日本ブッシュクラフト協会(JBA) 認定ブッシュクラフターの ゼロイチキャンプです。この記事は、認定資格を持つ筆者が監修し、執筆まで行っています。
今回のゼロイチキャンプは「ブッシュクラフトでつかいたい、最強のナイフ」を特集します。紹介するナイフはバトニング向きであるシースナイフに限定し、さらにフルタング構造のみとなっています。
また、この記事を初めてみるかたにもわかりやすいように、シースナイフやバトニング、ブッシュクラフトについて解説がありますので安心してご覧ください。
この記事はブッシュクラフトに興味のある方であったり、これから始めたい方であったり、新たにアウトドアナイフを探している方におすすめとなっています。

シースナイフでフルタングのみ!まさにブッシュクラフトにふさわしく、武骨で男らしい最強のナイフがわかる内容となる。




ソロキャンプにナイフをつかってブッシュクラフトを楽しみたいかたに、ぜひ参考にしていただきたいです。
この記事を読んでわかること、役立つ情報とは。
- 最強のフルタングナイフを選ぶことができる。
- フルタング構造について解説しています。
- シースナイフについて、わかりやすく解説がある。
- バトニングについて、わかりやすい解説がある。
- ブッシュクラフトとは。筆者が解説します。
下の記事では、日本ブッシュクラフト協会(JBA)認定ブッシュクラフターである筆者が監修する「今から始めるブッシュクラフト」を解説しています。



【おすすめ】シースナイフとは。最強のアウトドアナイフ。



Sheath Knife(シースナイフ)の「Sheath」とは、日本語で鞘(さや)のことをいいます。刃を収納するためのケースが付属されているナイフのことをシースナイフとよびます。
シースナイフの特徴はブレード(刃)とハンドルが固定されているため、耐久性と衝撃性、破壊性に強いことがあげられます。
フォールディングナイフやマルチツールナイフと比較すると、大きく頑丈なシースナイフは、ブッシュクラフトに最適な仕様となっている。



また、シースナイフはブッシュクラフトや調理をしたり、狩猟した動物や魚を解体したりするなど、細かい作業から力のいる作業まで、マルチに使うことができる万能ナイフとなる。




丈夫な革で作られている鞘(シース)が付属しているので、安全に収納や持ち運ぶことができる。




フォールディングナイフでも、クラフトをすることはできるけど、やっぱりシースナイフが耐久性や安全性に優れているのでオススメです。
フルタングナイフとは。最強で頑強を誇る、タング構造のこと。



タングとは、ハンドル内に納まっているブレード鋼材のことをいいます。タングにはいくつかの形状があり、タングの形状によって耐久性や耐衝撃性、機能性、軽量性などに違いがあります。
フルタングとは、ブレードに使われる鋼材がハンドルの末端まである構造のことをいいます。
フルタングは数あるタングのなかでも、いちばん強度が高く衝撃に強い構造になる。
そのため、フルタングナイフはバトニングやチョッピングなど、力の必要なブッシュクラフトに最適な仕様といえます。



ただし、フルタングはハンドル内を占める鋼材が大きいため、ほかのタングと比較すると重量のあるナイフとなります。
そのため、フルタングナイフを扱うときには、握力やパワーをつかい繊細な操作が必要となります。




フルタングナイフといっても刃の長さや刃厚によって快適性や耐久性、重量が異なる。




刃の厚みや長さ、ハンドルのフィット感はナイフの操作性に関わる重要なポイントになります。
【ナイフ】タングの種類を紹介。



下の記事では、アウトドアナイフの種類やタングの構造、刃の形状について詳しく解説しています。
フルタングのほかにもハーフタングやナロータング、コンシールドタングなど、使いやすい構造はたくさんあります。
とくに、ナイフを選ぶときに大切なポイントである刃の形状については、この記事では長くなるので割愛しています。
アウトドアナイフの知識を知りたい方や失敗しないナイフ選びを求めている方に、ぜひおすすめの記事となっています。




ほかのウェブサイトにない有益な情報が満載です。沼にハマるほどナイフは奥が深く、おもしろいのでチェックしてほしい!
下の記事ではアウトドアナイフについて、イラストや写真でわかりやすく解説しています。アウトドアナイフの知識やおすすめのナイフを紹介しています。



ブッシュクラフトとは。アウトドアに便利である、技術や知恵の総称のこと。



ブッシュクラフトとは、山や森など自然環境における「生活の知恵」の総称のことをいい、自然のなかで生きていくための技術や行動、知識となる。
ブッシュクラフトは、英語のBush(茂み)とCraft(工作)を合わせた造語となります。
ブッシュクラフトで作れるものにはシェルターやポール、トライポッド、リフレクター、ペグ、フェザースティック、スプーン、箸など、さまざまなものがあります。
また、ブッシュクラフトでは火起こしや野営の技術であったり、ロープワークであったりするなど、総合的なサバイバルスキルが必要となる。




ブッシュクラフトはナイフや斧など、刃物を使うことだけでなく、アウトドアで戦うための総合的な技術と知識を必要とします。



ナイフは、ブッシュクラフトの三種の神器のひとつである。ナイフがなくては火起こしや木をつかったクラフト、ロープの切断に至るまで、難易度が上がってしまう。
そのなかでも今回の特集であるフルタングナイフは、ブッシュクラフトにおすすめの仕様となっています。頑強な強度を誇るフルタングは、これから解説するバトニングに最適な構造でもある。




筆者は、JBA認定ブッシュクラフターの資格を有します。JBAでは、三種の神器としてナイフに火起こし道具、水筒と学びます。
バトニング



バトニングとはナイフをつかって薪を割るブッシュクラフトの技術のことをいいます。そのままでは、大きすぎて火がつきにくい薪を小さくすることができるので、焚き火をするときに便利な技術となる。
バトニングの方法は薪にナイフを当てたら、もう片方の手に薪を持ちバトンのようにナイフのスパインとよばれる背の部分を叩いて、薪を割ります。
バトニングをするときには、柔らかい針葉樹の薪がおすすめです。
広葉樹の薪はとても硬く、節を叩いてしまうとナイフの刃がチップ(欠ける)したり、折れたりすることもあります。




バトニングやブッシュクラフトをするときには、厚手のグローブをしましょう。ナイフや焚き火によるケガを軽減することができます。




厚手のグローブはグリップ力を上げることができたり、手汗で滑るのを防いだりできる。
下の記事では、ブッシュクラフトの必需品である耐熱グローブについて、わかりやすく解説しています。グローブは焚き火や刃物によるケガを防いでくれる優れもの。
フェザースティック



フェザースティックとはナイフや手斧、鉈を使用し小枝や薪を薄く削る技術のことをいいます。フェザースティックはできあがった見た目が、鳥の羽毛に似ていることから名付けられました。
フェザースティックは焚き火をする際、焚き付けや火口(ほくち)として着火に使います。
火口(ほくち)とは、マッチやファイヤースターター(メタルマッチ)など、発火器具の火種を”ちいさな炎”にするための素材のことをいいます。
代表的な火口には、麻紐やスギの樹皮をほぐしたもの、シラカバの樹皮、チャークロス、ファットウッドなど、さまざまなものがある。



焚き付けとは、火口の炎をさらに大きな火へと成長させるためのものをいいます。焚き付けにはフェザースティックや落ち葉、小枝、松ぼっくりなどがあります。
フェザースティックをするときは硬い広葉樹よりも、やわらかい針葉樹がおすすめ。
針葉樹は組織の構造がシンプルで真っすぐに伸びる性質があり、フェザースティックを作りやすい。




フェザースティックは、火口にも焚き付けにもなる万能性が魅力。フェザースティックは、ナイフの基本扱いの練習になります。




広葉樹でもフェザースティックは作れますが、初心者にはハードルが少し高い。まずは、針葉樹で鍛錬を積もう!
代表的な針葉樹とは。
- スギ
- ヒノキ
- アカマツ
- イチョウ
チョッピング



チョッピングとはナイフや斧、鉈など、刃物を木や薪に対しチョップするように叩いたり、削ったりする技術のことをいいます。
チョッピングでクラフトできるものにはペグやランタンスタンド、テントポール、ツールスタンドなど、さまざまなものを作ることができます。
チョッピングをするときは刃厚が厚く、強度の高いフルタングナイフがおすすめ。
大きいものをブッシュクラフトするときは、できるかぎり斧や鉈など、刃が厚く強度の高い刃物を使いましょう。
ハーフタングやナロータング構造のナイフでもチョッピングできますが、チップ(刃が欠ける)したり、刃が折れることがあります。




ナイフの刃の切れ味が落ちたり、欠けたりしたときは、刃を研ぐ必要があります。ナイフは、メンテナンスがとても重要です。
下の記事では、ナイフの刃を研ぐ方法やコツを完全解説しています。ナイフの刃が欠けたり切れ味が落ちたり、サビたときは研ぐ必要があります。
ロープワーク



ブッシュクラフトでは、ロープワークも多くのシーンでつかいます。
ロープワークはテントやタープの設営であったり、拾い集めた薪をロープでひとつにまとめたり、ポッドクレーンをクラフトしたりするときなど、さまざまなシーンで役に立ちます。
またロープワークといっても定番の”もやい結び”や”自在結び”から、難易度の高いロープワークまで、数多く存在します。




ソロキャンプやブッシュクラフトでつかうロープワークは、簡単な結び方をすこし覚えれば問題ないことがほとんど。




下の記事では、ゼロイチキャンプがおすすめする定番のロープワークをイラストをつかい、簡単に解説しています。
下の記事では、もやい結びや自在結びなど、簡単なロープワークを丁寧に解説しています。ロープワークを覚えるとソロキャンプに自信が持てるようになります。



【おすすめ】バトニングに最強のフルタングナイフを紹介。
KA-BAR/ケーバー 【ベッカーBK2 コンパニオン】



出典:Amazon
ケーバーのベッカーBK2の特徴は、刃の長さ127㎜(全長273㎜)、刃厚6.6㎜の超厚と重量420gを誇る超重量級のボディ。さらにタフで切れ味鋭いブレードが魅力のフルタングとなる。
ベッカーBK2のブレードには、カーボンスチール(1095 Cro-Van)を採用。切れ味鋭く、サビに強いブラックパウダーコーティングを施しています。




ベッカーBK2は、超重量級のナイフでありながら、切れ味とタフさを兼ね備えている。まさに、最強のアウトドアナイフ。
ハンドルの素材にはウルトラミッドとよばれる樹脂を採用。ウルトラミッドの特徴は衝撃吸収に優れ、握り心地のクオリティが高いことがあげられす。
樹脂製のハンドルのデメリットに滑りやすく、握り心地に安定感がないことがあげられますが、ベッカーBK2のハンドルにはウルトラミッドを採用することで解消しています。
また作業中にハンドルから指が滑ってケガをしないように”ヒルト”があるので、クラフトやバトニングにも安心です。
メーカー | KA-BAR ケーバー |
品名 | ベッカーBK2 コンパニオン |
ナイフの種類 | シースナイフ |
ブレード | カーボンスチール(1095 Cro-Van) |
タング | フルタング |
グラインド | スカンジグラインド(セイバーグラインド) |
刃厚 | 6.6㎜ |
全長 | 約268㎜ |
刃の長さ | 127㎜ |
重量(ナイフ本体) | 約415g |
ハンドル素材 | ザイテル |
下のナイロンシースタイプのベッカーBK22は、ファイヤースターターを入れる小ポケットがあったり、MOLLEシステムを付属したりするため、バックパックに取付けることもできる。
下の記事では、最強のフルタングナイフとうたわれるKA-BARのベッカーBK2をレビューしています。バトニングやチョッピングなど、ハードなブッシュクラフトにおすすめ!



HELLE/ヘレ ナイフ 【DIDI GALGALU/ディディ ガルガル】
■シースナイフ



出典:UPI
ヘレのディディ ガルガルのブレードには、耐久性&耐食性に優れた”Sandvik 14C28Nステンレス”を採用。ブッシュクラフトから本格的なアウトドア調理まで、幅広く楽しむことができるフルタングのシースナイフ。
ディディ ガルガルは、北欧らしい伝統的なスカンジグラインドを採用。刃厚は3.0㎜、刃長は129㎜、柄長120㎜(重量約198g)となっています。
ハンドルの素材には、美しい木目が特徴的な”カーリーバーチ”を採用、ひとつひとつの木目が異なるデザイン性を楽しめる。




ヘレのディディ ガルガルは耐久性やサビに強く、機能性、デザイン性に優れた最上級品質のシースナイフに仕上がっています。




ヘレのディディ ガルガルのハンドルは、少し大きめの仕様になっており、手のサイズが平均~大き目の人におすすめです。
メーカー | HELLE ヘレナイフ |
品名 | DIDI GALGALU ディディ ガルガル |
ナイフの種類 | シースナイフ |
ブレード | ステンレススチール (Sandvik 14C28N) |
タング | フルタング |
グラインド | スカンジグラインド |
刃厚 | 3.0㎜ |
刃の長さ | 129㎜ |
HELLE/ヘレ ナイフ 【UTVAER/ ユートゥベーラ】
■シースナイフ



出典:UPI
ヘレのユートゥベーラのブレードには、完全硬化で刃のしなりがない”Sandvik 12C27ステンレススチール”を採用。切断やカービングなど、ナイフ本来の切れ味を楽しめるため、ブッシュクラフトを思いっきり堪能できる。
ユートゥベーラのブレード形状は、北欧らしいスカンジグラインドを採用。刃厚は3.0㎜、刃長は102㎜、柄長120㎜(重量160g)の仕様になる。
ハンドルの素材には、美しい木目が特徴的な”カーリーバーチ”を採用。また、ユートゥベーラのハンドルは、やや細身となっているため、小~中型の手のサイズに握りやすい。




ヘレのユートゥベーラは耐久性やサビに強く、機能性、デザイン性に優れた最上級品質のシースナイフに仕上がっています。




北欧らしい高級感のあるデザインに、扱いやすいスカンジグラインドを採用。初心者から上級者まで愛用できるシースナイフです。
メーカー | HELLE ヘレナイフ |
品名 | UTVAER ユートゥベーラ |
ナイフの種類 | シースナイフ |
ブレード | ステンレススチール (Sandvik 12C27) |
タング | フルタング |
グラインド | スカンジグラインド |
刃厚 | 3.0㎜ |
刃の長さ | 102㎜ |
CUDEMAN/クードマン 【ブッシュクラフター CUD206M BS-9】



出典:Amazon
CUDEMAN(クードマン)のブッシュクラフターには、ヨーロッパで最高級ステンレス鋼といわれるN690COをブレードに採用しています。エッジはスカンジグラインドとなっています。
ハンドルは頑強なフルタング構造となっており、滑らかなハンドルラインは手によく馴染むため、広葉樹の硬い木でもクラフトを楽しめる。
クードマンのブッシュクラフター刃渡りは114㎜、刃厚4.6㎜(重量約238g)の全長は約230㎜となっており、バトニングやブッシュクラフトにちょうどいいサイズ感となる。




クードマンのブッシュクラフターは、高級感のあるデザインに機能性と品質を備えた、ブッシュクラフトに最適なナイフ。
クードマンのブッシュクラフターのハンドル素材にはマイカルタを採用、グリップエンドにはランヤードホール(ストラップ穴)があるため携行性を向上できる。
マイカルタは綿や麻、紙などを幾層にも重ね、フェノール樹脂で成型した人工素材になります。マイカルタは水や汚れ、衝撃性、耐紫外線に優れた特徴があります。
またクードマンのブッシュクラフターには、レザーベルトシースが付属。持ち運びと収納性に優れ、デザイン性も素晴らしいシースに仕上がっています。
メーカー | CUDEMAN クードマン CUD206M BS-9 |
品名 | ブッシュクラフター |
ナイフの種類 | シースナイフ |
ブレード | BOHLER N690co(高級ステンレス鋼材) |
タング | フルタング |
グラインド | スカンジグラインド |
刃厚 | 4.6㎜ |
刃の長さ | 114㎜ |
CUDEMAN/クードマン 【クードマン 158M ブッシュクラフト】



出典:Amazon
CUDEMAN(クードマン)の158M ブッシュクラフトには、ヨーロッパで最高級ステンレス鋼といわれるN690COをブレードに採用しています。
またブレードはヨーロッパらしいスカンジグラインドを採用、ハンドルは頑強なフルタングになります。
158M ブッシュクラフトの刃の長さは127㎜、刃厚4.5㎜(重量274g)の全長は約235㎜となっており、バトニングやブッシュクラフトにぴったりのサイズ感となる。




クードマンの158M ブッシュクラフトは、高級感のあるデザインに品質を備えた、ブッシュクラフトに最適なナイフ。
クードマンの158M ブッシュクラフトのハンドル素材にはブラックマイカルタを採用、グリップエンドにはランヤードホール(ストラップ穴)があるため携行性を向上できる。
マイカルタは綿や麻、紙などを幾層にも重ね、フェノール樹脂で成型した人工素材になります。マイカルタは水や汚れ、衝撃性、耐紫外線に優れた特徴があります。
またクードマンの158M ブッシュクラフトには、レザーベルトシースが付属。持ち運びと収納性に優れ、デザイン性も素晴らしいシースに仕上がっています。
メーカー | CUDEMAN クードマン |
品名 | ブッシュクラフト 158M |
ナイフの種類 | シースナイフ |
ブレード | BOHLER N690co(高級ステンレス鋼材) |
タング | フルタング |
グラインド | スカンジグラインド |
刃厚 | 4.5㎜ |
刃の長さ | 127㎜ |
MORAKNIV/モーラナイフ 【ガーバーグ ブラックブレード マルチマウント】



出典:UPI
MORAKNIV(モーラナイフ)は、創業130年のスウェーデンを代表する老舗ブランド。
その品質はスウェーデン国王にも高い評価を得ており、スウェーデンを代表するメーカーのみに与えられる、王室御用達の認定を受けています。



出典:UPI
ガーバーグ ブラックブレード マルチマウントのブレードには、刃厚3.2mmの高品質なカーボンスチールを採用。
またブレードには、DLCコーティングを施してあるため、サビにくい仕様になっています。




ガーバーグ ブラックブレード マルチマウントは、過酷な環境下に最適なシースナイフ。ブッシュクラフトを思う存分、楽しむことができる。
ガーバーグ ブラックブレード マルチマウントは、モーラナイフ初のフルタング構造を採用。
エッジはスカンジグラインドになっているため、調理やブッシュクラフトに最適です。
シース(さや)には、ベルクロループを装備しているため、MOLLEシステムに対応が可能で、バックパックのショルダーベルトや様々なところに取り付けることができる。



出典:UPI
メーカー | MORAKNIV モーラナイフ |
品名 | ガーバーグ ブラックブレード マルチマウント |
ナイフの種類 | シースナイフ |
ブレード | カーボンスチール(ブラックコーティング) |
タング | フルタング |
グラインド | スカンジグラインド |
刃厚 | 約3.2mm |
刃の長さ | 約109mm |
下の記事では、モーラナイフの人気モデル「コンパニオンシリーズ」を完全レビューしています。コンパニオンはコスパに優れていますが、機能性や切れ味、携行性も抜群の仕様。



BAREBONES/ベアボーンズ 【No.6 フィールドナイフ】



出典:Amazon
BAREBONES(ベアボーンズ)のNo.6 フィールドナイフの刃の長さは152㎜(全長266㎜)、刃厚約3㎜、重量318gとなります。
ベアボーンズのNo.6 フィールドナイフのブレードには、カーボンスチール(高炭素鋼)を採用しています。
また、グラインドの形状は、刃の強度に優れたフラットVグラインドとなっている。




ベアボーンズのNo.6 フィールドナイフは機能性や品質、デザイン性に優れるフルタングナイフ。



出典:Amazon
ベアボーンズのNo.6 フィールドナイフのハンドル素材には高級感があり、耐久性やフィット性に優れるウォールナットが使われています。
耐久性や操作性、グリップ性能に優れるNo.6 フィールドナイフはバトニングや切断、調理まで幅広い使い方ができます。




ベアボーンズのNo.6 フィールドナイフはソロキャンプやツーリング、野営、ブッシュクラフトキャンプにおすすめです。
メーカー | BAREBONES(ベアボーンズ) |
品名 | No.6 フィールドナイフ |
ナイフの種類 | シースナイフ |
ブレード | カーボンスチール(高炭素鋼) |
タング | フルタング |
グラインド | フラットVグラインド |
刃厚 | 約3㎜ |
全長 | 約266㎜ |
刃の長さ | 152㎜ |
重量(ナイフ本体) | 約318g |
ハンドル素材 | ウォールナット |
BARK RIVER/バークリバー 【ブッシュクラフターⅡ 3V ブラックキャンバスマイカルタ】



出典:eナイフ.JP
BARK RIVER(バークリバー)は、アメリカのミシガン州に本拠地のあるナイフブランドです。
ナイフの製造には、最新技術と伝統的な技術を用いており、その高い品質や切れ味、耐久性、耐食性など、多くの技術性能は世界中から高い評価を得ています。




バークリバーといえばブラボー1が有名ですが、そのほかにも高性能で高品質なナイフが豊富にあります。



出典:eナイフ.JP
バークリバーのブッシュクラフターⅡ 3V ブラックキャンバスマイカルタのブレードには、米国クルーシブル社のセミステンレスのCPM3V鋼を採用。
CPM-3V鋼は切れ味や耐久性、耐食性のバランスのとれた鋼材となっているため、バトニングやフェザースティックなど、ブッシュクラフトにぴったりのブレードになります。
またブッシュクラフターⅡ 3V ブラックキャンバスマイカルタの仕様は、全長:233mm 刃長:112mm 刃厚:4.2mm(重量208g)となっています。
ブッシュクラフターⅡ 3V ブラックキャンバスマイカルタのハンドルには、名前のとおり”マイカルタ”を採用。
マイカルタは綿や麻、紙などを幾層にも重ね、フェノール樹脂で成型した人工素材になります。マイカルタは水や汚れ、衝撃性、耐紫外線に優れた特徴があります。




ブッシュクラフターⅡ 3V ブラックキャンバスマイカルタは、品質や機能性、デザインなど、すべてにおいて完璧なナイフになります。
JOKER/ジョーカー 【Bushcrafter/ブッシュクラフター】



出典:Amazon
JOKER(ジョーカー)のブッシュクラフターのブレードには、硬度と耐食性に優れた”Böhler N695スチール硬度58HRC”を採用。耐久性とサビに優れたステンレス鋼となる。
ジョーカーのブッシュクラフターの刃の長さは105㎜、刃厚3.7㎜の全長は220㎜(重量170g)となっており、機能的で快適性に優れた仕様となります。
またブッシュクラフターのブレードはフラットグラインドを採用しているため、バトニングやクラフト、調理に至るまでバランスのとれたナイフとなっています。




ジョーカーのブッシュクラフターは、耐久性や快適性、機能性、サビに強いなど、バランスのとれたナイフとなります。
ブッシュクラフターのハンドルにはオリーブウッドを採用しており、天然木と鋼材のあいだにブラックライナーを施しているので、デザイン性に優れた仕上がりとなる。
ブッシュクラフターには収納と携帯に便利なレザーのシース(さや)と高級感のあるファイヤスターターが付属されています。
またシースはランヤードとよばれるストラップ付きになっているため、利便性と快適性を向上できるのも嬉しい。




ランヤードは、簡単に説明するとナイフストラップです。ハンドルの穴にかけるストラップになります
メーカー | JOKER ジョーカー |
品名 | Bushcrafter ブッシュクラフター |
ナイフの種類 | シースナイフ |
ブレード | Böhler N695スチール硬度58HRC |
タング | フルタング |
グラインド | フラットグラインド |
刃厚 | 3.7㎜ |
刃の長さ | 105㎜ |
JOKER/ジョーカー 【Ember/エンバー】



出典:Amazon
大人気のJOKERのエンバーにファイヤースターター付きのお得なセット。ソロキャンプの焚き火に欠かすことのできない、バトニングやフェザースティックを思いっきり楽しむことができる。
ブレードには、硬度と耐食性に優れた”14C28N Sandvik stainless”を採用。サビに強いステンレス鋼のため、メンテナンスの手間が省けます。
ブレードの形状はスカンジグラインドになっており、刃厚は3.8㎜の厚めになります。刃長は105㎜と使いやすいサイズになっています。




ブッシュクラフトに大人気のJOKERのエンバーに、ファイヤスターターが付属されている、お得なセットになります。
JOKERのエンバーのハンドル素材には、落ちついた風合いのウォールナットが使われています。またフルタング構造を採用しているため、強度の高い仕様になっている。
エンバーには、収納と携帯に便利なレザーのシース(さや)が付属されています。シースはランヤードとよばれるストラップ付きになっているため、利便性に優れています。




ランヤードは、簡単に説明するとナイフストラップです。ハンドルの穴にかけるストラップになります



出典:Amazon
JOKERのエンバーには、ハンドル素材に”カーリーバーチ”を採用したモデルがあります。こちらもファイヤースターターが付属されています。
ハンドルは好みによって、ウォールナットかカーリーバーチを選択することができます。
メーカー | JOKER ジョーカー |
品名 | Ember エンバー |
ナイフの種類 | シースナイフ |
ブレード | 14C28N Sandvik stainless |
タング | フルタング |
グラインド | スカンジグラインド |
刃厚 | 3.8㎜ |
刃の長さ | 105㎜ |
CONDOR/コンドル 【ビソンテ ブッシュクラフトナイフ】



出典:ヤフーショッピング
CONDOR(コンドル)のビソンテ ブッシュクラフトナイフの刃の長さは120㎜、刃厚3㎜(重量174g)。全長は約240㎜のフルタングとなっているため、ブッシュクラフトに最適のサイズ感となる。
CONDORのビソンテ ブッシュクラフトナイフのブレード素材には、1075 ハイカーボン鋼を採用し無骨な仕上がりとなっている。
またブレードはスカンジグラインドを採用しているので、扱いやすいことも魅力にある。スカンジグラインドはシングルベベルですので、刃を研ぎやすいこともメリットにあります。




CONDORのビソンテ ブッシュクラフトナイフは、リーズナブルでありながら高品質・高機能をもつフルタングナイフ。
CONDORのビソンテ ブッシュクラフトナイフのハンドル素材には天然木のウォールナットを採用。グリップエンドにはランヤードホール(ストラップ穴)があるため、収納性と携行性を向上できる。
またビソンテ ブッシュクラフトナイフには、ファイヤースチールを携帯できる専用レザーシースを付属。持ち運びと収納性に優れ、デザイン性も素晴らしいシースに仕上がっています。
メーカー | CONDOR コンドル |
品名 | ビソンテ ブッシュクラフトナイフ |
ナイフの種類 | シースナイフ |
ブレード | 1095 ハイカーボン鋼 |
タング | フルタング |
グラインド | スカンジグラインド |
刃厚 | 3㎜ |
刃の長さ | 120㎜ |
CONDOR/コンドル 【ブッシュクラフト ベーシック 5インチ】



出典:ヤフーショッピング
CONDOR(コンドル)のブッシュクラフト ベーシック 5インチの刃の長さは126㎜、刃厚3㎜(重量192g)となっています。
またブッシュクラフト ベーシック 5インチの全長は約245㎜のフルタングとなっているため、ブッシュクラフトに安定感のあるサイズとなる。
CONDORのブッシュクラフト ベーシック 5インチのブレード素材には、1075 ハイカーボン鋼を採用し無骨な仕上がりとなっている。




CONDORのブッシュクラフト ベーシック 5インチは、コスパ最強でありながら高品質・高機能をもつフルタングナイフ。
CONDORのブッシュクラフト ベーシック 5インチのハンドル素材には天然木のウォールナットを採用。シンプルなハンドル形状となっており、フィット性に良いことも魅力です。
またブッシュクラフト ベーシック 5インチには持ち運びと収納に便利な専用シースを付属しています。シースにはベルトループを付属しているので、森や林など、移動中にも快適な携行ができる。
メーカー | CONDOR コンドル |
品名 | ブッシュクラフト ベーシック 5インチ |
ナイフの種類 | シースナイフ |
ブレード | 1095 ハイカーボン鋼 |
タング | フルタング |
グラインド | ― |
刃厚 | 3㎜ |
刃の長さ | 126㎜ |
Ontario/オンタリオ 【#8667 RAT-5 1095カーボンスチールナイフ】



出典:Amazon
Ontario(オンタリオ)のRAT-5 1095カーボンスチールナイフは刃の長さ127㎜、刃厚4.7㎜(重量330g)とバトニングするのにぴったりのサイズ感。
またブレードには1095カーボンスチール鋼材を採用し、防錆性に優れたブラックパウダーコーティングを施しているため、武骨な仕上がりとタフで切れ味鋭いフルタングナイフとなる。




オンタリオのRAT-5はシンプルな形状のフルタングナイフ。余計なものはいらない潔さがカッコ良い。
オンタリオのRAT-5のハンドル素材にはマイカルタを採用、グリップエンドにはランヤードホール(ストラップ穴)があるため携行性を向上できる。
マイカルタは綿や麻、紙などを幾層にも重ね、フェノール樹脂で成型した人工素材になります。マイカルタは水や汚れ、衝撃性、耐紫外線に優れた特徴があります。
また作業中にハンドルから指が滑ってケガをしないように”ヒルト”があるので、クラフトやバトニングにも安心です。
メーカー | Ontario/オンタリオ |
品名 | #8667 RAT-5 1095カーボンスチールナイフ |
ナイフの種類 | シースナイフ |
ブレード | 1095カーボンスチール鋼(ブラックパウダーコーティング) |
タング | フルタング |
グラインド | フルフラットグラインド |
刃厚 | 4.7㎜ |
刃の長さ | 127㎜ |
Ontario/オンタリオ 【#8671 TAK1 1095カーボンスチールナイフ】



出典:Amazon
Ontario(オンタリオ)のTAK1 1095カーボンスチールナイフは刃の長さ114㎜、刃厚4.7㎜(重量294g)となっています。
さきに紹介したオンタリオRAT-5よりもブレードが短く重量も軽いため、扱いやすさと携行性を重視するかたにオススメとなっている。
ブレードには1095カーボンスチール鋼材を採用し、防錆性に優れたブラックパウダーコーティングを施しているため、武骨な仕上がりとタフで切れ味鋭いフルタングナイフとなる。




手が小さい筆者にはRAT-5よりも、TAK1の方がサイズ感がぴったり。
TAK1 1095カーボンスチールナイフのハンドル素材にはマイカルタを採用、グリップエンドにはランヤードホール(ストラップ穴)があるため携行性を向上できる。
マイカルタは綿や麻、紙などを幾層にも重ね、フェノール樹脂で成型した人工素材になります。マイカルタは水や汚れ、衝撃性、耐紫外線に優れた特徴があります。
また作業中にハンドルから指が滑ってケガをしないように”ヒルト”があるので、クラフトやバトニングにも安心です。



出典:Amazon
オンタリオのTAK1 1095カーボンスチールナイフの全長は254㎜となっており、ブッシュクラフトに最適なサイズ感となっている。
またTAK1 1095カーボンスチールナイフには、携行性と収納性に優れたナイロン製のシースが付属される。
メーカー | Ontario/オンタリオ |
品名 | #8671 TAK1 1095カーボンスチールナイフ |
ナイフの種類 | シースナイフ |
ブレード | 1095カーボンスチール鋼(ブラックパウダーコーティング) |
タング | フルタング |
グラインド | ― |
刃厚 | 4.7㎜ |
刃の長さ | 114㎜ |
GAKU 【ナタナイフ】



出典:GAKU
【爆売れ】クラウドファンディングで4000%達成!!
世界三大刃物産地の『岐阜県関市』で、
刃物職人のプライドにかけて、手作業でつくられる。
薪割りから調理までこなす、フルタング構造の鉈。
GAKU(ガク)のナタナイフは、ブッシュクラフトから調理までこなす最強の鉈。世界三大刃物産地である『岐阜県関市』の職人の手によって、ひとつひとつ作られる製品は高い品質を誇り、長年愛用できます。
GAKUのナタナイフの使用サイズは刃渡り148mm、 刃厚4.5mm、全長270mm(重量330g)となっており、軽量で操作性に優れるサイズとなる。
GAKUのナタナイフのブレード素材にはスウェーデンの高品質なステンレス(14C28N鋼材)を採用し、耐久性や切れ味、サビに強い仕様を誇る。




GAKUのナタナイフは、軽量で手にフィットする操作性を実現。初心者からベテランまで、幅広く使いやすい。筆者も愛用している。



GAKUのナタナイフはフルタング構造となっており、一般的なナイフと比較すると耐久性や剛性に優れます。
まさに、ナイフと鉈の良いところをあわせ持つ最強の刃物です。
ナタナイフのブレードには”スカンジグラインド”を採用し、フェザースティックからチョッピングまで、ブッシュクラフトに最適なブレードになっています。




ナタナイフに採用するスカンジグラインドは、多くのフルタングナイフにも使われるほど、ブッシュクラフトにおいて圧倒的な信頼があります。



GAKUのナタナイフは、ソロキャンプやアウトドアの調理にも最適な仕様です。
ナタナイフが1本あれば、ブッシュクラフトから調理まで、すべてのシーンに対応できる。



GAKUのナタナイフのブレード素材は、スウェーデンの高品質ステンレスを採用。
一般的なナイフに使われるステンレスやカーボンと比較すると、耐久性や耐食性(サビに強い)、切れ味など、すべての性能で高いことがわかる。



ナタナイフには、携行性や収納性に優れる牛革をつかったシース(鞘)を付属します。
シースにはベルトループが付いているので、山や林の中を歩くときにも便利です。



GAKUのナタナイフは世界三大刃物産地である『岐阜県関市』の刃物職人の手によって、ひとつひとつ丹精込めて作られます。
ナタナイフは経年劣化を楽しみながら、長く愛用できる究極の1本となる。
下の記事では、GAKUのナタナイフを完全レビューしています。筆者が野営キャンプに行き、ナタナイフを実戦で使用しています。



Muela/ムエラ 【TUAREG-10G トゥアレグ】



出典:Amazon
Muela(ムエラ)のトゥアレグには、耐久性&耐食性に優れた”Sandvik 14C28Nステンレス”を採用。ハンティングやブッシュクラフトなど、本格的なアウトドアまで楽しむことができる。
またブレードはフラットグラインドを採用しているため、ブッシュクラフトやバトニング、調理まで幅広く対応する。
ムエラのトゥアレグの刃の長さは100㎜、刃厚4㎜(重量201g)の全長は約210㎜のコンパクトで軽量な仕上がりとなっています。




ムエラのトゥアレグは、ハンティングからブッシュクラフト、調理まで幅広く楽しめるナイフ。
ムエラのトゥアレグのハンドル素材にはマスタードマイカルタを採用、グリップエンドにはランヤードホール(ストラップ穴)があるため携行性を向上できる。
マイカルタは綿や麻、紙などを幾層にも重ね、フェノール樹脂で成型した人工素材になります。マイカルタは水や汚れ、衝撃性、耐紫外線に優れた特徴があります。
またムエラのトゥアレグのハンドルは3D加工された設計になっているため、よく手に馴染むフィット感を実現しています。
メーカー | Muela ムエラ |
品名 | TUAREG-10G トゥアレグ |
ナイフの種類 | シースナイフ |
ブレード | Sandvik 14C28Nステンレス |
タング | フルタング |
グラインド | フラットグラインド |
刃厚 | 4㎜ |
刃の長さ | 100㎜ |
【まとめ】バトニングにおすすめの最強フルタングナイフ。



今回のゼロイチキャンプでは、ブッシュクラフトにおすすめ”最強のフルタングナイフ”を解説してきました。
フルタング構造であれば、バトニングやチョッピングなど、ハードなブッシュクラフトやおいしいアウトドア調理を楽しむことができます。




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