【コスパ最強】ソロキャンプにおすすめのハードクーラーボックス5選。

日本ブッシュクラフト協会（JBA） 認定ブッシュクラフターの  ゼロイチキャンプです。この記事は、認定資格を持つ筆者が監修し、執筆まで行っています。

ソロキャンプの食材や飲み物を保冷したり、持って行ったりするのに便利なキャンプギアがクーラーボックスです。

ソロキャンプで使用するクーラーボックスは、コンパクトなサイズ感で携行性と収納性に優れる特徴があります。

また、ソロキャンプ向きのクーラーボックスには、ソフトクーラーとハードクーラーとよばれる種類があったり、断熱材の違いがあったりします。

そこで、今回のゼロイチキャンプはソロキャンプに失敗しないクーラーボックスの選び方や、おすすめのクーラーを紹介します。

下の記事では、ソロキャンプ向きの調理器具をまとめています。ナイフやクッカー、まな板など、探しているものがみつかるはず。

ソロキャンプにおすすめのクーラーボックスとは。ハードクーラーとソフトクーラーがある。

一般的にソロキャンプで使用するクーラーボックスには「ハードクーラー」と「ソフトクーラー」の2種類があります。

ハードクーラーとソフトクーラーは使われている素材や断熱材が異なります。そのため保冷性や耐久性、機能性、快適性、携行性など、それぞれに違いがあります。

ソロキャンプ向けのクーラーボックスを選ぶときはキャンプスタイルや移動手段、保冷力、容量など、いくつかの大切なポイントがあります。

ハードクーラー

一般的にハードクーラーとは素材に合成樹脂や金属などが使われており、内側に断熱材が入っています。そのためハードクーラーは、抜群の耐久性と保冷力を誇ります。

ハードクーラーはソフトクーラーと比較すると、抜群の耐久性と保冷力が魅力となります。

ハードクーラーは夏場や気温の高い季節でも、氷を溶かさずにキープすることができます。そのため、安定した保冷力を求めるソロキャンパーにハードクーラーはおすすめとなる。

またハードクーラーは素材に合成樹脂や金属が使われていたり、成型方法や技術によって耐久性や耐衝撃性に優れています。まさに、ソロキャンプやアウトドアに最適な仕様となります。

下の記事では、ソロキャンプ向きの”ソフトクーラーボックス”を特集しています。ソフトクーラーは、携行性と収納性に優れる。

ソロキャンプに失敗しない、クーラーボックスの選び方を解説。

ソロキャンプ向けのクーラーボックスを選ぶときには容量や断熱材、保冷日数、密閉性など、いくつかのポイントがあります。

ソロキャンプではファミリーキャンプで使用するような、大型のクーラーボックスは必要ありません。連泊する場合に使用することは稀にありますが、できるだけ軽量でコンパクトなクーラーボックスが最適となる。

またクーラーボックスに使われる断熱材は、保冷力や保冷日数などクーラーボックス本来の役割りである、保冷性能に関わるポイントです。

ソロキャンプに最適なクーラーボックスの容量とは。

1泊や2泊のソロキャンプであれば、クーラーボックスの容量は10L～20Lほどがおすすめです。

人によって食べたり飲んだりする量は異なりますが、一般的なソロキャンプであれば10L～20Lほどのクーラーボックスが最適です。

車でキャンプ場へ行く場合は荷物量の制限もほとんどないため、クーラーボックスの容量が多くても問題ありません。

しかし、ソロキャンプでは徒歩やツーリング、バックパックキャンプ、ULキャンプなど、車を利用しないキャンプスタイルがあります。

下の記事では、ソロキャンプにおすすめの寝袋・シュラフをまとめています。夏用や3シーズン、冬用の寝袋まで完全攻略となります。

クーラーボックスに使われる断熱材を確認する。

一般的にソロキャンプ向けのクーラーボックスの断熱材には発泡ウレタンや真空断熱パネル、ポリエチレン、発泡スチロールなどが使用されています。

クーラーボックスにつかわれる断熱材の種類によって保冷力や断熱性、耐久性、重量、コスパなど、多くの違いがあります。

そのためクーラーボックスを選ぶときは、使われている断熱材に注目してみましょう。

発泡ウレタン

発泡ウレタンとは、ウレタン樹脂に発泡剤を混ぜた素材をいいます。発泡ウレタンは断熱性に優れていたり、金属や木製と比較すると、重量が軽い特徴があります。

発泡ウレタンは断熱性が高く、保冷力に優れています。そのため、一般的に販売されているクーラーボックスの多くは、発泡ウレタン（ポリウレタン）を断熱材として採用しています。

また発泡ウレタンは生産性が高いので、比較的に安価な価格となっていることも魅力にある。

真空断熱パネル

真空断熱パネルとは断熱材のまわりを真空状態にすることで、気体による熱伝導を限りなくゼロに近づけた断熱材のことをいいます。

真空断熱パネルは抜群の保冷力と耐久性を実現し、氷の状態を長期間維持することができます。

そのため、食品や飲料を新鮮な状態で保つことができるので、保冷力を求める方におすすめの断熱材となる。

また真空断熱パネルを採用することで、クーラーボックスの耐久性を向上することが可能。まさにソロキャンプなど、アウトドアに最適な断熱材となる。

ただし、真空断熱パネルを使用するクーラーボックスは製品価格が高くなります。そのためコスパを求めるかたには、デメリットとなることもある。

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ポリエチレン

ポリエチレン（PE）は、世界で最も生産量の多いプラスチック素材といわれています。またポリエチレンを発泡させて作られるのが、ポリエチレンフォーム（発砲ポリエチレン）となる。

ポリエチレンフォームは、ポリエチレン樹脂を基本とした独立気泡体のことをいいます。その性質は柔軟性や緩衝性、断熱性、耐薬品性などに優れています。

とくにソフトクーラーは携行性や収納性など、柔らかさと保冷力を必要とするため、ポリエチレンは最適な断熱材となります。

またポリエチレンは生産性が高く、比較的に丈夫で安価であることもメリットにあります。

発泡スチロール

発砲スチロール製のクーラーボックスは、いちばん安価なことが特徴にあります。また多くの自治体では資源ごみとして回収しているため、再利用ができるエコロジーな素材ともいえる。

発砲スチロール製のクーラーボックスは、製品体積の約98％を空気としているので省資源な製品となります。また発泡スチロールは空気の層によって断熱性を実現し、保冷効果を作ることができます。

ただし、発泡スチロールは耐久性や耐衝撃性に弱いので、長期を目的としたクーラーボックスには不向きなことがデメリットにあげられる。

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クーラーボックスの保冷日数を確認する。

保冷日数とは、日本工業規格に基づいた保冷試験の結果から「20℃前後の室温に、クーラーボックスに入れた氷が溶けきらずに残っている日数」のことをいいます。

クーラーボックスには保冷日数や保冷時間のように、保冷試験で算出された目安が記載されています。

そのため、ソロキャンプで使用するクーラーボックスを選ぶときは滞在日数や気温など、環境にあわせて保冷日数や保冷時間を確認しましょう。

ただし、ソロキャンプは夏場や気温の高い日に行ったり、クーラーボックスの開閉を何度もしたりします。

実際のソロキャンプと保冷日数の試験では状況が異なるため、あくまで保冷日数は目安として考ることも大切です。

密閉性は、保冷力の維持に大切。

クーラーボックスの密閉性は、保冷力や保冷維持に大きく影響します。 クーラーボックスが密閉されてないと外気が入り込むため、保冷力や保冷維持は低下します。

クーラーボックスにロック機構が備わっているだけで、簡単に密閉性を向上できます。クーラーボックスの密閉度が高いほど、保冷力や保冷維持することができます。

またロトモールド成型（回転成形工法）を採用したクーラーボックスは、とても密閉性が高いことがあげられます。

ロトモールド成型は溶接であったり、つなぎ目のない一体化構造によって耐久性や耐衝撃性、保冷力に優れています。そのため、ロトモールド成型は一般的なクーラーボックスよりも、密閉度の高い仕様となる。

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【おすすめ】ソロキャンプ向け”コスパ最高”のハードクーラーを紹介。

STANLEY/スタンレー　【クーラーボックス 15.1L】

出典：Amazon

キャンプに絶大な人気を誇るクーラー。
【容量15.1L】1泊2日のソロキャンプに最適。
保冷力や耐久性も高く、ガンガン使える。

スタンレーのクーラーボックス15.1Lは、ソロキャンプやツーリング、ブッシュクラフトなどにおすすめのサイズ感。長時間保冷効果を維持することができるので、快適に楽しむことができる。

スタンレーのクーラーボックス15.1Lのサイズは長さ42.5㎝×幅32.5㎝×高さ28.5㎝（重量約3㎏）となります。

クーラーボックス15.1Lは本体と蓋に高密度ポリエチレンを採用し、高い保冷力を実現しています。また留め具に密閉度を高くしるパッキンが使われています。

スタンレーのクーラーボックス15.1Lの保冷力は8度以下（約8時間）になっているため、1泊2日のソロキャンプに安心して使用できます。

カラーバリエーション

アイスランドクーラーボックス 20QT

出典：amazon

【最長5日間】氷をキープできる高い保冷力を誇る
ロトモールド成型を採用し、優れた耐久性＆衝撃性を実現。
マルチツール機能付きで、ソロキャンプに最適のクーラーボックス。

アイスランドクーラーボックス20QTは最長5日間氷をキープできる高い保冷力を誇り、さらに耐久性と衝撃性を備えるクーラーボックスとなる。

アイスランドクーラーボックス20QTのサイズは、35.5×56×39cm（重量約6.5㎏）となります。

アイスランドクーラーボックス20QTは、無害素材を使用したロトモールド成型を採用。シームレスな一体型構造は優れた耐久性や衝撃性、保冷力を実現しています。

蓋（ふた）に備わるパッキンは強い気密性をつくり、冷気を外に逃がしません。また断熱材を豊富に含んだ本体は、外気の熱を遮断し、最長5日間氷を維持できる。

出典：amazon

アイスランドクーラーボックス20QTにはカップホルダーやマナ板、ワイヤーラック、コンパス、排水口、スケール、ボトルオープナーなどアウトドアで便利なツールが付属されている。

VASTLAND/ヴァストランド　【タフクーラーボックス T型フックタイプ】

出典：Amazon

【容量18.9L】高い保冷力と豊富な機能性を兼ね備えるハードクーラー。
ロトモールド成型を採用し、優れた耐久性＆衝撃性を実現。
カラーバリエーションがあり、キャプスタイルに合わせられる。

VASTLAND（ヴァストランド）のタフクーラーボックス T型フックタイプはロトモールド成型を採用し、高い保冷力と耐久性を兼ね備えたハードクーラー（容量18.9L）です。

VASTLAND（ヴァストランド）のタフクーラーボックス T型フックタイプのサイズは、約）幅54cm×奥行31cm×高さ36cm（重量約7.2㎏）となります。

VASTLANDのタフクーラーボックス T型フックタイプはロトモールド成型を採用し、シームレスな一体型構造は優れた保冷力や耐久性や衝撃性を実現しています。

ヴァストランドのタフクーラーボックス T型フックタイプの容量は18.9Lとなっていて、500mlのペットボトルが、「縦置き：15本」、「縦+横置き：17本」が入ります。

出典：Amazon

VASTLANDのタフクーラーボックス T型フックタイプにはボトルオープナーや気圧バルブ、水抜き栓、滑り止め加工済みのフタ・底、スケールなどアウトドアで便利なツールが付属されている。

また容量の異なるサイズ展開であったり、オリーブやタン、ダークグレー、ホワイトのカラー展開があったりするなど、キャンプスタイルや好みに合わせた選択ができる。

ORCA Coolers/オルカクーラーズ　【20 Quart】

出典：Amazon

氷保持期間は最大10日間、クラス最高の保冷力。
ロトモールド成型による、耐久性＆衝撃性は抜群。
アメリカ発、ソロキャンプに最適なクーラーボックス。

ORCA Coolersは、2012年アメリカのテネシー州で設立。ORCA Coolersの目標は、過酷な状況下で性能を発揮できる信頼性の高いクーラーボックスを作ること。さらに使用するユーザーの期待を上回ることを掲げています。ハードクーラーはすべて、メイドインUSA。

オルカクーラーズの20Quartの使用サイズは、高さ約38cm×幅約48cm×奥行き約35cm（約8㎏）となります。20Quartの容量は19Lになっているため、1泊2日のソロキャンプに最適なサイズ感となる。

また20Quartは気密性の高い設計と断熱材を使用しているため、氷保持期間は最大10日間を誇る。さらにロトモールド成型（回転成型）を採用し、高い耐久性と衝撃性を備えています。

20Quartは握りやすいフレックスグリップのシングルハンドルを採用したり、ドレインプラグやバックポケットなど、機能面も充実する。

カラーバリエーション

YETI/イエティ　【クーラーボックス ローディ24】

出典：Amazon

超人気のコンパクト・クーラーボックス『ローディ24』
高い保冷力とロトモールド成型による、タフなボディを実装。
スリムな設計ながら、ワインボトルを縦に納めることができる。

YETI/イエティのクーラーボックスローディ24は、ロトモールド成型による高い保冷力や耐久性、耐衝撃性を誇ります。スリムなボディは、ワインボトルが縦に収納できる汎用性が魅力。

YETI/イエティのクーラーボックスローディ24の外寸サイズは、（約）縦44.5 × 横42 × 奥行き36cm（重量5.8㎏）となります。

クーラーボックスローディ24は約5㎝の分厚い断熱壁による高い保冷力を維持する。またロトモールド成型（（回転成形工法））によるシームレスなフタとボディは、優れた耐久性と耐衝撃性を誇る。

クーラーボックス ローディ24の容量は19.6Lがあるのでソロキャンプや釣りなど、アウトドアに最適なサイズになっている。

カラーバリエーション

【お役立ち】クーラーボックスの保冷力を維持する裏ワザを紹介。

クーラーボックスの保冷力を維持するには、簡単なことであったり役立つアイテムを使ったり、裏ワザをつかったりするなど幅広くあります。

クーラーボックスの保冷力が落ちると食材が傷んだり、飲み物が冷えなかったりすることになります。

とくに夏場や気温の高い日は、クーラーボックスの保冷力を維持することが大切になる。

クーラーボックスの開閉は、最小限に抑えることがポイント。

クーラーボックスを頻繁に開閉すると、クーラーボックス内の冷気が外気へ逃げてしまいます。その結果、保冷力が落ちたり保冷維持も下がったりします。

基本的なことではありますが、できるかぎりクーラーボックスの開閉の回数を減らしましょう。

冬や気温の低い季節は、クーラーボックスを開閉しても保冷力はそこまで気にする必要はありませんが、夏や気温の高い日はクーラーボックスを頻繁に開閉することに注意が必要です。

またキャンプの前日から、クーラーボックス内を冷やすことを『予冷』といいます。予冷は断熱材が芯まで冷やされるため、保冷力を効率よく向上できます。

下の記事では、EVERNEW/エバニューのクッカーを特集しています。超人気のチタンからアルミまで、ソロキャンプにおすすめのものばかり。

クーラーボックス スタンドを使用する。

クーラーボックススタンドは地熱の影響を軽減できるため、夏場や気温の高い日には保冷力を上げ効率的に維持できる。

夏場や気温の高い季節は、太陽の日差しや気温によって地熱が溜まります。

地熱の溜まった地面にクーラーボックスを置くと、温まった地面の熱の影響を受けるため保冷力が下がります。

クーラーボックススタンドは地面から離れた状態でクーラーボックスを設置できるため、保冷力を維持することが可能となる。

保冷力の維持にペットボトルの飲み物や、食材を凍らせる。

簡単にできる工夫で保冷力をアップするのであれば、ペットボトルの飲み物や冷凍できる食材を凍らせることがおすすめです。

ペットボトルの飲み物や冷凍できる食材を凍らせることは、とても手軽で効率的なので多くのソロキャンパーが実践しています。

ペットボトルの飲み物や食材を冷凍することで、保冷剤や氷の量を減らすことができるので、クーラーボックスの容量を有効活用できるメリットがあります。

下の記事では、コスパ最強のブランド『Soomloom』のタープを特集しています。Soomloomはコスパ最強なのに、機能性と品質は有名ブランドに引けを取らない。

まとめ

今回のゼロイチキャンプは、ソロキャンプに必要なクーラーボックスについて解説してきました。

ソロキャンプ向けのクーラーボックスにはハードクーラーとソフトクーラーがあったり、断熱材や素材の違いがあります。

またクーラーボックスを選ぶときには容量や断熱材、保冷日数、密閉性が大切になります。

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