こんにちわ。ゼロイチキャンプです。
今回のゼロイチキャンプは”EPI GREEN”とよばれる緑色をトレードマークとする、EPIgasのシングルバーナー「REVO-3700 STOVE」を完全レビューします。
筆者はこれまでにREVO-3700 STOVEを使ってソロキャンプや登山、渓流釣りなど、さまざまなアウトドアで使用してきました。
これらの経験と筆者のアウトドア知識をフル活用し、REVO-3700 STOVEの機能性や火力、携行性、収納性、メリット・デメリットなど、魅力を徹底解説します。
EPIgasのシングルバーナーである、REVO-3700 STOVEのスタッキングについても解説しています。
他メーカーと比較したり、とてもわかりやすい内容の記事となっています。
この記事を読んでわかること、役立つ情報。
- REVO-3700 STOVEを使いたくなる、魅力満載の記事となっている。
- REVO-3700 STOVEについて、どこよりもわかりやすい解説がある。
- REVO-3700 STOVEの性能について解説。
- REVO-3700 STOVEのおすすめポイントを紹介。
- REVO-3700 STOVEのスタッキングについて解説。
- REVO-3700 STOVEの使用方法を解説。
- 他メーカーのシングルバーナーと比較する、わかりやすい内容となる。
EPIガスについて。
出典:EPIgas
EPIgasは1961年イギリスの北部にある、中世の面影を残す街ストックポートから始まる。
当時の最新技術を導入し、安全性の高いレジャー用のガスストーブとランタンの生産を開始。また『Euro Pleasure International』 の頭文字をとって、EPIブランドが誕生する。
EPIgasの歴史は、1961年のイギリスから始まりました。
EPIgasのブランドカラーである『EPI GREEN』は、英国のアウトドアライフを象徴する『Back To The Nature』の精神を表している。
30年も前の話になりますが筆者が小学生の頃、父親がEPIgasのシングルバーナーを使っていて、渓流釣りやキャンプにいくとカップヌードルをよく作ってくれました。
当時、小学生だった筆者は、名前も知らないその緑色のバーナーがとにかくカッコよくて憧れていました。
30年後、大人になった彼は、憧れを抱いていた”緑色のバーナー”を愛用している。
下にあるYouTube「ゼロイチキャンプTV」の登山トレーニングで、EPIgasのREVO-3700 STOVEを使用し、調理しています。実際の使用動画を観たいかたはチェックしてほしい。
【YouTube ゼロイチキャンプTV】>> EPIgasのREVO-3700 STOVEを動画でみたいかたはこちら。
たいへん申し訳ない。EPIgasが好きすぎて、話が脱線してしまった。EPI Greenが自然と映えて、カッコいいのよ。
【EPIgas】1994年、日本国内での製造を開始。
1994年からEPIgasは、日本国内での開発・製造を開始します。
国内生産になることで、MADE IN JAPAN だからこそ実現できる高い安全性と機能性を兼ね備え、今もなお進化し続けている。
またEPIgasはこれまでに、日本を代表する冒険家の植村直己さんをはじめ、クライマーの平出和也さんなど、世界各国の登山隊や登山家、冒険家をサポートし、世界中からその高い品質や機能性、安全性は評価を得ています。
EPIgasはこれまでに、世界中の有名登山隊や冒険家をサポートしている。まさに、日本を代表するアウトドアブランド。
筆者の愛読書である「青春を山に賭けて」。植村直己さんも、EPIgasを使って冒険にチャレンジしていた。
下の記事では、バトニングにおすすめの最強フルタングナイフを特集しています。頑強で無骨なナイフは、ソロキャンプにおすすめです。
シングルバーナーについて。
EPIgasのREVO-3700 STOVEのレビューをする前に、シングルバーナーについて知らないかたもいると思うので、簡単に解説します。
シングルバーナーとはソロキャンプやアウトドアにおいて、時間をかけずに簡単に火を起こすことができるアウトドアギアのことをいいます。主な燃料にはガスやガソリン、灯油、アルコール、木炭などを使います。
シングルバーナーは手軽にお湯を沸かしたり、調理したりするのに便利なキャンプ道具。そのため、ソロキャンプやツーリング、登山、釣りなど、さまざまなアウトドアに使われています。
ただし、シングルバーナーには一体型や分離型とよばれる種類があったり、燃料もさまざまあります。またシングルバーナーを選ぶときにはキャンプスタイルや目的、移動手段にあわせた選択が必要となる。
下の記事では、シングルバーナーについてわかりやすい解説があります。また、失敗しないシングルバーナーの選びかたを紹介しています。
この記事では、ソロキャンプに失敗しないシングルバーナーの選び方を解説。また最新のソロキャンプに最強のシングルバーナーを紹介しています。
【EPIgas】シングルバーナー REVO-3700 STOVEのスペック。
シングルバーナーのEPIgas REVO-3700 STOVEのスペックをくわしく解説します。
EPIガスは、2006年にREVO-3700 STOVEを発売。新素材である「S.F.P.M」を採用し、現在でもEPIgasのフラグシップモデルとなっています。
REVO-3700 STOVEは最高出力4200kal(230P+カートリッジ使用時)の高火力を特長とし、機能的で携行性、収納性に優れる仕様を実現しています。
REVO-3700 STOVEは、EPIgasのフラッグシップモデル。
商品名 | REVO-3700 STOVE |
---|---|
サイズ | 使用時/H86×Φ152mm 収納時/H89×D52×W54mm |
重量 | 111g |
出力 | 3700kcal (230Rカートリッジ使用時) |
最高出力 | 4200kcal (230P+カートリッジ使用時) |
ガス消費量 | 308g/h |
燃焼時間 | 約60分 |
付属品 | スタッフサック、専用ケース ※ガスカートリッジ別売り |
下の記事では、ソロキャンプ向けのコンパクトで軽量なガスランタンを特集しています。CB缶やOD缶を燃料とするガスランタンは、まさにソロキャンプやツーリングにおすすめ。
【EPIgas】REVO-3700 STOVEの燃料について。
REVO-3700 STOVEの燃料には、EPIgasから発売されているガスカートリッジ(OD缶)を使用します。
EPIgasのガスカートリッジ(OD缶)はアウトドアを目的として作られているため、利便性や快適性、操作性、携行性、収納性に優れた燃料となっています。
またガスカートリッジ(OD缶)の特徴として強風や雨、低温時にも安定した火力を供給し、どんな環境にも高いパフォーマンスを発揮できることがあげられます。
OD缶を燃料としたシングルバーナーはソロキャンプや登山、ツーリング、ULキャンプなど、幅広いアウトドアで使われています。
とくに冬や、低気温下のソロキャンプにOD缶はおすすめ。またEPIgasのガスカートリッジ(OD缶)にはハイパワーモデルや、厳冬期に強いモデルがある。
商品名 | 230レギュラーカートリッジ | 500レギュラーカートリッジ | 230パワープラスカートリッジ | 500パワープラスカートリッジ | 110パワーカートリッジ | 190エクスペディションカートリッジ |
---|---|---|---|---|---|---|
総重量 | 376g | 680g | 378g | 678g | 185g | 337g |
内容量 | 230g | 470g | 225g | 460g | 100g | 190g |
缶重量 | 146g | 210g | 153g | 218g | 85g | 147g |
使用最低気温 | +10℃ | +10℃ | -15℃ | -15℃ | -10℃ | -20℃ |
推奨使用時期 | 秋~春 通年使用も可能 | 秋~春 通年使用も可能 | 秋~春 通年使用も可能 | 冬、極寒冷地 | ||
商品リンク | amazon 楽天市場 | amazon 楽天市場 | amazon 楽天市場 | amazon 楽天市場 | amazon 楽天市場 | amazon 楽天市場 |
【レビュー】シングルバーナー EPIgas REVO-3700 STOVE。
シングルバーナーのEPIgas REVO-3700 STOVEについて機能性や火力、サイズ、携行性、収納性、スタッキング、販売価格、他社製品と比較など、くわしくレビューします。
筆者はEPIgas REVO-3700 STOVEをこれまでにソロキャンプを含む、登山、釣り、ブッシュクラフト、野営など、さまざまなアウトドアで使用してきました。
それらの経験を元にREVO-3700 STOVEについて機能性や火力、スタッキング、他社シングルバーナーと比較など、ゼロイチキャンプだけの独自レビューをします。
【レビュー】EPIgas REVO-3700 STOVEについて。
- REVO-3700 STOVEは、トップクラスの火力を供給する。
- シングルバーナーのサイズは、携行性に関わるポイント。
- REVO-3700 STOVEに搭載する、ハイパフォーマンスの機能性を紹介。
- REVO-3700 STOVEの収納について。専用ケースが2つ付属する。
- REVO-3700 STOVEをクッカーにスタッキングする。
- 【REVO-3700 STOVE】他社シングルバーナーとの比較。
- 【REVO-3700 STOVE】Amazonでの価格について。
REVO-3700 STOVEは、トップクラスの火力を供給する。
シングルバーナーを選ぶときに火力は、とても重要なポイントとなる。高火力なほど調理やお湯を沸かす時間を短縮できたり、弱火や強火まで火力の調整ができたりする利便性がある。
シングルバーナー EPIgasのREVO-3700 STOVEの火力は、230レギュラーカートリッジの使用時に出力3700kcalとなっている。
また230パワープラスカートリッジの使用時には、最高出力4200kcalの高火力を誇る。
REVO-3700 STOVEの火力は、シングルバーナーのなかでもトップクラスの実力を誇る。
上の写真は、冬の登山に行ったときにREVO-3700 STOVEを使って調理しています。
山頂の気温は7℃と寒く、風もすこしありましたが、230レギュラーカートリッジでも難なく快適な調理ができました。
一般的なシングルバーナーやガスカートリッジは外気温が10℃を下回ると、自動点火装置での点火がしづらくなったりドロップダウンによって火力が落ちたりするなど起こることがあります。
筆者はいままでに、REVO-3700 STOVEで冬の低山やソロキャンプに自動点火装置が使えなかったり、ドロップダウンが起きたりしたことはない。
外気温が低いときには、パワープラスやエクスペディションカートリッジをおすすめします。
ドロップダウンとは
CB缶やOD缶を燃料とするランタンやバーナーは、使用時間が長くなるほど気化熱により、ガスカートリッジ内は冷やされます。 カートリッジ内の温度が低下すると液化ガスは気化しにくくなり、火力が小さくなったり、光量が落ちたりします。このような現象をドロップダウンという。
下の記事では、ソロキャンプ向けのバックパックを特集しています。人気のミリタリーバッグからULバッグパックまで完全攻略となる。
シングルバーナーのサイズは、携行性に関わるポイント。
シングルバーナーのサイズは携行性と収納性に関わるポイントとなる。ソロキャンプではできるかぎり軽量でコンパクトなキャンプ道具を選ぶことが大切である。
EPIgasのREVO-3700 STOVEの使用サイズは、H86×Φ152mm(重量111g)と軽量でコンパクトな仕上がりとなる。
また収納サイスはH89×D52×W54mmとなっているため、手のひらに収まるほどコンパクトサイズとなる。
EPIgasのREVO-3700 STOVEは軽量でコンパクトな仕上がりを実現。ソロキャンプやツーリング、ULキャンプ、登山に最適なサイズ感。
上の写真は、230レギュラーカートリッジを使用時のREVO-3700 STOVEになります。
EPIgasの230レギュラーカートリッジのサイズは直径で約11㎝あるため、どんな地面にも比較的バランスよく設置することができる。
230レギュラーカートリッジをソロキャンプで使用する場合、安定感のある調理ができる。
上の写真は、110パワーカートリッジを使用時のREVO-3700 STOVEになります。
EPIgasの110パワーカートリッジのサイズは、直径で約9㎝となります。230レギュラーカートリッジと比較すると、約2㎝小さいサイズとなる。
携行性と収納性に優れ、バックパックキャンプや登山に最適な110パワーカートリッジですが、安定感という点ではイマイチなことがあげられる。
山の稜線で110サイズのOD缶を使って調理をしたとき、不安定な地面でバーナーが倒れ、クッカーを落としたことがあります。
OD缶を使用する一体型のシングルバーナーのデメリットに重心が高くなることで、バランスが悪くなることがあげられる。
とくにキャンプサイトが砂利や砂、玉石、大きな石があったり、木の根っこがあったりするなど、地面が不安定なキャンプサイトもある。
キャンプサイトの地面によっては、OD缶を使用するシングルバーナーのバランスが不安定で使いづらいこともある。
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EPIgas カートリッジスタビライザーII
EPIgasには不安定な地面にシングルバーナーを設置するため、「カートリッジスタビライザーII」を製品にラインナップしています。
カートリッジスタビライザーIIは機能性抜群の仕様となっており、付属する「高さ調整アダプター」は差のある場所でもゴトクの水平を保ちやすい特徴がある。
またカートリッジスタビライザーIIの脚部接地面には、滑り止めになるゴムを貼り付けているため、スタビライザーが不意に動いたりしにくい仕様になっています。
EPIgasのカートリッジスタビライザーIIは、重量26gと軽量でコンパクトに収納できます。
EPIgasのカートリッジスタビライザーIIは、折りたたみ式を採用しています。収納は手のひらに収まるほどコンパクトになるため、持ち運びも快適。
EPIgasの110パワーカートリッジに、カートリッジスタビライザーIIを装着。エバニューのクッカーMP500 Flatをのせても揺れることなく、安定感のあるポジションを維持できる。
EPIgasの230レギュラーカートリッジに、カートリッジスタビライザーIIを装着。エバニューのバックカントリーアルミポットに水を入れた状態でも、まったく揺れることなく安定感のあるポジションを維持する。
下の記事では、EVERNEW(エバニュー)のバックカントリーアルミポットをレビューしています。ソロキャンプやツーリング、ブッシュクラフト、野営に最適な仕様を誇る。
REVO-3700 STOVEに搭載する、ハイパフォーマンスの機能性を紹介。
EPIgasのREVO-3700 STOVEには「S.F.P.M」や、マイクロアジャスト機構、自動点火装置付きなど、機能性も充実している。
シングルバーナーは携行性や収納性に優れ、とても利便性の高いキャンプ道具です。そのため、ソロキャンプ初心者からベテランキャンパーまで使われています。
またシングルバーナーはソロキャンプをはじめファミリーキャンプ、ツーリング、登山、釣り、バーベキューなど、さまざまなアウトドアで人気が高い。
シングルバーナーに便利な機能を搭載することで快適性や操作性、安全性、対候性など、利便性を向上できる。
EPIgasのREVO-3700 STOVEには、独自の機能を搭載している。
新素材「S.F.P.M」を解説。
EPIgasのREVO-3700 STOVEには髪の毛より細い特殊金属繊維を熱し、一定の密度で圧縮した新素材「S.F.P.M.(Sintered Fiber Porous Metal)-シンタード・ファイバー・ポーラス・メタル-」をバーナーヘッドに採用。
「S.F.P.M.」は金属繊維同士が緻密なメッシュ状になることで、微小な炎口が多数生まれ今まで実現しなかった理想的な炎口密度を創り出すことに成功している。
またS.F.P.M.はガスの噴出を適度に抑え、バーナーヘッド上でガスを表面燃焼させることで、まるで炎が生えているような非常に安定した燃焼と高い耐風性を実現しています。※引用:EPIgas
上の画像は筆者が撮影したのですが、本当にバーナーヘッドから炎が生えているような美しい燃焼となっていますよね。
この写真は屋内で撮影しているのでわかりにくいですが、「S.F.P.M.」を採用するREVO-3700 STOVEの魅力に、筆者としては耐風性を生で実感してほしい。
登山や海など、平地と比べて風の強い環境でシングルバーナーを使用すると、極端に火力が落ちることがあります。
REVO-3700 STOVEは風の強い環境でも、火力が落ちることなく安定したガス供給ができます。
この技術と機能性はEPIgasが、日本国内で開発から製造をしているからこそ、成せる技と経験である。
下の記事では、ソロキャンプ向けの軽量で最強のキャンプマットを特集しています。機能的で保温性、携行性、収納性に優れたキャンプマットは必見。
マイクロアジャスト機構
EPIgasのREVO-3700 STOVEにはマイクロアジャスト機構を搭載し、ハイパワーの強火から極小のとろ火まで火力を調整できる。
マイクロアジャスト機構を搭載することで、調理の利便性や快適性が大幅にアップ。
ハイパワーの高火力で短時間にお湯を沸かしたり、肉料理を調理したりできます。また極小のとろ火では、シングルバーナーでの調理が難しい煮込み料理やスープなどを作ることができる。
筆者もこれまでにいくつものシングルバーナーを使ってきましたが、REVO-3700 STOVEほど快適な火力調整ができるバーナーはない。
火力調整をするときは、オレンジ色の器具栓つまみを使います。プラスに回すと火力が上がり、マイナスに回すと火力が下がります。
REVO-3700 STOVEの魅力である高火力は、キャンプシーンを問わず快適な調理をサポートしてくれる。
マイクロアジャスト機構を搭載する、REVO-3700 STOVEだからこそ成せる”極小のとろ火”は、まさに究極の調理をアシストしてくれる。
自動点火装置付き
EPIgasのREVO-3700 STOVEには、安全に点火ができる自動点火装置付きとなっています。自動点火装置はボタンを押すと火花を飛ばすことができるので、どなたにも簡単に点火ができる。
シングルバーナーのなかには、自動点火装置を搭載していないバーナーもあります。自動点火装置がないバーナーはイグナイターやライター、マッチなどを別に準備する必要がある。
EPIgasのREVO-3700 STOVEには自動点火装置を搭載しているので、ボタンを押すだけで簡単に火花を飛ばすことができます。自動点火装置は簡単に点火作業ができるので、初心者のかたにも安心です。
自動点火装置は高所や低湿地など、環境によっては点火しにくいこともあります。予備のイグナイターやライター、マッチなどを準備しましょう。
REVO-3700 STOVEの収納について。専用ケースが2つ付属する。
EPIgasのREVO-3700 STOVEには、スタッフサックと専用ケースを付属します。
シングルバーナーの持ち運びや収納するときに専用ケースがあることで、キズを防止したり汚れを防いだりすることができます。
EPIgasのREVO-3700 STOVEには、はじめからスタッフサックと専用ケースを付属します。
EPIgasのREVO-3700 STOVEには耐久性や耐水性、携行性、収納性に優れるケースを2種類付属する。
REVO-3700 STOVEに付属するスタッフサックは、携行性と収納性に優れる仕様。荷物スペースを取らずにバックパックに収納できたり、クッカーにスタッキングしたりできる。
柔らかく頑丈な専用ケースは、REVO-3700 STOVEをジャストフィットに収納できる。
専用ケースは耐久性や耐水性に優れる仕様となっており、キャリングケースやバイクボックスなど、他のキャンプ道具と収納する際に便利。
下の記事では、シングルバーナーでの調理に便利なケトルを特集しています。紹介するケトルは、ソロキャンプにおすすめのサイズ感となっている。
REVO-3700 STOVEをクッカーにスタッキングする。
スタッキングとは揃いのお皿や食器を積み重ねることをいい、アウトドアではサイズ違いのクッカーを重ねたり、クッカーのなかにOD缶やバーナーヘッド、カトラリーを収納することをいいます。
クッカーを使ったスタッキングは、バラバラのキャンプ道具をひとつにまとめることができるので、携行性と収納性を大幅に向上できます。
今回はソロキャンプ用のクッカーであるエバニューのMP500 Flatを使い、スタッキング例を紹介します。
スタッキングはキャンプ道具の忘れものや、紛失を防ぐことができる。とても利便性の高いテクニック、積極的に取り入れましょう。
クッカーのいちばん下に、EPIgasの110パワーカートリッジを入れます。
クッカーの余ったスペースにREVO-3700 STOVEに、エバニューの超軽量カトラリー Tim2をスタッキングします。
スタッキングが終わったら、収納袋に入れるなどすれば完成です。これだけで、簡単に携行性と収納性を向上できます。
下の記事では、ソロキャンプ向きのエバニューのクッカーを特集しています。今回スタッキングに紹介したMP500FLATも紹介しています。
【REVO-3700 STOVE】他社シングルバーナーとの比較。
EPIgasのREVO-3700 STOVEを同メーカーや、他ブランドのシングルバーナーと性能や価格面を比較します。
ほかのシングルバーナーと比較することで、より詳しく性能や機能面を理解できるメリットがあります。
購入前に、ほかのシングルバーナーと比較することは大切です。下の表を参考にしてください。
商品名 | ブランド税込価格(※) | 燃料タイプ | 最高出力 | バーナータイプ | 使用サイズ | 収納サイズ | 重量 | 圧電点火装置 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
EPIgas REVO-3700 STOVE | 9.109円 | OD缶 | 4200kcal | 一体型 | H86×Φ152mm | H89×D52×W54mm | 111g | あり |
EPIgas QUO STOVE | 6.160円 | OD缶 | 2600kcal | 一体型 | H79×Φ105mm | H89×D52×W54mm | 98g | あり |
EPIgas NEO STOVE | 6.582円 | OD缶 | 4500kcal | 一体型 | H93×Φ205mm | H132×D82×W84mm | 185g | あり |
EPIgas APSA-III STOVE | 9.536円 | OD缶 | 4000kcal | 分離型 | H90×Φ250mm(ゴトク径/Φ160mm) | H90×Φ226mm(ゴトク径/Φ140mm) | 425g | あり |
PRIMUS P-153ウルトラバーナー | 6.740円 | OD缶 | 3600kcal | 一体型 | ゴトク径 大148mm/小90mm | 7.5×8.8×3.0cm | 116g | あり |
PRIMUS P-116 フェムトストーブ II | 6.980円 | OD缶 | 2100kcal | 一体型 | ゴトク径 大 120mm / 小 80mm | 5.4 x 7.4 x 2.7cm | 64g | あり |
PRIMUS 2243バーナー | 5.089円 | OD缶 | 3600kcal | 一体型 | ゴトク径 120mm | 10.7×10.7×5.9cm | 253g | あり |
PRIMUS ウルトラ・スパイダーストーブ Ⅲ | 12.515円 | OD缶 | 3000kcal | 分離型 | ゴトク径 大170mm/小120mm | 9.3×10.0×4.0cm | 192g | なし |
SOTO レギュレーター ストーブ ST-310 | 6.985円 | CB缶 | 2500kcal | 一体型 | 幅166X奥行142X高さ110mm | 幅140X奥行70X高さ110mm | 330g | あり |
SOTO レギュレーターストーブ Range ST-340 | 9.350円 | CB缶 | 2800kcal | 一体型 | 幅166×奥行142×高さ110mm | 幅140×奥行70×高さ110mm | 360g | あり |
SOTO アミカス | 5.630円 | OD缶 | 2600kcal | 一体型 | 幅76X奥行100X高さ86mm | 幅40X奥行43X高さ75mm | 81g | あり |
SOTO マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター SOD-310 | 8.800円 | OD缶 | 2800kcal | 一体型 | 幅90×奥行117×高さ100mm | 幅47×奥行51×高さ88mm | 60g(ゴトクを外した状態) | あり |
SOTO レギュレーターストーブ FUSION | 11.550円 | CB缶 | 2200kcal | 分離型 | 幅350×奥行120×高さ90mm | 幅150×奥行75×高さ90mm | 250g | あり |
SOTO G-ストーブ ST-320 | 7.830円 | CB缶 | 1800kcal | 一体型 | 幅153×奥行195×高さ77mm | 幅142×奥行78×高さ25mm | 380g | あり |
snow peak ギガパワーストーブ 地 オート | 8.250円 | OD缶 | 2500kcal | 一体型 | 11.7長さ x 9.9幅 x 4.1高さ cm | 4.5×3.7×8.2(h)cm | 90g | あり |
【REVO-3700 STOVE】使用方法を解説。
EPIgasのREVO-3700 STOVEはこれまで解説したとおり、圧電点火装置を搭載しているのでどなたにも安全で簡単に使用することができます。
シングルバーナーを使用するときは屋外で行い、火器のちかくや換気の悪いところでは使用しないようにしましょう。
自動点火装置は高所や低湿地など、環境によっては点火しにくいこともあります。予備のイグナイターやライター、マッチなどを準備しましょう。
まずは、EPIgasのREVO-3700 STOVEとガスカートリッジを用意します。
EPIgasのガスカートリッジは、外気温によってレギュラーとパワータイプなど、カートリッジを使い分けることができます。
一般的な3シーズンのソロキャンプであれば、レギュラーカートリッジがおすすめとなる。
バーナーヘッドをガスカートリッジに装着する。
カートリッジのキャップをはずし、バーナーヘッド持ち、器具栓をカートリッジに取り付けます。
カートリッジとバーナーヘッドを水平に保ちながら、素早く回すと装着しやすいです。
またカートリッジは自然に止まる位置よりも、ややきつめに締めてください。ゆるみがあると、ガス漏れの原因になりことがあります。
カートリッジに取付ける際、ゴトクやゴトク受けを持って取付けないようにしてください。破損の原因になることがあります。
ゴトクを水平よりすこし高く上げて、中心方向へスライドさせます。
ゴトクを中心方向へスライドさせると、ゴトク受けによってしっかりと固定できます。
4本のゴトクを中心でしっかりと固定できれば完成です。ちなみに1分も掛からずに設置することができます。
下の記事では、ソロキャンプにおすすめの鉈(なた)を特集しています。鉈はバトニングから調理までこなす万能なキャンプギア。
REVO-3700 STOVEを点火しよう。
REVO-3700 STOVEの設置も無事に終わりましたので、点火させましょう。点火するときは、周囲に火器がないことを確認します。
ガスを排出するときは、オレンジ色の器具栓つまみを使います。
シングルバーナーを使うときは、安定感のある地面が行いやすい。スタビライザーを使うと、さらに安定感が増す。
器具栓つまみをプラス(+)側に、ゆっくりと回すとガスがでてきます。
ガスが出てきたことを確認できたら、自動点火装置である赤色のプッシュボタンを押しましょう。ボタンを押すと火花が飛び点火します。1度で点火できない場合は、何度かボタンを押して点火させます。
点火ができたら、器具栓つまみのプラス(+側)に回すと火力が強くなります。またマイナス(-)側に回すと火力を弱めることができ、消火するときはマイナス(-)側へ最後まで回し、完全に火が消えるまで確認してください。
【EPIgas】REVO-3700 STOVEは、こんな人におすすめ。
EPIgasのシングルバーナーである、REVO-3700 STOVEはソロキャンプやツーリング、登山、ブッシュっクラフト、野営、釣り、バーベキューなど、アウトドアが大好きな人におすすめです。
EPIgasのREVO-3700 STOVEは解説してきたとおり、機能的で高火力、快適性、安全性、携行性、収納性に優れるシングルバーナーです。
REVO-3700 STOVEは新素材「S.F.P.M」を採用し、高効率のガス供給ができたり耐風性を備えたりするなど、まさにソロキャンプに最適な仕様となる。
シングルバーナーはソロキャンプの快適性や、利便性を向上する便利なキャンプ道具です。
EPIgasのREVO-3700 STOVEは、こんな人におすすめ。
- ソロキャンプやツーリング、登山、釣りなど、アウトドアが好き。
- 高火力で快適な調理をしたい方。
- 冬にも安定感のある、高火力のバーナーを使いたい方。
- 日本製のシングルバーナーを使いたい方。
- 軽量でコンパクトなシングルバーナーを探している方。
- 失敗しないシングルバーナーを選びたい方におすすめ。
【REVO-3700 STOVE】Amazonでの価格について。
2024年3月5日時点でのAmazonの実売価格は、¥9.109となっています。
【まとめ】EPIgas REVO-3700 STOVE
今回のゼロイチキャンプは、EPIgasのシングルバーナーであるREVO-3700 STOVEをレビューしました。
REVO-3700 STOVEは最大出力4200kalの火力を魅力とし、マイクロアジャスト機構など、機能性も充実する。
機能的で快適性、火力、携行性、収納性、安全性に優れる仕様はまさにソロキャンプ向きのシングルバーナーとなる。
EPIgasのREVO-3700 STOVEは、安心の日本製となっています。
ぜひ、この記事を参考にREVO-3700 STOVEをソロキャンプや登山、ツーリングなど、アウトドアでお試しください。
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