日本ブッシュクラフト協会(JBA) 認定ブッシュクラフターの ゼロイチキャンプです。この記事は、認定資格を持つ筆者が監修し、執筆まで行っています。
ソロキャンプとはその名のとおり自然のなかに身を置き、テント設営や撤収、調理、焚き火、ブッシュクラフトなど、すべてのことを1人でキャンプスタイルをいいます。
ソロキャンプを始めるにはキャンプ道具が必要だったり、キャンプ場の予約方法やルール、マナーなど、わからないことがたくさんありますよね。
また、ソロキャンプといってもキャンプスタイルや移動手段、キャンプの目的は人によって異なります。
一般的なソロキャンプもあれば野営、ブッシュクラフトキャンプ、ULキャンプなど豊富にあります。またキャンプ場へ車で行く人もいれば、徒歩や電車、ツーリングの方もいます。
いくつものキャンプスタイルがあったり移動手段が自由であることも、ソロキャンプの魅力ではないでしょうか。
今回のゼロイチキャンプでは『初心者向けに失敗しないソロキャンプの始めかた』について正しい方法や必要なキャンプ道具、キャンプ場の予約方法、ソロキャンプのマナーをまとめています。
ぜひ、最後までこの記事を読んでいただき、自信を持ってソロキャンプを始めていただけると嬉しいです。
この記事を読んでわかること、役立つ情報とは。
- ソロキャンプの始め方をしりたい人の悩みを解決できる。
- キャンプスタイル、ソロキャンプの目的にあわせたキャンプ道具がわかる。
- ソロキャンプに必要なキャンプ道具をくわしく紹介。
- ソロキャンプのルールとマナーを解説。
- キャンプ場の探しかたと予約方法がわかる。
ソロキャンプの始めかた。移動手段とキャンプスタイルを考える。
まずは、ソロキャンプの目的(キャンプスタイル)や移動手段を明確にすることが大切です。そしてゴールが決まったら、逆算して必要な道具やキャンプ場をプランニングしましょう。
ソロキャンプは車でキャンプ場へ行くかたもいれば、徒歩や電車など公共交通機関を利用したり、自転車やバイクなどツーリングの方もいたりします。
またソロキャンプには一般的なキャンプスタイルもあれば、野営キャンプ、ブッシュクラフト、ULキャンプなど、ファミリーキャンプにはないスタイルが豊富にあります。
そのため、これからソロキャンプを始める方はキャンプスタイルや移動手段から必要な道具を選んだり、キャンプ場を探したりすることが大切です。
計画せずに道具を揃えたりキャンプ場を探したりすると、失敗することに繫がってしまう。
- ソロキャンプの目的(キャンプスタイル)から、必要な道具やキャンプ場を選ぶ。
- ソロキャンプは、移動手段から必要なキャンプ道具を選ぶ。
ソロキャンプの目的やキャンプスタイルから、必要な道具やキャンプ場を選ぶ。
ソロキャンプの楽しみ方はひとそれぞれ。焚き火だったり本格的なアウトドア調理だったり、観光やレジャーという方もいます。ソロキャンプの目的から、キャンプ道具やキャンプ場を選ぶことも大切になる。
焚き火やブッシュクラフトを楽しむのであればナイフやハチェット、鉈、ノコギリなど、刃物や焚き火を楽しむための道具が必要になります。
またブッシュクラフトにあったテントやタープ、ハンモックなど、無骨なスタイルにこだわるのもオススメです。
ULキャンプを目的とするならば、軽量なテントや道具が必要になる。
本格的なアウトドア料理を目的とするならば焚き火台やバーナー、ダッチオーブン、スキレット、ナイフなど、調理器具が必要になります。
観光やレジャー、アクティビティを目的とするのであれば、それに必要なアウトドア道具やキャンプ場を選ぶことも大切です。
ソロキャンプの目的からキャンプ道具を考えることで、失敗しない道具を選ぶことができるようになる。
このようにソロキャンプの目的を明確にすることで、必要なキャンプ道具やキャンプ場を考えることができます。
ソロキャンプの目的やキャンプスタイルがあると、失敗せずに効率よく道具選びができることもメリットにある。
筆者はコーヒーが好きなので、コーヒー豆やコーヒーミル、ドリッパーを必ず用意します。
下の記事では、ブッシュクラフトをどなたでも簡単に始める方法を解説しています。また、ブッシュクラフトに必要な道具をまとめてるので、ぜひ、こちらもチェックしてください。
移動手段から必要なキャンプ道具を選ぶことも、ソロキャンプでは大切。
ソロキャンプでは徒歩や電車など公共交通機関を利用したり、バイクや自転車などツーリングでキャンプ場へ向かう方もいます。
車でキャンプ場に行くのであれば荷物量や重量、収納性はそこまで問題になることは少ない。そのため、車移動のソロキャンパーは機能性や快適性、利便性に優れたキャンプ道具を選ぶこともよいだろう。
ただし、徒歩や電車、バスなどの公共交通機関を使ったり、自転車やバイクでキャンプ場に行く場合は、キャンプ道具の荷物量や重量、大きさ、収納性を考えなければなりません。
徒歩や電車、バスなどの公共交通機関を使ってソロキャンプに行く場合は、バックパックを使うことになる。
自転車やバイクなどツーリングを目的としたソロキャンプの場合はサイドバッグやリアボックス、バックパックの容量に合わせたキャンプ道具を選ぶ必要があります。
ツーリングキャンプにはできるかぎりコンパクトで軽量、スタッキングができるキャンプ道具を選ぶことが大切なポイント。
荷物の積みすぎはバランスが不安定になったり、過積載による事故の原因になりますので注意しましょう。
ソロキャンプはできるだけ軽量で、コンパクトなキャンプ道具を選ぶ。
ソロキャンプではできるだけコンパクトで軽量なキャンプ道具を選ぶことが大切。また携行性や収納性を向上できるスタッキングや折りたたみできるキャンプギアを選ぶこともオススメ。
ソロキャンプでは徒歩や電車、ツーリングなど、車以外の移動手段でキャンプ場へ行くかたもいます。
そのためバックパックキャンプやツーリングは荷物量に制限があるため、できるだけ軽量でコンパクトな道具を選ぶことで、移動やパッキングが快適に向上します。
バックパックやツーリングにはコンパクトで軽量、スタッキングができるキャンプ道具を選ぶことをおすすめします。
1泊2日の想定でソロキャンプをする場合、最低でも30ℓ以上のバックパックが必要になります。またパッキングする道具や量にもよりますが、バックパックの重量は約10㎏くらいになることもある。
軽量化できるキャンプギアとは。重量のある道具を軽量なものにする。
ULキャンプはできるかぎり荷物量を減らしたり、軽くすることで移動を快適にするキャンプスタイル。まずはキャンプ道具を軽量化することから始まる。
キャンプ道具のなかでも重量のあるテントや寝袋、バックパック、ランタン、クッカーなどを軽量化することで、約1㎏~2㎏ほど軽量化することも可能です。
ただしテントや寝袋、衣類を軽量化すると機能性や保温性が下がることもあるため、季節や外気温にあわせて軽量化を心がけることが大切となる。
また必要以上に、食料や飲料を持っていかないことも軽量化につながります。食べきれる分の食料を持参することを心がけましょう。
登山においても、荷物を軽量化する「ファストパッキング」や「UL(ウルトラライト)登山」とよばれるスタイルが流行っています。
キャンプギアを軽量化することも大切ですが、必要なアイテムは我慢せずに持っていったり、楽しんだりすることを忘れないでください。
下の記事では、ソロキャンプがつまらないと感じたり、何をすればいいかわからなかったりする方に、おすすめの過ごし方を紹介しています。
【ソロキャンプにおすすめ】スタッキングできるキャンプギアを選ぶ。
スタッキングとは揃いのお皿や食器を積み重ねることをいい、アウトドアではサイズ違いのクッカーを重ねたり、クッカーのなかにOD缶やバーナーヘッド、カトラリーを収納することをいいます。
スタッキングは携行性と収納性を大幅に向上させるテクニックで、とくにバックパックスタイルやツーリングなど、荷物量を減らしたいソロキャンパーにおすすめ。
また、クッカーのなかにOD缶や、バーナーヘッド、カトラリーなど、調理や食事の道具をまとめてスタッキングをすることで、道具の忘れ物や紛失を軽減することもできます。
スタッキングはソロキャンプの基本テクニック。積極的につかっていこう。
250サイズのOD缶をクッカーにスタッキング。荷物幅をとるOD缶もスタッキングすることですっきりと収納できる。
サイズの異なるクッカーをスタッキング。取り外しのできるハンドルもなかに収納できるので便利。
余っているスペースに、バーナーヘッドやカトラリー、食材をスタッキングすることも可能。
【初心者向け】ソロキャンプに必要な基本の道具を紹介。
ソロキャンプ用のキャンプ道具を選ぶときのポイントは、できるかぎりコンパクトで軽量なもの。またスタッキングや折りたたむことができるキャンプギアは携行性と収納性を向上できる。
ここまで解説したとおりソロキャンプの道具は、ファミリーキャンプで使用するような大きく重量のあるものではなく、できるかぎり軽量でコンパクトなものがおすすめ。
またキャンプ道具を選ぶときには、キャンプスタイルや移動手段に合わせて選ぶことも大切となる。
ソロキャンプの道具は軽量でコンパクトなものがおすすめ。さらに機能性や快適性をプラスして考えると良いですね。
ソロキャンプに必要な道具。
※製品名をクリックすると、紹介ページに進むことができます。
ソロキャンプ用のテントとは。衣食住すべての拠点となる場所。
ソロキャンプ用のテントを選ぶときは種類や居住性、重量、設営のしやすさ、携行性、収納性など、さまざまなポイントがあります。
ソロキャンプ用のテントといっても、基本的なドーム型から野営キャンプにおすすめのパップテントなど豊富な形状があります。そのため、テント選びによってキャンプスタイルが確立するほど重要なポイントとなる。
テントの種類によって居住性や設営のしやすさは大きく異なるため、とくに初心者はテントの形状選びで失敗しないことが大切となります。
またソロキャンプでは、できるかぎり軽量でコンパクトなテントを選ぶことが大切。荷物量に制限のあるソロキャンパーは、携行性と収納性を考えたテント選びも必要である。
テントの種類によって設営方法や居住性、機能性、重量など、さまざまな違いがあります。
テントをしっかりと選ぶことができれば、ソロキャンプはとても楽しいものになります。逆にテント選びを失敗してしまうと目的に合わなかったり、快適に過ごせなかったりすることになる。
まずはソロキャンプ用のテントの種類を学びましょう。テントの種類がわかることでキャンプスタイルや目的、移動手段に合わせてテントを選ぶことができるようになる。
『失敗しないソロキャンプ』をするためには、しっかりとソロテントの知識を学び、アナタに必要なテントを選ぶことが大切となる。
ソロキャンプ用のテントの種類とは。
- ドーム型テント
- ワンポールテント
- パップテント
- ワンタッチテント
下の記事では、ソロキャンプ向けのテントを特集しています。テントの基礎知識やおすすめの選び方まで完全網羅となっています。
寝袋・シュラフとは。封筒型とマミー型が基本となる。
寝袋(シュラフ)はソロキャンプやブッシュクラフトでの、睡眠の質に関わるほど重要なキャンプギア。快適なブッシュクラフトキャンプを過ごすことは、寝袋次第といえるだろう。
一般的に寝袋の種類には、マミー型と封筒型といわれる2種類があります。また素材には化繊やダウンが使われている。
寝袋やシュラフを選ぶときは形状や素材、使用温度、サイズなど、いくつかのポイントが必要となる。さらに夏用や冬用、3シーズン用など、季節や気温にあわせた展開があります。
寝袋の形状や素材によって快適使用温度と限界使用温度といわれる”使用するときの温度の目安”が変わります。
筆者はソロキャンプやブッシュクラフト、登山などへ行くときに、1番こだわるキャンプギアが寝袋です。
夏や気温の高い季節は寝袋を使わなければ体温調節ができますが、冬や春先など気温の低い季節はそうはいきません。
気温や季節にあわない寝袋を使ったときほど、後悔や辛いことはありません。ソロキャンプやブッシュクラフトをいかに楽しく過ごすかは寝袋次第といえる。
寝袋は知識が必要で、奥の深いキャンプギア。だからこそ、こだわって選ぶ価値があります。
下の記事では、ブッシュクラフトに必要な寝袋・シュラフについてわかりやすく解説しています。また季節ごとにおすすめの最強の寝袋を紹介している。
ソロキャンプ用のキャンプマットとは。快適な睡眠と休憩を与えてくれる。
キャンプマットは睡眠の質に関わるほど、重要なキャンプ道具になる。一般的にキャンプマットはテント泊や車中泊をするときなど、寝袋の下に敷くマットのことを言います。
キャンプサイトによっては、地面が石や砂利、木の根など、凹凸がある場合もあります。このような状態で寝ると、体に痛みを感じたり、睡眠不足につながることもある。
また冬や春先など気温の低い季節には、地面からの冷気によって体温を奪われたり、寒さを感じたりすることがあります。逆に夏場や気温の高い日には、地面からの熱気で熱射病になることもある。
キャンプマットは地面からの痛みや衝撃、寒さなどを軽減し、快適な空間や睡眠をサポートしてくれる強い味方。
ソロキャンプで使用するキャンプマットにはインフレーターマットやエアーマット、クローズドセルマットとよばれる種類があります。
キャンプマットの種類によって機能性や快適性、断熱性、携行性、収納性、設営方法など、さまざまな違いがあります。
そのため、キャンプマットを選ぶときには先述した性能や設営方法に対して、キャンプスタイルや移動手段、外気温にあわせて選ぶことが大切となる。
キャンプマットの種類によって、寝心地はまったくと言っていいほど異なります。
下の記事では、ソロキャンプ用のキャンプマットを選ぶときのポイントを解説しています。また、2023年最新のおすすめキャンプマットを紹介。
【初心者向け】ソロキャンプ向け、ランタンの選びかた。
ソロキャンプやアウトドアでは、ランタンは必須のキャンプ道具になります。キャンプ場の夜は暗く、焚き火の灯りだけでは過ごすことはできません。
ソロキャンプでは調理をしたり、炊事場やトイレにいくとき、テントの中など、多くのキャンプシーンでランタンを使います。
ソロキャンプで使用するランタンにはLEDやガス、灯油、ガソリンを燃料としたランタンがあります。
ただし、ソロキャンプはできるだけ荷物量を少なくすることが大切なため、できるだけ軽量でコンパクトなランタンがおすすめとなる。
ソロキャンプでは、キャンプシーンにあわせてランタンを選ぶことも大切です。サイト全体を照らすメインランタンや小型のサブランタン、利便性の高いヘッドライトなどがあります。
ソロキャンプでは機能面や安全面といった点でも、ランタンは必須のキャンプ道具です。
キャンプシーン別に使用するランタンとは。
- メインランタン・・・・・サイト全体を照らす光量の大きいランタン
- サブランタン・・・・・テント内や調理、テーブルに置くような小型のランタン
- ヘッドライト・・・・・移動や調理時に便利な、頭につけるランタン。両手を自由に使うことが可能。
下の記事では、ソロキャンプ向けのランタンを特集しています。また燃料別に、ソロキャンプ用の最強ランタンを紹介します。
ソロキャンプには座り心地が最強!ローチェアがおすすめ。
ソロキャンプで使用するチェアにはいくつかの種類があり、キャンプスタイルや目的、移動手段によって選ぶことが大切である。
ソロキャンプのチェアを選ぶときには、座り心地や快適性、大きさ、重量、収納性、設営方法などに着目し、アナタのキャンプスタイルに合った選択をすることが大切になる。
とくに移動手段が徒歩や公共交通機関を利用したり、自転車やバイクなどのツーリングの場合には、できるだけ軽量でコンパクトなキャンプチェアが必要になります。
ソロキャンプ用のアウトドアチェアには、いくつかの種類があります。それぞれのチェアには、メリット・デメリットがある。
ソロキャンプで使用するキャンプチェアとは。
- ローチェア
- ハイチェア
- アウトドアベンチ
- 座椅子
- スツール
また、キャンプチェアに使われている素材によって機能性や快適性、携行性、収納性にも大きく関わってきます。
とくに、これからソロキャンプを始める方には、設営や撤収方法についても選ぶポイントになります。
設営&撤収が複雑でむずかしいチェアよりも、設営が簡単な方がよりソロキャンプを楽しむ時間がとれるメリットもあります。
これからソロキャンプを始める方は、キャンプチェアを選ぶときに素材や設営・撤収方法を確認する必要がある。
下の記事では、ソロキャンプに最適なチェアについて、くわしく解説しています。また、キャンプスタイルや移動手段にあったキャンプチェアを紹介しています。
ソロキャンプ用のテーブルとは。軽量でコンパクトなものがオススメ。
ソロキャンプで使用するテーブルにはローテーブルやハイテーブル、さらにコンパクトで軽量なミニテーブルなどがあります。
ソロキャンプ用のテーブルには、いくつかの種類や素材があります。また種類によって設営や撤収方法、携行性、収納性に違いがあります。
そのためソロキャンプ向けのテーブルを選ぶときには、キャンプスタイルや移動手段にあわせてテーブルの種類を選ぶことが大切となる。
ソロキャンプにテーブルがあると食事をしたり、調理したり、スマホや小物を置くこともできます。またテーブルのいちばんのメリットとして、何かをするときの行動の起点になることがあげられます。
自宅でもテーブルが何かをするときの起点になっていませんか?自宅にテーブルがなかったとしたら、不便ですよね。ソロキャンプも同じです。
ソロキャンプでは、車以外の移動手段のかたも多く、できるだけ軽量でコンパクトなテーブルがおすすめになります。
ソロキャンプで使用するテーブル。
- ミニテーブル・・・コンパクトで軽量、持ち運びに便利
- ローテーブル・・・ローチェアやロースタイルに合う
- ハイテーブル・・・ハイチェアやハイスタイルに合う
下の記事では、ソロキャンプ用のテーブルについてわかりやすい解説をしています。また、ゼロイチキャンプが厳選した中からおすすめのテーブルを紹介します。
ソロキャンプに必要な、焚き火台選とは。基本はコンパクトで軽量なもの。
一般的なキャンプ場では直火とよばれる、地面に”直接焚き火”をすることが、原則禁止となっていることがほとんど。そのためキャンプ場で焚き火をするときは、焚き火台はマストアイテムになります。
一般的なキャンプ場では、直火が禁止になっていることがほとんど。
直火が禁止になっている理由には、地面や芝生にダメージを与えないことが目的にあります。また一部のマナーの悪いキャンパーが直火でゴミを燃やして、放置したままにするなど問題となっています。
そのためキャンプ場で焚き火を楽しむためには、焚き火台を使う必要があります。
たびたび、キャンプやバーベキューのゴミ問題がニュースにあげられています。現場の人たちは本当に困っています。
当たり前ですがソロキャンプやアウトドアでは、焚き火とゴミの処理をすることはマナーとなります。
またソロキャンプ用の焚き火台を選ぶときには大きさや素材、携行性、収納性、調理に適しているなど、いくつかのポイントがあります。
とくにソロキャンプでは、できるだけコンパクトで軽量な道具が必要となるので、ファミリーキャンプで使うような大きな焚き火台は必要ありません。
下の記事では、ソロキャンプ用の焚き火台についてわかりやすく解説しています。また、焚き火シートを使うメリットについても紹介します。
ソロキャンプに必要な、シングルバーナー選び。
シングルバーナーとはキャンプや登山、アウトドアシーンにおいて、手軽にお湯を沸かしたり調理をしたりできる便利なキャンプ道具です。
シングルバーナーはシンプルな構造で、手軽に扱うことができるメリットがあります。また初心者からベテランまで、幅広く使われています。
焚き火を使った本格的なアウトドア調理は魅力的ですが、ソロキャンプは自然のなかで行うため、急に天候が悪くなることもある。
急に天候が悪くなったとしてもシングルバーナーがあれば、テントの前室で調理やお湯を沸かすことができる。
シングルバーナーを選ぶときには、一体型と分離型の形状や燃料、火力、携行性、収納性など、いくつかのポイントを押さえる必要があります。
とくにシングルバーナーは燃料によって扱いの難しさが異なるため、初心者には注意が必要となる。
下の記事では、シングルバーナーについてイラストや写真を用いて、わかりやすく解説しています。また最新のおすすめのシングルバーナーを紹介しています。
ソロキャンプ用のクーラーボックスとは。ハードクーラー・ソフトクーラー。
食材や飲み物を冷やすのに便利なクーラーボックスは、ソロキャンプに必要なキャンプ道具です。とくに暑い季節は食材が傷みやすいので、クーラーボックスがあると安心できます。
一般的にブッシュクラフトで使用するクーラーボックスには「ハードクーラー」と「ソフトクーラー」の2種類があります。
またクーラーボックスを選ぶときはキャンプスタイルや移動手段、容量、保冷力、耐久性、携行性など、ブッシュクラフトの目的にあわせて選択することが大切です。
クーラーボックスはキャンプ道具のなかでも、大きくて重量があります。ブッシュクラフトでは、できるだけ軽量でコンパクトなものがおすすめ。
ただしクーラーボックスを選ぶときには、ソロキャンプを行う宿泊日数によってサイズを選ぶ必要がある。
クーラーボックスは、キャンプ道具のなかでも高額な道具です。クーラーボックスを選ぶときには、しっかりと知識をつけて、失敗しない道具選びが大切です。
下の記事では、ソロキャンプにおすすめのハードクーラーとソフトクーラーについて、それぞれ特集しています。
ソロキャンプ向け、調理道具&カトラリーの選びかた。
ソロキャンプでは焚き火で本格的なアウトドア調理をしたり、コーヒーやお酒を嗜むことも魅力のひとつ。目的に合った調理器具があると、快適な食事の時間を過ごすことができます。
ソロキャンプに必要な調理器具やカトラリーを選ぶときには、調理の目的やキャンプスタイル、移動手段に合わせた道具を選ぶことが大切になります。
また調理器具やカトラリーを選ぶときには、できるだけ軽量でコンパクトなものを選びましょう。
車で移動するのであれば重量や大きさは問題になりませんが、ソロキャンプでは徒歩や電車など公共交通機関を利用したり、自転車やバイクで移動するかたもいます。
ソロキャンプでは、できるだけ軽量でコンパクトな道具を揃えることが基本となる。
ソロキャンプに必要な基本の調理道具とは。
- 包丁、ナイフ・・・食材を切るのに欠かせない、アウトドアナイフは薪や小枝を切るのにも役立ちます。
- まな板、カッティングボード・・・アウトドアでは木製やプラスチック製が多く、携行性に優れたものがある。
- クッカー・・・焼く、煮る、沸かす、炊くなどの加熱料理ができる便利なキャンプ道具です。
- ケトル・・・焚き火やシングルバーナーを使って、簡単にお湯を沸かすことができる便利な道具。
- 飯盒、ライスクッカー、メスティン・・・ごはんを炊いたり、クッカーとしても使えるマルチな道具。
- カトラリー・・・スプーン、フォーク、ナイフ、箸など食事をするときに使用する道具。
下の記事では、ソロキャンプに必要な調理器具やカトラリーを特集しています。またカトラリーを選ぶときのオススメの方法を解説します。
ソロキャンプ向けのバックパックとは。人気のミリタリーバッグからULキャンプまで網羅。
バックパックはソロキャンプやブッシュクラフトの道具をまとめることができたり、快適に運べたりできる利便性の高いキャンプギア。
ソロキャンプにおいてバックパック・リュックサックはとても便利なキャンプギア。テントやバーナー、クッカー、ランタン、寝袋、衣類、食料品など、さまざまなアイテムをひとつにまとめることができます。
バックパックにキャンプギアや食料などをひとつにまとめることで、携行性や収納性、快適性など利便性を飛躍的に向上することができる。
バックパックがあれば、徒歩や電車、バスを利用してソロキャンプに行くこともできます。
ソロキャンプ用のバックパックを選ぶときには機能性や快適性、携行性、収納性、背負い心地など、いくつかのポイントがあります。
ブッシュクラフトを目的とするならば、ミリタリーバッグがおすすめ。ミリタリーバッグは耐久性や収納性、利便性に優れています。
また徒歩や電車などULキャンプスタイルを目的とするのであれば、ULバックパックがおすすめ。ULバックパックは重量が軽く機能性、快適性、収納性、携行性に優れています。
バックパックは本当に利便性の高いキャンプ道具。荷物をひとつにまとめたり、快適な背負い心地で歩くこともできます。
下の記事では、ブッシュクラフトやソロキャンプ向けのバックパックを特集しています。バックパックの選びかたから、おすすめのミリタリーバッグまで完全網羅となります。
キャンプ道具をレンタルする。はじめてのソロキャプにおすすめです。
キャンプ道具を揃えるときに何を買えばいいか迷ったり、悩んだりしますよね。そんなときに便利なのが、キャンプ道具のレンタルサービスです。
初めてソロキャンプをする場合、キャンプ道具の使い方や性能など、わからないことがたくさんあります。
ソロキャンプはファミリーキャンプとは異なり、1人でキャンプを行うスタイルなので、キャンプ道具の大きさや重量、機能性、携行性など、とても大切になります。
ソロキャンプは、キャンプ道具選びがとても重要です。理由はキャンプの利便性や快適性、携行性、収納性などに関わるからです。
また、ソロキャンプは先述したとおりバックパックキャンプやツーリング、ブッシュクラフト、野営、ULキャンプなど、さまざまなキャンプスタイルがあります。
購入したキャンプ道具を使ってみたはいいけど、実はキャンプスタイルに合わなかったなんてことが往々にしてあります。
そんなときに便利なのが、キャンプ道具などのレンタルサービスを活用することです。
キャンプ道具をレンタルするメリットには、お手軽にキャンプ道具を使うことができたり、性能を知ることができたり、失敗しないでキャンプ道具を選ぶことができたりします。
また、キャンプ道具のレンタルサービスの中には、最新のギアを借りることができたりメンテナンスがいらなかったりすることも魅力にあります。
ソロキャンプ初心者やキャンプ道具を試してみたい方には、レンタルサービスはとても役に立ちます。
ポータブル電源のレンタルサービス『モノカリ』では、
ソロキャンプにポータブル電源があるとスマホやタブレットを充電したり、電気毛布、電気カーペット、冷風機など、便利な電化製品を使うことができます。
また、キャンプ場によってはフリーサイトやAC電源の備わっていなサイトもあります。
そんなときでも、ポータブル電源があれが快適で利便性の高いキャンプを楽しむことができます。
【初心者向け】ソロキャンプのスケジュール感を知ろう。1泊2日編
これからソロキャンプを始めるかたは、タイムスケジュールをイメージすることが大切です。ソロキャンプのざっくりとした流れがわかることで、やることや準備することがわかるようになる。
ソロキャンプへ行ったことがある人はわかると思いますが、ソロキャンプは前日や前々日、その前から始まっています。
準備期間を長く持つことで忘れ物を軽減したり、ソロキャンプの目的を計画することができるメリットがあります。
時間や心にゆとりがない状態でキャンプ場へ向かうと、事故の原因にもなります。何事も準備が大切ですね。
ソロキャンプの基本的なスケジュール感を知ろう。
下のスケジュールは、一般的なソロキャンプの流れになります。参考にしていただき、持ち物やスケジュールを計画しましょう。
キャンプ場へ向かう途中に渋滞に巻き込まれたり、忘れ物をしたり、急に天候が悪くなることもあります。ソロキャンプでは、予想外のトラブルはあると思っておくとよいでしょう。
とくにハイシーズンは渋滞することが多く、チェックインに2時間や3時間遅れは当たり前。ソロキャンプに慣れている方は、そのあとの時間調整ができますが、初心者はなかなか難しい。
心と時間にゆとりを持って計画をすることで、予想外のトラブルを軽減し、ソロキャンプを楽しむことができます。
ソロキャンプのスケジュール感【1泊2日】
初めてのソロキャンプでは、テントの設営に時間が掛かることがほとんど。その中でも、みなさんが難しく思うことのひとつが”ロープワーク”となります。
ロープワークはテントやタープ、ハンモックの設営に必要なスキルとなります。また木と木を結んだり、日常生活でも役に立ったりするなど、最強のスキルです。
ロープワークは、みなさんが思ってるほど難しいものではありません。自宅で練習するだけで、簡単にマスターできます。
ロープワークについて、下の記事でイラストをつかい、わかりやすい解説があります。スマホでブックマークしたりして、キャンプ場でみれるようにするのもおすすめです。
下の記事では、テントやタープ、ハンモックを設営するときに役立つロープワークを解説しています。そのほかにも、ロープを木に結んだり、ロープをまとめたりするなどノウハウが満載となる。
ソロキャンプのルールとマナーについて。
昨今のキャンプブームに伴い、キャンパーも増加しました。それに比例するように、ルールとマナーを守れない人が増加しています。
昨今のソロキャンプブームによりキャンプ人口が増えたことで、良い意味でも悪い意味でも「ソロキャンプ」というワードが注目されるようになりました。
ソロキャンプは自然環境に場所を貸してもらい、普段の生活では体験できないことを学ばせていただいています。
これからソロキャンプを始めるかたにも、すでに始めているかたも、今いちどルールとマナーを理解していただきソロキャンプを楽しんでいただけると幸いです。
ゼロイチキャンプは、#那須ビッグフォレストキャンプ場の公式アンバサダーを務めています。これから解説するルールとマナーについて、那須ビッグフォレストキャンプ場のオーナーに監修していただきました。
ソロキャンプのルールとマナーについて。
- キャンプ場では、挨拶をこころがけよう。
- キャンプ場では大声で騒がない、大音量で音楽を流さない、時間に配慮しよう。
- ゴミの処理はキャンプ場のルールに従いましょう。
- 炊事場やトイレなどの共用場所は、キレイに使いましょう。
- 【初心者向け】焚き火のマナーとは。
- 焚き火シートを使うことは、環境を守ること&後片付けを楽にする。
キャンプ場では、挨拶をこころがけよう。
ソロキャンプで挨拶は絶対的なルールやマナーではありませんが、まわりのキャンパーに挨拶を心がけることは大切です。
筆者もキャンプをはじめた頃に、隣でファミリーキャンプをされていたお父さんから「今日、となりでキャンプさせていただいてます。よろしくお願いします。」と声をかけていただいたことがあります。
自分の心が清々しい気持ちになったのを、今でもおぼえています。その、たった一言の挨拶で楽しくキャンプを過ごすことができました。
筆者もこの経験から、必ず周りのキャンパーに挨拶をするようにしています。楽しいソロキャンプは挨拶から始まるもの。
ソロキャンプでは風向きによって、焚き火の煙が隣のキャンプサイトへいくことがあったり、調理や電話の話し声、車やバイクの音であったり、少なからず他人に迷惑をかけていることがあります。
たった一言挨拶をするだけでギスギスした気持ちもなく、許せることにつながることもあります。周囲のキャンパーへ配慮の気持ちを持ちつつ、挨拶を心がけていきましょう。
キャンプや登山、アウトドアシーンで挨拶はとても大切です。できるかぎり挨拶することを心がけましょう。
大声で騒がない、大音量で音楽を流さない、時間に配慮する。
キャンプ場でのトラブルでいちばん多いのが、騒音問題です。とくに深夜や早朝は、まわりのキャンパーに配慮することを心がけましょう。
日中でも過度の騒音は利用者の迷惑になりますので、周囲の人へ配慮を心がけましょう。 キャンプ場によっては音楽禁止のところもありますので、事前にキャンプ場のホームページなどを確認してください。
キャンプ場には小さい子供から年配の方まで、幅広いキャンパーがいます。周りの人に優しい気持ちをもって、キャンプを楽しみましょう。
せっかくアウトドアに来たのだから風や鳥、草の音を聞いたり、自然の匂いを感じたり、五感で楽しんでほしい。
早朝や夜間などの就寝時間は、車の開閉音に気をつけましょう。自分が思ってる以上に、大きい音が出ていますので。
ゴミの処理はキャンプ場のルールに従いましょう。
ゴミの処理方法はキャンプ場によって異なります。キャンプ場のルールを守り、適切な処理をしましょう。
キャンプ場によってゴミの処理方法は異なります。なかには、ゴミを捨てることのできないキャンプ場もありますので、事前にキャンプ場のホームページなどで、ゴミの処理方法を確認してください。
またキャンプ場の周辺施設で、ゴミの投棄について問題になっていることもあります。
ゴミを帰宅途中のコンビニやサービスエリアに捨てたり、なかには、自然にゴミを投げ捨てるケースがあったりします。
ルールやマナーを守ってこそ、本当にソロキャンプを楽しめる。
キャンプに関わるなかで悲しいことが、自然にゴミが捨てられる話を聞くこと。ぜったいに自然には、ゴミを捨てないでくださいね。
炊事場やトイレなどの共用場所は、キレイに使いましょう。
一般的にキャンプ場には炊事場やトイレ、シャワー、お風呂など共用場所があります。食事の準備や洗いもの、入浴など、共用施設を使ったときはキレイに使うことを心がけましょう。
炊事場で洗い物をするときに、排水溝に生ゴミやお米を放置してしまうと、詰まりや臭いの原因になります。ビニール袋とビニール手袋を用意すると、排水溝の網についた生ごみ、お米の粒を掃除するのに便利です。
また、調理後の鍋やスキレットについた油は、あらかじめキッチンペーパーで拭き取ることで水や洗剤、時間の節約になります。
食器を洗うときは、自然にやさしい洗剤を使うこともマナーです。 キャンプ場によっては、一般的な洗剤が禁止されている場所もあります。
トイレやシャワー、お風呂を利用したときも、家で使うときと同じくキレイに使いましょう。何事もまわりの人や自然に配慮して、優しい気持ちを持つことが大切だと思います。
清潔に維持してくれているキャンプ場や、他のキャンパーに配慮した心遣いを大切にしましょう。
【初心者向け】焚き火のルールとマナーとは。
多くのキャンプ場では地面に直接、薪や炭を置いての「直火」が禁止されています。焚き火をするときには、焚き火台を使って楽しむことがルールとなります。
直火が禁止になっている理由には、地面や芝生にダメージを与えないことが目的にあります。
また一部のマナーの悪いキャンパーが直火でゴミを燃やして、放置したままにするなど問題となっています。
ソロキャンプは自然に場所を借りて行います。その自然を汚したり、壊す行為はもってのほかです。
焚き火台を使うときは可燃性の高いものがあるところや、車やバイク、周りのキャンパーに配慮して設置しましょう。
また焚き火を放置して、その場を離れることもたいへん危険です。焚き火の火の粉は、火事やボヤの原因になることがあります。
焚き火の火の粉によって、テントやタープなどは簡単に穴があきます。周りのキャンパーの持ち物に被害を与えてしまうと大変。
焚き火で薪や炭を使ったあとは、完全に火が消えたのを確認してから適切な処理をしましょう。
ソロキャンプで焚き火の処理をするときには、薪ハサミや火消し袋、耐熱グローブなどがあると便利です。キャンプ場によっては、灰処理の道具がないところもあります。
キャンプ場に行く前にホームページなどを確認して、焚き火のルールや禁止事項などを確認しましょう。
焚き火を楽しむためのマナーとは
- 直火を禁止しているキャンプ場では、焚き火台を使用しましょう。
- 焚き火シートを使うことは自然環境を守り、後片付けを楽にする。
- テントやタープ、車、可燃性の高いところに焚き火台を設置するのはやめましょう。
- 焚き火を放置して、その場を離れるのはやめましょう。
- 炭や灰の処理は、完全に火が消えたのを確認してから、キャンプ場のルールにしたがって処理をする。
- ゴミは燃やさない。
- 周りのキャンパーに配慮して、焚き火を楽しむこと。
下の記事では、ソロキャンプの焚き火の後片付けに便利な”火消し袋”を特集しています。火消し袋は折りたたんで持ち運べるので、ソロキャンプに重宝する道具。
焚き火シートは環境への取組みにつながり、後片付けも楽になる。
焚き火シートとは焚き火の熱や火の粉によって地面や芝生などを傷めないように、焚き火台の下に敷くシートのことをいいます。
焚き火台を使って芝生や地面のダメージを与えないようにしているのに、なんで焚き火シートが必要なのか疑問に思いますよね。
焚き火台を使って焚き火をしてみるとよくわかるのですが、小さい炭や灰、火の粉などが地面に落ちてしまうことが多々あります。
このような小さいダメージを焚き火シートをつかうことで、軽減することができるようになります。また焚き火シートは使用後の炭や灰をひとまとめにできるので、掃除が早くなることもメリットにある。
焚き火シートは環境に優しいだけではなく、利便性の高いキャンプギア。
焚き火シートは、必ず使わなければいけないという決まりはありませんが、筆者としては積極的に使っていただけると嬉しい。
下の記事は、ソロキャンプ用の焚き火シートについてわかりやすい解説をしています。また、焚き火シートを選ぶときのポイントを紹介しています。ぜひ、チェックしてください。
【初心者向け】ソロキャンプ場の探しかたとは。おすすめポイントを解説。
キャンプ場を選ぶときにはサイトや施設、設備、アクセスなど、ソロキャンプの目的や移動手段などに合わせた選択が必要になります。
これからソロキャンプをはじめたいと思っている方はキャンプ場のサイトや、キャンプ場の探しかた&予約方法など、わからないことや悩みなど、事前に知りたいことがたくさんありますよね。
筆者でも初めて行くキャンプ場は、今でもドキドキします。事前にキャンプ場の設備や施設、ゴミの処理方法、キャンプ場スタッフが常駐するなど、キャンプ場を選ぶときのポイントをチェックします。
まずはキャンプ場や区画サイトについて解説します。目的にあったキャンプがわかるはず。
- ソロキャンプ向けのサイトについて解説。
- キャンプ場を選ぶときの、おすすめポイントを紹介。
- ソロキャンプ向けの、キャンプ場の探しかたと予約方法を解説
【初心者向け】キャンプ場のサイトとは。フリー・オート・ソロ・野営サイト。
キャンプ場にはサイトとよばれるキャンプを行える場所が決まっています。そのためキャンプスタイルや移動手段、目的にあわせてサイトを選ぶ必要があります。
キャンプサイトによって、区画サイズや景観、地面、駐車スペース、AC電源があるなど、多くの違いがあります。
そのため、ソロキャンプをするときにはキャンプの目的や移動手段に合わせてキャンプサイトを選ぶことが重要になります。
キャンプ場によっては、ソロキャンプ専用のサイトがあるところもあります。
ブッシュクラフトをするための、野営サイトもある。なかには、直火ができるキャンプ場もあります。
ソロキャンプ向けの、キャンプ場サイトについて。
- フリーサイト
- オートサイト
- ソロキャンプサイト
- 野営サイト(直火ができるところもある。)
フリーサイト
フリーサイトとはキャンプ場の決められているスペースの中で、自由にテント設営をできる区画のことをいいます。
フリーサイトは、自由に区画をつかうことができるので、サイトのレイアウトにこだわるかたに向いています。
またオートサイトやソロキャンプサイトなどの、区画サイトに比べて料金は安価になることも魅力。
ただし、キャンプ場によっては車で横づけできないフリーサイトもあります。
この場合、サイトまで荷物を運ばなくてはいけません。
フリーサイトで車を止められないときは、キャリーカートがおすすめ。
オートサイト
オートサイトとはマイカーやレンタカー、キャンピングカー、バイクなどでキャンプ場に向かい、テントサイトと駐車スペースを区画されたサイトになります。
車やバイクに乗ったままで、テントサイトまで行くことができるので、荷物の荷下ろしや移動がたいへん楽なことが魅力のサイトです。
オートサイトによってはAC電源があるサイトもあり、家庭用の電化製品うことができ、夏には扇風機、冬には電気毛布や電気カーペットを使うこともできるメリットがある。
またオートサイト最大の特長は、自分だけの区画が定められているので、周りのキャンパーに気にすることなくソロキャンプを楽しめます。
快適なスペースと荷下ろしの利便性を求める方には、オートサイトがおすすめ。
ソロキャンプサイト
ソロキャンプサイトとは、周りのキャンパーの目を気にせずに過ごせることができる、ソロ専用サイトです。とても静かで解放感があり、思うがままにソロキャンプを楽しむことができます。
ソロキャンプサイトは、フリーサイトやオートサイトなどのファミリーユーザー向けのサイトと違い、完全にソロキャンプに特化した区画サイトになります。
また、キャンプ場によっては野営サイトや直火ができるサイトもあります。
本格的なブッシュクラフトを楽しむ方にオススメとなります。
キャンプ場にもよりますが、完全に周囲にはキャンパーもいない空間で自然と一体化することができます。
野営サイト(直火ができるところもある。)
キャンプ場によっては、野性的でサバイバル感たっぷりのキャンプを楽しむことができる野営サイトがあります。
野営サイトはオートサイトやソロキャンプサイトのように炊事場や水くみ場、シャワーやお風呂もなく、キャンプ場によってはトイレもないことがある。
野営サイトは原始的で野性的なソロキャンプを楽しむことができ、キャンプ場によっては”直火”をすることができる。
焚き火をするために木を拾ったり、水を確保するために沢や川を探したり、ブッシュクラフトでシェルターやテーブル、かまどをつくることもある。
まさにブッシュクラフター専門の区画サイトといってもいいでしょう。
下の記事では、筆者が野営サイトでブッシュクラフトキャンプを楽しんでいます。直火やブッシュクラフトに興味があるかたはみてほしい。
【初心者向け】ソロキャンプ場を選ぶときの、おすすめポイントを解説。
ソロキャンプ場を探すときには、いくつかのポイントを押さえることが大切。ポイントを押さえることで、失敗しないキャンプ場を選ぶことができます。
何も調べずに予約してしまうと、いざキャンプ場に到着したとき、自分の想像していたサイトと違っていたり、施設が不十分だったり、アクセスがとても不便だったりということもあります。
ソロキャンプをする上で、キャンプ場や区画サイトはとても大切なことです。
楽しく思い出に残るソロキャンプをするために、まずは、キャンプ場のサイトや施設、設備をしっかりと確認することが必要です。
失敗しないキャンプ場選びは、いくつかのポイントを押さえることが大切です。
キャンプ場を選ぶときのおすすめポイントとは。
- キャンプ場の施設や設備を事前にチェックしよう。
- ソロキャンプ場を選ぶときは、自宅から2時間以内がおすすめ。
- キャンプサイトをチェックしよう。
- キャンプ用品をレンタルできるか確認しよう。
- キャンプ場スタッフが常駐している。
- レジャーや観光を目的として、キャンプ場を選ぶ。
ソロキャンプ場を選ぶときは、自宅から2時間以内がおすすめ。
初めてのソロキャンプの場合、自宅から2時間以内のキャンプ場を選ぶことがオススメです。
はじめてのソロキャンプは慣れないことばかり。テント設営や食事の準備、撤収にいたるまで時間が掛かることが予想されます。
また車でキャンプ場へ向かうかたは、渋滞などの予期せぬトラブルが起こることがあります。できるかぎり移動の時間を短縮することで、余裕を持ってソロキャンプを楽しむことができます。
ソロキャンプに慣れるまでは、自宅から2時間以内のキャンプ場を選ぶことをおすすめします。
キャンプサイトをチェックしよう。
キャンプサイトには芝生サイト、林間サイト、湖畔サイト、河原サイト、海辺サイト、野営サイトなど様々なロケーションがあります。
テントを張る地面にも芝、土、砂利、砂などキャンプ場やサイトによって違いがあります。
キャンプへ行く前には、事前にHPやSNSを使って、テントサイトを確認することをおすすめします。
ロケーションや目的、キャンプスタイルにあわせたテントサイトを選ぶことができれば、ソロキャンプがまた一段と楽しくなるはず。
テントサイトによってはペグが打ちにくい、または打てない!なんてこともある。事前に情報をキャッチすることが大切です。
下の記事では、栃木県の那須町にある『那須ビッグフォレストキャンプ場』に筆者が取材とソロキャンプを体験レビューしています。キャンプ場のイメージがわかる内容となっています。
キャンプ場の施設や設備を、事前にチェックしよう。
キャンプ場を選ぶときには、施設や設備を事前に確認しましょう。キャンプ場によっては売店がなかったり、シャワーやお風呂、ランドリーがないことがあります。
ソロキャンプでは事前に準備をしたつもりでも、うっかり忘れものをすることが往々にあります。
そんなときでも、キャンプ場に売店があれば、必要な物を買うこともできる。
お風呂やシャワー、ランドリーなどの情報は事前に、キャンプ場のホームページなどを確認しておくようにしましょう。
キャンプ場によっては、炊事場でお湯が使える施設もあります。
温かいお湯が使えるだけでホッとしますし、寒い季節や女子キャンパーにはうれしいですよね。
事前にキャンプ場のホームページなどで、施設情報を確認しましょう。
キャンプ用品をレンタルできるか確認しよう。
キャンプ場にもよりますが、一般的にテントやタープ、テーブル、チェア、ランタン、バーナー、焚き火台、寝袋、毛布、暖房器具、調理器具などのレンタルがあります。
ソロキャンプには、忘れ物はつきものです。これは初心者でもベテランキャンパーでも同じです。
筆者は先日のソロキャンプに、ランタンを忘れてしまいました。
こんな場合でも、キャンプ用品をレンタルしているキャンプ場がとても便利。
保険をかける意味でも、初めてのソロキャンプにはキャンプ道具などを、レンタルできるキャンプ場を選ぶことをおすすめします。
ソロキャンプの経験が豊富であっても、忘れ物は必ずあるもの。キャンプ場でレンタルできる施設がおすすめ。
キャンプ場スタッフが常駐している。
キャンプ場にスタッフが常駐しているところや、日本キャンプ協会やオートキャンプ協会が認定しているキャンプ場では、職員が常駐しているので、初心者のかたや女子キャンパーにはとても安心です。
周りのキャンパーが夜遅くまで騒いでいたり、炊事場の水がでなくなったり、車のカギをなくしたり、盗難被害がでたりなど、キャンプ場ではさまざまなトラブルが起きることがあります。
そんなときに、キャンプ場にスタッフが常駐してくれるだけで安心ですよね。
キャンプ場のスタッフは、テントやタープの設営方法やキャンプについてアドバイスを教えてくれたり、わからないことや、困ったことにも親切に接してくれます。
はじめてのソロキャンプには、スタッフが常駐しているキャンプ場がとてもおすすめです。
レジャーや観光を目的として、キャンプ場を選ぶ。
キャンプ場を選ぶときには、観光やレジャーを目的に探すのもおすすめです。
ソロキャンプと観光&レジャーの相性は抜群。
せっかく遠出をしてソロキャンプに来たのですから、観光をしたりレジャーで楽しむことも魅力のひとつ。
体を動かしたり、四季折々の自然を感じたり、地のものに舌鼓を打つのもいいでしょう。
アクティブに登山やカヌー、釣りをしたり、観光で神社やお寺、自然を感じるのもいいですね。
ソロキャンプとレジャー&観光の相性はバツグン!
キャンプ場を選ぶときのおすすめポイントです。
キャンプ場の探しかたとは。定番の雑誌やインターネットに、今はSNSも!
一般的なキャンプ場の探しかたは、雑誌やインターネットの予約サイトがあります。最近ではSNSを活用して、キャンプ場の情報を得ることもできます。
キャンプ場を探すときには、雑誌やインターネットのキャンプ場予約サイトを活用しましょう。
最近では、SNSを利用するかたも増えています。キャンプ場の写真や生の声が聞けるので、より詳細で深い情報を手に入れることもできます。
SNSにキャンプ場の写真がアップされているので、行く前に情報がわかるのは、とても便利。
キャンプ場の予約方法
一般的にキャンプ場の予約方法は、電話予約やインターネットでのオンライン予約になります。
キャンプ場によっては、当日に先着順で受付けているところもありますが、週末やハイシーズンは混雑が予想されます。初心者のかたは、電話やインターネットでの予約をおすすめします。
人気のキャンプ場では、GWやお盆休みなどの繁忙期に、予約が取れないこともある。
キャンプ場検索・予約サイト
なっぷ
出典:なっぷ
なっぷは、2023年2月現在、全国4765件のキャンプ場検索・予約ができる「日本最大のキャンプ場検索サイト・予約サイト」です。
各種ランキングや口コミ、ロケーション、設備、バンガロー、サイト等の利用施設から検索ができるのが魅力。
現在の空き状況が確認できるので、サイトから予約が簡単にできます。
個人的におすすめの機能が「キャンセル待ち通知機能」です。
キャンセル待ち通知機能とは
予約したかった日のキャンプ場が満室だった場合でも、この”キャンセル待ち通期機能”を登録しておくと、キャンセルが出た場合に登録しているメールアドレスに通知メールが届きます。通知がきたら、ログインして予約をするだけなので、とても簡単に予約をとることができます◎
楽天トラベルキャンプ
出典:楽天トラベルキャンプ
楽天トラベルキャンプの特長は、なんといってもキャンプ場の予約で「楽天ポイントが貯まる・使える」こと。
楽天トラベルキャンプは「あなたにぴったりのキャンプ場がみつかる。」をテーマにしているだけあって、検索結果の一覧や各キャンプ場のページでは「まったり落ち着く」、「ワイワイにぎやか」といったキャンプ場の雰囲気を確認できる。
アイコンもわかりやすく表示されており「ソロ」、「カップル」、「グループ」、「ファミリー」といった利用者層の割合や設備の内容が表示されており、キャンプ場の特徴がわかりやすく表示されています。
CAMPLOG
出典:CAMPLOG
キーワード、現在地、駅から、エリアから、ランキングから、目的から探すといった形でアナタの好きなスタイルで、キャンプ場をみつけることができる。
会員登録すると「混雑予測カレンダー」で日別の混雑状況予想が確認できるので、現在の混雑状況が知りたいかたには、おすすめな機能があります。
キャンプ情報サイト キャンナビ
出典:キャンナビ
一般社団法人日本オートキャンプ協会が運営しているキャンプ場検索・予約サイトです。
こちらのサイトに掲載されているキャンプ場は、日本オートキャンプ協会会員が運営しているので、初心者のかたや小さい子供、女性に安心・安全にキャンプを楽しめます。
キャンプ場の基本情報や料金、施設、キャンピングカーの対応、特産・名産品、買い物情報と細かいキャンプ場の紹介があり、とても便利です。
TAKIBI キャンプ場予約
「近場のキャンプ場ある?」、「絶景キャンプ場にいきたい!」、「手ぶらでキャンプにいきたい!」など、ユーザーの悩みを解決するために、北海道から沖縄まで日本全国のキャンプ場やコテージ、グランピング施設をまとめているサイトです。
使いやすい画面で、とてもカンタンに予約することができます。
口コミ機能は☆ほし評価5段階で掲載されていて、とてもわかりやすくて便利な機能。
GARVY PLUS
出典:GARVY PLUS
キャンプ雑誌「GARVY」とキャンプ場予約管理システム「キャンプネット」が2019年に協業し、スタートしたキャンプ場予約検索サイトです。
「エリア」や「環境」などのこだわり条件で検索したキャンプ場がみつけることが可能で、WEB予約もスムーズにできます。 空き状況や、料金も確認できるので初心者のかたも簡単に予約ができます。
SOTOASOBI そとあそび
出典:SOTOASOBI
『SOTOASOBI』は、アウトドアアクティビティやレジャーなどの専門予約サイト。アウトドアアクティビティをとおして、四季を感じながら自然の美しさと人工物では体験できない多くの感動を味わうことができます。
「レジャーから探す」や「エリアから探す」、「こだわりから探す」などの条件を絞って検索することができます。
またレジャー・アクティビティの一覧やランキングなど、アナタが体験したいコンテンツから探すこともできる。
まとめ
ソロキャンプの始め方について解説と必要な道具を紹介しました。
とくにソロキャンプを始めるにあたって、ルールとマナーはしっかりと守って楽しみましょう。
ゼロイチキャンプでは、InstagramとYouTubeを配信しています。
インスタグラムではブログやYouTubeの最新情報を受けとることができたり、ブログやYouTubeの裏側を発信しています。
YouTubeでは筆者が挑戦するソロキャンプやブッシュクラフト、登山、釣りなど、本気のアウトドアを身近に感じることができる内容となっています。
筆者自らGoProをつかって、ソロキャンプのリアルな映像を撮影しています。ぜひYouTubeも楽しんでください。
InstagramとYouTubeもぜひ、応援してください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
YouTubeはこちら>>『ゼロイチキャンプTV』
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