日本ブッシュクラフト協会(JBA) 認定ブッシュクラフターの ゼロイチキャンプです。この記事は、認定資格を持つ筆者が監修し、執筆まで行っています。
シングルバーナーとはソロキャンプやアウトドアにおいて、超手軽で安全に調理ができる”小型ガスコンロ”のことをいいます。
シングルバーナーの主な燃料にはガスやガソリン、灯油、アルコール、木炭などがあります。
シングルバーナーは、アウトドアにおいて最強のキャンプ道具。
シングルバーナーは手軽にお湯を沸かしたり、調理したりするのに便利なキャンプ道具。そのため、ソロキャンプやツーリング、登山、釣りなど、さまざまなアウトドアに使われています。
またキャンプスタイルや目的、移動手段にあったシングルバーナーを選ぶことで、ソロキャンプの利便性や快適性を向上できます。
シングルバーナーはとても利便性や機能性に優れたキャンプ道具ですが、選ぶときには一体型や分離型とよばれる形状や燃料、火力の違いなど、いくつかのポイントを必要とします。
シングルバーナーを選ぶときには、いくつかのポイントを押さえることで目的にあったバーナーを選ぶことができます。
シングルバーナーは、とても便利なキャンプ道具です。だからこそ、間違った選びかたをしないように知識をつけましょう。
今回のゼロイチキャンプは、ソロキャンプに最強であるシングルバーナーについて、わかりやすい解説があります。また、最新のおすすめシングルバーナーを紹介します。
この記事を最後まで読んでいただければ、ソロキャンプに最適なシングルバーナーを選ぶことができます。ぜひ、最後までお付き合いください。
この記事を読んでわかること、役立つ情報。
- シングルバーナーの種類や正しい知識を解説します。
- シングルバーナーを選ぶときに役立つポイントを紹介。
- キャンプスタイルにあったシングルバーナーを選ぶことができる。
- シングルバーナーのメリットやデメリットを解説。
- 最新ソロキャンプにおすすめの最強シングルバーナーを紹介。
下の記事では、ソロキャンプの始め方や基本道具、ルールやマナーをくわしく解説しています。
【おすすめ】ソロキャンプ向け、シングルバーナーの選びかたを解説。
シングルバーナーを選ぶときにはキャンプスタイルや移動手段、目的にあわせて選ぶことが大切です。
シングルバーナーには一体型と分離型とよばれる形状があったり、燃料、火力、環境のちがいなど、いくつかのポイントにあわせた選び方を必要とします。
シングルバーナーを適当に選んでしまうと目的やキャンプスタイルに合わなかったり、携行性が悪かったりするなど、最悪の場合は買いなおすことになります。
シングルバーナーを選ぶときには、5つのポイントを押さえることで”失敗しないシングルバーナー”を手に入れることができます。
シングルバーナーを選ぶときの、5つのおすすめポイント。
- 【おすすめ】シングルバーナーの種類とは。一体型と分離型について解説。
- 【おすすめ】シングルバーナーに使われる燃料について。
- 最強のシングルバーナーは、火力は重要ポイントとなる。
- 同じ燃料のキャンプ道具を揃えることで、利便性と快適性、燃費を向上できる。
- PSLPGマークのついた製品は安心できる。
【おすすめ】シングルバーナーの種類とは。一体型と分離型について解説。
シングルバーナーには「一体型バーナー」と「分離型バーナー」とよばれる種類があります。
一体型バーナーと分離型バーナーには機能性や快適性、利便性、耐久性、携行性、収納性など、多くの性能に違いがあります。
そのため、シングルバーナーの形状を選ぶときにはソロキャンプの目的や移動手段、パッキングに合わせた選択が必要となる。
ソロキャンプの目的や移動手段にあったシングルバーナーを選ぶことができると、利便性や携行性を向上できるメリットがある。
ソロキャンプではバックパックキャンプやツーリング、ULキャンプなど、車以外の移動手段でキャンプ場に向かうかたもいます。
またソロキャンプの目的によってはダッチオーブンやスキレット、大型の鍋やフライパンを使った、本格的なアウトドア調理をする方もいます。
一体型と分離型のシングルバーナーを選ぶときには、調理の目的と移動手段によって選ぶことが大切となる。
シングルバーナーの種類とは。
- 一体型バーナー・・・ゴトク部分とガスカートリッジが直接つながっているタイプ。
- 分離型バーナー・・・ゴトク部分とガスカートリッジが、燃料ホースによって離れているタイプ。
下の記事では、シングルバーナーの調理に最適である”ソロキャンプ向けのクッカー”を特集しています。ゼロイチキャンプでいちばん人気の記事でもあり、おすすめです。
一体型のシングルバーナー
一体型のシングルバーナーは、ガスカートリッジに直接バーナーヘッドを装着する形状のことをいいます。
一体型のシングルバーナーは軽量でコンパクトな形状のため、携行性や収納性に優れています。
また一体型のシングルバーナーはシンプルな構造となっているので、扱いやすく操作性にいいこともメリットにある。
一体型のシングルバーナーは、初心者からベテランキャンパーまで、幅広く使われています。
一体型のシングルバーナーはクッカーやフライパン、ケトルなどを使って調理やお湯を沸かすことができます。ソロキャンプやツーリング、登山、釣りなど、アウトドアで大活躍します。
とくに、ソロキャンプでは軽量でコンパクトなキャンプ道具を必要とするため、まさに一体型のシングルバーナーは、ソロキャンプに最適なキャンプギアといえる。
シングルバーナーは、キャンプ道具の基本ともいえる道具。防災用にも便利なので、1台あると便利で安心です。
ただし、OD缶を使用する一体型のシングルバーナーはガスカートリッジの上にバーナーヘッドを装着するため、重心が高くなります。
そのため、OD缶の一体型シングルバーナーで調理をするときは、安定感のあるテーブルやフラットな地面で調理をすることが大切となる。
CB缶を使用する一体型のシングルバーナーで調理をするときは、広く安定感のある設置面積を必要とします。またテーブルの上で調理をするときは、輻射熱にも注意が必要となる。
CB缶やOD缶を燃料とする一体型のシングルバーナーは、鉄製のダッチオーブンやスキレットを使った調理にはおすすめしません。輻射熱によるガス爆発の危険もありますので、取り扱いにはご注意ください。
シングルバーナーによっては、輻射熱を軽減できる”遮熱板”を装えられているものがある。
輻射熱とは。
一体型のシングルバーナーの上で熱せられたダッチオーブンやスキレットは、鍋全体から赤外線を放ちます。この赤外線のことを「輻射熱」とよび、一体型のバーナーはダッチオーブンとガスカートリッジの距離が近いため輻射熱によって、最悪の場合にガス爆発を起こす危険もある。
下の記事では、シングルバーナーの調理に便利なケトルを特集しています。アウトドアでお湯を沸かすのであれば、ケトルがおすすめ。
分離型のシングルバーナー
分離型のシングルバーナーは、ガスカートリッジとバーナー本体が燃焼ホース(燃焼チューブ)によって、距離が離れているバーナーのことをいいます。
分離型バーナーはゴトクを地面に直に設置することができるため、一体型シングルバーナーよりも低重心に設置できます。そのため、ゴトクの安定感が向上し、重い調理器具を支えることできます。
またゴトクとカートリッジが離れているため、輻射熱を心配することなく鉄素材のダッチオーブンやスキレットを使った調理も可能となります。
分離型バーナーはガスカートリッジとゴトクが離れているので、輻射熱によるガス爆発の危険がないこともメリットにある。
分離型シングルバーナーのデメリットをあえてあげるならば、燃焼ホースやゴトクが大きい分、携行性や収納性は一体型バーナーよりも劣ることがあげられます。
また木製やアルミ素材のテーブルの上で分離型のバーナーを使うときは、遮熱シート(バーナーシート)を敷いて調理をすることも大切です。
その理由には、分離型のバーナーは重心が低いため、輻射熱によってアルミや木製テーブルにダメージを与えることがあります。
分離型のシングルバーナーをダッチオーブンやスキレットで調理するときは、ステンレスや鉄製など、熱に強いテーブルを使用することも大切。
分離型バーナーはゴトクの重心が低いため、輻射熱によってテーブルが焦げたり変色することがあります。
ソロキャンプに分離型のバーナーをつかってスキレットで本格的なアウトドア調理を楽しもう。下の記事では、ソロキャンプ向けのスキレットを特集しています。
【おすすめ】シングルバーナーに使われる燃料について。
シングルバーナーの燃料には、いくつかの種類があります。理由には、シングルバーナーを使う環境や目的によって、最適な燃料があるからです。
一般的にシングルバーナーの燃料にはCB缶やOD缶、灯油、ガソリン、アルコール、木材などがあります。
シングルバーナーの燃料は季節や気温などの環境によって、使い分けることがあります。とくに冬や低気温下では、CB缶やOD缶などの燃料はパフォーマンスが下がることがある。
そのため、低気温下では灯油やガソリンなど、寒さに強い液体燃料がおすすめです。
ただし、灯油やガソリンを燃料とするシングルバーナーは、点火作業に技術が必要であったり定期的にメンテナンスをしたりするなど、初心者には扱いが難しいことがあげられる。
燃料によってシングルバーナーの使用方法や、メンテナンスなどにちがいがあります。
またソロキャンプの目的や移移動手段によっても、燃料を選ぶときの基準が異なることがあります。
とくにソロキャンプは徒歩や電車など公共交通機関を利用したり、ツーリングキャンプやバックパックキャンプなど、車以外の移動手段があります。
そのため、CB缶やOD缶、アルコール燃料を使用するシングルバーナーは携行性と収納性に優れているため、移動や持ち運びの利便性を向上できます。
シングルバーナーに使われる燃料を知ることで、キャンプスタイルや移動手段にあった適切なバーナーを選ぶことができるようになる。
シングルバーナーに使われる燃料とは。
- CB缶・・・カセットボンベのことで、一般家庭のカセットコンロにも使われています。
- OD缶・・・アウトドア専用のガス缶のことをいいます。また名前のODとは”OutDoor”の略です。
- ガソリン・・・一般的にガソリン燃料の多くは、ホワイトガソリンを使用します。
- 灯油・・・灯油を燃料とします。煤(すす)が溜まりやすく、定期的なメンテナンスが必要。
- アルコール・・・一般的にエタノールやメタノールを燃料とします。
- 木炭、薪・・・木炭や薪、炭、枝など自然素材の燃料のことをいいます。
下の記事では、ソロキャンプ向けの軽量でコンパクトなミニテーブを特集しています。携行性や収納性に優れたミニテーブルは、まさにソロキャンプにおすすめ。
CB缶(カセットボンベ)
CB缶とは、カセットボンベの燃料のことをいいます。一般的にご家庭にもカセットコンロの燃料として、広く使われています。
CB缶を燃料としたシングルバーナーは、機能的で扱いやすい操作性も魅力。初心者からベテランキャンパーまで幅広く使われています。
CB缶のメリットには価格が安価なことや、ホームセンターやスーパー、コンビニなど、手軽に入手できることがあげられます。
CB缶は扱いやすく、コスパに嬉しい価格が魅力。カセットコンロやシングルバーナー、ランタンまで幅広く使われる燃料。
CB缶を使用するときは、比較的あたたかい季節や気温の高い日におすすめです。冬や低気温下にCB缶を使用すると”ドロップダウン”が起きることがあります。
ドロップダウンは冬や気温の低い季節、標高の高い場所などで起きやすく、気温が10℃以下になると火力が低下しやすいといわれています。また気温が5℃以下になると、点火が難しくなることもある。
CB缶(カセットボンベ)のデメリットとして注意したいのが、「ドロップダウン」といわれる現象。
ドロップダウンとは
CB缶やOD缶を燃料とするランタンやバーナーは、使用時間が長くなるほど気化熱により、ガスカートリッジ内は冷やされます。 カートリッジ内の温度が低下すると液化ガスは気化しにくくなり、火力が小さくなったり、光量が落ちたりします。このような現象をドロップダウンという。
ドロップダウンの対策に各メーカーから、ブースター付きのガスランタンやシングルバーナーを販売しています。
また、冬や低気温下のソロキャンプ、標高の高い場所でCB缶を使うときは、低温時対応のCB缶(パワータイプ)があります。
メリット | デメリット |
---|---|
価格が安い。 手軽に入手できる。(コンビニやスーパーで販売されています。) 初心者にも、扱いやすい燃料である。 | 気温の低い季節や低温時に弱い。 OD缶に比べると、火力がすこし弱い。 燃料サイズが大きいため、携行性と収納性はよくない。 |
下の記事では、ソロキャンプ向けの軽量でコンパクトなカセットコンロを特集しています。カセットコンロは燃料にCB缶を使用する。
OD缶(アウトドア専用)
OD缶(オーディーカン)は、アウトドアを目的に作られたガス缶のことをいいます。缶の名前にあるODは、アウトドアの意味からつけられている。
OD缶を燃料としたシングルバーナーはアウトドアを目的として作られているため、利便性や快適性、操作性に優れた燃料となっています。
OD缶の特徴として強風や雨、低温時にも安定した火力を供給し、どんな環境にも高いパフォーマンスを発揮できることがあげられます。
またOD缶は、ほかの燃料と比較してもコンパクトな形状のため、携行性や収納性に優れていることもメリットにあります。
OD缶を燃料としたシングルバーナーはソロキャンプや登山、ツーリングなど、幅広いアウトドアで使われています。
寒い季節のソロキャンプをするかたには、OD缶はおすすめです。さらにOD缶にはハイパワーモデルがあり、冬や低気温下に活躍します。
一般的にOD缶の価格は、CB缶(カセットボンベ)の、約2~3倍の価格設定になっているため、OD缶のデメリットにはコスパが悪いことがあげられます。
またOD缶を購入する場合はアウトドアショップやネット販売、一部のホームセンターが中心になります。そのため、CB缶と比較すると、OD缶は購入しづらいこともデメリットにあります。
メリット | デメリット |
---|---|
火力が強く、安定感がある。 携行性に優れている。 初心者にも、扱いやすい燃料である。 寒い季節に使うことができる。 | コスパがわるい。燃料価格が高い。 入手がしづらい。アウトドアショップやネットで購入可。 |
ホワイトガソリン、灯油
一般的にガソリンを燃料とするシングルバーナーの多くは「ホワイトガソリン」を燃料として使われています。
ホワイトガソリンの特徴は、CB缶やOD缶では火力が低下してしまうような低い気温の環境にも、安定した火力を維持できることです。
そのためホワイトガソリンを燃料としたシングルバーナーは、厳冬期を含め1年中使うことができます。とくに寒い季節や低気温下に、高パフォーマンスを発揮できるので、雪中キャンプや雪山登山にも安心です。
またホワイトガソリンはCB缶やOD缶と比較すると、燃費が良いこともメリットにあります。
一般的なレギュラーガソリンや灯油を燃料とするシングルバーナーもあります。
ガソリンや灯油を燃料とするシングルバーナーのデメリットには、プレヒートやポンピングといわれる、すこし技術のいる点火作業を必要とします。
また燃料系バーナーは使用期間や回数を重ねていくと、バーナーの内部に煤(すす)が溜まります。そのため燃料系バーナーは、定期的なメンテナンスが必要になる。
燃料系バーナーのメンテナンスを怠ってしまうと、点火作業中に”炎上”する原因になることにつながる。炎上してしまうと火傷やケガをすることもありますし、シングルバーナーにもダメージを受けることになります。
燃料系バーナーは点火作業中に炎上することもある。日頃のメンテナンスが大事です。
燃料系バーナーは点火作業や定期的なメンテナンスなど、CB缶やOD缶と比較すると手間が掛かることもデメリットにあります。
メリット | デメリット |
---|---|
CB缶やOD缶に比べて、燃料費が安い。 5℃以下の低気温下にも、安定した火力を維持できる。 環境の変化に対応し、1年中使うことができる。 | プレヒートやポンピングなど、ガソリンバーナー独自の、点火作業がある。 定期的なメンテナンスを必要とする。 炎上する危険がある。 |
下の記事では、ソロキャンプ向けの灯油を燃料としたレトロなランタンを特集しています。やさしい灯りが特徴的な灯油ランタンは、まさにソロキャンプにおすすめ。
アルコール燃料
一般的にアルコール燃料には、エチルアルコールやエタノールなどを使用します。
アルコール燃料を使用するシングルバーナーの多くは、最も軽量でコンパクトなアルコールストーブになります。
アルコールストーブは使いかたもシンプルで安全性も高く、メンテナンスが必要ないことがメリットにあります。
また、アルコールストーブ最大の魅力である軽量とコンパクトな仕様は、荷物量を少なくしたいソロキャンパーから絶大な支持を得ています。
アルコールストーブはバックパックキャンプやULキャンプ、ツーリング、ブッシュクラフト、野営などにおすすめです。
下の記事では、ソロキャンプ向け最強のアルコールストーブを特集しています。アルコールストーブのすべてが凝縮した記事となっています。
最強のシングルバーナーは、火力は重要ポイントとなる。
シングルバーナーを選ぶときに、火力は大事なポイントになる。一般的には2500kal/h程度の発熱量があると、夏場に1リットルの水を約5分で沸騰させることができます。
ソロキャンプ向けのシングルバーナーを選ぶときの火力の目安として、2500kal/h程度あれば、快適に料理やお湯を沸かすことができます。
シングルバーナーの火力が強いことで、お湯を早く沸かすことができたり、調理時間を短縮したりすることができます。その結果、燃料の消費を削減できるメリットにつながる。
また火力の強いシングルバーナーは、火加減の調整ができたり弱火から強火の調理をしたりするなど、利便性を向上できる。
火力を調整ができることで、煮込み料理やスープなど、料理のバリエーションが増えることもメリットにある。
初心者のかたには、自動着火装置があるシングルバーナーがおすすめ。簡単に着火できるので、操作性に優れ安心です。
同じ燃料のキャンプ道具を揃えることで、利便性と快適性、燃費を向上できる。
ソロキャンプではシングルバーナーやカセットコンロ、ランタン、ガストーチ、ストーブなど、燃料を使用するキャンプ道具があります。
例えば、カセットコンロを使用する方であれば、燃料にCB缶を使います。
その際、シングルバーナーやランタン、ガストーチにもCB缶を燃料とした製品を選ぶことで燃料をひとつに統一できます。
OD缶のシングルバーナーやメインランタン、テーブルランタンなど、燃料を統一することもできます。
CB缶を燃料とするランタンに、OD缶を燃料とするシングルバーナーをつかう場合、2つの燃料を持参することになります。その結果、携行性や収納性、快適性、利便性など、多くのマイナスが生まれることになる。
燃料をひとつに統一することで、燃費のコスパを削減できたり、ソロキャンプの快適性や利便性を向上できたりするなどメリットがあります。
また、いくつかの燃料を用意する手間がなくなることで、携行性や収納性を向上できる。とくにソロキャンプはできるかぎり荷物量を少なくし、軽量でコンパクトな道具が選びが必要です。
燃料をひとつにまとめるだけで、コスパや利便性など、多くのメリットを作ることができる。
PSLPGマークのついてる、シングルバーナーを選ぶ。
PSLPGマークのついてないカセットコンロやカートリッジガスこんろ製品は、日本で販売することができません。
ソロキャンプや登山、アウトドアで使用するシングルバーナーは海外からの輸入品などの商品も、市場に多く出回っています。
日本での販売が認められているカートリッジガスこんろの製品には、経済産業省が認めた証である「PSLPGマーク」をつけることが法令で義務化されています。
カートリッジガスを燃料とするシングルバーナーを購入するときは「PSLPGマーク」の有無を確認しましょう。
下の記事では、ソロキャンプやブッシュクラフトにおすすめ「エバニュー バックカントリアルミポット」をレビューしています。
ソロキャンプにおすすめのシングルバーナー(CB缶・OD缶)
SOTO 【レギュレーターストーブ ST-310】
出典:新富士バーナー
マイクロレギュレーター搭載、外気温が低くても安定した火力。
使いかた簡単、安定したゴトク、コスパがいい充実のモデル。
長年愛されつづける製品には、理由がある。
SOTO製品の販売メーカーである「新富士バーナー株式会社」は、東京2020オリンピック・パラリンピックの聖火リレーで使われたトーチを作ったことでも有名なアウトドアメーカーです。
SOTOのレギュレーターストーブST-310は、マイクロレギュレーターを搭載しており、ドロップダウンや外気温が低いことによる火力低下を防ぎ、安定した高火力を実現します。
レギュレーターストーブST-310の燃料はCB缶を使用するため、コスパに優れているのことも魅力。使いかたはシンプルで安全性が高く、初心者にも簡単に扱うことができる。
レギュレーターストーブST-310には、大きな五徳(ゴトク)を採用し安定感があります。大きめの鍋やフライパンでの調理ができることもソロキャンプにぴったりの仕様。
またレギュレーターストーブST-310は、コンパクトに折りたたみ収納できるので、携行性と収納性に優れた仕様は、ソロキャンプやアウトドアに最適です。
オリンピックという舞台で世界に認められた企業が作る製品、もうそれだけで安心感があります。
出典:Amazon
レギュレーターストーブST-310はレギュレーターを搭載し、低気温にも安定した火力を供給する。
出典:Amazon
SOTOのレギュレーターストーブST-310は、マイクロレギュレーターを搭載。外気温に影響されにくい仕様は、まさにソロキャンプにおすすめのバーナーとなる。
出典:Amazon
SOTOのレギュレーターストーブST-310は、機能的で安定感のある火力が魅力。またコスパや快適性、携行性に優れるなど、長年愛される製品には理由がある。
SOTO 【レギュレーターストーブ ST-340】
出典:新富士バーナー
さらに、進化したレギュレーターストーブ。
火力がアップし、点火アシストレバーを標準装備。
Ф66㎜の火口は、ミドルクラスのクッカーと相性抜群。
SOTO製品の販売メーカーである「新富士バーナー株式会社」は、東京2020オリンピック・パラリンピックの聖火リレーで使われたトーチを作ったことでも有名なアウトドアメーカーです。
SOTOのレギュレーターストーブST-340は、先に紹介したST-310よりも火力や火口の大きさ、機能性など、さらに進化したモデルとなる。
燃料には、SOTO製品専用容器(ST-760、ST-700)のCB缶を使用します。燃料であるCB缶はコスパに優れることもメリットにある。
レギュレーターストーブST-340はマイクロレギュレーターを搭載しているため、ドロップダウンや外気温が低いことによる火力低下を軽減し、安定した高火力を維持できる。
SOTOのレギュレーターストーブST-340は、コスパに優れるCB缶を使用する。
出典:新富士バーナー
SOTOのレギュレーターストーブST-340とST-310では、火口が約21㎜大きくなりました。その結果、ミドルサイズの鍋やクッカー、ケトルなど、ムラなく火力を提供することが可能となる。
また火力はST-310では2.9kW(2,500kcal/h)となっていましたが、ST-340では3.3kW(2,800kcal/h)と火力もアップしました。
元来備わっている安定感のある大きなゴトクに、さらに大きな火口と火力によって、快適な調理をすることができるようになりました。
SOTOのレギュレーターストーブST-340は機能的で快適性、操作性、携行性に優れる。
出典:Amazon
SOTOのレギュレーターストーブST-340には、はじめから点火アシストレバーを標準装備しています。さらに操作性に優れ、快適な着火ができるように進化。
出典:Amazon
SOTOのレギュレーターストーブST-340は、マイクロレギュレーターを搭載。外気温に影響されにくい仕様は、まさにソロキャンプにおすすめのバーナーとなる。
出典:Amazon
レギュレーターストーブST-340の火口は、Ф66㎜に大きくサイズアップ。ミドルサイズの鍋やクッカー、ケトルに安定した火力を供給する。
SOTO 【ST-350 TriTrail -トライトレイル-】
出典:Amazon
【従来品ST-310と比較】59%軽量化、42%収納サイズをコンパクト化。
-5℃でも使用できる。CB缶のデメリットである「ドロップダウン」を解消。
さぁ、ULキャンプでも冬キャンプでも快適に行こう。
2024年に新発売された、SOTOのST-350 TriTrail(トライトレイル)は、燃料にCB缶を使用。従来品のモデルと比較すると、超軽量でコンパクトサイズのシングルバーナーとなる。
SOTOのST-350 TriTrail(トライトレイル)のスペックは、収納サイズ幅112×奥行47 ×高さ113mm(本体重量135g)、発熱量2.6kW(2,200kcal/h)、圧電点火方式となります。
ST-350 TriTrailは定番のマイクロレギュレーターに加え、SOD-310 ウインドマスターの火口を搭載をし、耐風性や火力性能が格段に向上しました。
また、燃料に「CB TOUGH」ボンベと組み合わせることで、OD缶モデルと同じく高地や低気温下でも、安定した火力を維持することができます。
そのため、CB缶のデメリットであったドロップダウンによる火力低下を解消し、冬や低気温下、高地でのソロキャンプにも安心して使うことができる。
ついに、冬や低気温下、高地にCB缶を燃料とするバーナーを携行できる時代が来ました。
SOTOのST-350 TriTrailは従来品モデルあるST-310と比較すると、42%収納サイズが小さくなり、59%の軽量化を実現。
同社製品のウィンドマスターと燃料を合わせても約17g重いだけで、ほぼ同じ重量となります。
レギュレーターストーブST-310やST-340は、耐久性や性能は抜群で申し分なかったのですが、収納サイズや重量が大きいことがデメリットにあげられることがありました。
ST-350 TriTrail(トライトレイル)はゴトクの素材にチタンを採用し、従来の4本脚を前脚2本にすることで、本体重量は約135gと超軽量な仕上がりとなる。
ST-350 TriTrailはゴトクの前脚が2本とバーナーから1本あります。さらに、燃料を横向きに取付けることで、高い安定感を維持できます。
出典:Amazon
SOTOのST-350 TriTrailは、マイクロレギュレーターを搭載。外気温に影響されにくい仕様は、まさにソロキャンプにおすすめのシングルバーナーとなる。
出典:Amazon
SOTOのST-350 TriTrailは、CB TOUGHボンベと組み合わせることで雪山や低気温下にも使うことができます。CB TOUGHボンベは、OD缶の同等クラスのガス配合を実現。
出典:Amazon
SOTOのST-350 TriTrail(トライトレイル)は、高火力や安定感、耐久性、携行性、収納性など、ソロキャンプに必要な性能をすべてあわせ持つシングルバーナー。
SOTO ST-350 TriTrail -トライトレイル-
- サイズ:幅138×奥行156×高さ111mm (使用時・本体のみ)
- 収納時:幅112×奥行 47×高さ113mm
- 重量:135g(本体のみ)
- 発熱量:2.6kW (2,200kcal/h) (ST-760使用時)
- 使用時間:約1.5時間 (ST-760を1本使用時)
- 使用燃料:SOTO製品専用容器 (ST-711、ST-712、ST-760、ST-700)
- 点火方式:圧電点火方式
- 耐荷重:2㎏
- 付属品:収納ポーチ(素材:タイベック)
- 材質:バーナー/器具栓つまみ/点火レバー:ステンレス、ゴトク:チタン、ボンベホルダー/点火スイッチ:樹脂、収納ポーチ:タイベック
- PSLPGマーク取得済商品
SOTO 【レギュレーターストーブ FUSION(フュージョン)ST-330】
出典:新富士バーナー
マイクロレギュレーター搭載、進化した分離型ストーブ。
優れた防風性能、安定したゴトクで鍋やダッチオーブンの料理もできる。
凹凸のある地面や岩場にも対応することができる。
SOTOのレギュレーターストーブFUSIONフュージョンは、CB缶を燃料としたマイクロレギュレーター搭載の分離型ストーブ。大きいゴトクは鍋やダッチオーブンなど、大人数向けの調理を可能とする。
SOTOのレギュレーターストーブFUSIONの使用サイズは、約)幅350×奥行120×高さ90mm(本体のみ)と比較的コンパクトサイズとなる。
レギュレーターストーブFUSIONフュージョンは機能性や耐風性能、携行性、収納性に優れた万能モデルになっておりソロキャンプに最適な仕様です。
SOTOレギュレーターストーブFUSIONは、機能性や携行性にとても優れソロキャンプや登山、ツーリングなど、幅広く使われる。
出典:新富士バーナー
レギュレーターストーブFUSIONフュージョンは、マイクロレギュレーター搭載の分離型ストーブとなるため、低気温下にも安定した火力を維持することができます。
またレギュレーターストーブFUSIONフュージョンには、低重心に安定感のある4本のゴトクを採用。ダッチオーブンやスキレット、大きい鍋などの調理を快適にできる仕様となる。
出典:新富士バーナー
点火にはガスカートリッジをセットして、スイッチを押すだけ。難しい作業がないので、簡単に扱うことができる。
出典:新富士バーナー
約300個の炎口から出る火足の短い炎は、すり鉢状のバーナーヘッドにより、優れた防風性能を可能とする。
出典:新富士バーナー
重量は250g(本体)と軽量。収納は4本のゴトクを折りたたむことで、コンパクトになる。
PRIMUS/プリムス 【P-153ウルトラバーナー】
筆者もこれまでに、PRIMUSのP-153ウルトラバーナーを3台使ってきました。
PRIMUS/プリムス 【ウルトラ・スパイダーストーブⅢ】
出典:Amazon
プレヒートパイプを搭載、低気温下にも安定した火力を供給する。
ゴトクとフレームを一体化するとことで、高い安定感を実現。
どんな環境にも調理のしやすい、軽量の分離型バーナー。
PRIMUSのウルトラ・スパイダーストーブⅢは、風防を兼ねた4本のブレードタイプの五徳をX字状に設置。脚部フレームと一体化することで、安定性と軽量化を実現した分離型バーナーになる。
PRIMUSのウルトラ・スパイダーストーブⅢの燃料にはOD缶を使用するため、機能的で快適性、携行性に優れた仕様となる。
ウルトラ・スパイダーストーブⅢは、3.5kW/3,000kcal/hの高火力となっているので、ソロキャンプやツーリング、釣りなど、アウトドアに最適な仕様を実現。
またウルトラ・スパイダーストーブⅢは、冬の低気温下や高所登山にも安定した火力を維持するため、燃焼熱でガスの気化を促進させる”プレヒートパイプ”を搭載している。
ウルトラ・スパイダーストーブⅢのX字状のゴトクは安定感抜群。フライパンや広口のクッカー(2ℓ)を使用できる。
出典:Amazon
安定感のあるゴトクと風に強い設計、そして高火力を実現、
ウルトラ・スパイダーストーブⅢは、出力3.5kW/3,000kcal/hの高火力に、風防を兼ねたX字状に設置されたゴトクによって、安定感のある火力を実現。
FORE WINDS 【マイクロキャンプストーブ/MICRO CAMP STOVE】
出典:FORE WINDS
家庭用カセットコンロで有名な『イワタニ』のアウトドアブランド。
手のひらサイズのコンパクトなサイズ感、洗練された美しいデザイン。
2021年グッドデザイン賞を受賞。アウトドア用シングルバーナー。
Iwatani(イワタニ)のアウトドアブランドである”FORE WINDS”のマイクロキャンプストーブは、無駄のない洗練されたデザインに操作性、機能性、携行性を備えたシングルバーナーになります。
FORE WINDSのマイクロキャンプストーブの燃料には、コスパに優れたCB缶(カセットボンベ)を使用。また点火には圧電点火方式を採用しているため、どなたにも安心して点火作業ができます。
FORE WINDSのマイクロキャンプストーブの出力は約2000kcal/hを誇り、アウトドアやインドアに安定した火力を供給します。
またマイクロキャンプストーブには、携行や収納に便利なEVA素材の収納ケースが付属される。まさに機能的で快適性、デザイン性、携行性に優れたシングルバーナーとなる。
マイクロキャンプストーブは機能性、携行性、耐久性、デザイン性など、すべてのバランスがとれたアウトドア用シングルバーナー。
出典:FORE WINDS
FORE WINDS”のFOLDING CAMP STOVEは、2021年にグッドデザイン賞を受賞しています。
出典:FORE WINDS
手のひらに収まるほどのコンパクトサイズ。重量は約186gと軽量。
出典:FORE WINDS
出力2000kcal/hのバーナーヘッドは、安定した火力を維持する。
出典:FORE WINDS
EVA素材の収納ケースが付属される。持ち運びに便利で、本体をキズから守る。
出典:FORE WINDS
無駄のない美しいデザインは、インドアとアウトドアで活躍する。
FORE WINDS マイクロキャンプストーブ/MICRO CAMP STOVE
- 最大発熱量:2.3kW(2,000kcal/h)
- 本体重量:約186g
- 連続燃焼時間:約120 分(カセットガス FORE WINDS ノルマル使用時)※1
- 使用時寸法:(幅)109×(奥行)109×(高)122mm
- 収納時寸法:(幅)71×(奥行)57×(高)120mm
- 使用できる鍋の大きさ:目安として18cmまで(鍋底が16cm以下)
- 点火方式:2アクション圧電点火方式
- 使用ガス:カセットガス FORE WINDS ノルマル、イワタニカセットガス、イワタニカセットガス パワーゴールド
- 原産国:日本
- PSLPGマーク取得済商品
スノーピーク 【ギガパワーストーブ 地 オート】
出典:snow peak
1998年の発売以来、長年愛されるスノーピークのロングセラーモデル。
着火に便利なオートイグナイタを搭載、簡単に点火できる。
シンプルで美しいデザインは、時代を超えて輝く。
ギガパワーストーブ 地 オートは1998年の発売以来、世界中で選ばれている信頼のあるシングルバーナー。機能的で快適性、携行性、デザイン性に溢れる1台となる。
スノーピークのギガパワーストーブ 地 オートの使用サイズは、10.6L×10.6W×6.8H ㎝(本体重量90g)と軽量でコンパクトな仕上がり。
ギガパワーストーブ 地 オートの燃料には、スノーピークのOD缶(ギガパワーガス)を使用。また最高出力は2,500kcal/hあるため、コンパクトながら高出力を魅力とするシングルバーナーになる。
またギガパワーストーブ 地 オートには、どなたにも簡単に点火作業をできる”オートイグナイタ”を搭載。初心者からベテランキャンパーまで、幅広く人気があります。
火力の強さやゴトクの安定感、携行性、使いやすさなど、すべてのバランスがとれたシングルバーナーです。
ソロキャンプはもちろん登山や釣り、ツーリングなどアウトドアに幅広く使われています。
EPIgas 【REVO-3700 STOVE】
出典:EPIgas
新素材「S.F.P.M」が採用された、EPIgasのフラグシップモデル【日本製】
最高出力4200kcalのハイパワー、理想の炎口密度を実現したバーナーヘッド。
機能性・安定性・火力・携行性・収納性を兼ね備えた万能モデル。
EPIgasのREVO-3700 STOVEは、新素材『S.F.P.M』を採用したEPIgasのフラッグシップモデルとなる。またREVO-3700 STOVEは、安心の日本製となります。
EPIgasのREVO-3700 STOVEの使用サイズは、約H86×Φ152mm(重量111g)となる。また収納サイズは、H89×D52×W54mmとコンパクトになります。
REVO-3700 STOVEは点火装置付きで操作性、安全性に優れる仕様は、初心者からベテランまで幅広くおすすめとなります。
EPIgasのREVO-3700 STOVEには、新素材『S.F.P.M』を採用し、最高出力は驚異の4200kcalのハイパワーを実現。さらにマイクロアジャスト機構により、極小のとろ火まで火力調節を可能とする。
REVO-3700 STOVEは、安心の日本製シングルバーナー。新素材『S.F.P.M』を採用するハイパワーモデルとなる。。
従来品のように金属に穴を開ける炎口とは異なる「S.F.P.M.」をバーナーヘッドに採用。そのため、理想的な炎口密度を創り出すことに成功し、コンパクトなバーナーヘッドながら最高出力4200kcalの高火力を実現しています。
バーナーヘッドに「S.F.P.M.」を採用することで、まるで炎の羽が生えたような燃焼を可能にする。安定感のあるガス供給に、耐風性に優れた炎を実感してほしい。
REVO-3700 STOVEは高火力から、極小のとろ火まで火力調整ができる”マイクロアジャスト機構”を搭載する。
EPIgasのREVO-3700 STOVEは軽量でコンパクトなシングルバーナーとなる。ソロ用のクッカーにスタッキングができるので、携行性と収納性を向上できる。
下の記事では、筆者がソロキャンプにEPIgasのREVO-3700 STOVEを使い、完全レビューしています。どこよりもわかりやすく、面白く解説しています。
EPIgas 【APSA-III STOVE】
出典:EPIgas
2段階調節ができる、安定感抜群のゴトクが魅力な分離型ストーブ【日本製】
自動点火装置付き、誰でも簡単に使用できます。
安定感抜群のゴトクは、大鍋やフライパンでの調理ができる。
EPIgasのAPSA-III STOVEは、抜群の安定感と2段階調節できるゴトクが備わった分離型ストーブ。自動点火装置付きなので安心して使うことができる。
EPIgasのAPSA-III STOVEの使用サイズは、H90×Φ250mm(ゴトク径/Φ160mm)、重量425gとなっています。重心の低い設計は、不安定な地面にも安定感バツグンの仕様となる。
APSA-III STOVEの最大出力は4000kcalとハイパワーを誇り、マイクロアジャスト機構を搭載しているため、強火からとろ火まで火力調節を可能としています。
またAPSA-III STOVEの調理では、ハイパワーの火力と安定感あるゴトクによって、シェラカップからスキレット、大きい鍋まで、幅広い調理を楽しむことができる。
EPIgasのAPSA-III STOVEは、安心の日本製となっています。日本の環境にも適応する仕様なので、とても快適に使用できる。
出典:EPIgas
バーナーヘッドには、メッシュが内蔵されており、リフティングを抑え、安定した火力を維持できます。
出典:EPIgas
安定感のあるゴトクは、2段階にゴトク径を調整できる。シェラカップから大鍋をつかった調理を楽しめる。
出典:EPIgas
自動点火装置付きで、本体から離れて着火ができるので、初心者にも安心して操作ができる。
リフティングとは炎がバーナから浮き上がって燃える現象のことを指し、炎口からのガスの噴出速度が燃焼速度より速くなった場合に起きる。
コールマン 【アウトランダーマイクロストーブ PZ】
出典:コールマン
点火装置付き、シンプルな使いやすさがソロキャンプ向き。
コスパが良い◎エントリーユーザー向けのシングルバーナー。
専用ケース付きで、持ち運びと収納に便利です。
アウトランダーマイクロストーブ PZの使用サイズは、約11×9.5×9.5(h)cm(重量約200g)となる。また持ち運びと収納に便利である、プラスチックの専用ケースを付属する。
コールマンのアウトランダーマイクロストーブ PZの燃料には、コールマンのOD缶を使用します。シンプルな使い心地と快適性は、初心者にも安心して使用できる。
アウトランダーマイクロストーブ PZの火力は、最高時約2,500kcal/hとなるため、ソロキャンプやツーリングなど、アウトドアに最適な仕様を誇る。
コールマンのアウトランダーマイクロストーブ PZは、使いやすく機能面、安全面も安心できる。
出典:コールマン
コールマンのアウトランダーマイクロストーブ PZを着火するときには、点火装置付きなので、初心者にも簡単に点火をすることができます。
コールマンのルミエールランタンやノーススターLPガス、コールマントーチなど、ほかのキャンプ道具と燃料を共用できるため、使いかた次第でとても利便性と快適性を向上できる。
キャプテンスタッグ 【オーリック 小型ガスバーナーコンロ 圧電点火装置付・ケース付】
出典:キャプテンスタッグ
コスパ最高の使いやすいシングルバーナー。
圧電点火装置・収納ケース付き、エントリーユーザーにおすすめ。
ソロキャンプやツーリング、釣り、登山などアウトドアに最適。
キャプテンスタッグのオーリック小型ガスバーナーコンロは、圧電点火装置付きのシングルバーナー。初心者のかたにも簡単に点火作業ができるモデルとなる。
オーリック小型ガスバーナーコンロは、コスパに優れた価格設定になっていることも魅力にあります。コスパ重視で簡単に扱えるシングルバーナーを探している方におすすめです。
キャプテンスタッグのオーリック小型ガスバーナーコンロの出力は2700kcal/hあり、ソロキャンプやツーリング、登山、釣り、ピクニックなど、すべてのアウトドアにぴったり。
またオーリック小型ガスバーナーコンロには、持ち運びや収納に便利な専用ケースが付属されています。
これからソロキャンプを始めるかたで、シングルバーナー選びに悩んでいるかたにオススメ。
ユニフレーム 【テーブルトップバーナー US-DⅡ】
出典:ユニフレーム
大鍋をつかった卓上での調理に最適なシングルバーナー。
強靱なゴトクは安定感バツグン!圧電点火装置付きで安心。
ソロキャンプやグルソロキャンなど、幅広く使うことができます。
ユニフレームの定番であるテーブルトップバーナーは、CB缶を燃料とした分離型のシングルバーナー。ステンレス鋼を採用したゴトクが印象的で、とても使いやすい1台となる。
ユニフレームのテーブルトップバーナーの使用サイズは、約20×20×9(高さ)cm(ホースの長さ約35cm)、重量880gと剛性に優れた仕様となる。
ユニフレームのテーブルトップバーナーの燃料には、ユニフレームのCB缶を使用します。またテーブルトップバーナーの最大火力は、3900kcalのハイパワーを誇り快適な調理を可能とする。
テーブルトップバーナーの耐荷重は約15㎏まで可能となるため、大型の鍋やダッチオーブンなど、本格的なアウトドア調理を楽しめる。
テーブルトップバーナーは安定感抜群の分離型バーナー。高火力で機能的、快適性、耐久性、操作性に優れる。
ユニフレームのテーブルトップバーナーを着火するときには、圧電点火装置付きとなっているため、どなたにも安心して点火作業ができます。
出典:ユニフレーム
直径約20cmの大型汁受けは、輻射熱や吹きこぼれを軽減する安心の設計となる。
出典:ユニフレーム
ユニフレームのファイアグリル用鉄板が使えます。※ボンベを本体から充分離してお使いください。
出典:ユニフレーム
ステンレス鋼の強靱なゴトクは、耐荷重 約15㎏まで可能となっている。
出典:ユニフレーム
ガス取付部にワイヤーを用いることで、カセットボンベを取付やすくなっています。
出典:ユニフレーム
収納と持ち運びに便利な、専用ケースが付属されている。
出典:ユニフレーム
取付部のストッパーにカセットボンベのフチを引っ掛けて、ボンベを押し込んで回すだけの簡単装着。
JETBOIL 【フラッシュ】
出典:mont-bell
沸騰到達時間100秒。JETBOILシリーズ最速モデル。
お湯を沸かすだけでなく、フライパンや鍋をつかった調理も可能。
コンパクトな設計は、ソロキャンプやツーリングなどに最適。
JETBOILのフラッシュは、シリーズ最速でお湯を沸かすことができるモデル。沸騰までの秒数は、驚きの最短100秒を実現する。(※1)
JETBOILのフラッシュの収納サイズは、φ10.4cm×高さ18cmとなっており、スタビライザーとゴトクを除いた重量は約371gと軽量な仕上がりとなる。
またフラッシュの容量は1.0Lとなっているため、ソロキャンプに最適なサイズ感となっています。
JETBOILのフラッシュは軽量でコンパクトな仕上がり。携行性と収納性に優れたサイズは、まさにソロキャンプにおすすめ。
JETBOILのフラッシュには、クッカーと一体化した、『フラックスリング』を採用しているため、効率よく熱を伝えることができます。
※1 周囲温度20℃、水温20℃、海抜64m、無風の条件下において、500mlの水を加熱した状態の沸騰到達時間。(引用:ジェットボイル社調べ)
ジェットボイルシリーズのクッカーは80%以上の高い熱効率を発揮できるため、ガスの消費量がおよそ1/2程度となっている。
エネルギー効率を高める、フラックスリングを採用。最短100秒でお湯をわかすことができる。JETBOIL最速モデル。
出典:mont-bell
エネルギー効率を高める、フラックスリングを採用
フラックスリングとは、クッカーと一体化している、じゃばら状の吸熱フィンのことを指します。熱を受ける表面積を飛躍的に拡大させ、同時に拡散も防ぐため、クッカーに効率よく熱を伝えることができる。
出典:mont-bell
コンパクトな収納と携行に便利な、オールインワンスタイルを採用。
出典:mont-bell
インジゲーターが湯温の上昇を、色の変化で表示します(沸騰時は、全てオレンジ色に変化)。
出典:mont-bell
付属されているゴトクを使い、フライパンやクッカーで、調理をすることができる。
JETBOIL 【ミニモ】
出典:mont-bell
米国の権威あるアウトドア専門誌の「Editors’ Choice」賞を受賞。
調理と食事に最適化される広口浅型モデル。
コンパクトな設計は、ソロキャンプやツーリング、登山などに最適。
JETBOILミニモは調理と食事を最適化するために、パーソナル・クッキング・システムのクッカーに比べ、口を2.3cm広く、高さを4.5cm低く設計されています。
JETBOILミニモの収納サイズは、約φ12.7cm×高さ15.2cmとなっており、スタビライザーとゴトクを除いた重量は約415gと軽量な仕上がりとなる。
またミニモの容量は1.0Lとなっているため、ソロキャンプに最適なサイズ感となっています。
JETBOILのミニモは軽量でコンパクトな仕上がり。携行性と収納性に優れたサイズは、まさにソロキャンプにおすすめ。
JETBOILミニモはクッカーに一体化した、『フラックスリング』を採用しているため、効率よく熱を伝えることができます。
ジェットボイルシリーズのクッカーは80%以上の高い熱効率を発揮できるため、ガスの消費量がおよそ1/2程度となっている。
JETBOIL ミニモで調理をするときはバルブの調節ができるため、強火での急速沸騰からとろ火での煮込み料理まで幅広い調理を楽しむことができます。
JETBOIL ミニモで調理をするときは、低温下-6℃まで安定した火力を維持できる。
出典:mont-bell
エネルギー効率を高める、フラックスリングを採用
フラックスリングとは、クッカーと一体化している、じゃばら状の吸熱フィンのことを指します。熱を受ける表面積を飛躍的に拡大させ、同時に拡散も防ぐため、クッカーに効率よく熱を伝えることができる。
出典:mont-bell
調理と食事を最適化するために、パーソナル・クッキング・システムのクッカーに比べ、口を2.3cm広く、高さを4.5cm低く設計している。
出典:mont-bell
ノズルで火加減を繊細に調節することが可能。強火からとろ火での調理を楽しめる。
出典:mont-bell
サーモレギュレートテクノロジーを採用。低温環境や長時間の使用によるボンベ内の圧力が低下したときに、自動的に火力を一定に保ちます。
出典:mont-bell
米国のアウトドア専門誌「BACKPACKER」による、「2015 Editors’ Choice Award」(エディターズ・チョイス賞)を受賞。
出典:mont-bell
コンパクト収納と携行に便利な、オールインワンスタイルを採用。
出典:mont-bell
付属されているゴトクを使い、フライパンやクッカーで、調理をすることができる。
ソロキャンプにおすすめのシングルバーナー(ホワイトガソリン・灯油など)【3選】
MSR 【ウィスパーライトインターナショナル】
出典:Amazon
世界中で使用されている、MSRのスタンダードな液体燃料系ストーブ。
ホワイトガソリン、無鉛ガソリン、灯油を使用できる万能モデル。
真冬や低温下でも安定した火力を維持することができます。
MSRウィスパーライトインターナショナルは長年にわたり液体燃料系ストーブの定番モデルであり、世界のユーザーから高い評価を得ています。
MSRウィスパーライトインターナショナルの使用サイズは、ゴトクφ190㎜×高さ90㎜(重量316g)となる。また収納サイズは、約150×90×90mmとコンパクトになることも愛される理由である。
MSRのウィスパーインターナショナルの燃料にはホワイトガソリンや無鉛ガソリン、灯油を使用することができます。筆者のおすすめは煤汚れがつにくいので、ホワイトガソリンになります。
またウィスパーインターナショナルは最高出力約2,772Kcal/hと火力も強く、燃焼音が静かなことも魅力となる。ゴトクは直径19cmと長く、滑り止めが施されているので、大きい鍋を使った調理も可能となる。
MSRウィスパーライトインターナショナルは、低気温下にも安定した火力を維持することができます。
出典:Amazon
MSRのウィスパーインターナショナルの点火には、プレヒートやポンピングといった作業が必要になります。初心者のかたには慣れや手間の掛かる作業ではありますが、これもアウトドアならではの楽しみのひとつ。
また燃料系のバーナーは使用期間や頻度が増すと煤(すす)や汚れが溜まるため、メンテナンスが必要となります。ただし、燃料系バーナーはメンテナンスをすることで長年使えることもメリットにあります。
出典:Amazon
MSRのウィスパーライトインターナショナルは、ゴトクを折りたむとクッカーにスタッキングできるほど、コンパクトに収納できます。
出典:Amazon
SOTO 【MUKAストーブ】
出典:新富士バーナー
世界中のアウトドア賞を受賞。日本製の新次元ガソリンストーブ。
予熱(プレヒート)が不要で、取り扱いが簡素化しました。
自動車用レギュラーガソリンを使用することができる。
SOTOのMUKA STOVEは、いままでの燃料系ストーブの概念を超え、進化を遂げた日本製のガソリンストーブです。発売以来、世界中のアウトドア賞を受賞しています。
MUKA STOVEの特長は予熱(プレヒート)がいらないことや、自動車用のレギュラーガソリンが使えること、メンテナンスが大幅に簡易になったことがあります。
MUKA STOVEはノズルを交換することなく、自動車用レギュラーガソリンを使用することができます。その性能は、ホワイトガソリンを使用したときと、まったく差がないことに驚きです。
MUKA STOVEはレギュラーとホワイトガソリンの両方を使うことができる、万能性に優れたシングルバーナーです。
MUKA STOVEは予熱作業(プレヒート)の手間がなく、メンテナンスも大幅に簡単になりました。
SOTO MUKA STOVE
- 寸法:幅135×奥行135×高さ80mm(使用時・本体のみ)幅80×奥行65×高さ80mm(収納時・本体のみ)
- 重量:333g(本体+ホース:163g、ポンプ:170g)
- 発熱量:4.7kW(4,000kcal/h)
- 使用燃料:自動車用レギュラーガソリン、ホワイトガソリン
- 使用時間:4,000kcal/hで使用時約1時間、2,500kcal/hで使用時約1.5時間(自動車用ガソリン480ml使用)
- 材質:バーナー:アルミダイキャスト、ゴトク・スタビライザー:ステンレス、ポンプ本体・ダイヤル:アルミ、ポンプハンドル:真鍮(ニッケルメッキ)、ホース:フッ素ゴム(中)・ステンレス(外)、ピストンシリンダー:アルミ
- 付属品:専用収納ケース、 風防、しゃ熱板、 メンテナンスキット ※燃料ボトルは別売です。
コールマン 【スポーツスター II】
出典:コールマン
2017年にグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞。
いつまでも変わらない、コールマンの定番ガソリンワンバーナー。
真冬や低温下でも安定した火力を維持すことができる。
スポーツスターⅡは、ホワイトガソリンを燃料としたシングルバーナー。ホワイトガソリンは、低気温下にも安定した高火力を維持できます。
スポーツスターⅡは、火力調整をすることも可能、強火から”とろ火”まで調整ができます。冬には、鍋を使ったあたたかい料理などを作れるのはうれしいですね。
スポーツスターⅡの点火作業にはポンピングを必要としますが、慣れてしまえば簡単に行うことができるため、初心者のかたにも比較的簡単に使うことができます。
ホワイトガソリンを燃料としていますが、使いかたはシンプルなので、初心者のかたにも使えるモデルになります。
出典:コールマン
2017年には、グッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞しており、スポーツスターが長年にわたりスタンダードモデルとして、愛されつづけたことがわかる。
コールマン スポーツスターⅡ
- 火力:最高時約2,125kcal/h
- 燃料タンク容量:約520cc
- 燃焼時間:約1.5~3時間
- 本体サイズ:約φ14×14(h)cm
- 重量:約960g
- 付属品:プラスチックケース
ガスカートリッジの保管方法とは。【ガス爆発に注意しましょう】
一般的にCB缶やOD缶などのガス缶(ガスカートリッジ)は、日の当たらない涼しい場所で保管するようにしてください。
とくに夏場や温かい季節に注意が必要で、ガス缶を直射日光に長時間浴び続けていると、ガス缶の内部圧力が高まるため爆発の危険性があります。
夏場の車内にガス缶を置きっぱなしにして、爆発がおきる事故があります。キャンプ場でも保管に気をつけよう。
ソロキャンプから帰ってきたときも、車の中にガス缶を置いたままにしないように注意してください。
下の記事では、ソロキャンプ向けのコンパクトで軽量なガスランタンを特集しています。CB缶やOD缶を燃料とするガスランタンは、まさにソロキャンプやツーリングにおすすめ。
ガス缶の処理方法について【安全なガス抜きの方法を解説】
ガス缶(ガスカートリッジ)に残った燃料は”ガス抜きツール”などを使い、穴をあけてガスを抜きましょう。廃棄するときは、自治体の指定に従いキチンと廃棄する。
ガス缶(ガスカートリッジ)に穴をあけるときは、引火に注意してください。ガスを抜くときは屋外で、まわりに火元がないかを確認してから行いましょう。
ガスを抜くときには、こちらのガス抜きツールを使うと簡単、CB缶とOD缶に対応です。ちなみに筆者も愛用しています。
ホワイトガソリンの保管方法
購入時と同じ缶での、ホワイトガソリンの保管方法を解説します。保管場所は日の当たらない涼しい場所で保管し、雨のあたらない湿気の低い環境で保管してください。
一般的にホワイトガソリンは、購入時の缶に入った状態で保存します。そのため、燃料缶に雨や湿気が付着するとサビの原因になるので、ご注意ください。
また、ランタンに燃料を入れたまま保管してしまうと、錆びや不純物が溜まりやすくなります。長期間ランタンを使用する予定がないときは、タンクの燃料を抜くようにしましょう。
まとめ
ソロキャンプで使用するシングルバーナーには、一体型と分離型があり、燃料にはCB缶やOD缶、ホワイトガソリンや灯油、アルコール燃料などがあります。
シングルバーナーのタイプや燃料には、それぞれ違いや特徴があるため、ソロキャンプの目的や移動手段、調理に合わせて選択する必要があります。
また、日本で販売されるシングルバーナーには、経済産業省から認められた「PSLPG」マークの入った製品になります。
シングルバーナーは、ソロキャンプやアウトドアで必須のキャンプ道具。この記事を参考に、快適なソロキャンプを送ってください。
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YouTubeでは筆者が挑戦するソロキャンプやブッシュクラフト、登山、釣りなど、本気のアウトドアを身近に感じることができる内容となっています。
筆者自らGoProをつかって、ソロキャンプのリアルな映像を撮影しています。ぜひYouTubeも楽しんでください。
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