsアルコールストーブ」と題して、燃焼時間や火力、スタッキング性、さらに使い心地などを比較検証している。
おそらく、固形燃料ストーブとアルコールストーブで悩む方の多くは、どっちの方が火力が強く、燃焼時間が長いのか、スタッキングしやすいのか、調理がしやすいのか、というようなことが知りたいはず。


さらに、固形燃料ストーブの失敗しない選び方や、厳選した中から筆者のおすすめしたい固形燃料ストーブを紹介したい。
あまり注目されることのない固形燃料ストーブだが、筆者から言わせるとこれほど使いやすく、パッキングしやすく、万能性に優れるキャンプ用品はない。
固形燃料ストーブにも、折りたたみ式・組み立て式といわれる形状をはじめ、火力、燃焼時間など、選ぶときのポイントがあります。また、安全性についても、プロが解説しています。
この記事を読んでわかること、役立つ情報とは
- 失敗しない固形燃料ストーブの選び方をプロがくわしく解説する
- 固形燃料ストーブとアルコールストーブを比較レビューする
- 固形燃料ストーブのメリット・デメリットを紹介
- 固形燃料ストーブを選ぶときの、おすすめポイントを解説
- 最新の固形燃料ストーブを厳選した中から紹介していく
ソロキャンプ×防災に役立つブログ「ゼロイチキャンプ」を運営。
ソロキャンプ歴10年以上の経験、専門的な資格保有をもとに、実体験に基づいたキャンプ道具の使い方やレビュー、アウトドア知識、防災キャンプに役立つ情報を自ら実践し、丁寧に解説している。
【資格】
- NCAJ キャンプインストラクター
- 日本ブッシュクラフト協会(JBA)認定ブッシュクラフター
- 防災士
【著書】
ソロキャンプは最強の防災訓練
(Amazon Kindle)


【固形燃料ストーブ】ゼロイチキャンプの選定基準について


上の写真は、筆者が実際に固形燃料ストーブとアルコールストーブ、シングルバーナーを比較検証しているところである。
ゼロイチキャンプでは、ソロキャンプ歴10年以上の実体験とフィールドでの使用経験をもとに、キャンプインストラクター・防災士としての専門知識を活かしながら固形燃料ストーブを選定している。
実際に使用したモデルの検証結果に加え、公式スペックや構造の違いを比較し、総合的に判断したうえで紹介している。
- 固形燃料ストーブの種類(形状)
- 固形燃料ストーブの火力の違い、調理のしやすさなど
- 固形燃料ストーブの使い心地、組み立て・撤収方法
- サイズ・重量など(携行性)
- 価格とのバランス
- 付属品、機能性
- 固形燃料ストーブとアルコールストーブを比較レビュー
【おすすめ】固形燃料ストーブとは、キャンプインストラクターが解説


固形燃料とは、エスビットに代表される化学燃料や、メタノール・植物由来エタノールなどを液体ではなく凝固(固形化)させた燃料の総称である。固形燃料は”こけねん”の愛称でも親しまれている。
固形燃料はキャンプや登山、ミリタリー用途で使われることが多く、タブレット状(錠剤型)に成形されているのが一般的だが、100均などではブロック型の固形燃料も一部ある。
アウトドア向けのタブレット型固形燃料は、1回の調理に適したサイズと燃焼時間になっており、安定感のある火力で湯沸かしや簡単な調理に向いている。


上の写真にあるように、固形燃料は非常に軽量でコンパクトに小分けできるため、携行性・収納性に優れている。
さらに、燃料漏れの心配もないことから、バックパック装備との相性がよく、アルコールストーブと並んでUL(ウルトラライト)スタイルに適した燃料として人気が高い。



後ほど詳しく解説するが、固形燃料にもサイズ展開がある。そのため、火力や燃焼時間にも違いがある。


上の写真にあるように、固形燃料は焚き火の着火材としても使うことができる。
固形燃料は燃焼時間が長く、ライターやマッチで簡単に着火できることも大きなメリットにあり、手間と時間のかかる火起こしでも確実にできる。
そのため、固形燃料はキャンプやアウトドアだけでなく、防災用としても非常に便利な道具である。



固形燃料をナイフでカットすれば、使う分だけの着火剤にできる。ソロでの湯沸かし程度なら、半分くらいでも沸騰できるため、燃料の計算がしやすい。
下の記事では、軽量でコンパクトな”ソロ焚き火台”を特集しています。固形燃料ストーブは着火材としても便利なので、ソロ焚き火台と相性抜群です。
固形燃料ストーブの注意点をプロが解説


一方で、固形燃料の使用時にはいくつか注意点がある。
とくに化学燃料系の固形燃料は、燃焼時に有害物質を含む煙や成分が発生する可能性があるため、食材を直接火にかけて調理する「直焼き」は行ってはならない。
必ずクッカーやフライパン、ケトルなどの調理器具を使用し、間接的に加熱することが重要だ。
誤って摂取すると体調不良を引き起こしたり、最悪の場合は重大な健康被害につながったりすることもある。



固形燃料ストーブで調理をするときは、必ずクッカーやフライパンなど、調理器具をつかって調理を行うことを忘れてはならない。
【おすすめ】固形燃料ストーブの選び方をプロが詳しく解説


固形燃料ストーブを選ぶときには、形状(折りたたみ式・組み立て式)や調理のしやすさ、携行性(スタッキング)、燃料の安全性、燃焼時間など、いくつかのポイントがある。
固形燃料ストーブには、折りたたみ式・組み立て式とよばれる代表的な形状がある。
この形状によって、組み立て方法やサイズ感、調理のしやすさ、携行性・収納性に大きな違いがあるため、キャンプススタイルや調理の目的にあわせて、適切な形状を選ぶことが重要となる。
また、固形燃料には化学燃料や、メタノール・植物由来エタノールなど、いくつか種類があり、使用する際の安全性に違いがある。
さらに、固形燃料の大きさによって燃焼時間が異なるため、調理の目的にあわせたサイズを選ぶことも大切である。
固形燃料ストーブにも種類や大きさ、使い方に違いがあります。自分の目的にあったものを選ぶことが、とても重要です。
失敗しない固形燃料ストーブの選び方をプロ解説
- 固形燃料ストーブの形状(折りたたみ式・組み立て式)
- 調理のしやすさ
- 携行性、収納性について
- 燃料の安全性と燃焼時間について解説
固形燃料ストーブの形状(折りたたみ式・組み立て式)


前述したように、固形燃料ストーブには「折りたたみ式」「組み立て式」とよばれる形状(種類)がある。
折りたたみ式・組み立て式では、使い方をはじめ調理のしやすさ、携行性、収納性などに違いがあるため、キャンプスタイルや調理の目的にあわせた選択が大切となる。



折りたたみ式・組み立て式の固形燃料ストーブについて、クッカーを置いたときの安定感、スタッキング性などを詳しく解説する。
- 組み立て式の固形燃料ストーブ
- 折りたたみ式の固形燃料ストーブ
組み立て式:固形燃料ストーブ


上の写真は、固形燃料ストーブの定番となっている、筆者のEsbit(エスビット)のポケットストーブである。
ポケットストーブは組み立て式を採用し、簡単に組み立て・撤収ができることが大きな特徴にある。



固形燃料ストーブと言えば、エスビットのポケットストーブ。というくらい、知名度と人気が高い。


上の写真は、筆者がエスビットのポケットストーブを手に持っているところ。
収納サイズはポケットに入るほどコンパクトになるため、キャンプやアウトドア、ミリタリー用、さらに防災用としても使いやすい。
組み立て式の固形燃料ストーブでも、非常にコンパクトな収納サイズなので、収納しやすく持ち運びやすいです。


上の写真にあるように、組み立て式のポケットストーブは天面のフタをサイドに広げるだけのシンプルな構造となっている。
組み立て・撤収時間はわずか3秒で行えるため、キャンプやアウトドアに最適な仕様であることも魅力にある。



固形燃料ストーブはシンプルな構造で、つかいやすいことが大きなメリットにある。組み立て・撤収時間が短いことは、重要ポイントだ。
下の記事では、固形燃料ストーブと合わせて使いたい「ULテーブル」を特集しています。
ULテーブルは軽量でコンパクトに収納ができるので、持ち運びやすく使いやすいです。
組み立て式固形燃料ストーブの調理のしやすさについて


上の写真にあるように、組み立て式の固形燃料ストーブに着火をするときは、本体中央に固形燃料をセットしマッチやライターなどで着火をする。
固形燃料ストーブは使い方もシンプルで、安全性が高いことも大きな魅力です。


上の写真は、着火後にエスビットのポケットストーブにクッカーを置いたものである。
ゴトクはクッカーのサイズに合わせて角度を調整できるので、230mlの水が入ったクッカーを置いたとしても、問題なく調理ができる。



エスビットのポケットストーブは角度を調整した際、ロック機能が付いているのでゴトクがズレることなく、安定した調理が可能である。
組み立て式固形燃料ストーブの携行性、収納性について


上の写真にあるように、組み立て式を採用するエスビットのポケットストーブの本体には、固形燃料を箱ごと収納できる。
そのため、ストーブ本体と固形燃料をそれぞれで収納する必要がないため、紛失を防ぎ整理しやすく持ち運びしやすい。



前述したように、ポケットに収納できるサイズ感が心地いい。アウトドアだけでなく、防災用としても使いやすい。


上の写真は、筆者の軽量クッカーにポケットストーブ、マッチ、カトラリーをスタッキングしたものである。
このように、組み立て式の固形燃料ストーブは収納性も非常に高く、携行性に優れる。
固形燃料はアルコールやホワイトガソリン、灯油のように、液漏れの心配がなく、バックパックやギアボックスで持ち運ぶ際も安心感が強い。



固形燃料ストーブは、ギアボックスにもクッカーにスタッキングにも、最適な仕様で持ち運びやすい。
下の記事では、軽量クッカーを特集しています。クッカーの選び方についても、キャンプインストラクターが詳しく解説しています。


折りたたみ式:固形燃料ストーブ


上の写真は、折りたたみ式を採用している、筆者のEsbit(エスビット)のチタニウムストーブである。
チタニウムストーブのように折りたたみ式を採用する固形燃料ストーブは、ゴトクを中心に折りたためる形状となっており、ゴトクを開閉するだけの簡単な構造となっている。


上の写真にあるように、折りたたみ式の固形燃料ストーブは、非常にコンパクトな収納サイズである。
折りたたみ式の固形燃料ストーブは、先に紹介した組み立て式と比較すると、軽量でコンパクトな収納サイズになることが大きなメリットにあるため、ULキャンプやミニマリストに重宝されている。



折りたたみ式固形燃料ストーブは、ガスやガソリン、アルコールストーブなど、シングルバーナーのなかで、最も軽量なストーブである。


上の写真は、筆者のエスビットのチタニウムストーブを組み立てたもの。
チタニウムストーブの組み立ては、3本のゴトクを広げるだけなので、わずか2秒で完了する。
折りたたみ式固形燃料ストーブの調理のしやすさについて


上の写真にあるように、組み立て式の固形燃料ストーブに着火をするときは、本体中央に固形燃料をセットしマッチやライターなどで着火をする。
組み立て式も折りたたみ式も、固形燃料ストーブの使い方は同じです。シンプルな使い方で、安全性が高いです。


上の写真は、着火後にエスビットのチタニウムストーブにクッカーを置いたものである。
ゴトク(五徳)はコンパクトな構造であるが、230mlの水が入ったクッカーを置いたとしても、問題なく調理ができる。が、一般的なシングルバーナー(ガス等)と比較すると、耐荷重は大きく下がるので、使用する際は調理器具や、水の量などに注意が必要だ。
折りたたみ式固形燃料ストーブの場合、重量のある調理器具や、水の量に注意が必要です。


上の写真は、500mlの水を入れたクッカーに対して、チタニウムストーブで調理をしているところである。
このように、軽量でコンパクトなチタニウムストーブ(折りたたみ式)でも、クッカーやケトルで調理が楽しめる。
下の記事では、ULバックパックを特集しています。ソロキャンプをはじめツーリング、バックパックキャンプ、ULキャンプなど、ミニマリストにおすすめです。


折りたたみ式固形燃料ストーブの携行性、収納性について


前述したように、折りたたみ式を採用する固形燃料ストーブは、数あるシングルバーナーの中で最も軽量でコンパクトに収納できる特徴がある。
また、写真にあるように、エスビットのチタニウムストーブには、持ち運びに便利な専用ケースを付属しているので、クッカー内にスタッキングしてもキズがつかず、汚れや水滴を防ぐこともできる。


上の写真は、筆者の軽量クッカーにエスビットのチタニウムストーブ、固形燃料、マッチ、カトラリーをスタッキングしたものである。
写真にあるように、固形燃料は使用する分(調理回数×日数)に小分けできるので、携行性・収納性に優れる。
そのため、クッカーにスタッキングしやすく、調理に使用するときでも困らない。
固形燃料ストーブは必要な分だけ小分けでき、液漏れの心配もなく扱いやすいです。ギアボックスにもクッカーにも収納しやすい。
固形燃料の火力・燃焼時間について、キャンプインストラクターが解説


固形燃料の火力や燃焼時間は、化学燃料やメタノール、植物由来エタノールなど、素材ごとに発熱量(エネルギー量)や燃焼速度が異なるため、それぞれ違いがある。
燃焼時間は固形燃料の大きさや形状だけでなく、気温や風、クッカーとの距離、標高などの使用環境によっても変化する。
そのため、購入前はメーカーが公表している燃焼時間を商品詳細で確認しておくことが大切だ。


たとえば、Esbit(エスビット)の固形燃料の場合、公式ホームページを確認すると熱効率7,000kcal/kgで、引火点は約400℃で自然発火し、燃焼時間は下記のようにサイズによって異なる。
- 4g(写真左)・・・燃焼時間はおよそ5分
- 14g(写真右)・・・燃焼時間はおよそ12分
固形燃料はサイズによって、燃焼時間が異なります。調理の目的・内容にあわせて適切なサイズを選ぶことが大切です。
下の記事では、キャンプギアの整理や持ち運びに便利な「ソフトコンテナ」を特集しています。


【比較レビュー】固形燃料ストーブvsアルコールストーブ


ここでは、固形燃料ストーブと比較されることの多い、アルコールストーブと比較検証を行っていきたい。
固形燃料ストーブとアルコールストーブの比較検証では、同じ量の水をどちらがはやく沸騰できるのか、総重量はどちらが軽く、スタッキングしやすいのか、というようなことを筆者が実際に検証していきたい。
そのため、固形燃料ストーブとアルコールストーブの使い心地の違いであったり、実用性であったりするなど、自分のキャンプスタイルや調理の目的の参考になる内容となっている。
とくに、火力の違いは調理時間の短縮や燃料の消費・装備に関わるポイントになるため、ぜひ筆者の比較レビューが参考になるとうれしい。



固形燃料ストーブとアルコールストーブの火力はどちらが強いのか?ここについては、多くの方が知りたい有益な内容となるだろう。
【沸騰時間を比較】固形燃料ストーブvsアルコールストーブ


上の写真は、230mlの水を入れたクッカーに対して、固形燃料ストーブではどのくらいの時間で沸騰できるのか検証しているところ。
ちなみに、固形燃料のサイズは14gを使用している。
また、外気温は30℃くらいで、風速はかなり強く、およそ5m/sとなっている。
風に弱いとされているアルコールストーブと固形燃料ストーブだが、火力テストを行うにはかなり厳しいコンディションではあるが、アウトドアではこのような環境も多々あるため、実用的な比較検証となる。


固形燃料ストーブの沸騰時間は、7分37秒という結果。
正直なところ、かなり風が強かったので、固形燃料ストーブの炎は終始影響を受けており、沸騰するまで時間が掛かった印象だ。
実際に、先ほどの調理時の写真を見ていただくと分かるが、固形燃料ストーブは赤い炎となっている。
赤い炎は不完全燃焼気味による影響に加え、火力は約800℃〜1,000℃前後にとどまることによるものである。


また、火力テストとは関係ないが、Esbit(エスビット)の固形燃料は燃焼時の臭いがある。
これは化学燃料を使用していることに影響するものだが、屋外であっても燃焼臭は広範囲にあるため、使用時には注意が必要だ。



化学燃料の臭いが苦手な方は、植物由来のメタノール燃料である「FireDragon」がおすすめ。燃焼臭が少なく、人体への影響も少ない。
アルコールストーブの沸騰時間


上の写真は、先ほどの検証と同じく230mlの水を入れたクッカーに対して、アルコールストーブではどのくらいの時間で沸騰できるのか検証しているところ。
アルコールストーブの炎は青く、燃料(アルコール)がしっかり気化して燃えている状態となっている。
風が強く、アウトドアでの調理としてはコンディションの悪い状況ではあるが、非常に強い火力となっている。


アルコールストーブの沸騰時間は、3分50秒という結果。
固形燃料ストーブの沸騰時間と比較すると、半分ほどの時間で調理が完了する。
アルコールストーブの火力は季節や気温、風の影響にもよるが、炎の温度は約1,000℃〜1,700℃と燃焼効率が非常に高いため、短時間での調理が可能である。



実際にアルコールストーブの調理時は、熱い空気が体に伝わるほどである。固形燃料ストーブではそれを感じなかった。これは、同じ条件で比較して初めて分かったことでもある。
下の記事では、アルコールストーブを特集しています。固形燃料ストーブと比較されがちなアルコールストーブについて、詳しく解説しているのでぜひこちらの記事も参考にしてください。


【スタッキング時の重量を比較】固形燃料ストーブvsアルコールストーブ


上の写真は、筆者のエバニューのMP500 Flat(容量550ml)に、エスビットのポケットストーブ、固形燃料14g×3、スポーク、マッチをスタッキングし、1泊2日のソロキャンプを想定したものになる。
写真にあるように、総重量は254gとなる。


つぎに、筆者のエバニューのTi 570FD Cup(容量570ml)に、エスビットのチタニウムストーブ、固形燃料14g×3、スポーク、マッチをスタッキングし、1泊2日のソロキャンプを想定したものになる。
写真にあるように、総重量は143gと非常に軽量となっている。



折りたたみ式固形燃料ストーブは、軽量でコンパクトな仕様となっているので、スタッキングしやすい。総重量も圧倒的に軽い。
アルコールストーブのスタッキング時の重量


上の写真は、筆者のエバニューのMP500 Flat(容量550ml)に、アルコールストーブ、ゴトク、燃料80ml、スポーク、マッチをスタッキングし、1泊2日のソロキャンプを想定したものになる。
写真にあるように、総重量は269gとなる。アルコールストーブは液体燃料(80ml)を準備しなければならないため、固形燃料ストーブと比較すると、最も重量がある結果となった。
ただし、ポケットストーブとはわずか15gの差だったので、そこまでスタッキング性に大きな差はないだろう。



折りたたみ式の固形燃料ストーブが、軽量すぎるという結果であった。
【検証結果】固形燃料ストーブvsアルコールストーブ


実際に、固形燃料ストーブとアルコールストーブの火力・沸騰時間は比較検証のとおり、アルコールストーブは火力が強く調理時間が短いという大きなメリットがある。
固形燃料は使う分だけ小分けできるというメリットがあるので、計画・準備がしやすく、実践で使いやすい。
一方で、火力はアルコールストーブよりも弱く調理時間が長いため、キャンプスタイルや調理の目的に合わせた使い方が大事である。
また、固形燃料ストーブとアルコールストーブの調理時間は理解できたが、ガス式のシングルバーナーはどうなんだ?という声もあるだろう。
とくに、アルコールストーブとガス式シングルバーナーの比較を知りたいという方も多い。



下の記事では、アルコールストーブとシングルバーナーの調理時間を比較検証しているので、気になる方はぜひこちらの記事も参考にしてほしい。


【プロが厳選】キャンプにおすすめの固形燃料ストーブ
Esbit / エスビット 【ポケットストーブ】


出典:Amazon
Esbit(エスビット)のポケットストーブの収納サイズは、9.8×7.7×2.3㎝(本体重量85g)となっており、スタンダードには4gの固形燃料が20個付属し、ミリタリーには14gの固形燃料が6個付属する。
ポケットストーブの素材には、耐久性・耐熱性に優れる合金鋼が使われており、キャンプやアウトドアにぴったりの仕様となる。



エスビットのポケットストーブを選ぶときに、スタンダードとミリタリーで悩むと思うが、本体はまったく同じだ。違いは、付属する固形燃料のサイズになる。
下の商品は、Esbit(エスビット)のポケットストーブ スタンダード/ミリタリー兼用の専用ケースになります。
専用ケースはキズや汚れ、水滴から守り、快適な持ち運びと収納ができます。
Esbit / エスビット 【チタニウムストーブ】


Esbit(エスビット)のチタニウムストーブの収納サイズは、8.4×2.9×高さ5㎝(本体重量15g)の超軽量な仕様を誇る。
また、はじめから持ち運びと収納に便利な専用ケースを付属している。
チタニウムストーブの素材には、名前にあるとおり、耐久性・耐熱性、軽量性、サビに強いチタンが使われているため、キャンプやアウトドア、防災用としても安心できる。



エスビットのチタニウムストーブは、コンパクトで超軽量な仕様。筆者もULキャンプをはじめ、ブッシュクラフトなどでも使っている。
下の商品は、エスビットのチタニウムストーブにつかう、固形燃料14gになります。
燃焼時間は1タブレットで、およそ15分となっています。
Esbit / エスビット 【ステンレスストーブ】


Esbit(エスビット)のステンレスストーブの収納サイズは、12×11×1㎝(本体重量93g)となる。
また、はじめからナイロンポーチを付属し、固形燃料をまとめて収納できるので、持ち運びも快適だ。
ステンレスストーブの素材には、最高品質のステンレススチールが使われており、耐久性・耐熱性・サビに強い仕様で、キャンプやアウトドアにぴったりの仕様である。



エスビットのステンレスストーブは、利便性・マルチ性に優れる仕様。固形燃料ストーブとしても、アルコールストーブの風防兼ゴトクとしてもつかえる。
FireDragon / ファイヤードラゴン 【フォールディングクッカー】


FireDragon(ファイヤードラゴン)フォールディングクッカーの組立サイズは、 約)13.5×7×5.8cm(質量115g)となる。
収納サイズは、約)11.5×7×2.6cmのコンパクトサイズになるため、快適な持ち運びができる。
また、ファイヤードラゴンのフォールディングクッカーの材質には、軽量性に優れるアルミニウムを採用する。
本体の内側には、燃料が燃焼した際、液化してもこぼれないような構造になっているので、安心して使うことができる。



FireDragon(ファイヤードラゴン)の製品は、イギリス軍やNATOに採用されるほど、機能的で品質が高いので安心して使える。
EVERNEW / エバニュー 【Ti Fire cup】


EVERNEW(エバニュー)のTi Fire cupのサイズは、外径65×深さ20mm(質量12g)と、超軽量な仕様となる。
前述したように、エバニューのTi Fire cupの材質には、軽量性・耐久性・サビに強い純チタンを採用し、キャンプや登山、釣りなど、アウトドアをはじめ防災用としても使える。


出典:Amazon
上の写真にあるように、エバニューのTi Fire cupで調理をする際は、別売りの五徳(ゴトク)が必要である。
写真では、EVERNEWのチタンゴトク「TriveTi EBY 258」を使用している。



EVERNEWのチタンゴトク「TriveTi EBY 258」は、同ブランドのアルコールストーブにも使える。
下の固形燃料(FireDragon:ファイヤードラゴン)は、植物由来のエタノールを主成分としているため、自然にも人体にも安心の素材です。
エバニュー Ti Fire cupと相性抜群の固形燃料で、先に紹介した写真でも使用しているものです。
下の記事では、エバニューの軽量クッカーを特集しています。
固形燃料ストーブにも、アルコールストーブにも、シングルバーナーにもぴったりの商品ばかりを紹介しています。ぜひ、こちらの記事も参考にしてください。


DAISO / ダイソー ポケットストーブ:300円(税込330円)


100円ショップでお馴染みのダイソーから発売されている、ポケットストーブの価格は、330円(税込み)。別売りの固形燃料を使用し、超コンパクトなストーブとしてアウトドアで調理ができる。
ダイソーのポケットストーブの使用サイズは、97㎜×72㎜×高さ55㎜(本体重量96g)となる。
収納サイズは100㎜×72㎜×高さ22㎜と、コンパクトな形状となってる。
ダイソーのポケットストーブの本体素材には、耐久性や耐熱性に優れる、鋼板を採用しアウトドアに安心の仕様。さらに、コスパにうれしい価格となっており、はじめての固形燃料ストーブにおすすめ。
ダイソーのポケットストーブはコスパと機能性に充実しているので、初めての方にもおすすめです。


上の写真にあるように、ダイソーのポケットストーブはサッと開くだけで使うことができるので、どなたにも手軽に調理可能となっている。
個人的な感想になるが、先に消火したEsbit(エスビット)のポケットストーブと比較すると、開くときに”硬さ”を感じることがある。が、これも価格が安い100円ショップ製品と割り切るのがいい。
ダイソーのポケットストーブには、いくつか便利なサードパーティーがあります。組み合わせて使用すると、超快適な調理ができます。


ポケットストーブには、同じくダイソーから発売されている「固形燃料」を使用する。
固形燃料の燃焼時間は、約20~25分となっている。
燃焼時間が長いので、お米の炊飯や麺料理なども楽しめる。


上の写真にあるように、固形燃料はマッチやライターなどで、簡単に着火することができる。
また、固形燃料は焚き火をする際の着火材としても利用できる。


ポケットストーブには、同じくダイソーから発売されている「ポケットストーブ専用風防」がある。
風防を取り付けることで、風の影響を軽減することができるので、安定した調理を楽しめる。


ダイソーのポケットストーブは高火力となっており、お米の炊飯をしたり焼き物をしたり、揚げ物をしたりするなど、万能調理が楽しめる。
上の写真にあるように、筆者が目玉焼きを調理したのだが、火力も強く快適な調理ができた。


ポケットストーブには、同じくダイソーから発売されている「五徳ポケットストーブ用」を使用することができる。
クッカー調理だけでなく、焼き物にも対応できるなど、サードパーティーの充実がすごい。


ダイソーのポケットストーブは、メスティンにスタッキングすることができるので、携行性と収納性も抜群である。
固形燃料や風防、マッチも一緒にスタッキングすれば、利便性と快適性を大幅に向上できる。
下の記事では、100円ショップ「ダイソー」の中から筆者が厳選した、おすすめのキャンプ用品を紹介しています。
大人気の記事ですので、ぜひこちらの記事も読んでください。


【まとめ】固形燃料ストーブとアルコールストーブをプロが比較レビュー


今回のゼロイチキャンプは、固形燃料ストーブについて失敗しない選び方や、最新の固形燃料ストーブを紹介してきた。
また、固形燃料ストーブとアルコールストーブの燃焼時間、火力、スタッキング性、さらに使い方について、筆者が比較検証を行った。
正直なところ、固形燃料ストーブについてここままで詳しく解説し、さらに比較検証しているブログはないだろう。
過去記事にアルコールストーブvsガス式シングルバーナーの調理時間・火力について比較検証してきたので、これらとあわせて読んでみると、とても面白い検証結果となっている。
ぜひ、この記事を参考に固形燃料ストーブを使って、素敵なキャンプライフを楽しんでください。


ゼロイチキャンプでは、InstagramとYouTubeを配信しています。
インスタグラムではブログやYouTubeの最新情報を受けとることができたり、ブログやYouTubeの裏側を発信しています。
YouTubeでは筆者が挑戦するソロキャンプやブッシュクラフト、登山、釣りなど、本気のアウトドアを身近に感じることができる内容となっています。



筆者自らGoProをつかって、ソロキャンプのリアルな映像を撮影しています。ぜひYouTubeも楽しんでください。
InstagramとYouTubeもぜひ、応援してください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
YouTubeはこちら>>『ゼロイチキャンプTV』
Instagramはこちら>> @01camp_solo
最強のキャンプギア固形燃料ストーブに関連したおすすめの記事
































