ソロキャンプの楽しみのひとつに、おいしいアウトドア料理がある。
アウトドア料理を作るためには、クッカーや鍋、スキレット・ダッチオーブンなどの調理器具が必要である。
しかし、アウトドア用の調理器具といっても幅が広く、すべてが必要なわけではない。
まずは、基本の調理器具を中心に準備することが大切で、さらに、自分の調理の目的あわせた適切な道具選びが重要である。
たとえば、調理器具が不十分だと、目的の調理ができず満足な食事を作ることができない。楽しいはずのキャンプライフが台無しになることだって考えられるだろう。

また、ソロキャンプは1人で調理を行うため、ファミリーキャンプ向けの大きな調理器具ではなく、できるかぎりコンパクトな調理器具を選ぶことで、使いやすく持ち運びやすく、収納しやすいといった点を向上できる。
この記事を読んでいただいている方の多くは、「ソロキャンプでつかう基本の調理器具について知りたい。」「どんな調理器具を選べば良いかわからない。」「失敗しない選び方が知りたい。」といった悩みがあるだろう。
ここについては、ソロキャンプ歴10年以上の経験があり、キャンプインストラクターである筆者がくわしく解説するので任せてほしい。
ゼロイチキャンプお目当ての調理器具があった場合、別ページでくわしく見れるようになっているので、じっくりと楽しんでほしい。
この記事を読んでわかること、解決する悩み
- ソロキャンプに必要な基本の調理器具をわかりやすく解説
- ソロキャンプで失敗しない調理道具を選ぶことができるようになる
- アウトドア料理の幅が広がる、最新の便利な調理道具を知ることができる
- 調理器具ごとに、詳細な情報が知りたい方におすすめ
ソロキャンプ×防災に役立つブログ「ゼロイチキャンプ」を運営。
ソロキャンプ歴10年以上の経験、専門的な資格保有をもとに、実体験に基づいたキャンプ道具の使い方やレビュー、アウトドア知識、防災キャンプに役立つ情報を自ら実践し、丁寧に解説している。
【資格】
- NCAJ キャンプインストラクター
- 日本ブッシュクラフト協会(JBA)認定ブッシュクラフター
- 防災士
【著書】
ソロキャンプは最強の防災訓練
(Amazon Kindle)
下の記事では、キャンプインストラクターが「ソロキャンプの道具一式」を解説しています。軽量でコンパクトなキャンプギアは、まさにソロキャンプ向き。
はじめてのソロキャンプに準備したい基本の調理器具を解説


ソロキャンプに必要な基本の調理器具には、ナイフや包丁、まな板、クッカー、スキレット、ダッチオーブンなど、さまざまなものがある。
キャンプやアウトドアでの調理は、自宅のキッチンとは大きく異なる。
電気や調理器具、さらに限られた調理スペースで行わなければならないため、適切な道具選びが重要となる。
また先述したように、ソロキャンプでは1人で調理を行うため、ファミリーキャンプで使うような大きい道具ではなく、できるかぎり軽量でコンパクトなものが使いやすく、持ち運びやすく収納がしやすい。
とくに、ツーリングやバックパックキャンプのように、パッキング(荷造り)に制限があるキャンプスタイルでは、軽量でコンパクトな道具選びが最も重要となる。
基本的な調理器具をしっかり揃えておくことで、おいしい料理を手軽に作ることが可能で、ソロキャンプをより充実させることができます。
ソロキャンプに必要な基本の調理器具


アウトドアナイフ


アウトドアナイフは名前にあるとおり、キャンプやアウトドアに最適な仕様で、調理をはじめブッシュクラフト、ロープの切断など、利便性やマルチ性に優れる。
アウトドア用のナイフには、「シースナイフ」「フォールディングナイフ」「マルチツールナイフ」とよばれる形状(種類)がある。
先述したように、アウトドアナイフは調理やブッシュクラフト、ロープの切断、マルチツール機能など、キャンプやアウトドアをより快適に過ごすための機能があるため、キャンプスタイルや目的にあわせた適切なものを選ぶことが重要である。
たとえば、バトニングやフェザースティックなど、ブッシュクラフトをするのであれば、シースナイフが最適である。
アウトドアナイフは調理はもちろんですが、ブッシュクラフトをしたり、マルチツールが付属していたり、とても利便性の高いキャンプギアです。
アウトドアナイフの種類とは。
- シースナイフ
- フォールディングナイフ
- マルチツールナイフ


アウトドアナイフを適当に選んだり、見た目の良さで判断してしまうと、結果的にソロキャンプの用途に合わないナイフを選ぶことになります。
間違ったナイフ選びをすると、ブッシュクラフトを目的にしていたのに、ナイフの刃がチップ(刃が欠ける)したり、刃が折れたりすることになる。



また、調理を目的にナイフを購入したが、肉や魚、野菜が切れにくいなど、用途にあわないこともある。
下の記事では、アウトドアナイフの基礎知識をはじめ、失敗しない選び方であったりソロキャンプにおすすめのナイフを紹介してます。
まな板、カッティングボード


ソロキャンプの調理をするときに、まな板やカッティングボードは必需品になります。まな板やカッティングボードがないと、食材をカットするときに安定感がなく、調理しづらかったり、食材を落としたり、指を切る危険などもあります。
まな板やカッティングボードを適当に選んでしまうと、調理がしづらかったり、携行性&収納性が悪かったり、衛生面が気になるなど、キャンプスタイルや目的に合わないことになってしまいます。
そこで、ソロキャンプで失敗しない、まな板とカッティングボードを選ぶためにおすすめのポイントを紹介。
このポイントを押さえるだけで、簡単に自分のキャンプスタイルにあった製品を選ぶことができます。
キャンプスタイルや目的に合わない、まな板やカッティングボードを選んでしまうと、最悪の場合、買いなおすことになります。


ソロキャンプ用のまな板やカッティングボードを選ぶときのポイントとは。
- まな板とカッティングボードの違いとは。
- カッティングボードを素材で選ぶ。
- 携行性&収納性で選ぶとは。ソロキャンプでは、移動手段がさまざま。
下の記事では、アウトドア調理をするときに必須であるソロキャンプ向けの”まな板”や”カッティングボード”を特集しています。
クッカー


クッカーとは、別名『コッヘル』ともよばれている、小型の調理器具のことをいいます。クッカーは英語表記で、コッヘルはドイツ語が由来とされていますが、ほぼ同じ意味になります。
ソロキャンプやツーリング、登山などアウトドアでは、クッカーは必需品になります。
クッカーがあれば、シングルバーナーや焚き火を使って、簡単にお湯を沸かしたり、調理をすることができます。
ソロキャンプで使用するクッカーは、とても軽量でコンパクトであり、スタッキングができたりと機能性はもとより、携行性や収納性まで考えられた仕様になっています。



クッカーには軽量でコンパクトなものから、フタがフライパンやお皿のように使用できるものまで、種類がサイズが豊富にあります。


ソロキャンプ用のクッカーを選ぶときには、素材や形状、耐久性、携行性をキャンプスタイルに合わせることが大切です。
クッカーを購入するときに素材や形状、耐久性、携行性などを考えずに選んでしまうと、調理の目的に合わなかったり、持ち運びや収納が悪く、キャンプスタイルに合わないことに繫がります。
ソロキャンプ用のクッカーを選ぶときの、おすすめポイント。
- クッカーの素材とは。アルミ、ステンレス、チタンの特徴を知る。
- クッカーの形状とは。基本は丸型だけど、四角型もある。
- 携行性と収納性でクッカーを選ぶ。
下の記事では、ソロキャンプ向けの最強クッカーを特集しています。軽量でコンパクトなクッカーは、まさにソロキャンプにおすすめ。
カトラリー


ソロキャンプで使用するカトラリーとは、スプーンやフォーク、ナイフ、箸など食事のときに便利なキャンプギアのことをいいます。
ソロキャンプのカトラリーは、できるだけ軽量でコンパクトなものが必要で、一体型や折りたたみ型、セットになっているものまで、幅広くあります。
また、カトラリーに使われる素材もステンレスやアルミ、チタン、木製など、キャンプスタイルや移動手段に合わせて選択することが必要です。



カトラリーに使われている素材によって、耐久性や携行性、快適性、サビの有無など特徴に違いがあります。
そのため、これからソロキャンプをはじめるかたは、どのカトラリーを選べば良いか悩みますよね。


アウトドア用カトラリーの素材とは。
- アルミニウム
- ステンレス
- チタン
- 木製・竹製
- 樹脂製・シリコン製
下の記事では、ソロキャンプ向けのナイフやスプーン、フォーク、箸など、カトラリーを特集しています。
ケトル


ソロキャンプでコーヒーやカップ麺、お酒のお湯割りを簡単に楽しみたいですよね。そんなときに、便利な道具が『ケトル』です。
ソロキャンプに最適なケトルを選ぶときには、いくつかのポイントを押さえることで失敗しないケトルを選ぶことができます。そこで重要になってくるのが、ケトルの形状や素材、容量になります。
ケトルの形状や素材、容量を気にせずに適当に選んでしまうと、キャンプスタイルに合わなかったり、容量が大きいために携行性や収納性が悪かったりなど、目的に合わないケトルを選ぶことになります。



ケトルは英語で”やかん”と訳されるため、アウトドアでは、ケトルとやかんは、ほぼ同じ意味になります。
ソロキャンプに必要なケトルを選ぶときには、たった3つのポイントを押さえることで、失敗しないケトルを選ぶことができます。


ソロキャンプ用のケトルを選ぶときに大切なポイント。
- ケトルに使われる素材は、選ぶときの重要ポイント。
- ケトルの形状によって、ソロキャンプでの目的を考える。
- ソロキャンプ向きのケトルの容量とは。
下の記事では、直火におすすめの最強ケトルを特集しています。軽量でコンパクトなケトルは、まさにソロキャンプ向き。
飯盒(はんごう)、メスティン


飯盒(はんごう)とは、キャンプや登山の野外で調理に使用する、携帯用炊飯器・食器をいいます。
一般的に飯盒(はんごう)といえば、そら豆の形をした兵式飯盒が有名ですが、その他にも丸型や角型の飯盒があり、それぞれに特徴があります。
ソロキャンプ用の飯盒(はんごう)を選ぶときには、素材や形状、携行性をキャンプスタイルに合わせることが大切です。


飯盒を購入するときに素材や形状、携行性などを考えずに選んでしまうと、調理の目的に合わなかったり、持ち運びや収納が悪く、キャンプスタイルに合わないことに繫がります。
飯盒の形状を選ぶときには、炊飯や調理の目的、移動手段など携行性に合わせて選択することが大切です。
飯盒の形状とは。
- 兵式飯盒
- 丸型飯盒
- 角型飯盒
下の記事では、ソロキャンプにおすすめの飯盒やライスクッカー、人気のメスティンを特集しています。
シェラカップ


シェラカップとは素材に、ステンレスやチタン、アルミ、銅などが使われている、ハンドル付きカップのことをいいます。
シェラカップはとても利便性が高く、カップとしてはもちろんですが、調理器具として焼いたり、蒸したり、煮込んだり、揚げたり、炊飯したりなど、幅広い活用方法があります。
シェラカップで調理した後は、そのままお皿として使うことができるので、ホントに利便性が高いキャンプ道具となる。
また、カップの独特な形状を生かすことで同じサイズ同士をスタッキングできたり、サイズ違いのシェラカップを重ねて収納できるなど、携行性と収納性に優れていることも魅力にあります。



シェラカップは直火にかけることもできるので、ブッシュクラフトにもオススメ。まさに、最強のキャンプ道具。
シェラカップひとつで、カップやクッカー、お皿としてマルチに使うことができます。


ソロキャンプ用のシェラカップを選ぶときは素材や容量、サイズ、携行性、収納性を考えて、キャンプスタイルや移動手段に合わせることが大切です。
ソロキャンプでは、ファミリーキャンプのように大きいサイズや容量のシェラカップは必要ありません。できるかぎり軽量でコンパクトなものがおすすめ。
下の記事では、ソロキャンプにおすすめのシェラカップを特集しています。シェラカップは調理器具やお皿として使うなど、最強のキャンプギア。
アウトドア料理の幅が広がる便利な調理器具を紹介


これから紹介するダッチオーブンとスキレット、シェラカップは、本格的なアウトドア料理やソロキャンプにおける、料理の幅を大きく広げる便利なキャンプ道具です。
ダッチオーブンやスキレットは、肉や魚、野菜などの旨味を凝縮した本格的なアウトドア料理を作ったり、お米を炊いたり、パンやピザを焼くこともできます。
シェラカップは万能性に優れたキャンプ道具で、コップや食器、クッカーとして使うことができます。
また、焚き火による直火も可能なので、ソロキャンプにぴったりのキャンプ道具です。



アウトドア料理の幅を広げる道具ばかり。ソロキャンプの目的にあった道具を選ぶことが大切です。
ダッチオーブン


一般的にダッチオーブンとは、厚い鋳鉄製の鍋と密閉することができる蓋で構成された調理器具のことをいい、焼く、蒸す、煮込む、揚げる、燻すなど、万能な調理をすることができます。
ダッチオーブンで作った料理は、とても美味しいことも人気のひとつにあります。
金属製の分厚い鍋とフタで密閉し、フタの上に炭を置くことで上下から熱を加えることができるため、旨味をギュッと凝縮できます。
また、ダッチオーブンは蓄熱性に優れているので、熱を食材の芯まで加熱することができます。
そのため、肉料理や硬い野菜でも、安定した熱を通すことで、柔らかく旨味を閉じ込めた調理をすることができます。
ダッチオーブンは、フライパンやクッカーとは違った本格的なアウトドア調理をすることができます。



ダッチオーブンは、焚き火との相性抜群。ブッシュクラフトで火を起こして調理をするなど、焚き火と調理を両方で楽しめる。


さらに、ダッチオーブンは家庭用のガスコンロやIHに対応したものまであるため、ご家庭で手軽にアウトドア調理を楽しめるメリットがあります。
シーズニングのいらない素材や中性洗剤で洗うことができるダッチオーブンなど、インドア向けの製品も豊富にあるため、初心者やアウトドア知識のないかたでも手軽に使うことができます。
下の記事では、ソロキャンプにおすすめのコンパクトなダッチオーブンを特集しています。シーズニング不要のダッチオーブンなど、初心者にもおすすめとなる。
スキレット


一般的にスキレットとは、鋳鉄製の厚いフライパンのことをいいます。焼いたり、炒めたり、蒸す、煮る、揚げる、燻すなど、マルチ調理ができるため、インドアとアウトドアの両方で活躍します。
鋳鉄製のスキレットは調理の際、均一に熱を伝えることができたり、蓄熱性に優れているため、天候や気温に左右されにくい調理器具といえます。
スキレットを使った調理は低温でフタをして、じっくりと食材の旨味を閉じ込めることができたり、野菜の水分だけの栄養たっぷりな無水料理ができたり、ステーキを高温で表面だけ焼くこともできます。
スキレットには、さまざまな調理方法があり、また、食材を美味しくするための確かな性能があります。


ご家庭で使用する際にもIH調理器具やオーブンに対応したり、シーズニングとよばれる”油慣らし”のいらないスキレットもあり、インドアとアウトドアで幅広く楽しむことができます。
こんなにも魅力満載のスキレットですが、素材や大きさ、シーズニングの有無、家庭用に適しているなど、選ぶときに4つのポイントが必要になります。
ソロキャンプ用のスキレットを選ぶときの4つのポイント。
- スキレットに使われている素材で選ぶ。
- ソロキャンプに最適なスキレットの大きさとは。
- スキレットは深さを確認することも大事なポイント。
- 熱源でスキレットを選ぶことも大切。
下の記事では、ソロキャンプにおすすめのコンパクトなスキレットを特集しています。スキレットは焼いたり、煮たり、蒸したり、揚げたりするなど万能調理ができる。
ホットサンドメーカー


ホットサンドメーカーには「電気式」と「直火式」がある。
なぜ、直火式のホットサンドメーカーがキャンプ向きかというと、バーナーやカセットコンロ、焚き火で調理することができるからです。
また、直火式のホットサンドメーカーは、携行性に優れており、コンパクトに収納ができ、お手入れが簡単なことも魅力です。
ホットサンドメーカーには、いくつかのサイズがありますので、キャンプスタイルや人数にあわせてサイズを選ぶことが大切になります。



おもにキャンプで使用するのは、直火式になります。
まとめ


今回のゼロイチキャンプは、ソロキャンプに便利な調理器具を紹介した。
調理器具はキャンプやアウトドアには、なくてはならないキャンプギアである。
そして、調理器具は豊富な種類や形状があるため、どのような調理をするのか目的に合わせた先学が必要だ。ほかにも、キャンプスタイルや移動手段を考えることも大切である。
ぜひ、この記事を参考にソロキャンプで調理器具を使って、本格的なアウトドア料理を楽しんでください。
ゼロイチキャンプでは、InstagramとYouTubeを配信しています。
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筆者自らGoProをつかって、ソロキャンプのリアルな映像を撮影しています。ぜひYouTubeも楽しんでください。
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