日本ブッシュクラフト協会(JBA) 認定ブッシュクラフターの ゼロイチキャンプです。この記事は、認定資格を持つ筆者が監修し、執筆まで行っています。
ソロキャンプでは調理をしたり焚き火をしたり、ブッシュクラフトをしたりするなど、さまざまなキャンプシーンにナイフを使います。
アウトドアナイフがあることで食材をカットしたり、ブッシュクラフトしたり多目的ツールとして使うことができたりするなど、ソロキャンプの利便性を向上できます。
ソロキャンプにナイフが1本あるだけで、利便性や快適性を大幅に向上することができる。
ただし、ソロキャンプに必要なナイフには、シースナイフやフォールディングナイフ、マルチツールナイフとよばれる種類があります。
また刃の素材や形状、大きさ、厚みに違いがあるなど、選ぶときにいくつかのポイントがある。
そのため、見た目のデザインや何となくでナイフを選んでしまうと、ソロキャンプの目的に合わなかったりするなど、逆に利便性や快適性を損なうことになる。
失敗しないナイフ選びをすることが、とても大事です。適当にデザインや他人が持っているなど、適当に選ぶことはNGです。
そこで今回のゼロイチキャンプでは、ソロキャンプに必要なナイフについてわかりやすく解説します。アウトドアナイフの種類や選びかた、使いかたまで完全攻略の内容になっています。
この記事を最後まで読んでいただれば、ソロキャンプで失敗しないナイフ選びができる内容になっています。ぜひ、最後までお付き合いください。
この記事を読んでわかること、役立つ情報。
- ソロキャンプに必要なナイフの知識をわかりやすく解説します。
- ソロキャンプでの、ナイフの使いかたを解説します。
- アウトドアナイフを選ぶときの、おすすめポイントを紹介。
- 最新のソロキャンプにおすすめの最強ナイフを紹介。
- ソロキャンプで失敗しないナイフを選ぶことができる。
下の記事では、JBA認定ブッシュクラフターである筆者が監修し、執筆する「これからブッシュクラフトを始める方法」を解説しています。
ソロキャンプのナイフの用途とは。調理やブッシュクラフトができる。
ソロキャンプではナイフを調理に使うことはもちろんですが、その他にもブッシュクラフトしたりロープを切断したり、マルチツールとして使ったりできます。
ソロキャンプはテント設営や調理、焚き火、ブッシュクラフトなど、すべてのことを1人でやらなければいけません。
またソロキャンプにはツーリングやバックパックキャンプ、ブッシュクラフト、ULキャンプなど、さまざまなキャンプスタイルがあります。
アウトドアナイフはすべてのキャンプスタイルや、キャンプシーンに最適なキャンプ道具であり、ナイフが1本あるだけで利便性や快適性を向上することができます。
アウトドアナイフがあれば、ソロキャンプをより充実に楽しくすることができる。
アウトドアナイフは、調理ができる。
ソロキャンプの楽しみに、本格的なアウトドア調理と答える方も多い。アウトドアナイフがあれば、食材をカットしたりできます。
包丁は食材を切ったりするには大変便利ですが、ブッシュクラフトしたりバトニングしたりすることはできません。したとしても、すぐに刃が欠けたり折れたりしてしまう。
アウトドアナイフであれば調理もブッシュクラフトも、なんでもできる。この利便性の高さこそが、アウトドアナイフの魅力です。
またアウトドアナイフは軽量でコンパクトなものが多く、携行性と収納性に優れていることもメリットにあります。
アウトドアナイフには、頑丈で切れ味の良いナイフがあります。鶏肉や牛肉、魚の骨でも切断でき、調理の幅を広げることができる。
アウトドアナイフは機能性や携行性、収納性に優れています。多目的に使うことができるメリットがある。
【まとめ記事】下の記事では、初心者向けソロキャンプやブッシュクラフトに必要な調理器具をわかりやすく解説しています。ぜひ、こちらチェックしてください。
アウトドアナイフは、ブッシュクラフトができる。
アウトドアナイフがあれば、木や薪をつかってブッシュクラフトをすることができる。ブッシュクラフトはソロキャンプの快適性や利便性、携行性などを向上できるテクニック。
ブッシュクラフトとは、山や森など自然環境の中における「生活の知恵」の総称のこと。ブッシュクラフトは自然で生きていくための、技術や行動を身につけることを目的とする。
Bush(ブッシュ)は英語で「茂み」を意味し、Craft(クラフト)は英語で工作を意味しますので、ブッシュクラフトは、2つの言葉を合わせた造語になる。
ナイフをつかったブッシュクラフトでは、バトニングしたりフェザースティックや小さいものをクラフトしたりできます。
ブッシュクラフトにアウトドアナイフは欠かせません。バトニングにフェザースティック、ペグ、箸など、クラフトできる。
下の記事では、ブッシュクラフトにおすすめのアウトドア用ノコギリを特集しています。ナイフとノコギリをセットで使うことで、利便性を大幅に向上できる。
アウトドアナイフは、ロープや植物のツタを切断できる。
ソロキャンプでは、テントやタープの設営にロープを使用します。またブッシュクラフトや野営では、ロープの代わりに植物のツタを代用することもある。
ソロキャンプやブッシュクラフト、野営では、ロープを使う機会が多い。
とくに、テントやタープの設営ではロープを使用するため、ロープの長さを切断したりするときにアウトドアナイフが便利。
パラコードなど、包丁では切断がむずかしい素材でも、アウトドアナイフは簡単に切ることができます。
ブッシュクラフトや野営キャンプでは、あえてロープを使用せずに植物のツタやツルを利用することがあります。
植物のツタをテントやタープのロープに代用したり、トライポッドを作るときに結んだりするなど、機能的で耐久性のある植物のツタは便利です。
ただし、植物のツタは硬く切るときに滑ることがあります。このようなキャンプシーンにも、頑強で刃が厚いアウトドアナイフであれば、簡単にツタを切断できます。
植物のツタを使うことは、熟練のブッシュクラフターでも難しい。まずは、ロープワークを覚えたりすることが大切です。
下の記事では、ソロキャンプに必須のロープワークを解説しています。もやい結びや自在結びなど、役立つ情報となっています。
【ソロキャンプ】失敗しないナイフの選びかたを解説。
ソロキャンプ向けのアウトドアナイフを選ぶときにはキャンプスタイルや目的、移動手段に合わせて選択することが大切になる。
一般的にアウトドアナイフにはシースナイフやフォールディングナイフ、マルチツールナイフがあります。
またナイフを選ぶときには刃の素材や長さ、厚み、ハンドル、タング、グラインドなど、ナイフの性能に関わる大切なポイントがあります。
そのためアウトドアナイフを適当に選んだり、見た目の良さで選んだりしてしまうと、結果的にキャンプスタイルや目的に合わないナイフを選ぶことになってしまう。
ナイフを選ぶときには、これから紹介する6つのポイントを押さえることが大切です。
ソロキャンプ用のアウトドアナイフを選ぶときには、目的と移動手段にあったものが必要となる。
アウトドアナイフを選ぶときの6つのポイント。
- アウトドアナイフの種類を解説。
- アウトドアナイフのパーツ名称を覚えよう。
- タングとは。ハンドル内にあるブレードの鋼材のこと。
- グラインドとは。ブレード(刃)の形状のこと。
- アウトドアナイフに使われる刃の素材、刃の長さ、刃厚とは。
- アウトドアナイフに使われる、グリップ素材とフィット感とは。
アウトドアナイフの種類について。
一般的にソロキャンプで使うアウトドアナイフにはシースナイフやフォールディングナイフ、マルチツールナイフとよばれる種類があります。
アウトドアナイフの種類によって機能性や耐久性、携行性、収納性、利便性など、さまざまな性能が異なります。
そのためソロキャンプ向けのナイフを選ぶときにはキャンプスタイルやソロキャンプの目的、移動手段に合わせて選択することが大切となる。
ソロキャンプにはツーリングやブッシュクラフト、野営、ULキャンプなど、さまざまなキャンプスタイルがある。
ソロキャンプの目的にも調理や焚き火、ブッシュクラフト、軽量化など、キャンパーによって目的が異なる。
アウトドアナイフの種類とは。
- シースナイフ
- フォールディングナイフ
- マルチツールナイフ
シースナイフ
シースナイフとは、刃を収納するためのケースが付属されているナイフのことをいう。Sheath Knife(シースナイフ)の「Sheath」とは、日本語で鞘(さや)を意味する。
シースナイフはブレード(刃)とハンドルが一体化されているため、他のナイフと比較すると耐久性や耐衝撃性に優れ、頑強な仕様を誇る。
そのためシースナイフはソロキャンプをはじめ、ブッシュクラフトや野営、サバイバル、釣り、狩猟など、多目的なアウトドアで活躍する。
シースナイフはバトニングやチョッピングなど、力のいるブッシュクラフトに最適。
フォールディングナイフ
出典:UPI
フォールディングナイフは折りたたみ式を採用しているため、ブレード(刃)をハンドルに収納できるナイフのことをいいます。
フォールディングナイフは軽量でコンパクトである形状を生かし、持ち運びや収納に便利な仕様となる。とくに、バックパックキャンプやツーリング、ULキャンプなど、軽量化を目指すソロキャンパ―におすすめです。
また機能的で操作性、快適性に優れるフォールディングナイフは、本格的なアウトドア調理からフェザースティック、簡単なブッシュクラフトなど、多目的に使うことができる。
フォールディングナイフにはロック機能が付いているため、安全に使用したり持ち運びしたりできる。
フォールディングナイフは、シースナイフの予備にもおすすめ。またシースナイフと使い分けたりしても良い。
マルチツールナイフ
マルチツールナイフは別名で、アーミーナイフや十徳ナイフともよばれており、複数の機能を備えたナイフのことをいいます。
マルチツールナイフの機能にはナイフのほかにハサミやドライバー、プライヤー、缶切り、スクリューなど、多機能を備えています。
マルチツールナイフはシースナイフやフォールディングナイフと比較すると、切れ味や耐久性は劣りますが、利便性や携行性、収納性に優れています。
また、マルチツールナイフはアウトドアのほかに、緊急時や防災用としても便利となっている。
マルチツールナイフは多機能で携行性、収納性に優れているためサブナイフにもおすすめです。
アウトドアナイフのパーツ名称を覚えよう。
ナイフパーツの名称を覚えることで、より専門的で深いナイフの知識を得ることができます。ここから先の解説にはナイフパーツの名称が出てくるため、しっかりと覚えましょう。
アウトドアショップやネットでナイフを購入するときにも、ナイフのパーツ名称は必ずといっていいほど使われています。
ナイフのパーツ名称を覚えることは、失敗しないナイフ選びへの第一歩です。
アウトドアナイフのパーツの名称を覚えると、ナイフがとても楽しいキャンプ道具になります。
ブレード | ナイフに使われる、刃の全体の総称になります。 |
エッジ | 物を切るための鋭利な部分。研削した形状をグラインドという。 |
スパイン(背) | ブレードの背にあたる部分のことをいいます。スパインにはエッジがありません。 |
ハンドル(グリップ) | ハンドルやグリップ、柄(つか)とよばれており、ナイフの持ち手部分のことを指す。ハンドルは、ナイフの操作性やグリップ性能に関係する。 |
タング | ブレードとハンドルをつなぐ構造のことをいいます。タングにはいくつかの形状があり、耐久性や耐衝撃性、安定性、軽量性など、ナイフ選びにおける重要な部分となる。 |
タングとは。ハンドル内にあるブレード鋼材のこと。
タングとはハンドル内に納まっている、ブレード鋼材のことをいいます。タングは形状によって耐久性や耐衝撃性、機能性、軽量性など、性能や重量に違いがある。
アウトドアナイフにはフルタングやハーフタング、ナロータング、コンシールドタングなど、いくつかの種類があります。
またタングによって耐久性や耐衝撃性、機能性、軽量性など、性能や重量に違いがあるため、アウトドアナイフを使用する目的にあわせた選択が必要になります。
ソロキャンプの目的には本格的なアウトドア調理や焚き火、バトニング、ブッシュクラフト、ロープの切断など、ソロキャンパーによって異なる。
タングはアウトドアナイフを選ぶときの、重要ポイントです。ソロキャンプの目的にあった、タングを選びましょう。
アウトドアナイフのタングについて。
- フルタング
- ハーフタング
- コンシールドタング
- ナロータング
フルタング
フルタングはブレードに使われる鋼材が、ハンドルの末端まである構造のことをいいます。フルタングは耐久性や耐衝撃性など、タングのなかでいちばん剛性である。
フルタングはブレードとハンドルが一体化しているため、非常に耐久性や耐衝撃性、剛性に優れるタングとなる。
そのため、フルタングはバトニングやチョッピングなど、強度の高いブッシュクラフトに最適です。またフェザースティックや調理を楽しむこともできる。
フルタングは最強のアウトドアナイフです。頑強でねじれにも強く、ハードなブッシュクラフトを楽しめる。
ただし、フルタングは他のタングと比較すると、ブレード鋼材を使う量が多いためとても重量があります。そのため、携行性と収納性は下がります。
また上の写真のようにハンドルからブレード鋼材が剥きだしとなっているため、ハンドルを中心としてサビやすいこともデメリットにある。
フルタングはハンドルからブレード鋼材が露出しているため、露出部分から錆びることがある。使用後のメンテナンスが大事。
下の記事ではブッシュクラフトにおすすめ”最強のフルタングナイフ”を紹介しています。バトニングやチョッピングなど武骨なキャンプ用のナイフを探している方にみてほしい。
ハーフフルタング
ハーフタングはブレードに使われる鋼材が、フルタングのおよそ半分にしたタングのことをいいます。
ハーフタングはフルタングほどの剛性はありませんが、それでもナロータングやコンシールドタングと比較すると、耐久性や耐衝撃性に優れます。
そのため、ハーフタングは比較的軽量で耐久性や耐衝撃性、操作性、携行性など、バランスの良いタングとなっています。
ハーフタングはフルタングの剛性を残しつつ、操作性や携行性に優れるバランスの良いタングとなる。
コンシールドタング
コンシールドタングはハンドル内のブレード鋼材をうすく削り。左右のハンドル材によって、ブレード鋼材を挟み込む形状となる。そのため、ブレード鋼材がハンドル内に完全に収まり、外部からは見えない。
コンシールドタングは軽量で操作性、快適性、収納性に優れる特徴があります。そのため、調理やフェザースティックなど、強度の小さいブッシュクラフトにおすすめ。
またコンシールドタングはハンドル内にブレード鋼材が完全に収まっているため、ハンドル部分のブレード鋼材が錆びないこともメリットにある。
コンシールドタングはハンドル内にタングが収まっているため、錆びにくくメンテナンスが少なくて済む。
ナロータング
ナロータングはハンドル内に穴をあけて、ブレード鋼材であるタングを差し込みます。タングを固定するときには、ネジやエポキシ系樹脂をつかい固定する方法がある。
ナロータングは、軽量で操作性、耐久性、携行性など、バランスに優れた特徴があります。そのため調理やフェザースティックなど、強度の小さいブッシュクラフトにおすすめ。
ナロータングは別名で、マウステールタングともよばれています。諸説あるが、ねずみのしっぽにタングが似ていることから由来されている。
ナロータングは人気ナイフメーカー「モーラナイフ」のコンパニオンに採用されています。
下の記事では、大人気ナイフ『モーラナイフのコンパニオン』を特集しています。コンパニオンについては、この記事を参考にしてください。
グラインドとは。ブレード(刃)の断面形状のこと。
グラインドとは、ナイフのブレード(刃)の形状のことをいいます。グラインドは先述した、タングと同じくらいナイフを選ぶときの重要ポイントです。
グラインドの違いには調理に適していたり、薪を割ったり削るなどアウトドアに適していたり、または両方の性能をバランスをよく備えていたりするなど、グラインドの形状によって異なります。
またグラインドの形状によって耐久性や切れ味、切れ方、操作性、使い心地、メンテナンスなど、多くの違いがあります。
そのためアウトドアナイフを選ぶときには、使う目的やキャンプスタイルにあわせてグラインドを選択することが大切となる。
グラインドはナイフの刃を、千歳あめのように輪切りにしたと仮定し、カットされた断面の形状といえばわかりやすい。
グラインドは、ソロキャンプの目的によって選ぶベースが決まってくる。
ベベルについて。
Bevel(ベベル)とは、日本語で「傾斜」を意味します。アウトドアナイフではベベルのことを、スパインからエッジに向けた傾斜を指します。
このあとグラインドの解説をするにあたり、刃の性能に関わる「ベベル」という用語がでてきます。
ベベルはグラインドの形状によって、シングルベベルとセカンダリーベベルがあり、傾斜の角度や数が異なります。
またシングルベベルとセカンダリーベベルでは耐久性や切れ味、耐衝撃性、操作性などにちがいがあります。
セカンダリーベベルは、別名マイクロベベルや糸刃、糸小刃ともよばれている。
セカンダリーベベルは、刃先1㎜ほどに付いている小刃のことを指します。セカンダリーベベルの利点には、刃のチップや方つぶれを防ぎ、耐久性が向上します。
また刃を研ぎなおすときもセカンダリーベベルが付いていることで、シングルベベルと比較すると簡単に研ぎなおしができます。
刃を研ぐときはシングルベベルとセカンダリーベベルでは、メンテナンスの難易度や時間が異なります。
セカンダリーベベルの刃を研ぎなおすときは、刃先1㎜以下を研ぐだけなので時短ができます。
セカンダリーベベルの刃を研ぐときは、刃先1㎜以下を研ぐため、慣れるのに練習が必要です。
アウトドアナイフのグラインドの種類。
- ホローグラインド
- フラットグラインド
- スカンジグラインド
- チゼルグラインド
- コンベックスグラインド
下の記事では、ナイフの刃を研ぐ方法やコツを完全解説しています。ナイフの刃が欠けたり切れ味が落ちたり、サビたときは研ぐ必要があります。
ホローグラインド
ホローグラインドはブレードの断面が、刃の途中から先端に向かって曲線を描きながら薄くなっている形状のことをいいます。
調理を目的とするナイフはホローグラインドを採用することが多く、繊細で精密な作業ができる特徴があります。
ホローグラインドは切れ味の鋭いベベルを生かし、調理やフェザースティック、ロープの切断など、強度の低いブッシュクラフトに向いています。
そのためホローグラインドでバトニングやチョッピングなど、強度の高いブッシュクラフトをすると、刃がチップ(欠け)したり折れたりすることになる。
ホローグラインドは、アウトドア調理を目的とするソロキャンパーにおすすめです。
ホローグラインドのブレード(刃)には、セカンダリーベベルが付いています。
そのため、ホローグラインドの刃を研ぎなおすときは、セカンダリーベベルである刃先1㎜以下を研ぎます。研ぐのに慣れるまで練習が必要ですが、慣れてしまうと簡単で時短ができます。
フラットグラインド
フラットグラインドは、ブレードの断面をみるとV字型になっている。スパイン(背)から刃先に向かってストレートになっている特徴があります。
フラットグラインドはブレードの厚みもあり、耐久性や耐衝撃性、切れ味、重量などバランスに優れている。
そのためフラットグラインドは、バトニングやチョッピングなど強度の高いブッシュクラフトからフェザースティックまで、ユーティリティに富んだクラフトを楽しめる。
フラットグラインドは刃厚が太いため、耐久性や耐衝撃性に優れている。
フラットグラインドのブレード(刃)には、セカンダリーベベルが付いています。
そのため、フラットグラインドの刃を研ぎなおすときは、セカンダリーベベルである刃先1㎜以下を研ぎます。研ぐのに慣れるまで練習が必要ですが、慣れてしまうと簡単で時短ができます。
スカンジグラインド
スカンジグラインドとは、ブレードの1/2~1/3あたりから、先端に向かって研削した形状のことをいいます。
スウェーデンとノルウェー、デンマークの北欧3ヶ国をスカンジナビア地方とよび、スカンジグラインドはこれらの地方で発展したことから、その名がつけられたといわれている。
スカンジグラインドはブレードの厚みを維持しつつ、フラットなベベルによる切れ味の良さが魅力にあります。
そのため耐久性と切れ味を生かしたスカンジグラインドは調理やブッシュクラフト、バトニング、ロープの切断など、すべてのキャンプシーンで活躍できる。
スカンジグラインドは、ブッシュクラフトから調理までこなせる万能性が魅力にある。
スカンジグラインドはシングルベベルとなっているため、刃を研ぎなおすときは傾斜であるベベルを中心に研ぐ必要があります。
スカンジグラインドは砥石をつかって研ぐときも、ベベルの形状が大きく安定しているため比較的に簡単なことがメリットにあります。
スカンジグラインドはベベルの形状が平面のため、砥石をつかって研ぎやすいことから、初心者にもおすすめです。
チゼルグラインド
チゼルグラインドとは、片方のベベルだけを研削した形状のことをいいます。チゼルグラインドのように、片方の面だけ研削したものを片刃とよび、両面を研削したものを両刃という。
チゼルグラインドは片側にベベルを形成されているため、耐久性や剛性があります。また片刃の特徴を生かし、木を削るのに適した形状となる。
ただし、チゼルグラインドを扱うときには注意が必要で、利き手によって使用する刃の付く方向が異なります。
チゼルグラインドのチゼルとは、日本語で鑿(のみ)を意味します。
鑿(のみ)や木工用ナイフは、片刃になっているため、木を削るのに適している。学校の授業で木工用ナイフを使って、えんぴつを削った経験があるのではないだろうか。
チゼルグラインドはシングルベベルとなっているため、刃を研ぎなおすときは傾斜であるベベルを中心に研ぐ必要があります。
チゼルグラインドは砥石をつかって研ぐときも、ベベルの形状が大きく安定しているため比較的に簡単なことがメリットにあります。
コンベックスグラインド
コンベックスグラインドは、別名「ハマグリ刃」ともよばれており、ブレードの断面が外に膨らんでいる形状のことをいいます。
コンベックスグラインドは背から刃先に向かってカーブを描き、ベベルを形成している。またコンベックスグラインドは耐久性と切れ味のバランスがよく、重量のあるブレードとなっています。
そのためコンベックスグラインドはバトニングやチョッピングなど、強度の高いのブッシュクラフトにおすすめです。
コンベックスグラインドは手斧や鉈(なた)にも採用されている。耐久性のある刃は、薪割りにおすすめとなる。
コンベックスグラインドはシングルベベルとなっているため、刃を研ぎなおすときは傾斜であるベベルを中心に研ぐ必要があります。
コンベックスグラインドは砥石をつかって研ぐときも、ベベルの形状が大きく安定しているため比較的に簡単なことがメリットにあります。
下の記事では、ソロキャンプとブッシュクラフトに最強の手斧を特集しています。手斧のブレードはコンベックスグラインドを採用することが多い。
アウトドアナイフに使われる刃の素材、刃の長さ、刃厚を解説。
アウトドアナイフを選ぶときには、ブレード(刃)に使われている素材や長さ、刃厚を確認しましょう。
ブレード(刃)に使われる素材や長さ、刃厚のちがいには操作性や切れ味、耐久性、耐食性(サビに強い)、軽量性などが異なります。
一般的にアウトドアナイフのブレード素材にはステンレスやカーボンが使われています。 また刃の長さと刃厚は、シースナイフやフォールディングナイフ、マルチツールなど、種類や用途によって変化する。
ソロキャンプの目的にあった適切なブレードを選択することが大切になります。
【アウトドアナイフ】ブレード(刃)の素材について。
一般的にアウトドアナイフのブレードに使われる素材には、ステンレススチールとカーボンスチールがあります。
ナイフのブレード素材によって耐久性や耐衝撃性、切れ味、耐食性、重量にちがいがあるため、ソロキャンプの目的に合わせた選択が必要となる。
後ほど、紹介する素材にH-1という鋼材使われているものがある。稀ではあるが、H-1鋼材についても解説したい。
とくにブレードの素材は、メンテナンスに関わる重要ポイント。ナイフの購入前にチェックしよう。
下の記事では、ソロキャンプ向けの鉈(ナタ)について特集しています。鉈のブレード素材にも、ナイフと同じ素材が使われている。
ステンレス
ステンレススチールは、耐久性や耐食性(サビに強い)に優れます。
そのため他の鋼材と比較すると、ステンレスは水に強く錆びにくい素材のため、とても扱いやすいメリットがあります。
ステンレススチールは比較的やわらかい鋼材のため、チップとよばれる刃こぼれをしやすいことがあります。しかし、やわらかい特徴を生かし研ぎやすいため、初心者にも安心して使える鋼材となる。
ステンレススチールは初心者にも安心して使うことができるため、多くのアウトドアナイフに使われる素材である。
カーボンスチール
カーボンスチールは硬度が高く、切れ味に優れる素材となる。
ステンレスと比較すると、カーボンスチールは刃の保持力を高く維持できるメリットがあります。とくにブッシュクラフトをするうえで、刃の保持力は大切です。
カーボンスチールは比較的やわらかい素材ですので、刃を研ぎやすくメンテナンスがしやすいことが魅力にあります。こまめにメンテナンスをする方であれば、硬度と切れ味に優れるカーボンスチールはおすすめです。
ただし、カーボンスチールのデメリットとして水や湿気に弱く、サビやすいことがあげられます。
カーボンスチールを素材とするアウトドアナイフは、ステンレス製のナイフと比較するとメンテナンスの重要度が大事になる。とくに使用後はオイルを塗布したり、乾燥のある保管環境が大切となります。
カーボンスチール製のナイフは、水に弱く錆びやすい。こまめなメンテナンスが必要となります。
下の記事では、カーボンスチール刃を採用した最強のフルタングナイフとうたわれるKA-BARのベッカーBK2をレビューしています。バトニングやチョッピングなど、ハードなブッシュクラフトにおすすめ!
H-1
H-1鋼材は、錆びないをテーマに開発されたステンレスのことをいいます。
H-1鋼材は防錆性が非常に高く、海水に数か月浸しても錆びが確認できないといわれています。またH-1鋼材は硬度も高く、耐摩擦性に優れています。
そのためH-1鋼材はソロキャンプや釣り、カヌー、カヤックなど、水辺のアウトドアに最適となっている。
H-1はサビの発生を抑えることができるので、刃物油を塗ったりメンテナンスの手間を軽減できます。ただし、一般的なステンレスと比較すると、やや強度が劣ることがデメリットにあげられます。
H-1鋼材は、錆びないをテーマに開発されたステンレス。メンテナンスが苦手なかたには、とてもおすすめの素材です。
アウトドアナイフのブレード(刃)の長さについて。
アウトドアナイフは、種類や製品によってブレードの長さが異なります。一般的なアウトドア用にナイフを選ぶ場合は、刃の長さ70㎜~140㎜ほどがおすすめとなる。
アウトドアナイフはブレード(刃)の長さによって操作性や耐久性、携行性、重量などにちがいがあります。
またシースナイフやフォールディングナイフ、マルチツールナイフなど、アウトドアナイフの種類によっても刃の長さが違うことがある。
ナイフのブレードの長さは、操作性や使い心地に関係がある。
ブレードの短いナイフは軽量でコンパクトなため操作性や携行性、収納性に優れます。そのため、調理やフェザースティックなど、強度の小さいブッシュクラフトにおすすめです。
とくに機能性を重視するマルチツールナイフや、携行性と収納性に優れたフォールディングナイフでは短いブレードを採用することが多い。
シースナイフなど、ブレードの長いナイフは耐久性や切れ味、重量を生かしバトニングやチョッピングなど、強度の高いブッシュクラフトに適しています。
ただし、ブレードの長いナイフは取り扱いが難しいことがあるため、初心者は注意が必要です。
また、シースナイフは重量があるため、携行性と収納性が下がることがあります。
強度の高いブッシュクラフトは、切れ味が落ちるのも早い。よりメンテナンスが重要となる。
ブレード(刃)の厚み
アウトドアナイフは、ブレード(刃)の厚みによって耐久性や耐衝撃性、操作性、重量などにちがいがあります。ソロキャンプの目的にあわせて、適切な刃の厚みを選ぶことが大切になる。
刃厚が厚いアウトドアナイフは耐久性や耐衝撃性に優れるため、バトニングやチョッピングなど、強度の高いブッシュクラフトにおすすめです。
ただし、刃厚が厚すぎると調理や繊細なブッシュクラフトに不向きな面もあります。また刃の厚みに比例して、重量も重くなり、携行性と収納性を下げることになるので注意しましょう。
ナイフでバトニングをするときは、刃厚3㎜以上を目安に選ぶことをおすすめします。
アウトドアナイフの刃厚が薄いほど操作性や切れ味、軽量性に優れているため、調理やフェザースティックなど、繊細な作業に向いています。
ただし、刃厚の薄いアウトドアナイフは耐久性や耐衝撃性に弱いため、バトニングやチョッピングをすると刃がチップしたり、最悪の場合に折れてしまうこともある。
刃厚の薄いナイフでバトニングをすると、刃が折れることもある。ケガの原因になるため、注意しましょう。
下の記事では、ソロキャンプ向けのまな板やカッティングボードを特集しています。ナイフとまな板はセットで使いたい。
アウトドアナイフに使われる、グリップ(ハンドル)素材とフィット感とは。
アウトドアナイフを実際に使うときに大切になることが、操作性や使い心地になる。ナイフのハンドル素材と形状は、操作性と使い心地に関係するポイントです。
一般的にアウトドアナイフのハンドル素材には木製やラバー、樹脂などが使われています。
またハンドルの形状や大きさはナイフによって異なるため、自分の手のサイズやフィット感にあわせた選択が必要となる。
ナイルのハンドル素材は、グリップ性やフィット性、耐久性、耐水性、軽量性などに関わる。
木製のハンドル(グリップ)について。
木製のハンドルは、自然の風合いや美しいデザインが特徴にあります。木製のハンドルは長年使用していると、色があせたり黒ずんできたりしますが、アウトドアでは経年劣化として楽しめる。
また木製のハンドルは手に馴染みやすく、操作性やフィット感に優れています。木製のハンドルはグリップ力もあるので、軽快なブッシュクラフトができる。
木製のハンドルは木目や木によってそれぞれデザインが異なり、唯一無二の自分だけナイフとなる。
下の記事では、ソロキャンプ向けのULテーブルを特集しています。ULテーブルはアウトドアナイフとの相性抜群で、ソロキャンプにぴったり。
ラバーハンドル(グリップ)について。
ラバーハンドルは木製や樹脂ハンドルと比較すると、いちばんグリップ力に優れます。ハンドルには凹凸やエンボス加工が施されているため、抜群のグリップ力とフィット性を実現する。
またラバーハンドルは耐衝撃性と耐久性、耐水性にも優れた特徴があるため、水に濡れた状態でも安定して使うことができます。
ラバー素材のハンドルは滑りにくいため、刃物によるケガを軽減することができる。
アウトドアナイフのなかには、上の画像のようにブレードとハンドルの間に”ヒルト”が備わっているものがある。
ヒルトはナイフを操作しているときに、手がブレード(刃)に滑るのを防止してくれます。ヒルトが備わっているナイフはケガを軽減してくれるので、とくに初心者には安心です。
ヒルトは指や手のケガを防いでくれるだけでなく、ナイフの操作性やフィット性を向上できる。
樹脂素材のハンドル(グリップ)について。
樹脂製のハンドルは軽量で耐久性、耐食性、耐水性に優れています。
また樹脂製のハンドルは生産性が高いため、商品のコストダウンが見込めるメリットがあります。
ただし、樹脂製のハンドルは汗や水に濡れた状態だと滑りやすいというデメリットがあります。グリップ力と操作性では、木製やラバーハンドルに軍配が上がる。
樹脂製のハンドルでも、革や耐熱グローブを使用すれば安定したグリップ力で快適に楽しめます。
下の記事では、刃物や焚き火をするときに重宝する耐熱グローブを特集しています。耐熱グローブはケガや火傷から守ってくれる。
ソロキャンプにおすすめのシースナイフ
MORAKNIV/モーラナイフ 【コンパニオン (S) ステンレス】
■シースナイフ
出典:UPI
モーラナイフのコンパニオン(S)のブレードには、スウェーデンの高品質ステンレススチールを採用。刃厚は約2.5㎜、刃の長さは104㎜(全長219㎜)と使いやすいサイズになっている。
コンパニオン(S)のブレード形状は、北欧らしいスカンジグラインドを採用。またナロータングモデルにとなっているため、調理やフェザースティックなど、強度の低いブッシュクラフトにおすすめです。
モーラナイフのコンパニオン(S)はTPEラバーハンドルを採用し、力強いグリップ力とフィット感を実装する。ラバーハンドルは滑りづらく、水や雨に濡れても安定した使い心地を実現しています。
コンパニオンはラバーハンドルを採用しているので、フィット感抜群となる。調理やフェザースティックなど、安定感があり快適にできる。
メーカー | MORAKNIV モーラナイフ |
品名 | コンパニオン |
ナイフの種類 | シースナイフ |
ブレード | ステンレススチール |
タング | ナロータング ※海外の公式HPによる推測 |
グラインド | スカンジグラインド |
刃厚 | 約2.5mm |
刃の長さ | 約104mm |
MORAKNIV/モーラナイフ 【ガーバーグ ブラックブレード マルチマウント】
■シースナイフ
出典:UPI
モーラナイフ初のフルタングを採用した「ガーバーグ ブラックブレード マルチマウント」は、バトニングやチョッピング、フェザースティックなど、本格的なブッシュクラフトを楽しむことができるシースナイフ。
ガーバーグ ブラックブレード マルチマウントのブレードには、刃厚3.2mmの高品質なカーボンスチールを採用。またブレードには、DLCコーティングを施してあるため、通常よりサビにくい仕様になります。
ガーバーグ ブラックブレード マルチマウントの刃の長さは約109㎜、全長は約229㎜(重量ナイフ本体170g)となっており、刃の形状は北欧らしいスカンジグラインドを採用しています。
ガーバーグ ブラックブレード マルチマウントは耐久性と操作性、機能性、携行性を兼ね備えたフルタングナイフ。
出典:UPI
シース(さや)には、ベルクロループを付属しているため、MOLLEシステムに装備することができる。バックパックのショルダーベルトや様々なところに取り付けることができ、利便性を向上できる。
ガーバーグ ブラックブレード マルチマウントは、過酷な環境下に最適なシースナイフ。ブッシュクラフトを思う存分、楽しむことができる。
出典:UPI
モーラナイフのガーバーグ ブラックブレード マルチマウントのハンドル素材には、耐久性や耐水性、耐食性に優れたポリアミド樹脂が使われています。
ガーバーグ ブラックブレード マルチマウントは過酷な状況下に最適な仕様を誇り、まさにソロキャンプやブッシュクラフトにおすすめとなります。
メーカー | MORAKNIV モーラナイフ |
品名 | ガーバーグ ブラックブレード マルチマウント |
ナイフの種類 | シースナイフ |
ブレード | カーボンスチール(ブラックコーティング) |
タング | フルタング |
グラインド | スカンジグラインド |
刃厚 | 約3.2mm |
刃の長さ | 約109mm |
HELLE/ヘレ ナイフ 【DIDI GALGALU/ディディ ガルガル】
■シースナイフ
出典:UPI
ヘレのディディ ガルガルのブレードには、耐久性&耐食性に優れた”Sandvik 14C28Nステンレス”を採用。ブッシュクラフトから本格的なアウトドア調理まで、幅広く楽しむことができるフルタングのシースナイフ。
ディディ ガルガルは、北欧らしい伝統的なスカンジグラインドを採用。刃厚は3.0㎜、刃長は129㎜、柄長120㎜(重量約198g)となっています。
ハンドルの素材には、美しい木目が特徴的な”カーリーバーチ”を採用、ひとつひとつの木目が異なるデザイン性を楽しめる。
ヘレのディディ ガルガルは耐久性やサビに強く、機能性、デザイン性に優れた最上級品質のシースナイフに仕上がっています。
ヘレのディディ ガルガルのハンドルは、少し大きめの仕様になっており、手のサイズが平均~大き目の人におすすめです。
メーカー | HELLE ヘレナイフ |
品名 | DIDI GALGALU ディディ ガルガル |
ナイフの種類 | シースナイフ |
ブレード | ステンレススチール (Sandvik 14C28N) |
タング | フルタング |
グラインド | スカンジグラインド |
刃厚 | 3.0㎜ |
刃の長さ | 129㎜ |
HELLE/ヘレ ナイフ 【TEMAGAMI/ テマガミ】
■シースナイフ
出典:Amazon
ヘレのテマガミのブレードには、 強度と耐久性を誇る”Sandvik14C28Nステンレス”を採用。
スパインの背部にはエッジが備わっているため、メタルマッチで火を熾すことが可能。まさにブッシュクラフト向けのシースナイフとなる。
テマガミのブレードは、北欧らしいスカンジグラインドを採用。刃厚は3.0㎜、刃長は110㎜、柄長120㎜(重量155g)と軽量感を持ちつつ、耐久性のある仕上がりとなる。
テマガミのハンドルの素材には、美しい木目が特徴的な”カーリーバーチ”を採用。また本革のシース(さや)を付属しているので、携行性と収納性も抜群。
ヘレのテマガミは、ハーフタングを採用。軽量性と耐久性のバランスに優れた仕様を誇る。
北欧らしい高級感のあるデザインに、扱いやすいスカンジグラインドを採用。初心者から上級者まで、愛用できるシースナイフです。
メーカー | HELLE ヘレナイフ |
品名 | TEMAGAMI テマガミ |
ナイフの種類 | シースナイフ |
ブレード | Sandvik14C28Nステンレス |
タング | (ハーフ)フルタング |
グラインド | スカンジグラインド |
刃厚 | 3.0㎜ |
刃の長さ | 110㎜ |
HELLE/ヘレ ナイフ 【UTVAER/ ユートゥベーラ】
■シースナイフ
出典:UPI
ヘレのユートゥベーラのブレードには、完全硬化で刃のしなりがない”Sandvik 12C27ステンレススチール”を採用。切断やカービングなど、ナイフ本来の切れ味を楽しめるため、ブッシュクラフトを思いっきり堪能できる。
ユートゥベーラのブレード形状は、北欧らしいスカンジグラインドを採用。刃厚は3.0㎜、刃長は102㎜、柄長120㎜(重量160g)の仕様になる。
ハンドルの素材には、美しい木目が特徴的な”カーリーバーチ”を採用。また、ユートゥベーラのハンドルは、やや細身となっているため、小~中型の手のサイズに握りやすい。
ヘレのユートゥベーラは耐久性やサビに強く、機能性、デザイン性に優れた最上級品質のシースナイフに仕上がっています。
北欧らしい高級感のあるデザインに、扱いやすいスカンジグラインドを採用。初心者から上級者まで愛用できるシースナイフです。
メーカー | HELLE ヘレナイフ |
品名 | UTVAER ユートゥベーラ |
ナイフの種類 | シースナイフ |
ブレード | ステンレススチール (Sandvik 12C27) |
タング | フルタング |
グラインド | スカンジグラインド |
刃厚 | 3.0㎜ |
刃の長さ | 102㎜ |
HELLE/ヘレ ナイフ 【HARDING/ハーディング】
■シースナイフ
出典:UPI
ヘレのハーディングのブレードには、耐久性と耐食性(サビに強い)に優れたトリプルラミネートステンレススチールを採用しています。
ハーディングのブレード形状は、北欧の伝統的であるスカンジグラインドを採用。刃厚は3.1㎜、刃長は100㎜、柄長110㎜(重量104g)と軽量で耐久性のある仕様となる。
ハーディングは軽量性と操作性、快適性に特徴のあるナロータングを採用。ただし、刃厚は3.1㎜と比較的厚く、耐久性を兼ね備えたシースナイフになる。
ヘレのハーディングは見た目も美しく、機能美あふれるシースナイフです。ソロキャンプに持っていきたくなる1本。
ハンドルの素材には、カーリーバーチ&オーク材を使用したバレル型になっている。そのハンドルは見るだけでも心惹かれる、美しい仕上がりとなる。
またハーディングはヘレのなかでも、コスパに優れる価格になっていることも魅力にある。フルタングナイフと使い分けたり、セカンドナイフとしてもおすすめです。
出典:UPI
メーカー | HELLE ヘレナイフ |
品名 | HARDING ハーディング |
ナイフの種類 | シースナイフ |
ブレード | トリプルラミネートステンレススチール |
タング | ナロータング |
グラインド | スカンジグラインド |
刃厚 | 3.1㎜ |
刃の長さ | 100㎜ |
tent-Mark DESIGNS/テンマクデザイン 【炎斬】
■シースナイフ
テンマクデザインの炎斬のブレードには、錆びないステンレススチール(AUS-8)を採用。メンテンナンスの手間を省けるので、初心者から上級まで安心して使うことができる。
炎斬の刃長さは122㎜、刃厚3.5㎜(全長245㎜)となっています。またブレードはスカンジグラインドを採用する、フルタングナイフとなっています。
そのため、バトニングやフェザースティックなどブッシュクラフトをはじめ、本格的なアウトドア調理まで幅広く楽しむことができる。
テンマクデザインの炎斬は、ソロキャンプを楽しむための機能性や耐久性、デザイン性を兼ね備えたシースナイフになる。
メーカー | tent-Mark DESIGHNS テンマクデザイン |
品名 | 炎斬 |
ナイフの種類 | シースナイフ |
ブレード | AUS-8 ステンレス |
タング | フルタング |
グラインド | スカンジグラインド |
刃厚 | 3.5㎜ |
刃の長さ | 122㎜ |
KELLAM/ケラム 【Wolverine/ウルヴァリン】
■シースナイフ
出典:Amazon
ケラムのウルヴァリンのブレードは高硬度のカーボンスチールを採用し、操作性と携行性に優れるナロータングとなっています。
ウルヴァリンのブレードの刃厚は3.2㎜、刃長は95㎜(全長208㎜)、重量約92gの軽量でコンパクト仕様になっている。
またウルヴァリンのハンドルは木目の美しいカーリーバーチを採用し、よく手に馴染み安定感のある作りとなっている。シースにはフィンランド発祥の伝統的なプーッコナイフである、ベルト付きレザーケースを付属する。
ケラムのウルヴァリンは北欧フィンランドらしいデザインと、機能美溢れる仕様となる。まさに、ソロキャンプに最適なナイフです。
メーカー | KELLAM ケラム |
品名 | Wolverine ウルヴァリン |
ナイフの種類 | シースナイフ |
ブレード | STPカーボンスチール |
タング | ナロータング |
グラインド | スカンジグラインド |
刃厚 | 3.2㎜ |
刃の長さ | 95㎜ |
JOKER/ジョーカー 【Ember/エンバー】
■シースナイフ
出典:Amazon
大人気のJOKERのエンバーに、ファイヤースターター付きのお得なセット。焚き火に欠かすことのできない、バトニングやフェザースティックなど、火起こしを思いっきり楽しむことができるナイフとなる。
JOKERのエンバーのブレードには、硬度と耐食性に優れた”14C28N Sandvik stainless”を採用。サビに強いステンレス鋼となっているため、メンテナンスの手間が省けることもメリットにある。
またエンバーのブレードは刃厚は3.8㎜、刃長は105㎜(全長224㎜)となっている。ブレードの形状は北欧らしいスカンジグラインドを採用し、刃の研ぎなおしも比較的簡単である。
ブッシュクラフトに大人気のJOKERのエンバー。さらにファイヤスターターが付属されている、お得なセットになる。
JOKERのエンバーのハンドル素材には、落ちついた風合いのウォールナットが使われています。またフルタング構造を採用しているため、強度の高い仕様になっている。
エンバーには、収納と携帯に便利なレザーのシース(さや)を付属します。シースはランヤード付きになっているため、利便性に優れています。
ランヤードは、簡単に説明するとナイフストラップです。ハンドルの穴にかけるストラップのことをいいます。
出典:Amazon
JOKERのエンバーには、ハンドル素材に”カーリーバーチ”を採用したモデルがあります。こちらもファイヤースターターが付属されています。
ハンドルは好みによって、ウォールナットもしくわカーリーバーチを選択することができます。
メーカー | JOKER ジョーカー |
品名 | Ember エンバー |
ナイフの種類 | シースナイフ |
ブレード | 14C28N Sandvik stainless |
タング | フルタング |
グラインド | スカンジグラインド |
刃厚 | 3.8㎜ |
刃の長さ | 105㎜ |
さらに、フルタングナイフをお探しのかたは、下の記事をご覧ください。フルタングナイフのみを特集しています。
ソロキャンプにおすすめのフォールディングナイフ
OPINEL/オピネル 【ステンレススチール】
■フォールディングナイフ
1890年フランス、開発者である「ジョセフ・オピネル」によって折りたたみ式ナイフの原型が誕生。オピネルというブランド名は開発者の名前にちなんで名付けられました。130年以上のときを、OPINELは世界中の登山者や冒険家、キャンパー、料理人、有名な芸術家、自然愛好家などに愛されつづけています。
オピネルのステンレススチールは、オピネルを代表する折りたたみ式ナイフとなっています。ブレードの素材は名前にあるとおり、切れ味がよく耐久性に優れたステンレスを使用。
オピネルのステンレススチールは、使用中や持ち運びのときでも刃をしっかりと固定する「ビロブロック」機能を搭載し、安心で安全な仕様となっている。
ソロキャンプの定番折りたたみナイフといえば「オピネル」、携行性や機能性、万能性に優れる。
出典:ハイマウント
錆びに強いステンレス製は、お手入れも簡単な特長がある。
出典:ハイマウント
使用後は、ハンドルを濡らさないように温水と食器用洗剤で洗い、よく乾かします。定期的にメンテナンスオイルを塗布します。
出典:ハイマウント
アウトドアシーンで、調理をするのにステンレススチールは最適なナイフ。
出典:ハイマウント
切れ味に優れた刃は、木を削って箸や串をブッシュクラフトすることができる。
商品名 | ステンレススチールNo.6 | ステンレススチールNo.7 | ステンレススチールNo.8 | ステンレススチールNo.9 | ステンレススチールNo.10 | ステンレススチールNo.12 |
---|---|---|---|---|---|---|
サイズ | 刃渡り約73mm | 刃渡り約80mm | 刃渡り約85mm | 刃渡り約90mm | 刃渡り約100mm | 刃渡り約120mm |
重量 | 約30g | 約36g | 約46g | 約57g | 約75g | 約115g |
商品リンク | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 |
Spyderco/スパイダルコ 【ドラゴンフライ2 ZOME VG-10 グリーン 直刃】
■フォールディングナイフ
出典:Amazon
スパイダルコのドラゴンフライ2 ZOMEのブレードには、耐久性と硬度、切れ味、耐食性に優れたステンレス(VG10)を採用しています。
ドラゴンフライ2の特長でもある「ラウンドホール」は、片手でオープン&クローズができる。またバックロックを搭載しているため、機能性と安全性に優れた仕様を誇る。
スパイダルコのドラゴンフライ2は無骨な見た目とは反対に、機能性や安全性、携行性、収納性に優れているフォールディングナイフです。
出典:Amazon
ドラゴンフライ2のブレードの長さは58㎜、刃厚は2.4㎜(重量約34g)、さらに収納時は、約85㎜と超コンパクトサイズになる。またエッジは、フルフラットグラインドを採用しています。
ドラゴンフライ2のハンドルの素材には、FRNとよばれるガラス繊維強化プラスチックナイロンを採用し、水や汚れに強い仕様となっています。
収納時は、約8.5cmの超コンパクトサイズになる。ソロキャンプのセカンドナイフとしてもおすすめ。
出典:Amazon
メーカー | Spyderco スパイダルコ |
品名 | ドラゴンフライ2 ZOME VG-10 グリーン |
ナイフの種類 | フォールディングナイフ |
ブレード | ステンレス(VG-10) |
グラインド | フルフラットグラインド |
刃厚 | 約2.4mm |
刃の長さ | 58㎜ |
ナイフ重量 | 34g |
Spyderco/スパイダルコ 【パシフィックソルト2 H-1 直刃】
■フォールディングナイフ
出典:Amazon
スパイダルコのパシフィックソルト2 H-1には、海水に数か月浸したままでも錆びが確認されなかった素材『H-1鋼材』を採用しています。
ワンハンドでオープン&クローズができるラウンドホールやバックロックを採用したり、ポケットクリップが付属されたりするなど、機能性や安全性、携行性にすぐれたフォールディングナイフとなる。
パシフィックソルト2のブレードには、H-1鋼材が採用。驚異的にサビに強いためソロキャンプや釣り、カヌー、カヤックなどに最適です。
出典:Amazon
パシフィックソルト2 H-1のブレードの長さは96㎜(全長222㎜)、刃厚は2.9㎜、重量74gとバランスの良いサイズとなっている。エッジはホローグラインドを採用し、調理にベストな仕様となる。
スパイダルコのパシフィックソルト2 H-1のハンドル素材には、FRNとよばれるガラス繊維強化プラスチックナイロンを採用。水や汚れに強いハンドルは、まさにアウトドア向きとなっている。
出典:Amazon
メーカー | Spyderco スパイダルコ |
品名 | パシフィックソルト2 H-1 イエロー |
ナイフの種類 | フォールディングナイフ |
ブレード | H-1 |
グラインド | ホローグラインド |
刃厚 | 約2.9mm |
刃の長さ | 96㎜ |
ナイフ重量 | 74g |
GERBER/ガーバー 【パラフレーム1】
■フォールディングナイフ
出典:Amazon
ガーバーのパラフレーム1には、耐久性と耐食性(サビに強い)に優れた、ステンレスを使用し、ブレードのエッジはフラットグラインドを採用しています。
パラフレーム1の刃の長さは77㎜、刃厚2.3㎜(重量77g)と軽量でコンパクトな仕上がりを実現。また本体にはポケットクリップが付属しているため、携帯の利便性を向上しています。
パラフレーム1は片手で簡単にブレードを開けることができる”デュアルサムスタッド”を搭載し、安全であるフレームロックを実装しています。
ガーバーの定番フォールディングナイフシリーズである「パラフレーム1」コスパに優れた価格設定もウレシイ。
パラフレーム1は、スケルトンハンドルによって超軽量化を実現。重量は約77gと驚異的な数字を誇る。
メーカー | GERBER ガーバー |
品名 | PARAFRAME I パラフレーム1 |
ナイフの種類 | フォールディングナイフ |
ブレード | ステンレス |
グラインド | フラットグラインド |
刃厚 | 2.3㎜ |
刃の長さ | 77㎜ |
ナイフ重量 | 77g |
HELLE/ヘレ ナイフ 【BLEJA/ブレーヤ】
■フォールディングナイフ
出典:UPI
ヘレのブレーヤのブレードには耐久性と耐食性(サビに強い)に優れた、最高級トリプルラミネートステンレススチールを採用。
ブレーヤのブレード形状は、北欧の伝統的であるスカンジグラインドを採用。刃厚は2.7㎜、刃長は85㎜(柄長117mm)となっています。
ブレーヤのハンドルにはロックバックシステムを搭載し、ブレードをしっかりと固定できる。持ち運びや収納時に、安全に携行できる仕様は安心できる。
ヘレのブレーヤはデザインも美しく、機能美あふれるフォールディングナイフ。ソロキャンプやツーリングなどに最適です。
ヘレのブレーヤのハンドル素材には、木目の美しいカーリーバーチを採用し、フィット感と使い心地に優れた設計を実現。
またハンドルには小型のヒルトが備わっているため、誤ってスライドし手や指を切らないようになっている。
メーカー | HELLE ヘレナイフ |
品名 | BLEJA ブレーヤ |
ナイフの種類 | フォールディングナイフ |
ブレード | トリプルラミネートステンレススチール |
グラインド | スカンジグラインド |
刃厚 | 2.7㎜ |
刃の長さ | 85㎜ |
ナイフ重量 | 150g |
ユニフレーム 【ギザ刃 キャンプナイフ】
■フォールディングナイフ
ユニフレームのギザ刃 キャンプナイフは、コスパと機能性に優れた使いやすい日本製のナイフ。フォールティング(折りたたみ式)を採用しており、携行性と収納性も良い。
ユニフレームのギザ刃 キャンプナイフの刃の長さは95㎜(全長220㎜)、重量約38gと軽量でコンパクトな仕上がりとなっています。
またギザ刃 キャンプナイフのブレード素材には、耐久性とサビに強いステンレス刃物鋼(420J2)を採用。ハンドルの素材には、耐久性と耐水性に強いABS樹脂(耐熱温度約60℃)を使用。
ユニフレームのギザ刃 キャンプナイフは、折りたたむと約12cmになる。クッカーにスタッキングできるので、快適に収納できる。
ユニフレームのギザ刃 キャンプナイフは肉や魚、野菜、くだものを切ることができたり、ギザ刃の部分ではロープや植物のツタなど、繊維質を切断できたりする万能性を持つ。
出典:UNIFLAME
ユニフレームのギザ刃 キャンプナイフは肉や魚、野菜、くだものなど、アウトドア調理で活躍する。
出典:UNIFLAME
ギザ刃の部分は、ロープや植物のツタなど繊維質を切るときに便利になる。まさに、万能性に優れた仕様はソロキャンプ向き。
出典:UNIFLAME
ギザ刃 キャンプナイフはフォールディングタイプとなっており、収納時はわずか約12cmと、とてもコンパクトになる。
ソロキャンプにおすすめのマルチツールナイフ
Victorinox/ビクトリノックス 【クラシックSD】
■マルチツールナイフ
出典:Victorinox
ビクトリノックス・クラシックSDは、アウトドアから日常使いまで幅広く使うことができます。また豊富なカラーバリエーションにより、アクセサリーとしても魅力的となる。
クラシックSDは、手のひらのなかに納まるほど、コンパクトなマルチツールナイフ。重量は21gと超軽量なため、ソロキャンプやツーリング、登山など、すべてのアウトドアにおすすめです。
筆者もキーアクセサリーとして持ち歩いています。ソロキャンプではランタンのマントルやオイル芯をカットしたり、とても便利なナイフです。
出典:Victorinox
ビクトリノックスは、創立者であるカール・エルズナーにより、1884年スイスのスイス シュヴィーツ州イーバッハにワークショップを開設したところから歴史は始まる。
現在では、マルチツールナイフといえばVictorinoxといわれるほど、その品質と機能性は世界中で評価を得ています。
Victorinox/ビクトリノックス 【レンジャーグリップ55 オニキスブラック】
■マルチツールナイフ
出典:Victorinox
ビクトリノックス・レンジャーグリップ55 オニキスブラックは、12の機能を持つスイス製マルチツールナイフとなります。
ビクトリノックス・レンジャーグリップ55 オニキスブラックは、ポリスペクトラルの特別加工を施したブラックのモノクローム仕上げになる。
ポリスペクトラルとは、ステンレスの表面にクローム・オキサイドを塗り重ねる技術のことをいいます。
ビクトリノックス・レンジャーグリップ55 オニキスブラックの収納サイズは、13㎝×2.2㎝(重量166g)となります。軽量でコンパクトスリムな形状は、ソロキャンプやツーリング、バックパックキャンプに最適な仕様となる。
レンジャーグリップ55 オニキスブラックは12の機能
- ピンセット
- つまようじ
- キーリング
- コルクせん抜き
- のこぎり
- せん抜き
- マイナスドライバー5mm ロック付き
- ワイヤーストリッパー
- ラージブレード(大刃)
- カン切り
- マイナスドライバー 3mm
- リーマー(穴あけ)、千枚通し
出典:Victorinox
ブラックのモノクローム仕上げによる美しいデザインが、特別感を演出する。
出典:Victorinox
12の機能を併せ持つスイス製マルチツールナイフ。2021年レッド・ドット・デザイン賞を受賞。
出典:Victorinox
ランヤードの付いた、スペシャルBOXによる梱包になります。
ソロキャンプにナイフを持っていくと、銃刀法違反になる?
銃刀法とは、銃砲刀剣類所持等取締法のことを指し、銃砲や刀剣類を正当な理由なく所持することを禁止する法律のことをいいます。
銃刀法では、刃渡り6㎝以上の刃物を所持することは禁止されています。さらに、銃刀法違反になった場合は、刑事罰(2年以下の懲役・または30万円以下の罰金)になります。
また、刃渡り6㎝以下の刃物を所持していた場合でも、軽犯罪法違反になることがあります。
では、ソロキャンプやブッシュクラフトをするときに、ナイフや斧、鉈を持っていくけど、これは犯罪にならないのか気になりますよね。
結論から言うと、キャンプやブッシュクラフトは、銃刀法違反にはなりません!キャンプやアウトドアという”正当な理由”があるからです。
キャンプ以外にも、釣りや登山、ツーリング、山菜取りなど、正当な理由があれば刃物を携帯することができます。
ただし、次の項で解説しますが、刃物を持ち運ぶときの注意点がありますので、銃刀法違反にならないように、ぜひ覚えてください。
ソロキャンプへ行くときの、刃物の正しい持ち運びかたを解説。
ソロキャンプやブッシュクラフトに行くときには、車やバイク、自転車、徒歩など、さまざな移動手段があります。ナイフや斧、鉈を携帯するときには、保管方法が大切になります。
まず、持ち運びでいちばん気をつけないといけないポイントは『刃をむき出しで携帯しない』こと。
銃刀法や軽犯罪法では”いつでも使用できる状態で身の回りにある場合”。
これは、携帯とみなされず法律に違反することになります。
ナイフや斧、鉈の刃がむき出しの状態は、犯罪になるということ。必ずケースやシース、カバーで刃が出ないようにしましょう。
ナイフや斧、鉈を持ちはこぶときは、車やバイクの場合はツールケースや調理器具と一緒に収納しましょう。
徒歩移動の場合は、バックパックの中で調理器具と一緒に収納することがおすすめ。
刃物をすぐに取り出せない状態を作ることが大事。ソロキャンプやブッシュクラフトに行くことが正当な理由なので。
ソロキャンプ後の車に、刃物を積みっぱなしにすると銃刀法違反になることも…。
ソロキャンプやブッシュクラフトは体力を使いますよね。さらに、帰り道が渋滞して家に着いたのが夜22時、なんてこともよくあります。
とりあえず、後片付けは明日以降に持ち越して寝よう。ついつい、やってしまいますよね。
ただし、ここで気をつけていただきたいことが、ナイフや斧など、刃物を車に積みっぱなしで出かけることはアウトです。
自宅の敷地内であれば問題ありませんが、うっかりキャンプ道具の後片付けをせずに車に積んだまま、出かけてしまうと銃刀法違反になります。
なぜなら、キャンプやブッシュクラフトという正当な理由がないからです。うっかり出かけてしまいましたは、理由になりません。
ソロキャンプやブッシュクラフトで疲れる気持ちは痛いほどわかります。が、帰宅後は刃物と火器類は片づけるようにしましょう。
夏場の車の中は、50℃以上になります。ガスボンベやOD缶など、車のなかで爆発する事故が増えていますので、火器類もしっかりと片付けましょう。
まとめ
ソロキャンプやブッシュクラフトにおすすめのナイフを解説しました。
アウトドアナイフには、シースナイフとフォールディングナイフ、マルチツールナイフがあります。
キャンプスタイルや用途に合わせて種類を選ぶことが大切です。
とくに、ブッシュクラフトでバトニングやチョッピングをするのであればシースナイフのフルタングがおすすめ。ペグを作ったり、フェザースティックをクラフトするのであればコンシールドタングやナロータング、ハーフタングでも可能です。
自分にぴったりのナイフを選ぶことで、ソロキャンプがさらに楽しくなります。ぜひ、アナタに最適なナイフを選んでほしいと願っています。
ゼロイチキャンプでは、InstagramとYouTubeを配信しています。
インスタグラムではブログやYouTubeの最新情報を受けとることができたり、ブログやYouTubeの裏側を発信しています。
YouTubeでは筆者が挑戦するソロキャンプやブッシュクラフト、登山、釣りなど、本気のアウトドアを身近に感じることができる内容となっています。
筆者自らGoProをつかって、ソロキャンプのリアルな映像を撮影しています。ぜひYouTubeも楽しんでください。
InstagramとYouTubeもぜひ、応援してください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
YouTubeはこちら>>『ゼロイチキャンプTV』
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