日本ブッシュクラフト協会(JBA) 認定ブッシュクラフターの ゼロイチキャンプです。この記事は、認定資格を持つ筆者が監修し、執筆まで行っています。
今回のゼロイチキャンプは、アメリカ発のナイフメーカーであるKA-BAR(ケーバー)のベッカー BK2 コンパニオンを筆者が野営キャンプで使用し、徹底的にレビューします。
KA-BAR(ケーバー)のナイフは第2次世界大戦のとき海兵隊で使用され、その後 海軍や沿岸警備隊など軍隊にも採用されるほど機能性や品質に信頼があります。
KA-BAR(ケーバー)のナイフは高品質で高機能、豊富な実績を誇り、世界中から高い評価を得ています。
ソロキャンプやブッシュクラフトでもKA-BAR(ケーバー)のナイフは人気ですが、そのなかでも刃厚6.6㎜の驚異のカーボンスチール刃を採用したベッカー BK2は、とくに人気が高い。
そこで筆者が実際にKA-BAR ベッカー BK2 コンパニオンを野営キャンプで使用し、スペックや品質、機能性、耐久性、携行性、操作性などを総合的にレビューします。
ベッカー BK2 でバトニングやフェザースティック、チョッピングしたり、装備したイメージなど、完全レビューします。
この記事を読んでわかること、役立つ情報とは。
- KA-BAR ベッカー BK2 コンパニオンのすべてがわかる。
- ベッカー BK2とベッカー BK22の違いを解説します。
- ベッカー BK2を使って、ブッシュクラフトをレビューします。
- KA-BAR ベッカー BK2のメリット・デメリットを解説。
- KA-BAR ベッカー BK2 コンパニオンを使いたくなる。
下の記事では、JBA認定ブッシュクラフターである筆者が監修する『今から始めるブッシュクラフト』を解説しています。
KA-BAR(ケーバー)社について。
KA-BAR(ケーバー)は200年以上の歴史を誇るアメリカのナイフメーカーで、第二次世界大戦中のアメリカ合衆国で開発された戦闘用ナイフである。
1942年11月、アメリカ海兵隊が1219C2戦闘ナイフ(1219C2 combat knife)として最初に採用します。
KA-BARの最も有名なモデルは、第二次世界大戦中に米軍に支給されたマーク2軍用ナイフです。
KA-BARの商標権を所有していたユニオン・カトラリー社(Union Cutlery Co.)は、ニューヨーク州オーリアンの刃物メーカーで、1923年の広告で初めてこの言葉を使用する。
KA-BAR(ケーバー)のブランド名の由来には、ある毛皮猟師が同社に送った感謝の手紙が関係しており、その猟師は熊に襲われたとき、ライフル銃が弾詰まりを起こしたものの同社製のナイフを使って熊を返り討ちにしました。
記録によればこの手紙は一部分しか読み取れず、「熊殺し」(kill a bear)の部分が「ka bar」と読めたといわれてます。そして、1923年、同社では熊殺しの話に基づく「KA-BAR」という名前を商標として使用し始めました。
上の写真にあるようにベッカーBK2のリカッソ部にも、KA-BARロゴが刻印されている。
【KA-BAR ケーバー】ベッカーBK2 コンパニオンのスペックについて。
KA-BAR(ケーバー)のベッカーBK2は刃の長さ127㎜(全長273㎜)、刃厚6.6㎜の超厚ブレードに重量415gを誇る超重量級のボディを魅力とする。
KA-BAR(ケーバー)のベッカーBK2のブレード素材には硬度と抜群の切れ味を誇るカーボンスチール(1095 Cro-Van)を採用。また、耐久性や剛性に優れるフルタング構造となっている。
そのため、バトニングやチョッピングなど強度のあるブッシュクラフトから、フェザースティックなど強度の低いクラフトまで楽しめる。
KA-BAR(ケーバー)のベッカーBK2は剛性や耐久性、硬度を誇り、まさに最強のフルタングナイフとなる。
KA-BAR(ケーバー)のベッカーBK2のシースは、上の画像のようなカイデックス(剛性樹脂)とポリエステルで作られています。
またケーバーのベッカーBK2には、ナイロンシースタイプのベッカーBK22もラインナップにある。ベッカーBK2とベッカーBK22の違いはシースのみ、本体ナイフはどちらも同じ製品になります。
ベッカーBK2とベッカーBK22の違いがわからないかたも多い。実は、本体ナイフはどちらも同じである。
出典:Amazon
ベッカーBK22ナイロンシースはベルトループがあったり、MOLLEシステムを付属したりするため、バックパックに取付けることもできる。
またマジックテープで留めることができる小型ポケットを付属しており、ファイヤースターターなどを収納することができます。
ケーバーのベッカーBK22のナイロンシースは、ベルトやバックパックに取付けることができるなど利便性が高い仕様となる。
上の画像のベッカーBK22ですが、リカッソ部にベッカーBK2の刻印があります。ナイフ本体が同じであることがわかる。
メーカー | KA-BAR ケーバー |
品名 | ベッカーBK2 コンパニオン |
ナイフの種類 | シースナイフ |
ブレード | カーボンスチール(1095 Cro-Van) |
タング | フルタング |
グラインド | スカンジグラインド(セイバーグラインド) |
刃厚 | 6.6㎜ |
全長 | 約273㎜ |
刃の長さ | 127㎜ |
重量(ナイフ本体) | 約415g |
ハンドル素材 | ザイテル |
下のナイロンシースタイプのベッカーBK22は、ファイヤースターターを入れる小ポケットがあったり、MOLLEシステムを付属したりするため、バックパックに取付けることもできる。
フルタングナイフとは。
タングとは、ハンドル内に納まっているブレード鋼材のことをいいます。タングにはいくつかの形状があり耐久性や耐衝撃性、機能性、軽量性などに違いがあります。
フルタングとは、ブレードに使われる鋼材がハンドルの末端まである構造のことをいいます。タングのなかでいちばん強度が高く衝撃に強い構造になる。
そのため、フルタングナイフはバトニングやチョッピングなど、力の必要なブッシュクラフトに最適な仕様といえる。
ただし、フルタングはハンドル内を占める鋼材の容量が大きいため、ほかのタングと比較すると重量のあるナイフになります。
フルタングナイフといっても刃の長さや刃厚によって快適性や耐久性、重量が異なる。
刃の厚みや長さ、ハンドルのフィット感はアウトドアナイフの操作性に関わる重要なポイントになります。
下の記事ではさらに詳しくアウトドアナイフの種類やタングであったり、刃の形状であったりするなどわかりやすい解説をしています。まさにアウトドアナイフのバイブル的な記事です。
【KA-BAR ケーバー】ベッカーBK2 コンパニオンを完全レビュー。
筆者が実際にKA-BAR(ケーバー)のベッカーBK2 コンパニオンをブッシュクラフトキャンプで使用し、使い心地やメリット・デメリットなど、完全レビューします。
KA-BAR(ケーバー)のベッカーBK2 コンパニオンをレビューするにあたり、野営地でベルト装着しながらバトニングやフェザースティック、ペグをブッシュクラフトしました。
またベッカーBK2の使い心地や耐久性、グリップ性、携行性、収納性など、アウトドアナイフに必要である性能をくわしくお伝えします。
KA-BAR(ケーバー)のベッカーBK2 コンパニオンは、まさに最強のアウトドアナイフでした。
KA-BAR ベッカーBK2 コンパニオンを完全レビュー。
- 【おすすめ】KA-BAR ベッカーBK2 コンパニオンの性能について解説。
- 【おすすめ】KA-BAR ベッカーBK2は、バトニングに最高のナイフ。
- 【KA-BAR】ベッカーBK2でフェザースティックをブッシュクラフトする。
- 【ベッカーBK2】薪をチョッピングして、ペグをブッシュクラフトする。
- 【レビューまとめ】KA-BARのベッカーBK2 コンパニオン
【おすすめ】KA-BAR ベッカーBK2 コンパニオンの性能について解説。
はじめにKA-BAR(ケーバー)のベッカーBK2のブレードやハンドル、シース、ベルト装着など、性能についてレビューします。
一般的にアウトドアナイフのブレード素材にはステンレスが使われますが、KA-BAR(ケーバー)のベッカーBK2のブレード素材には、硬度と抜群の切れ味を誇るカーボンスチール(1095 Cro-Van)を採用しています。
カーボンスチール刃はステンレス刃と比較すると、硬度や切れ味が高いことがメリットにあります。そのため、硬い広葉樹の薪や大きい薪でもブッシュクラフトができる。
またブレードであるカーボンスチール(1095 Cro-Van)の表面にはサビを軽減したり、光の反射を防いだりするためにブラックパウダーコーティングを施しています。
カーボンスチール刃のデメリットに、サビに弱いことがあげられる。ベッカーBK2のブレードには、サビを軽減するブラックパウダーコーティングが施されている。
下の記事では、ナイフの刃を研ぐ方法やコツを完全解説しています。ナイフの刃が欠けたり切れ味が落ちたり、サビたときは研ぐ必要があります。
ベッカーBK2の刃厚は驚異の6.6㎜を誇る!
一般的にフルタング構造のアウトドアナイフの刃厚は、おおよそ3㎜を超えると安定感があるといわれていますが、KA-BAR ベッカーBK2の刃厚は驚異の6.6㎜を誇る!
初めにスペックでも紹介しましたが、KA-BAR ベッカーBK2のブレード長さは127㎜(全長約268㎜)、重量約415gとなります。
ベッカーBK2を手に持ったときの重厚感や安定感は、ほかのアウトドアナイフの比較にならないほど高い。
上のナイフがKA-BAR ベッカーBK2で、下のナイフがHELLE(ヘレ)のユートゥベーラになる。ユートゥベーラもフルタング構造のナイフで全長220㎜ありますが、ベッカーBK2と比較するとコンパクトに見えてしまう。
上のナイフがKA-BAR ベッカーBK2で、刃厚は6.6㎜。下のナイフがHELLE(ヘレ)のユートゥベーラで刃厚は3㎜となる。この画像を見ていただくと、いかにベッカーBK2の刃厚が厚いことがわかる。
ちなみに上の画像は、アウトドアナイフで有名なモーラナイフのコンパニオン ヘビーデューティーになる。コンパニオン ヘビーデューティーの刃厚は約3.2㎜厚となるため、KA-BAR ベッカーBK2のおよそ半分の刃厚となる。
下の記事では、人気のモーラナイフ『コンパニオン』シリーズをレビューしています。ブッシュクラフトしたり、調理したりするなど、完全レビューは必見。
【おすすめ】KA-BAR ベッカーBK2のハンドルをレビュー。
KA-BAR ベッカーBK2のハンドル素材にはザイテル(高機能ポリアミド ナイロン)とよばれる高機能樹脂材が使われています。
ザイテルは耐久性や剛性、耐薬品性、耐熱性、耐湿性に優れる素材でアウトドアナイフに最適な素材です。またザイテルは成型がしやすいため、製品単価を抑えることもメリットにある。
ブッシュクラフトやソロキャンプでナイフを使用すると、ハンドルが水に濡れたり汚れたりすることがありますが、ザイテルは水や汚れを簡単に落とすことができるのも特徴にあります。
木製ハンドルはオイルメンテナンスが必要ですが、ザイテル材はメンテナンスがほぼいらないこともメリットにあります。
ほかのブログであったりYouTubeなどベッカーBK2のレビューをみると、ハンドルが滑ることがデメリットにあげられていますが、ザイテルを使用しているので至極当然と筆者は思う。
KA-BAR ベッカーBK2 コンパニオンの目的や用途は、ソロキャンプやブッシュクラフト向けに開発されているわけではないので、理解したうえで楽しむべきと思う。
また上の画像にあるように厚手のグローブを装着してベッカーBK2を握ると、グリップ性やフィット性は木製ハンドルとほぼ変わらないと思います。
木製ハンドルは手汗を吸収してくれるので、ザイテルと比較すると滑りにくい素材となる。
KA-BAR ベッカーBK2 コンパニオンのグリップエンドには、ランヤードとよばれるストラップ穴を付属します。
ハンドルの先端からは鋼材が出ているので、ペグを打ったりするハンマーとしても利用できる。
KA-BAR ベッカーBK2 コンパニオンのハンドルは樹脂であるザイテルを採用しています。素手で利用すると滑るので、扱うときには厚手のグローブや耐熱グローブをしましょう。
下の記事では、ブッシュクラフトで刃物を扱うときであったり、焚き火をしたりするときに便利な耐熱グローブを特集しています。耐熱グローブは刃物と焚き火の両方に使える優れもの。
KA-BAR ベッカーBK2 コンパニオンの携行性と収納性についてレビュー。
KA-BAR(ケーバー)のベッカーBK2のシースには、カイデックス(剛性樹脂)とポリエステルで作られています。
カイデックスシースに収納しづらかったり、使い心地に不便なところはありませんが、ポリエステル部のナイフを固定するボタンの位置が合わないことはデメリットにあります。
ポリエステル部のボタンの位置が上のほうにあるため、ハンドルを固定するとシース内のブレードに余分なスペースが生まれ、ナイフが動いてしまいます。
ナイフをしっかりと固定したい方は、ベッカーBK22を選択しナイロンシースを選ぶことをおすすめします。
KA-BARのベッカーBK2をシースに収納し、ベルトループで装着したときは上の写真のようなイメージになります。
ベッカーBK2は重量約415gあるため、ベルトでしっかりと固定しなければいけませんが、歩行時であったりブッシュクラフトであったりするなど、作業中に邪魔になることはありません。
ベッカーBK2は重量があるので、しっかりとベルトに固定する必要がある。
【おすすめ】KA-BAR ベッカーBK2は、バトニングに最高のナイフ。
KA-BAR ベッカーBK2 コンパニオンをつかって、広葉樹の硬い薪をバトニングしレビューします。
KA-BAR ベッカーBK2 コンパニオンのブレード素材には、硬く抜群の切れ味を誇るカーボンスチール(1095 Cro-Van)を採用してます。
そのため、一般的なアウトドアナイフで使われるステンレス刃と比較すると、ベッカーBK2はバトニングしたときの切れ味や安定感、快適性、耐衝撃性など、最強クラスの性能を誇る。
またベッカーBK2は刃厚6.6㎜という驚異の厚さを誇るブレードによって、硬い広葉樹の薪でも弾かれることなく破壊できるパワーを備える。
ベッカーBK2はナイフでバトニングするというよりも、手斧や鉈に近い安定感や破壊力があります。
KA-BAR ベッカーBK2 コンパニオンは刃厚6.6㎜の驚異のブレードで、硬い広葉樹の薪でも簡単にバトニングできます。
ベッカーBK2のブレード素材には、硬く切れ味鋭いカーボンスチールを採用。1打目から簡単に薪に食い込む破壊力を誇る。
バトニングだけでいうならば、今ままで数多くのアウトドアナイフを使用してきましたが、KA-BAR ベッカーBK2 コンパニオンがまさにベスト。
下の記事では、バトニングにおすすめのフルタングナイフを特集しています。今回レビューしているベッカーBK2のほかにも、バトニングに最適なナイフをお求めの方におすすめです。
【KA-BAR】ベッカーBK2でフェザースティックをブッシュクラフトする。
先述したようにKA-BARのベッカーBK2は、バトニングが抜群に行いやすいことがわかりましたが、繊細な技術であったり刃の動きが必要であったりするフェザースティックはどうなのでしょうか。
KA-BARのベッカーBK2のことをレビューしている、ほかのブログをみるとフェザースティックは刃厚があるのでクラフトしにくいという意見があります。
筆者もフェザースティックをする前までは、ベッカーBK2は刃厚が6.6㎜もあるので繊細な技術のいるクラフトには不向きだと思っていました。
しかし、実際にフェザースティックをクラフトしてみると、薄く綺麗なフェザーを作ることができました。
ベッカーBK2がフェザースティックを綺麗に作れる理由には、カーボンスチール刃とスカンジグラインドを採用していることがあげられます。
硬く剛性のあるカーボンスチール刃にスカンジグラインドの鋭角な形状の相性が良く、薄く綺麗なフェザーをクラフトできる。
実際に同じ薪をつかってカーボンスチール刃であるベッカーBK2と、ステンレス刃であるヘレのユートゥベーラでフェザースティックをクラフトしてみました。
刃厚の違いはありますが、ベッカーBK2もヘレナイフのユートゥベーラもスカンジグラインドを採用しています。
ベッカーBK2のカーボンスチール刃は硬く切れ味鋭いので、フェザースティックと相性が良い。力を入れなくても薄いフェザーをどんどん作れる。
同じ薪を使用し、ヘレナイフのユートゥベーラでフェザースティックをクラフトしました。大きくカーブした綺麗なフェザーではありますが、ベッカーBK2のフェザーと比較すると厚みがあることがわかる。
KA-BARのベッカーBK2はフェザースティックに不向きとか言われているが、まったくもって問題ないことが証明される。
下の記事では、フルタングナイフと合わせて使いたい”ノコギリ”を特集しています。ノコギリはブッシュクラフトの利便性と快適性を大幅に向上する。
【ベッカーBK2】薪をチョッピングして、ペグをブッシュクラフトする。
チョッピングとはナイフを木や枝に叩いたり、削ったりして加工する技術をいいます。
チョッピングは手斧や鉈のような使いかたが特徴的で、ナイフのハンドルを持って刃を対象物である薪や木を叩いたり、削ったりしてペグやポールなどをブッシュクラフトします。
そのため、チョッピングをするときは強靱な刃であったり、剛性なタング構造を持ったりするアウトドアナイフでなければなりません。まさに、KA-BARのベッカーBK2は最適な仕様を誇る。
チョッピングできるナイフがあれば、手斧や鉈などの必要もなく、利便性や携行性を向上することもできる。
針葉樹の比較的に柔らかい薪を使ってチョッピングしましたが、こんなに簡単に削れるのかと正直驚きました。
1分も掛からずに鋭角な先端をもつペグをクラフトすることができました。KA-BARのベッカーBK2の強靱な刃とフルタング構造、重量があってこそ成り立つ。
出来上がったペグは、ベッカーBK2のグリップエンド部の鋼材を使いハンマーのように地面に差し込むことができる。
下の記事では、ブッシュクラフトにおすすめの最強の鉈を特集しています。鉈は古くから日本で使われていた道具で、まさにブッシュクラフト向き。
【レビューまとめ】KA-BARのベッカーBK2 コンパニオン
KA-BAR(ケーバー)ベッカーBK2 コンパニオンの、スペックや性能をレビューしてきました。
KA-BARのベッカーBK2 コンパニオンはカーボンスチール刃を採用したフルタング構造のアウトドアナイフで、まさにブッシュクラフトに最適な仕様を誇る。
強度のいるバトニングやチョッピングでは最高のパフォーマンスを発揮し、不向きと思われていたフェザースティックでは、繊細で美しいフェザーをクラフトできました。
またベッカーBK2 コンパニオンは約415gの重量がデメリットにあげられることもありますが、手斧や鉈と同等のパフォーマンスがあるため、手斧や鉈の必要がないと考えればメリットになることもある。
KA-BARのベッカーBK2の、チョッピングやバトニングは最高。ノコギリとベッカーBK2だけあれば、野営も問題なし。
KA-BARのベッカーBK2携行性や収納性を考えるときは、ナイロンシースタイプのベッカーBK22と検討しましょう。
バトニングやチョッピングができるナイフであったり、野営やブッシュクラフトであったりハードな局面でガンガンつかえるアウトドアナイフを探している方に、ぜひ、KA-BARのベッカーBK2 コンパニオンはおすすめです。
下のナイロンシースタイプのベッカーBK22は、ファイヤースターターを入れる小ポケットがあったり、MOLLEシステムを付属したりするため、バックパックに取付けることもできる。
【おすすめ】ソロキャンプにナイフを持っていくと、銃刀法違反になるのか?
銃刀法とは、銃砲刀剣類所持等取締法のことを指し、銃砲や刀剣類を正当な理由なく所持することを禁止する法律のことをいいます。
銃刀法では、刃渡り6㎝以上の刃物を所持することは禁止されています。また銃刀法違反になった場合は、刑事罰(2年以下の懲役・または30万円以下の罰金)になる。
気をつけていただきたいのですが、刃渡り6㎝以下の刃物を所持していた場合でも、軽犯罪法違反になることがあります。
では、ソロキャンプやブッシュクラフトをするときに、ナイフや斧、鉈を持っていくけど、これは犯罪にならないのか気になりますよね。
結論から言うと、キャンプやブッシュクラフトは、銃刀法違反にはなりません!キャンプやアウトドアという”正当な理由”があるからです。
キャンプ以外にも、釣りや登山、ツーリング、山菜取りなど、正当な理由があれば刃物を携帯することができます。
ただし、次の項で解説しますが刃物を持ち運ぶときには注意点があります。銃刀法違反にならないように、ぜひ覚えましょう。
ソロキャンプへ行くときの、刃物の正しい持ち運びかたを解説。
ソロキャンプやブッシュクラフトに行くときには、車やバイク、自転車、徒歩など、さまざな移動手段があります。ナイフや斧、鉈を持ちはこぶ際は保管方法が大切になる。
まず、持ち運びでいちばん気をつけないといけないポイントは『刃をむき出しで携帯しない』こと。
銃刀法や軽犯罪法では”いつでも使用できる状態で身の回りにある場合”。この場合には、刃物を携帯とみなされず法律に違反することになります。
ナイフや斧、鉈の刃がむき出しの状態は、犯罪になるということ。必ずケースやシース、カバーで刃が出ないようにしましょう。
ナイフや斧、鉈を持ちはこぶときは、車やバイクの場合はツールケースや調理器具と一緒に収納しましょう。
徒歩や電車など公共交通機関を利用したりするときは、バックパックの中でケースにいれたり調理器具と一緒に収納することをおすすめします。
刃物をすぐに取り出せない状態を作ることが大事。ソロキャンプやブッシュクラフトに行くことが正当な理由なので。
下の記事では、軽量でコンパクトな手斧を特集しています。手斧はブッシュクラフトに最強のキャンプギアで、ナイフと合わせてつかうと無敵。
ソロキャンプ後の車に、刃物を積みっぱなしにすると銃刀法違反になることも…。
ソロキャンプやブッシュクラフトは体力を使いますよね。さらに、帰り道が渋滞して家に着いたのが夜22時、なんてこともよくあります。
とりあえず、後片付けは明日以降に持ち越して寝よう。ついつい、やってしまいますよね。
ただし、ここで気をつけていただきたいことが、ナイフや斧など、刃物を車に積みっぱなしで出かけることはアウトです。
自宅の敷地内であれば問題ありませんが、うっかりキャンプ道具の後片付けをせずに車に積んだまま、出かけてしまうと銃刀法違反になります。
なぜなら、キャンプやブッシュクラフトという正当な理由がないからです。うっかり出かけてしまいましたは、理由になりません。
ソロキャンプやブッシュクラフトで疲れる気持ちは痛いほどわかります。が、帰宅後は刃物と火器類は片づけるようにしましょう。
夏場の車の中は、50℃以上になります。ガスボンベやOD缶など、車のなかで爆発する事故が増えていますので、火器類もしっかりと片付けましょう。
下の記事では、ソロキャンプの始め方について解説。ソロキャンプのルールやマナー、焚き火の後処理など、もう一度確認するだけでもおすすめです。
まとめ
今回のゼロイチキャンプは、KA-BAR(ケーバー)の人気モデル「ベッカーBK2 コンパニオン」をレビューしました。
KA-BAR(ケーバー)のナイフは海軍や沿岸警備隊に採用されるほど品質や信頼性、機能性に優れる仕様を誇る。まさにブッシュクラフトやソロキャンプにおすすめのナイフです。
ぜひ、この記事を参考に人気ナイフであるベッカーBK2 コンパニオンを使い、ソロキャンプやブッシュクラフトを楽しんでほしい。
ゼロイチキャンプでは、InstagramとYouTubeを配信しています。
インスタグラムではブログやYouTubeの最新情報を受けとることができたり、ブログやYouTubeの裏側を発信しています。
YouTubeでは筆者が挑戦するソロキャンプやブッシュクラフト、登山、釣りなど、本気のアウトドアを身近に感じることができる内容となっています。
筆者自らGoProをつかって、ソロキャンプのリアルな映像を撮影しています。ぜひYouTubeも楽しんでください。
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