日本ブッシュクラフト協会(JBA) 認定ブッシュクラフターの ゼロイチキャンプです。この記事は、認定資格を持つ筆者が監修し、執筆まで行っています。
今回のゼロイチキャンプは、筆者がソロキャンプで愛用している『タキビズム / フライパンディッシュ』について、徹底的にレビューします。
フライパンディッシュの小と中サイズをソロキャンプで使用する場合に、どちらを選べばいいか悩んでいる方も多く、ゼロイチキャンプでも質問をいただくことがあります。
筆者は小と中サイズの両方を持っています。実際にソロキャンプで両方使っているので、この記事を参考に選んでみてはいかがでしょうか。
タキビズムのフライパンディッシュはその名のとおりフライパンとしても、お皿としても使うことができる利便性の高いキャンプギア。
素材に鉄を採用し無骨なデザインながら、おしゃれな調理や使い方ができることも魅力にあります。鉄は耐久性や熱伝導率に優れ、肉料理やアウトドア料理にぴったり。
さらに、フライパンディッシュは収納性にも優れるためソロキャンプやツーリング、ブッシュクラフト、ULキャンプなど、幅広いキャンプスタイルに万能に使うことができる。
フライパンディッシュは超人気商品で売り切れることもしばしば。サイズで悩んでいるうちに売り切れて買えなかった、、なんてことが起きないようにこの記事を参考にしてください。
この記事を読んでわかること、役立つ情報。
- フライパンディッシュの小と中サイズで、迷っているかたの悩みを解決します。
- フライパンディッシュのメリット・デメリットを解説。
- フライパンディッシュの魅力がわかる。
- 筆者が実際にソロキャンプで使って、フライパンディッシュをレビューします。
- ソロキャンプ向きのサイズを紹介します。
- フライパンディッシュのシーズニング方法を解説します。
TAKIBISM/タキビズムについて。
2019年にUPI(株式会社アンプラージュインターナショナル)のアドバイザーを務める寒川一氏と鉄作家でもある槙塚鉄工所の槇塚登氏によって、こだわりの焚き火道具ブランド『TAKIBISMタキビズム』が誕生しました。
タキビズムは今回紹介する「フライパンディッシュ」をはじめ、「ブレス トゥ ファイヤー」や「リアルファイヤー スタンド ジカビ」、「フェトル」など、ユニークでデザイン性に優れ、機能的な製品は国内外で高い評価を得ています。
現在では鉄鋼製品以外の帆布や木工をつかった商品も販売されており、タキビズムは今後ますます注目のブランドとなっています。
【スペック】タキビズム フライパンディッシュ
商品名 | サイズ | 重量 | 素材 | 参考価格 |
---|---|---|---|---|
フライパンディッシュ(小) | 直径 約16~16.5cm | 約265g | 鉄 | ¥3.300- |
フライパンディッシュ(中) | 直径 約22.5~23cm | 約525g | 鉄 | ¥4.400- |
フライパンディッシュ(大) | 直径 約25-25.5cm | 約670g | 鉄 | ¥5.500- |
タキビズムのフライパンディッシュには小・中・大の3サイズの展開があります。そのため、フライパンディッシュを選ぶときには使用人数にあわせて、大きさや重量、価格に着目しましょう。
フライパンディッシュにはソロキャンプ向けの”小サイズ”であったり、ソロ・デュオキャンプにも使いやすい”中サイズ”であったり、ファミリーキャンプや大人数に適した”大サイズ”の展開があります。
そのためフライパンディッシュを選ぶときには使用人数やサイズ、重量、調理の目的などに合わせた選択が必要となります。
とくに、ソロキャンプ用のフライパンディッシュを選ぶときはキャンプスタイルや移動手段、調理の目的に合わせて選ぶことが大切となる。
ソロキャンプではツーリングやブッシュクラフト、ULキャンプ、野営など、さまざまなキャンプスタイルがあります。
フライパンディッシュは素材に鉄を採用しているので、移動手段やキャンプスタイルによって携行性と収納性も選ぶとに必要です。
下の記事では、ソロキャンプ用の最強クッカーを紹介しています。ゼロイチキャンプでいちばん人気の記事となっています。こちらもぜひチェックしてください。
【タキビズム】フライパンディッシュのメリット・デメリットを解説。
タキビズムのフライパンディッシュの使いかたは、フライパンとして調理をすることはもちろんですが、調理後のフライパンをそのまま”お皿”としても使うことができます。
タキビズムのフライパンディッシュの素材には耐久性や熱伝導、蓄熱性に優れた”鉄”が使われています。
フライパンディッシュは鉄を素材に採用しているため、焚き火をつかった調理と相性抜群となっている。
フライパンディッシュは直火にそのまま置くことができるためソロキャンプやブッシュクラフト、ツーリング、野営、釣りなど、焚き火を使用するアウトドアにおすすめです。
フライパンディッシュはソロキャンプやブッシュクラフトなど、野営や武骨なスタイルにぴったり。
一般的に鉄をつかった調理器具の代表にはスキレットやダッチオーブンがあげられます。しかし、スキレットやダッチオーブンは大きかったり重かったりするなど、携行性と収納性にデメリットがあげられます。
しかし、タキビズムのフライパンディッシュは鉄をハンドメイドによって薄く鍛造し、フライパンとしてもお皿としても使えるようにコンセプトされています。
フライパンディッシュは鉄の特性を生かし、肉の表面をカリッと焼くことができたり、旨味を閉じこめたりできるので味を格段に美味しくできます。
フライパンディッシュは、鉄を使いたいユーザー向けに考えれらたコンセプトになっています。
そのため、フライパンディッシュは鉄を素材としながら、軽量でコンパクトな”アウトドア向けのフライパン”を実現しています。
またフライパンディッシュ本体とハンドル、ジョイントを別パーツにすることで、収納性と携行性を向上していることもメリットにある。
フライパンディッシュはデザインもシンプルで美しい。さらに、機能的で携行性、収納性も考えられた設計となっている。
【タキビズム】フライパンディッシュのデメリットを解説。
タキビズムのフライパンディッシュのデメリットには、素材に鉄を採用しているため、アルミやステンレス、チタン製のクッカーと比較すると重量があることがあげられる。
また、鉄は水分に弱くサビやすいため、シーズニングとよばれる”油慣らし”のメンテナンスが必要になります。
フライパンディッシュは、鋳鉄製のスキレットやダッチオーブンと同じで、シーズニング(油慣らし)が必要です。
メリット | デメリット |
---|---|
鉄素材なので、とても耐久性がある。 熱伝導率と蓄熱性に優れる。 食材を美味しく調理できる。 フライパンとお皿として使うことができる。 | 鉄素材なので、重量がある。 シーズニングが必要。 |
下の記事では、ソロキャンプ向けのコンパクトでダッチオーブンを特集しています。ダッチオーブンは焚き火をつかった本格的なキャンプ飯がつくれる。
【おすすめ】ソロキャンプ向きのフライパンディッシュの選びかた。
ソロキャンプ向きのフライパンディッシュを選ぶときには、とくにサイズが重要となります。また重量や素材などほかのポイントもあります。
ソロキャンプはファミリーキャンプと異なり、できるだけコンパクトで軽量なキャンプ道具を選ぶことが大切です。
ソロキャンプでは車以外の移動手段である徒歩や電車、ツーリングなど、バックパックや収納ボックスなど、荷物量に制限があります。
そのため、ファミリーキャンプで使うような大きいフライパンでは携行性と収納性も悪くなったり、調理のコスパも下がったりすることがあります。
ソロキャンプでは機能性はもとより、携行性や収納性も選ぶときの大切なポイントとなります。
ソロキャンプ向きのフライパンディッシュの選びかたとは。
- サイズ
- 重量
- 素材
下の記事では、ソロキャンプ向けのコンパクトなケトルを特集しています。ケトルはシングルバーナーや焚き火をつかって調理を楽しむことができる。
サイズ
タキビズムのフライパンディッシュを選ぶときに、いちばん悩むポイントがサイズではないでしょうか。とくにソロキャンプの場合、小と中サイズのどちらが良いのか悩みますよね。
一般的にご家庭でつかうフライパンのサイズは、24~26㎝くらいになります。ソロキャンプでは15~20㎝くらいのフライパンが、ベストサイズといわれています。
ちなみにタキビズムのフライパンディッシュ小の直径は約16.5㎝となっており、フライパンディッシュ中の直径は約23㎝となっています。
上の画像をみてわかるとおり、小と中サイズでは大きさが異なります。
フライパンディッシュの小と中サイズを比較すると、直径で約5.5cmの違いがあります。直径で5.5cmの違いがあると、調理の献立や食材選びも変わってきます。
そこで、サイズ感がわかりやすいようにフライパンディッシュの小と中サイズをつかって、目玉焼きとウィンナーを調理した写真を紹介します。
同じ調理をすれば、フライパンディッシュのサイズを比較しやすくわかりやすいです。
上の写真はタキビズムのフライパンディッシュ小サイズで、目玉焼きとウィンナー2本を調理しました。
目玉焼きをもう1枚追加したり、ウィンナーを数本追加したりするくらいの余裕がある。筆者はソロキャンプでは、タキビズムのフライパンディッシュ小を使います。
フライパンディッシュ小サイズは、200gのステーキを焼くこともできます。
上の写真はタキビズムのフライパンディッシュ中サイズで、目玉焼きとウィンナー2本を調理しました。
同じ料理をもう1セット~2セットほど、増やすくらいの余裕があります。筆者はファミリーキャンプで、タキビズムのフライパンディッシュ中を使うことが多い。
フライパンディッシュ中サイズはボリュームのある調理であったり、デュオキャンプやファミリーキャンプであったりするなど、幅広い人数に適した調理におすすめです。
フライパンディッシュ中サイズは、ソロからファミリーキャンプまで使えるサイズ感。とても万能性が高いこともメリットにある。
重量
ソロキャンプ用のフライパンディッシュを選ぶときには、重量も大切なポイントになります。
車でキャンプ場に向かう場合には、重量はそこまで気にする必要はありませんが、バックパックスタイルやツーリングなど、徒歩やバイク・自転車でキャンプ場に向かう方は注意が必要です。
バックパックやツーリングなど、荷物量に制限のあるかたは、できるだけコンパクトで軽量な道具を選ぶことがポイントとなる。荷物量が重くなるほど、移動や準備が大変になります。
そのため、車以外のソロキャンパーや荷物量を軽くしたいULスタイルには、タキビズムのフライパンディッシュ小サイズがおすすめ。中サイズと比較して、小サイズは直径約5.5cm小さく、重量も約260g軽くなる。
キャンプスタイルや移動手段、調理の用途によって、フライパンディッシュのサイズを検討しましょう。
下の記事では、ソロキャンプ用のバックパック・リュックを紹介しています。ULスタイルからミリタリーバッグまで完全網羅となっています。
【タキビズム】フライパンディッシュの素材について。
タキビズムのフライパンディッシュの素材には、鉄が使われています。
鉄のメリットにはステンレスやアルミ、チタンなど、ほかの素材と比較して耐久性や熱伝導率、蓄熱性に優れたことがあげられます。
また鉄の特性を生かし、肉の表面をカリッと焼くことができたり、旨味を閉じこめることで味を格段に美味しくすることができます。
鉄素材で焼いたステーキやお肉は、最高に美味しい。それを焚き火で調理ができるなんて、幸せ。
鉄素材のデメリットにはアルミやステンレス、チタンと比較すると重量があることがあげられます。
またシーズニングとよばれる”油慣らし”のメンテナンスが必要なことも、人によってはデメリットにあげられます。
鉄はサビに弱いため、シーズニングが必要。シーズニングについては、この記事の最後にやりかたを説明しています。
下の記事では、ソロキャンプ用のスキレットを紹介しています。小さいスキレットをお探しの方にお勧めの記事になります。
【タキビズム】フライパンディッシュ小サイズを、ソロキャンプで完全レビュー。
筆者はソロキャンプで実際にタキビズムのフライパンディッシュ小をつかっていますので、その魅力をお伝えさせていただきます。
個人的にフライパンディッシュ小のいちばん気に入っていることは、鉄素材でありながら携行性と収納性にすぐれている点です。
筆者は一般的なソロキャンプからブッシュクラフト、ULキャンプまで幅広いスタイルを楽しみますが、フライパンディッシュ小は、どのスタイルにも適合するポテンシャルがあります。
筆者はバックパックで移動することが多いので、できるだけコンパクトで軽量なキャンプ道具を選ぶようにしています。
その中でも、フライパンディッシュ小はバックパックスタイルに最適なことも魅力で、ソロキャンプでいちばん使う調理器具となっています。
鉄素材でありながら、スキレットやダッチオーブンより携行性と収納性に優れる魅力があります。
手のひらサイズほどのフライパンなので、携行性と収納性に優れる。
バックパックに収納するときも、荷物のスペースを取らないので、快適なパッキングができる。
バックパックのサイドバッグに入るほどコンパクトサイズ。重量はわずか265gと軽量。
【フライパンディッシュ】焚き火をつかい、無骨なアウトドア調理を楽しめる。
ソロキャンプの楽しみといえば、焚き火とアウトドア調理と答える方も多いですよね。
とくに鉄素材をつかった本格的なアウトドア調理は魅力的で、味も抜群に美味しいこともメリットにあります。
ソロキャンプにタキビズムのフライパンディッシュ小があれば、焚き火や直火をつかった豪快な調理を楽しむことができます。
焚き火をたのしみながら、鉄をつかった本格的なアウトドア調理ができるフライパンディッシュ小は、まさにソロキャンプやブッシュクラフトにぴったりな調理器具ではないでしょうか。
フライパンディッシュ小を使うと、その機能的で使いやすい魅力にハマってしまう。
直火での本格的なアウトドア調理ができる。
フライパンディッシュ小は、200gのステーキを焼くのに、ちょうどいいサイズ感。
ブッシュクラフトや野営など、武骨なソロキャンプにぴったりの仕様。
下の記事では、焚き火に必要なキャンプギア”火吹き棒”を特集しています。記事内にタキビズムの火吹き棒「ブレス トゥ ファイヤー」も紹介しています。
【商品レビューまとめ】なぜ、フライパンディッシュ(小)がソロキャンプ向きなのか。
タキビズムのフライパンディッシュについて基本情報や選びかた、魅力について解説しました。最後にソロキャンプにおすすめのサイズをゼロイチキャンプ独自の検証をもとに紹介します。
結論からまとめると、ソロキャンプにベストな”フライパンディッシュは小サイズ”になります。
いちばんのポイントは”サイズ”と”重量”を鑑みて、ソロキャンプに最適なサイズといえるのではないでしょうか。ソロキャンプではバックパックやツーリングなど、荷物量に制限があるソロキャンパーもいます。
登山をするかたなら分かると思いますが、バックパックの総重量は少しでも軽くしたいもの。ULスタイルが根付いたように、重量は少しでも減らせることがベストな選択。
ソロキャンプでは、コンパクトで軽量なキャンプギアを選ぶことが大切。
フライパンディッシュ小であれば、バックパックにも難なくパッキングできますし、重量も265gとステンレスやアルミ、チタン製のクッカーと比較しても十分な重量となります。
フライパンディッシュは、お皿ほどの厚みしかないので、上の写真のようにバックパックの収納スペースを向上させることができる。
フライパンディッシュは、お皿としても利用できるので、荷物量を減らすこともメリットにある。
スキレットやダッチオーブンをつかった本格的なアウトドアはとても魅力ですが、重量や収納性にデメリットがあります。
しかし、フライパンディッシュ小であれば、鉄の素材を生かした本格的なアウトドア調理も可能ですので、重量や収納性を気にすることなくソロキャンプに持っていくことができる。
ぜひ、この記事を参考にしていただき【タキビズム】フライパンディッシュ小をソロキャンプやツーリング、ブッシュクラフト、ULスタイルで使ってみてはいかがでしょうか。
フライパンディッシュは、とても人気商品で売り切れることも多い。商品があるときに、購入することをオススメします!
下の商品はフライパンディッシュ(中サイズ)です。ソロキャンプからデュオキャンプ、ファミリーキャンプまで、幅広い用途で使用できます。
【タキビズム】ディッシュハンドルの紹介。
出典:Amazon
タキビズムのフライパンディッシュには、熱々になった調理直後のフライパンを掴んだり、焚き火にセットするときに便利な別売りの”ディッシュハンドル”があります。
フライパンディッシュは、フライパン兼お皿として使うことができますが、そのままだと調理直後のフライパンを持つことができなかったり、焚き火にフライパンをセットするときに不便なことがあります。
そこでタキビズムからでているフライパンディッシュ専用の『ディッシュハンドル』を使うことで、調理の効率を大幅に向上することができます。
こちらのディッシュハンドルは、フライパンディッシュのすべてのサイズに適応しています。また鉄部分のディッシュジョイントは別売りしているので、万が一なくしたときにも安心ですね。
フライパンディッシュとディッシュハンドルは、セットで使うことをオススメします。
ディッシュハンドルは、フライパンディッシュ小・中・大すべてのサイズに使うことができる。
【タキビズム】フライパンディッシュのシーズニング方法を解説。
シーズニングとは食用油やオリーブオイルを鉄製の調理器具に塗布し馴染ませることで、サビの発生を防いだり、鉄特有の臭いを軽減できたりするメンテナンスとなる。
タキビズムのフライパンディッシュを使い終わったあとは、洗剤をつかわずに水やぬるま湯で洗いましょう。
もし、焦げ付きなどがひどく水で落ちないときは、お湯で汚れを浮かせ木べらやたわしを使って洗うことをオススメします。
洗剤や金だわし、研磨剤を使用すると、表面に付いている被膜を剥がすことになるので使わないようにしましょう。
洗い終わったフライパンディッシュをコンロにかけて、水分が蒸発するまで空焼きします。
つぎの工程ではシーズンニングオイルを塗布するため、フライパンの熱が冷めるのを待ちます。
シーズニングには、乾きやすくフライパンの表面にコーティングが馴染みやすい「乾性油」がおすすめです。
乾性油の代表的なものにアマニ油やグレープシードオイル、べに花油などがあります。
また、半乾性油であるごま油やこめ油、ひまわり油、菜種油でも問題ありません。
オリーブオイルでシーズンニングをする方もいますが、オリーブオイルは不乾性油に分類されるため、乾きにくくコーティングの馴染みが悪いことがあります。
シーズニングオイルには乾きやすく、コーティングの馴染みが良い乾性油や半乾性油がおすすめです。
シーズンニングオイルを塗布するときはキッチンペーパーをつかい、フライパン全体に薄くなじむように塗布していきます。
フライパンの裏側もシーズンニングオイルを塗布し、コーティングします。
フライパンディッシュの表面にシーズンニングオイルを塗布したら、もう一度コンロで空焼きします。
このとき、鉄特有の臭いを取るためにたまねぎやニンニク、キャベツ、ニンジンなど、くず野菜を一緒に炒めることがあります。
ただし、筆者の経験になりますが、くず野菜をつかってスキレットやダッチオーブンなど、鋳鉄製の調理器具の鉄臭をとる場合は、購入後の新品のみで十分だと思います。
シーズニングの度にくず野菜を焼くのは手間が掛かりますし、初回以降は鉄臭を感じないことがほとんど。
シーズニングオイルでの空焼きが終わりましたら、フライパンの熱が冷めるのを待ちます。
フライパンを手で触って、完全に熱が冷めるのを待ちます。
もう一度、フライパンディッシュ全体に馴染むように、薄くまんべんなくシーズニングオイルを塗布します。
ここで塗布するシーズニングオイルが乾くことで、フライパンの表面に被膜がコーティングされていきます。
しばらくフライパンディッシュを使用する予定がないときは、新聞紙で包みましょう。
新聞紙は空気中の水分を吸収してくれるので、サビを防いでくれます。
フライパンディッシュの洗いかたと、シーズニングの完成になります。
フライパンディッシュを保管するときは、日の当たらない風通しのいい場所がおすすめです。
【まとめ】タキビズムのフライパンディッシュ。
今回のゼロイチキャンプでは、タキビズムのフライパンディッシュの魅力について徹底レビューしました。
とくにソロキャンプでは、フライパンディッシュの小と中サイズで購入を迷っているかたをみかけます。この記事を参考にしていただき、適切なサイズを選んでいただけると幸いです。
またフライパンディッシュの小は、ソロキャンプやツーリング、ブッシュクラフト、ULスタイルまで幅広いキャンプスタイルにぴったりの仕様です。
この記事を参考にソロキャンプのフィールドで、フライパンディッシュを使っていただけると嬉しいですね。では、また。
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筆者自らGoProをつかって、ソロキャンプのリアルな映像を撮影しています。ぜひYouTubeも楽しんでください。
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