NCAJキャンプインストラクター/日本ブッシュクラフト協会 認定ブッシュクラフター/防災士など、アウトドアと防災の専門資格をもつ ゼロイチキャンプです。この記事は、筆者が監修し執筆まですべて行っています。
今回のゼロイチキャンプは、2025年最新のキャンプにおすすめのクッカーを特集します。
クッカーは別名『コッヘル』ともよばれる、小型の調理器具のことをいいます。
筆者はクッカーほど、利便性に高いキャンプギアはないと思っています。
クッカーは小ナベや大ナベ、フライパン、ポット、マグ、お皿など、アウトドアシーンやキャンプスタイルに合わせて万能な使い方ができます。
そのため、クッカーはソロキャンプやツーリング、ブッシュクラフト、ULキャンプ、登山、釣りなど、どんなキャンプスタイルにも最適なキャンプギアといえるのではないでしょうか。

クッカーは英語名であり、コッヘルはドイツ語が由来とされています。


ソロキャンプやツーリング、登山などアウトドアにクッカーがあればシングルバーナーやアルコールストーブ、焚き火をつかって手軽にお湯を沸かしたり、調理をしたりすることができます。
また、ソロキャンプで使用するクッカーはとても軽量でコンパクトのため、スタッキングができるなど、携行性や収納性に優れた仕様となっています。



クッカーは機能性抜群で、たいへん便利な調理器具です。初心者からベテランキャンパーまで、幅広く使われています。


ただし、ソロキャンプ用のクッカーを選ぶときには形状や大きさ、素材など、いくつかのポイントが大切となります。
クッカーの素材にはステンレスやアルミ、チタンなどがあり、焚き火との相性を知りたい方も多いはず。
そこで、今回のゼロイチキャンプはアウトドアの必需品である”クッカー”を特集します。
失敗しないクッカー選びから、焚き火との相性を解説したり最新のクッカーを紹介したりするので、ぜひ最後まで読んでください。



お気に入りのクッカーで、キャンプを楽しむ自分の姿を想像してください。ワクワクしますよね。
この記事を読んでわかること、役立つ情報とは。
- 最新のソロキャンプ向け、最強のクッカーを紹介。
- クッカーについて、キャンプインストラクターによる解説があります。
- クッカーを選ぶときのおすすめポイントを紹介。
- メスティンとクッカーの違いを解説。
- ソロキャンプで失敗しないクッカーを選べる。
- スタッキングについて解説します。
下の記事では、ソロキャンプ向け最強の火力を誇るシングルバーナーを特集しています。シングルバーナーは、クッカーと合わせて使うキャンプギア。


【おすすめ】ソロキャンプ向け、最強のソロクッカーの選び方を解説。


ソロキャンプ向けのクッカーはサイズや素材、形状、携行性、スタッキングなど、キャンプスタイルや調理の目的、移動手段に合わせて選ぶことが大切です。
クッカーの形状にはオーソドックスな丸型であったり、パスタや麺を茹でるのに最適な深型、メスティンのような角型など、いくつかの代表的な形状があります。
また、クッカーに使われる素材によって耐久性や熱伝導率、軽量性、耐食性(サビに強い)など、性能面に違いがあります。
とくに、ソロキャンプはツーリングやバックパックキャンプ、ULキャンプ、ブッシュクラフト、登山、釣りなど、キャンプスタイルや移動手段も異なるため、クッカーの形状や素材選びは大切なポイントとなります。



クッカー選びは、奥が深い。ただし、すこしのポイントを押さえるだけで、失敗しないクッカーを選ぶことができます。



見た目のカッコ良さや適当にクッカーを選んでしまうと、調理やキャンプスタイルに合わないことになってしまいます。
ソロキャンプ用のクッカーを選ぶときのおすすめポイント。
【おすすめ】クッカーの形状について解説。


一般的にソロキャンプ向けのクッカーの形状には丸型や角型、クッカーセットとよばれる代表的なものがあります。
クッカーの形状によって調理方法や熱伝導率、携行性、収納性、スタッキング性などに違いがあります。
とくに、クッカーの形状は調理の目的や調理バリエーションに関わるので、重要なポイントです。
丸型クッカーには底の浅い“浅型クッカー”やパスタや麺を茹でるのに最適な“深型クッカー”があります。
また、角型クッカーには人気のメスティンなどがあります。
クッカーの形状は大きさ(サイズ)にも関わるポイントでバックパックやギアボックス、バイクボックスなど、荷物量や移動手段、キャンプスタイルに合わせて選びましょう。



クッカーセットはフライパンとクッカーがセットになっているので、クッカー単体よりもサイズ感が大きくなる。


これから解説するスタッキングは、携行性と収納性を大幅に向上するテクニックになります。
スタッキングはクッカーの形状と深く関わりがあるので、着目してほしいポイントです。



スタッキングは、難しいテクニックではありません。クッカーとお使いの調理器具、燃料、カトラリーなどとのバランスが必要となります。
ソロキャンプ用クッカーの形状とスタッキングについて。
- 丸型クッカー(浅型・深型クッカー)
- 角型クッカー(メスティン)
- クッカーセット
- スタッキングについて解説。
下の記事では、ソロキャンプ向け軽量でコンパクトな最強ソロテントを特集しています。前室があるソロテントは、シングルバーナーでの調理が可能です。
丸型のクッカーを解説。代表的なものには浅型と深型クッカーがあります。


丸型のクッカーには底の浅い浅型クッカーに、底の深い深型クッカーがあります。丸型クッカーはキャンプやアウトドアでは、王道的なクッカーとなります。
丸型クッカーは浅型や深型の形状、クッカーセットを代表するように、各メーカーから豊富な種類やサイズ展開が魅力にあります。
丸型のクッカーは底の丸い形状が特徴的で、熱を均一に伝えることができるので、ムラなく炊飯ができたり食材にしっかりと熱を加えたりできます。
そのため、丸型クッカーは焼いたり炒めたり、煮たり、蒸したり、茹でたりするなど、万能な調理ができる魅力があります。



丸型クッカーは角がないため、食材のコゲやこびり付きが少ないこともメリットにあります。


丸型クッカーのデメリットには角型クッカーやケトルと比較すると、お湯が注ぎにくいことがあげられます。
注ぎにくいとは言っても、丸型クッカーにも注ぎ口が付いているので困るほどではないです。



上の写真にあるように、市販のドリップコーヒーにお湯を注いだりするときに不便なくらいです。
浅型のクッカーとは。熱伝導率が良く、気温の低いソロキャンプに最適。


浅型のクッカーとは、その名のとおり底の浅いタイプのクッカーのことをいいます。コンパクトな形状で携行性や収納性も抜群です。
浅型のクッカーの特徴は、底の浅い形状によりクッカー全体へ熱伝導の効率が良いことがあげられます。
そのため、浅型のクッカーはムラなく炊飯ができたり、食材へしっかりと熱を加えたり、お湯を素早く沸かしたりできるメリットがあります。


浅型のクッカーは熱伝導率を活かした調理が可能なので、冬や春先など、気温の低いキャンプや悪天候などにおすすめです。
また、浅型のクッカーはコンパクトで軽量な製品も豊富にラインナップしているので、バックパックキャンプやULキャンプ、ツーリング、ブッシュクラフトなどにもおすすめです。


浅型クッカーのデメリットには、スタッキング性に低いことがあげられます。
底の浅いクッカーとなるため、製品によってはOD缶をスタッキングできないことがあります。
上の写真は、筆者のエバニューのバックカントリーアルミポットにOD缶をスタッキングしたものです。
写真を見てわかるとおり、底が浅いのでフタが締まらない状態となっており、OD缶をスタッキングできません。



クッカーを選ぶときに、スタッキングを重視する方は多い。底の深さとOD缶の高さを調べて購入しましょう。
下の記事では、ソロキャンプの調理におすすめの”ソロ用まな板”を特集しています。コンパクトで軽量なソロ用まな板は超便利。
深型のクッカーとは。深さを生かした調理やスタッキングができます。


深型のクッカーは浅型クッカーとは対照的で、底の深いクッカーのことをいいます。
深型のクッカーは底の深い形状を活かしスープやパスタ、麺類、煮込み料理に最適な形状です。
とくに、ソロキャンプ向けの深型クッカーは直径が短いので、携行性や収納性に優れるメリットがあります。
深型のクッカーはOD缶やバーナーヘッド、カトラリー、小物などをスタッキングできます。
バックパックやギアボックス、バイクボックスに収納するときは、荷物スペースに無駄なく活用できるメリットがあります。



深型のクッカーは機能的で携行性、収納性、利便性に優れるなど、バランスのとれたクッカーになります。
深型のクッカーのデメリットには、焼いたり炒めたりする調理に不向きなことがあげられます。
浅型クッカーであれば、お肉やたまご焼きを快適に調理ができます。
しかし、深型クッカーではお肉を焼いたり、たまご焼きの調理に手間が掛かることがあります。
角型のクッカーとは。流行りのメスティンをチェック。


角型クッカーは、四角形や長方形の形状をしたクッカーのことをいいます。インスタント麺がシンデレラフィットするクッカーやメスティンなど、代表的な角型クッカーがあります。
角型クッカーは人気のメスティンを代表するように、万能調理ができるメリットがあります。
角型クッカーは熱伝導率が高いので焼いたり炒めたり、蒸したり、煮たり、揚げたりするなど、マルチ調理が可能です。


上の写真のように、角型クッカーはインスタント麺をそのままの形で茹でることができたり、お湯を注ぐときに角を使い注ぎやすかったりするなど、形状によるメリットがあります。
また、角型クッカーはバックパックやギアボックスなど、収納するときにパッキングしやすいこともメリットにあります。
丸型クッカーは収納したとき四隅にデッドスペースが生まれるが、角型クッカーは無駄なく収納できます。



メスティンのルーツを辿ると、軍用の飯盒として使われています。無駄のない携行性と収納性を考えられた設計となっている。
メスティンとは。


英語でメスティンとは、mess tin(食事缶)とよばれ、兵士が野戦等に食料を携行したり、食事の配給につかったりするための調理器具として使われていました。
現代のキャンプシーンでメスティンは機能性や快適性、携行性、デザイン性に優れていることから、とても人気が高い。
メスティンは飯盒としてお米を炊くほかに、焼いたり、蒸したり、煮たり、揚げたりするなど、幅広い調理方法を楽しめることも魅力にあります。
とくにソロキャンプでは、軽量でコンパクトであり万能調理ができるメスティンは、まさに最強のクッカーといえるのではないでしょうか。



メスティンには持ち手が付いているため、調理がしやすいこともメリットにあります。



旧日本軍の将校は、角型飯盒をつかっていました。位によって飯盒の形が分けられていたと言われます。
下の記事では、ソロキャンプ向けの飯盒・ライスクッカーについて選びかたのポイントやおすすめの商品を紹介した、完全網羅の内容となっています。
クッカーセットを解説。


クッカーセットとはフライパンとクッカーがセットになっていたり、サイズの異なるクッカーがセットになっていたりするクッカーのことをいいます。
クッカーセットのメリットには、利便性や万能性に高い調理ができることがあげられます。
また、クッカーセットはスタッキング性能も高い魅力があります。
クッカー単体では一つの調理しかできませんが、フライパンとクッカーがあれば同時に2つの調理をすることが可能です。
そのため、クッカーでご飯を炊きながら、フライパンでお肉を焼いたりできます。
クッカーセットには2つの調理器具がセットになっていたり、3つ以上の調理器具がセットになっている製品もあります。



クッカーセットソロキャンプやデュオキャンプ、ファミリーキャンプまで、幅広いキャンプスタイルにおすすめです。


クッカーセットのデメリットには、携行性と収納性が下がることがあげられます。
クッカー単体と比較すると、クッカーセットはサイズも重量も大きくなるため、携行性と収納性が下がります。



クッカーセットは、調理や利便性の高い魅力があります。しかし、持ち運びや収納面でデメリットがあるので、移動手段やキャンプスタイルに合わせた選択が必要となる。
【おすすめ】スタッキングとは。収納性と携行性を向上する最強のテクニック。


一般的にスタッキングとは、揃いのお皿や食器を積み重ねることをいいます。アウトドアではサイズ違いのクッカーを重ねたり、クッカーのなかにOD缶やバーナーヘッド、カトラリーなどを収納します。
スタッキングは携行性と収納性を大幅に向上させるテクニックで、とくにバックパックキャンプやツーリング、ULキャンプなど、荷物量を減らしたいソロキャンパーにおすすめです。
また、クッカーのなかにOD缶やバーナーヘッド、カトラリーなど、調理や食事の道具をまとめてスタッキングをすることで、道具の忘れ物や紛失を軽減するメリットがあります。



スタッキングはソロキャンプや登山など、すべてのアウトドアに共通するテクニック。積極的につかうことをおすすめしたい。



スタッキングの例を紹介します。スタッキングは使用するキャンプギアによって異なるため、工夫次第でいくつものパターンがあります。


250サイズのOD缶をエバニューのクッカーにスタッキング。
荷物スぺースを必要とするOD缶をスタッキングすることで、無駄なくすっきり収納できます。


上の写真は、サイズの異なるクッカーをスタッキングしています。
取り外しのできるハンドルもなかに収納できるので便利。


アルコールストーブもクッカーのスタッキングに最適です。
アルコールストーブはコンパクトなバーナーですので、燃料やカトラリーなどとスタッキングできます。


エバニューのバックカントリーアルミポットに、同じくエバニューのTi 570FD Cupをスタッキング。
さらにシングルバーナーとスポークを入れ、ULキャンプ仕様にカスタマイズ。
下の記事では、ソロキャンプに最強のアルコールストーブを特集しています。クッカー調理には、アルコールストーブがおすすめです。
アウトドアメーカー別 OD缶のサイズを紹介。


下の表はアウトドアメーカー別の、OD缶についての詳細があります。
この記事で紹介しているクッカーに、OD缶をスタッキングするときの目安にお使いいただくと便利になっています。



OD缶の直径と高さのサイズを確認し、クッカーサイズに照らし合わせるとスタッキングサイズが判別しやすいです。
商品名 | ![]() ![]() プリムス小型ガス IP 110 | ![]() ![]() プリムスノーマルガス(小) IP 250 | ![]() ![]() プリムスノーマルガス(大) IP 500 | ![]() ![]() SOTO パワーガス105 | ![]() ![]() SOTO パワーガス250 | ![]() ![]() SOTO パワーガス500 | ![]() ![]() スノーピーク ギガパワーガス イソ100 | ![]() ![]() スノーピーク ギガパワーガス イソ250 | ![]() ![]() スノーピーク ギガパワーガス イソ500 | ![]() ![]() EPIgas 110パワーカートリッジ | ![]() ![]() EPIgas 230レギュラーカートリッジ | ![]() ![]() EPIgas 500レギュラーカートリッジ | ![]() ![]() EPIgas 190エクスペディションカートリッジ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
直径 | 9cm | 11cm | 11cm | 9.5cm | 11cm | 11cm | 9cm | 10.7cm | 10.7cm | 9cm | 10.9cm | 10.9cm | 10.9cm |
高さ | 7cm | 9cm | 15cm | 6.5cm | 9cm | 15cm | 6.5cm | 9cm | 14.7cm | 6.9cm | 8cm | 14.5cm | 8cm |
重量 | 213g | 375g | 667g | 192g | 384g | 680g | 220g | 370g | ― | 185g | 376g | 680g | 337g |
内容量 | 110g | 225g | 465g | 105g | 230g | 460g | 110g | 220g | 450g | 100g | 230g | 470g | 190g |
下の記事では、CB缶とOD缶を燃料とするソロキャンプ向けのガスランタンを特集しています。ガスランタンはシングルバーナーと燃料が同じなので、コスパが最高にいい。
【おすすめ】クッカーの素材について。


一般的にソロキャンプ用のクッカーの素材にはアルミニウムやステンレス、チタンが使われています。
クッカーに使われる素材によって耐久性や熱伝導率、耐食性(サビに強い)、軽量性、コスパなどに違いがあるため、ソロキャンプの目的や移動手段に合わせて素材を選ぶことが大切です。
また、アルミやステンレス、チタンクッカーで、焚き火の直火調理ができるのか知りたい方も多いはず。
結論からお伝えすると、どの素材であっても直火調理は可能です。


ただし、直火調理をすると上の写真にあるように、煤(すす)やタールが付着するため、真っ黒になります。
写真のクッカーは筆者が使用している、エバニューのバックカントリーアルミポットになります。
品名にもあるとおり、素材にはアルミニウムを使用しています。


上の写真は、使用前のエバニューのバックカントリーアルミポットです。


煤(すす)やタールの汚れはスポンジで水洗いしたり、汚れが酷い場合は重曹を使えばある程度キレイになります。
上の写真は、煤汚れを落とした筆者のバックカントリーアルミポットです。



アルミ製クッカーが煤で黒くなることも、経年劣化として楽しんでいます。無骨なクッカーは味があっていい。


シングルバーナーは燃料にガスを使用するので、高火力を維持できます。
そのため、シングルバーナーの火は完全燃焼するため、煤(すす)が発生しないので、クッカーが黒くなりません。


上の写真は、筆者のステンレスケトルを直火で使用しているもの。
先ほど紹介したとおり、アルミクッカーと同じくステンレスでも、煤(すす)汚れとタールによって真っ黒になります。


上の写真は、チタン製シェラカップを直火で使用したものです。
アルミクッカーやステンレスケトルと同じくチタンでも、煤(すす)汚れとタールによって真っ黒になります。
ソロキャンプ用のクッカーに使われる素材とは。
- アルミニウム
- ステンレス
- チタン
アルミニウム


アルミニウムの特徴は軽量で耐食性、熱伝導率に優れていることです。耐食性とは、サビに強いことをいいます。
アルミニウムは紹介する素材のなかで、いちばん熱伝導率に優れています。
さらにアルミは他の素材と比較して、軽量なことがメリットにあります。
アルミニウムの表面には、空気中の酸素と結びついて酸化被膜を形成するため、腐食(サビ・腐り)を軽減してくれます。
酸化被膜は汚れを落としやすく、お手入れを簡単にしてくれます。



アルミニウムの表面には酸化皮膜が形成されているので、掃除などのお手入れが簡単なことも魅力です。


ただし、アルミニウムは柔らかく加工がしやすいのですが、その反面キズや変形がしやすく環境によっては腐食(サビ)が進行することがあります。
このようなアルミニウムの欠点を補うために、アルミ製のクッカーの表面には『アルマイト加工』が施されている製品があります。
アルマイト加工を施すことで、キズや腐食を防ぎ、汚れを落としやすくすることができます。



アルミニウムはステンレスやチタンと比べると、強度が弱いため変形しやすい。
下の記事では、エバニューのバックカントリーアルミポットを完全レビューしています。筆者が実際にブッシュクラフトキャンプで使用し、徹底的に深掘りしています。
ステンレス


ステンレスの特徴は耐久性や耐熱性、耐食性(錆びない)に優れます。ほかの素材と比較すると、1番サビに強いことが魅力にあります。
一般的にステンレスは鉄に炭素を加えているため、鉄よりも硬く耐久性があります。
またステンレスは耐食性(サビ)に優れていることが、最大の魅力です。
ステンレスが耐食性に優れている理由には、ステンレスの表面に不動態皮膜(酸化被膜)を形成することで、錆びの進行を防ぐからです。
ステンレスの熱伝導率は、チタン < ステンレス < アルミの順番となります。



ステンレスの英語名は“stainless steel”となっており、「錆びない」という意味のstainlessが語源となっています。


ステンレスのデメリットにはアルミやチタンと比較すると、重量があることがあげられます。
そのため、荷物を軽量化したいキャンプスタイルには、すこし不向きな素材といえるでしょう。
チタン


チタンの特徴は、他の素材と比較すると軽量で耐久性、耐食性に優れています。同じ質量で比べるならば、チタンはアルミニウムの約3倍、鉄の約2倍の強度があるといわれています。
チタンはとても軽量な素材でステンレスの約60%、銅の約50%の軽量さを誇ります。
さらに、チタンはサビに強いことも魅力的で、海水に浸しても錆びにくい特徴があります。
またチタンの特徴である強度は同じ質量であればアルミニウムの約3倍、鉄の約2倍、さらにステンレスよりも強度は高い素材となります。



軽量で耐久性、サビに強い製品を求めるのであれば、チタン製のクッカーがおすすめになります。


チタンのデメリットには製品単価が高いことであったり、熱伝導率が低いことがあげられたりします。
チタン製品の価格が高い理由には、製造の難易度や手間の掛かることが関係します。
チタンはほかの鉱物に比べ、酸化処理を施したり純度を高めたりするなど、工程が増えるため高単価になります。
またチタンはほかの素材と比較すると熱伝導率が低いため、調理したりお湯を沸かしたりするときに、時間が掛かることがあります。



チタンは熱伝導率が低いため、調理には不向きですが、カトラリーやマグカップなどには最適な素材となります。
下の記事では、直火におすすめの最強ケトルを特集しています。軽量でコンパクトなケトルは、まさにソロキャンプ向き。
最強のクッカーは、携行性と収納性が大切なポイント。


ソロキャンプはツーリングやバックパックキャンプ、野営、ブッシュクラフト、ULキャンプ、登山など、さまざまなキャンプスタイルがあります。
ソロキャンプは徒歩や電車など公共交通機関を利用したり、自転車やバイクなどツーリングでキャンプ場へ向かったりする方もいます。
車以外の移動手段でキャンプ場へ向かう方は、荷物量やスペースに限りがあります。
もちろん、車でキャンプ場へ行く方も携行性と収納性を考えることは大切です。
そのため、ソロキャンプ向けのクッカーを選ぶときは、できるかぎり軽量でコンパクト、スタッキングできるクッカーがおすすめです。



軽量な素材で選ぶなら、アルミやチタンがおすすめです。さらに、スタッキングできるクッカーは利便性も高い。
【まとめ記事】下の記事では、ナイフやカッティングボード、ケトル、スキレットカトラリーなど、ソロキャンプ用の調理器具をまとめて紹介しています。
ソロキャンプにおすすめ!最強のクッカーを紹介。
PRIMUS/プリムス 【イージークック・ソロセットS 】
■アルミ製


出典:Amazon
110サイズのOD缶と、バーナーヘッドをスタッキングできます。
395mlと630mlのソロキャンプに最適なアルミ製クッカーセット。
ハードアノダイズド加工済み耐久性や耐食性に優れる。
プリムスのイージークック・ソロセットSは、ソロキャンプやツーリングに最適なサイズと機能性、軽量性を備えたアルミニウム製のクッカーセットになります。さらに、重量はわずか201gの軽量です。
プリムスのイージークック・ソロセットSの仕様は、ポット(630㎖、内径9.5×8.7cm)、ミニポット(395㎖、内径9.5×4.8cm)となります。
まさに、ソロキャンプに最適なサイズ感といえるでしょう。
イージークック・ソロセットSのポットには、ハードアノダイズド加工が施されています。
ハードアノダイズド加工は耐久性や腐食性(サビ防止)、キズや汚れを軽減し、アウトドアに最適な性能をプラスします。



プリムスのイージークック・ソロセットSはソロキャンプやツーリング、ULキャンプ、登山などアウトドアに最適の仕様です。



さらに、イージークック・ソロセットSは、コスパにうれしい価格もメリットにある。キャンプシーンによって使い分けても良いですよね。
PRIMUS/プリムス 【クッカー イージークックNS・ソロセットM 】
■アルミ製


出典:Amazon
110・250サイズのOD缶やバーナーヘッドをスタッキングできます。
900mlと400mlのソロに最適なアルミ製クッカーセット。
ハードアノダイズド加工済み耐久性や耐食性に優れる。
プリムスのクッカー イージークックNS・ソロセットMは、ソロキャンプやツーリングに最適なサイズと機能性、軽量性を備えたアルミニウム製のクッカーセット。重量はわずか250gです。
プリムスのクッカー イージークックNS・ソロセットMの仕様サイズは、ポット(900㎖、内径Φ11.2×9.9㎝)、ミニポット(400㎖、内径Φ11.2×4.8㎝)となります。
イージークック・ソロセットNS・ソロセットMのポットには、ハードアノダイズド加工が施されています。
ハードアノダイズド加工は耐久性や腐食性(サビ防止)、キズや汚れを軽減し、アウトドアに最適な性能をプラスします。



プリムスのクッカー イージークックNS・ソロセットMは軽量性や耐久性、熱伝導率、軽量性など、バランスに優れるクッカーです。



クッカー イージークックNS・ソロセットMは、コスパにうれしい価格もメリットです。キャンプシーンによって使い分けても良いですよね。


900mlポットの底面には、滑り止め加工が施されているため、バーナーヘッドに安定して載せることができます。
滑り止めがあるのでスープやパスタ、麺など、水をつかう調理にも安心です。


出典:Amazon
2つのポットには、110・250サイズのOD缶とバーナーヘッド、カトラリーなどをスタッキングできます。
2つのクッカーがあるので、調理を分けたりお皿に使ったりするなど、利便性に高いクッカーです。
PRIMUS/プリムス 【ライテック トレックケトル&パン 】
■アルミ製


1Lサイズのポットとフライパンの便利なアルミ製クッカーセット。
250サイズのOD缶とバーナーヘッドをスタッキングできる。
炊飯や焼く、煮る、蒸す、揚げるなど、調理バリエーション豊富。
プリムスのライテック トレックケトル&パンは、ソロキャンプに最適なサイズと機能性、軽量性を備えたアルミニウム製のクッカーセットです。重量はわずか280gになります。
プリムスのライテック トレックケトル&パンの仕様サイズは、1.0L鍋(内径11cm×高さ11cm)フライパン(内径11cm×高さ3cm)となっています。
またポットとフライパンにはノンスティック加工とハードアノダイズドを施し、硬度や耐久性、耐熱性、焦げつきを軽減するなど、ハードなアウトドアに最適な仕様を実現。
ライテック トレックケトル&パンは、ポットで炊飯やスープを調理しながら、フライパンでほかの調理ができるなど、利便性に高いこともメリットにあります。



プリムスのライテック トレックケトル&パンはソロキャンプやツーリング、ULスタイルにぴったりの仕様です。



ライテック トレックケトル&パンでの炊飯は、2合まで可能です。ソロ・デュオキャンプにおすすめ。


ライテック トレックケトル&パンには、110・250サイズのOD缶とバーナーヘッド、カトラリーをスタッキングできます。
OD缶は収納スペースが大きいので、スタッキングすることで携行性を大幅に向上します。


シングルバーナーでの調理に最適なサイズ感。まさに、ソロキャンプ向きとなります。
2つのクッカーがあるので、調理を分けたりお皿に使ったりするなど、利便性に高いクッカーです。


ポットの底面には、滑り止め加工が施されているため、バーナーヘッドに安定して載せることができます。
滑り止めがあるのでスープやパスタ、麺など、水をつかう調理にも安心です。
EVERNEW/エバニュー 【Ti U.L. Pot 600 】
■チタン製


出典:Amazon
バックパックキャンプやULキャンプにおすすめ。
質量95g(容量600ml)の超軽量チタン製クッカー。
軽すぎることは、もはや武器である。
エバニューのTi U.L. Pot 600は、質量95g(容量600ml)の超軽量な仕上がりです。ソロキャンプやツーリング、ULキャンプ、登山に最適なチタン製のクッカーです。
エバニューのTi U.L. Pot 600の使用サイズは、径124×深さ52mm(容量600ml目盛付き)で、ソロキャンプに最適なサイズになります。
またTi U.L. Pot 600は、0.3㎜という驚異的な薄さで作られているため、ストーブの熱を高効率で内側に供給することが可能です。



Ti U.L. Pot 600は、ストーブの熱を高効率で伝えるための設計になっています。寒い季節や標高の高い場所でも安心して使うことができます。


出典:Amazon
エバニューのTi U.L. Pot 600は熱伝導率が低いチタンのデメリットを、クッカーの厚みを極限まで薄くすることで解消しています。
また、クッカーの底面を平型の広口にすることで、ストーブの熱を均一で効率的に伝えることを可能とします。



Ti U.L. Pot 600のハンドルには、シリコンチューブを使用しているため、加熱直後でも持つことができます。


出典:Amazon
Ti U.L. Pot 600は広口のクッカーを採用しバーナーヘッドやカトラリー、食料、小物などをスタッキングすることができます。
荷物スペースを効率良く使うことができるので、トータルで携行性や収納性を向上できるメリットがあります。
そのため、バックパックキャンプやツーリング、ULキャンプ、登山、釣りなどのアウトドアにおすすめです。



Ti U.L. Pot 600には、純チタンが使われています。安心の国内で製造されていることも心強い。
EVERNEW/エバニュー 【Ti U.L. Pot 600 + 900 】
■チタン製


出典:Amazon
600㎜と900㎜の最強のクッカーセット!
0.3㎜の薄さにより、極限の熱伝導率を実現。
質量わずか210g、スタッキングできる。
エバニューのTi U.L. Pot 600 + 900は、国内製造の純チタンを素材とした容量600mlと900mlのクッカーセット。質量は、わずか210gの超軽量な仕上がりを実現しています。
エバニューのTi U.L. Pot 600 + 900は、2つの異なるサイズのクッカーセットになっており、クッカー同士を重ねてスタッキングして持ち運べます。
また、0.3㎜という驚異的な薄さで作られているため、ストーブの熱を高効率で内側に送ることが可能です。
熱伝導率を高めることで調理時間を短縮したり、燃料のコスパを向上できたりします。
エバニューのTi U.L. Pot 600 + 900は熱伝導率が低いチタンのデメリットを、クッカーの厚みを極限まで薄くすることで解消しています。



Ti U.L. Pot 600 + 900は、ストーブの熱を高効率で伝えるための設計を実現。寒い季節や標高の高い場所でも安心して使うことができます。



Ti U.L. Pot 600には、内側に目盛が付いているので調理がしやすい。
下の記事では、EVERNEW/エバニューのソロキャンプ向けクッカーを特集しています。エバニュー製品をお探しのかたはぜひチェックしてください。
SOTO 【ミニマルクッカー角 ST-3108】
■アルミ製(本体)、ハンドル(ステンレス)


出典:Amazon
一般的な製品の約2倍の厚みで、耐久性を大幅アップ!?
袋入りのインスタントラーメンがぴったりと収まるサイズ。
軽量性や耐久性、熱伝導率に優れる。まさにソロキャンプに完璧な仕様。
SOTOのミニマルクッカー角は素材であるアルミの厚みが、一般的なクッカーの約2倍となっています。クッカーの容量は約1.0Lの、ソロキャンプに最適なサイズ感です。
SOTOのミニマルクッカー角の仕様サイズは、幅147×奥行147×高さ80mm(総重量375g)となります。
リフターとよばれるハンドル部は取り外し可能で、携行性と収納性に優れます。
SOTOのミニマルクッカー角はアルミニウムのデメリットである耐久性を、約1.6㎜の板厚にすることで大幅に向上します。
ミニマルクッカー角は耐久性や剛性が向上しただけでなく、アルミニウムの熱伝導率はそのまま維持することができます。
そのため、ご飯をふっくらと炊きあげたり、食材にムラなく焼きあげたりできます。



SOTOのミニマルクッカー角は、熱伝導率に優れたアルミニウムを採用。板厚を一般的な製品の約2倍にすることで、耐久性を向上しています。
SOTO 【ニューリバーポットM】
■アルミ製(本体)、フタ(樹脂)


出典:Amazon
総重量わずか141gの超軽量アルミ製クッカー。
SOTOアミカスバーナーと105gOD缶をスタッキングできる。
ファストパッキングやウルトラライトスタイルキャンプにおすすめ。
SOTOのニューリバーポットMは、総重量141gの軽量なアルミ製クッカー。フタは裏返して使うことができる樹脂製になります。
SOTOのニューリバーポットMの使用サイズは、直径120×高さ130mm(容量1000ml)で、ソロキャンプに最適な仕様です。
フタは半透明の樹脂製で、シリコンのつまみが付属しているため、調理と収納するときでリバースできる仕様になっています。



SOTOのニューリバーポットMは、機能性と携行性、収納性のバランスが良く考えられた設計ですね。



軽量で熱伝導率に優れたアルミ製クッカーは、燃料消費のコスパに優れているため、荷物を軽量化したいソロキャンパーにおすすめです。
SOTO 【アルミクッカーセットM】
■アルミ製


出典:Amazon
コスパに優れた、使いやすい大小のアルミ製クッカーセット。
OD缶とバーナーヘッドを同時に収納することが可能。
軽量で携行性、収納性の良し!ソロキャンプやツーリングに最適。
SOTOのアルミクッカーセットMは、容量1000mlと500mlのアルミ製クッカーセットになります。コスパ良し、機能性良し、携行性良しの三拍子そろった製品で、ソロキャンプにおすすめです。
SOTOのアルミクッカーセットMはクッカー小の使用サイズ:直径120×深さ60mm(容量500mℓ)、クッカー大の使用サイズ:直径130×深さ100mm(容量:1,000mℓ)となります。
またSOTOのアルミクッカーセットMは、軽量で熱伝導率に優れたアルミニウムを採用し、総重量は203gと軽量な仕上がりになっています。
アルミクッカーセットMは同時に2つの調理ができたり、110・250サイズのOD缶をスタッキングできたりするなど、利便性や快適性、携行性、収納性に優れます。



SOTOのアルミクッカーセットMはコスパにうれしい価格であったり、使いやすかったりするなど、ソロキャンプに最適です。



総重量203gと軽量な仕上がりになっているため、荷物を軽量化したいソロキャンパーにおすすめです。
スノーピーク 【トレック 900】
■アルミニウム製


出典:snowpeak
スノーピークのコスパが魅力的なスタンダードクッカー。
軽量で耐久性、耐食性、熱伝導率に優れたアルミ製。
使いやすい容量900mlの深型クッカーはソロキャンプにて最適。
スノーピークのトレック900は素材に、軽量性と熱伝導率に優れたアルミニウムを採用。900mlと250mlの使いやすいクッカーセットです。
スノーピークのトレック900の使用サイズは、ポット/φ120×107mm、フタ/φ127×39mm(重量256g)となります。
トレック900の本体にはアルマイト加工が施されているため、耐久性と耐食性(サビに強い)を向上した仕様です。
アルマイト加工は汚れを軽減できるので、メンテナンスや掃除の手間を少なくできます。
トレック900はポットとフタのセットとなっているので、2つの調理が同時にできたり、OD缶やバーナーヘッド、カトラリーなどをスタッキングすることができます。



アルマイト加工を施していると、クッカーの使用後に汚れを落としやすいため、掃除の手間や時短ができるメリットがあります。



トレック900はアルミの特性を生かし、軽量で熱伝導率に優れている。またコスパに優れた価格設定がなによりも魅力にある。


出典:snowpeak
スノーピークのトレック900の携行時には、OD缶やバーナーヘッドをスタッキングできます。
スタッキングすれば、キャンプギアの収納性を向上したり、移動を快適にできたりするなどメリットが多い。
スノーピーク 【チタントレック 900】


スノーピークのトレック 900シリーズには、素材にチタンを採用した『チタントレック 900』があります。
素材にチタンを採用し、より軽く錆びに強く、耐久性に優れる仕様となります。
900mlと250mlの容量やサイズなどは、アルミ素材のトレック900と同じ仕様になります。
スノーピーク 【アルミパーソナルクッカーセット】
■アルミニウム製


出典:snowpeak
開口部が広いので調理がしやすい!究極のスタッキングシステム。
コスパに優れた、アルミ製のクッカーセット。
軽量でサビに強く、熱伝導率に優れ、ソロキャンプにぴったり。
スノーピークのアルミパーソナルクッカーセットは軽量性や熱伝導率、使いやすいアルミ製のクッカーセットとなる。さらに、コスパに嬉しい価格となっています。
スノーピークのアルミパーソナルクッカーセットの使用サイズは、クッカーL/φ148×75mm、クッカーS/φ128×69mm、フタL/φ157×33mm、フタS/φ132×30mmです。
アルミパーソナルクッカーセットは、大小サイズのポットにフタが付属します。
また、フタはフライパンやお皿として使用できたりするなど利便性の高い仕様を実現。
アルミパーソナルクッカーセットはアルミの特性である熱伝導率に優れていたり、浅型の形状であったりするなど、アウトドア調理に適した仕様となります。



スノーピークのアルミパーソナルクッカーセットは、シングルバーナーを使った調理にもおすすめです。


出典:snowpeak
デザイン性に優れた、究極のスタッキングシステムを採用
LサイズのポットとフタにSサイズのポット・フタが収納できる、スタッキングシステムを採用しています。
機能性とデザイン性のバランスに富んだクッカーセットには、メッシュケースが付属しており、携行性もすばらしい。
スノーピーク 【チタンパーソナルクッカーセット 】


スノーピークのパーソナルクッカーセットには、素材にチタンを採用した『チタンパーソナルクッカーセット』があります。
素材にチタンを採用し、より軽く錆びに強く、耐久性に優れる仕様となります。
スノーピークのチタンパーソナルクッカーセットの使用サイズは、クッカーL/φ150×72mm(容量1000ml)、クッカーS/φ128×69mm(容量780ml)、フタL/φ155×32mm(容量500ml)、フタS/φ134×30mm(容量350ml)となる。
TITAN MANIA/チタンマニア 【クッカー3点セット】


出典:Amazon
クッカー3点セットはフォールディングハンドルやスタッキングタイプの収納を採用しているので、調理や携行性、収納性のバランスに優れた仕様です。
クッカーの容量は550mlの浅型クッカーと700mlの深型クッカー、550mlの中型クッカーとなり、まさにソロキャンプにベストサイズとなっています。
クッカー3点セットは調理をするときに、鍋やフライパンとして使うことができます。
また調理以外にも、お皿やカップとしても使うことができる万能性が魅力です。



クッカー3点セットはシングルバーナーやアルコールストーブ、直火による調理が可能です。



素材に耐久性や軽量性、サビに強いチタンをつかっているので、長期的に愛用できるクッカーです。
下の記事では、チタンマニアのソロキャンプ向けクッカー特集しています。機能的でコスパ、軽量、耐久性を備えたチタン素材をお探しのかたにおすすめ。
DUG / ダグ 【HEAT-I】


出典:Amazon
DUGのHEAT-Iの使用サイズは、130H×120mmΦ(重量206)となります。
また容量は1000mlとなっており、お湯を沸かしたりパスタを茹でたりするなど、幅広い調理を楽しむことができます。
ヒートエクスチェンジャーとは、クッカーの底部にある蛇腹状に構成されているパーツのことです。
また、DUGのHEAT-Iは底部をリング形状にし底面積を増やすことで、熱効率が格段にアップします。



直噴型ストーブを使用した場合に、最高の効果を発揮する。まさに、ソロキャンプに最適です。


ゼロイチキャンプでは、DUGのHEAT-Iとアルミ、ステンレス、チタンクッカーと燃焼時間の比較をしたことがあり、DUGのHEAT-Iは圧倒的な速さで、お湯を沸かすことができました。
熱効率が向上することで、調理時間を最速でおわらせることが可能です。
そのため、燃料の消費を抑えられるのでコスパに良いメリットがあります。



DUGのHEAT-Iは、価格設定や燃焼効率の面でもコスパに優れます。
下の記事では、DUG HEAT-Iを完全レビューしています。アルミやステンレス、チタンクッカーと燃焼効率を比較したテストは必見です。
trangia/トランギア 【ツンドラ3ミニ ブラックバージョン 】
■アルミ製


出典:Amazon
ブラックのモダンな北欧デザインが美しいミニクッカーセット。
容量1Lのパンが2つと使いやすいフライパン&ハンドル。
ソロキャンプに最適なアルミ製のミニバージョン。
トランギアのツンドラ3ミニ ブラックバージョンは、ノンスティック加工が施されたアルミ製のクッカーセットです。
トランギアのツンドラ3ミニ ブラックバージョンの仕様は、容量1Lのパンが2つにフライパン、取り外しができるハンドルの使いやすいクッカーセットです。
ツンドラ3ミニ ブラックバージョンの素材には軽量で耐久性、耐食性(サビに強い)に優れたアルミを採用。
重量は364gとなっているため、携行性や収納性に優れます。
また、アルミの表面にはノンスティック加工が施されているため、調理後の拭き取りや洗浄の手間が掛からないこともメリットにあります。



トランギアのツンドラ3ミニ ブラックバージョンは、ブラックデザインが無骨で美しい。さらに、機能性や携行性、収納性に優れた仕様も◎
trangia/トランギア 【メスティン】
■アルミ製


角型クッカーの代表作といえば、『メスティン』
お米を炊いたり、焼く、炒める、蒸す、煮る、茹でる、揚げるなど、
マルチ調理が可能で、ソロキャンプが充実します。
キャンプやおうちごはんなど、さまざまなシーンで大人気のメスティンは、アルミ製の角型飯盒のことをいいます。アルコールバーナーや固形燃料でも、ごはんがおいしく炊くことができる優れもの。
メスティンの使用サイズは、17×9.5×6.2cm(重量150g)となっています。
本体の中にカトラリーや調理器具、バーナーヘッドを収納することができ、携行性と収納性に優れた仕様です。
メスティンはお米を炊くだけでなく、焼いたり、炒めたり、蒸す、煮る、茹でる、揚げるなど、ユーティリティに富んだ調理をできることが魅力にあります。
メスティンでは、約1.8合のお米を炊くことができるのでソロキャンプやツーリング、ブッシュクラフト、登山など、幅広いアウトドアにおすすめです。
商品名 | ![]() ![]() メスティン | ![]() ![]() ラージ メスティン | ![]() ![]() メスティン・ラージメスティン用 レザーハンドルカバー |
---|---|---|---|
サイズ | 17×9.5×6.2cm | 20.7×13.5×7cm | |
重量 | 150g | 270g | |
素材 | アルミ製(無垢) | アルミ製(無垢) | カラー:タン カラー:ブラック |
炊飯の目安 | 約1.8合まで | 約3.5合まで | |
amazon 楽天市場 | amazon 楽天市場 | amazon 楽天市場 |


ランチボックスとしても使うことができるユーティリティ性も、メスティンの人気にあります。
調理はもちろんですが、お弁当箱やスタッキング性能など、すべてのクオリティが高い。
コールマン 【パックアウェイ ソロクッカーセット】
■アルミニウム製


出典:coleman
軽量で熱伝導率に優れたアルミニウムを採用。
900mlと400mlの使いやすいポットのクッカーセット。
コスパに良い価格が魅力的ソロキャンプにおすすめです。
コールマンのパックアウェイ ソロクッカーセットは、コスパに優れた価格が魅力のアルミニウム製のクッカーです。ソロキャンプやツーリングなど、アウトドアにおすすめです。
コールマンのパックアウェイ ソロクッカーセットの使用サイズは、ポット/約φ12.5×10(h)cm(900ml) 、カップ/約φ12×5(h)cm(400ml)となります。
パックアウェイ ソロクッカーセットの本体内側には、汚れや焦げ付きを軽減するノンスティック加工が施しています。また、外側にはキズから守るハードアノダイズ加工が施されています。
パックアウェイ ソロクッカーセットの総重量は、約250gと軽量な仕上がりです。
本体の内側には、OD缶やバーナーヘッドなどをスタッキングできます。



パックアウェイ ソロクッカーセットは、軽量で熱伝導率に優れています。さらに、コスパに優れた価格がなによりも魅力にあります。


出典:coleman
本体の底面には滑り止めが施されているため、バーナーのゴトクで安定した調理が可能となっています。
クッカーの底面は想像しているよりも、滑りやすいです。
滑り止めがあるとないとでは、利便性が大きく変わります。
UNIFLAME/ユニフレーム 【山クッカー 角型 3】
■アルミニウム製


出典:Amazon
パッキング&スタッキングしやすい角型クッカー。
使いやすい大小のナベとフライパンのセットです。
インスタントラーメンを割らずに持ち運べます。
ユニフレームの山クッカー 角型 3は、アルミニウム製の1000mlと600mlのナベ&フライパンの角型クッカーセットです。
ユニフレームの山クッカー 角型 3には、軽量で熱伝導率に優れたアルミニウム製です。
ナベ本体にはアルマイト加工が施されているため、耐久性や耐食性に優れています。
山クッカー 角型 3では、お米1~2合の炊飯ができます。
また、焼いたり炒めたり、蒸したり、煮たり、揚げたりるなど、マルチ調理が可能です。
山クッカー角型3の収納サイズは、約14×14.7×8.8(高さ)cmとなっています。
コンパクトな収納サイズは、パッキングしやすく携行性も抜群。



山クッカー角型3の総重量は約450gと軽量な仕様になっており、ソロキャンプやツーリングに最適です。


出典:Amazon
パッキング&スタッキングのしやすい角型クッカー
ユニフレーム山クッカー角型3は、フライパンと2つのナベをスタッキングして、メッシュの専用ケースに収納することができます。
またナベの内側には、カトラリーやフォールディングナイフなどを収納することができ、携行性と収納性に優れた仕様になります。
mont-bell/モンベル 【アルパイン クッカー スクエア 12+13セット】
■アルミニウム製


出典:Amazon
軽量で熱伝導率に優れたアルミニウムを採用。
900mlと800mlの使いやすい角型クッカーセット。
パッキング&スタッキングしやすく、ソロキャンプにおすすめ。
モンベルのアルパイン クッカー スクエア 12+13セットは、インスタントラーメンをそのまま調理できます。角型クッカーなので、パッキングのときにデッドスペースになりにくい。
モンベルのアルパインクッカー スクエア 12は、幅13.0×奥行き13.0×高さ7.9cm、アルパインクッカー スクエア 13は、幅14.2x奥行き14.2x高さ8.6cmとなります。
アルパイン クッカー スクエア 12+13セットの外側には、キズから守るハードアノダイズ加工が施されています。
そのため、ソロキャンプやツーリング、登山など、ハードな環境下にも安心して使えます。
また、アルパイン クッカー スクエア 12+13セットは軽量性に優れたアルミニウムを採用し、総重量は363gとなっています。



モンベルのアルパイン クッカー スクエア 12+13セットはアルミの特性を活かし、軽量で熱伝導率に優れている。


出典:Amazon
アルパイン クッカー スクエア 12+13セットは、インスタントの袋麺を割らずに調理できます。
ULキャンプやバックパックキャンプ、ツーリング、釣りなど、ミニマリストは軽量で調理しやすい袋麺は定番のひとつ。
まとめ


ソロキャンプ用のクッカーには、丸型や浅型、深型、角型の形状があり、素材にはアルミニウムやステンレス、チタンがあります。
クッカーを選ぶときには、キャンプスタイルや移動手段、用途に合わせた選択が大切です。
クッカーは調理をすることはもちろんですが、お皿としても使うことができたり、スタッキングできたりと利便性の高いキャンプ道具です。



ぜひ、この記事を参考にソロキャンプや登山、アウトドアにぴったりのクッカーを選んでいただけると嬉しいです。
ゼロイチキャンプでは、InstagramとYouTubeを配信しています。
インスタグラムではブログやYouTubeの最新情報を受けとることができたり、ブログやYouTubeの裏側を発信しています。
YouTubeでは筆者が挑戦するソロキャンプやブッシュクラフト、登山、釣りなど、本気のアウトドアを身近に感じることができる内容となっています。



筆者自らGoProをつかって、ソロキャンプのリアルな映像を撮影しています。ぜひYouTubeも楽しんでください。
InstagramとYouTubeもぜひ、応援してください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
YouTubeはこちら>>『ゼロイチキャンプTV』
Instagramはこちら>> @01camp_solo
ソロキャンプにおすすめ最強クッカーに関連した、おすすめ記事を紹介。





