日本ブッシュクラフト協会(JBA) 認定ブッシュクラフターの ゼロイチキャンプです。この記事は、認定資格を持つ筆者が監修し、執筆まで行っています。
今回のゼロイチキャンプは大人気100円ショップのダイソーから、キャンプにおすすめのガイロープ・パラコードをキャンプインストラクターが比較レビューします。
ガイロープやパラコードは、キャンプやアウトドアに便利なロープのことをいいます。
代表的な使い方としてはテントやタープの設営であったり、荷物をまとめたりするのに最適です。

ガイロープとパラコードは、まったくの別物です。後ほど、くわしく違いについて解説します。


2025年3月現在、ダイソーオンラインではガイロープ(アウトドア用)とキャンピング用ロープの取り扱いがあります。
ただし、ダイソーのガイロープ(アウトドア用)とキャンピング用ロープでは、素材や長さの違いがあるため、お使いのテントやタープに合わせた正しい選択が必要です。



適当に選んでしまうと最悪の場合、目的や用途に合わず買いなおすこともあります。


この記事では、キャンプインストラクターである筆者(ゼロイチキャンプ)が、実際にダイソーのガイロープ・パラコードを使用したレビューとなっています。
そのため、正しいガイロープの知識や選び方、基本のロープワークまで、完全解説しています。
ほかでは見れない有益な情報が満載なので、ぜひ最後までお付き合いください。
この記事を読んでわかること、役立つ情報とは。
- 100均ダイソーのガイロープ・パラコードを完全レビューします。
- キャンプインストラクターによる、ガイロープの解説があります。
- ガイロープとパラコードの違いを解説します。
- ダイソーのガイロープ・パラコードの失敗しない選び方ができるようになる。
- ダイソーのガイロープのメリット・デメリットを紹介。
下の記事では、最新ダイソーのおすすめキャンプ用品を厳選し紹介しています。プロが厳選した商品とレビューが魅力となっています。


【おすすめ】ダイソーについて。オンラインショップが最大の魅力。


100円ショップのダイソーは、広島県に本拠のある株式会社大創産業が運営しています。ダイソーのほかにも、THREEPPYやStandard Productsなどの運営をしている。
ダイソーは100円ショップ業界の最大手であり、シェア率はおよそ7割を占める。
2025年3月現在、ダイソーの国内店舗数は3790店となっています。
そのため、大量生産によるコストダウンをはじめ、独自の製造・仕入れルートを構築し、他ブランドと比較すると、圧倒的な商品数や価格の差別化をしています。
その結果、ダイソー最大のメリットである”低価格でありながら高品質の製品”を消費者に提供することができます。



100均ダイソーのメリットはコスパにうれしい価格でありながら、商品の質が高いことです。
ダイソーの最大のメリットは、オンラインショップがあること。


出典:ダイソーネットストア
数ある100均の中でも、ダイソー最大のメリットといえば『公式通販ダイソーネットストア』があることがあげられます。
日本全国どこにいてもスマホやPC、タブレットから簡単にダイソー製品をオンラインショップで購入できます。
さらに、ダイソー系列であるTHREEPPYやStandard Productsの商品も、同じネット通販から購入できるので便利です。



ダイソーネットストアは、とても便利なサービスです。編集部は人気ランキングの製品を必ずチェックしています。
【おすすめ】パラコードとガイロープの違いをキャンプインストラクターが解説。


キャンプやアウトドアでテントやタープを設営するとき、ガイロープやパラコードとよばれるロープを使用します。
ガイロープとはテントやタープを設営したり、固定したりするときに使用する張り網(ガイライン)のことをいいます。
自立式のテントやワンタッチテントはポールだけで設営できますが、強風に弱いデメリットがあります。
強風にテントが煽られたりすると、最悪の場合にテントが壊れたりすることもあります。


上の写真のように、テントやタープをガイロープで固定することで、風に対する強度を上げることができます。
また、ガイロープのメリットにはテントやタープのテンションを調節できたり、キレイに設営できたりすることがあげられる。
雨の日には、ガイロープを伝って雨水を地面に逃がすメリットもあります。



テントやタープはガイロープをつかってキレイに張ることで、空気の循環を促し結露を軽減するメリットもある。


上の写真のように、タープやソロキャンプに人気の”非自立式テント”の場合、そもそもガイロープがないと設営ができません。



ガイロープはテントやタープの設営であったり、強度を上げたりするのにとても重要なキャンプ用品です。
下の記事では、ソロキャンプ向けのテントを特集しています。自立式テントと非自立式テントの解説であったり、最新の軽量で最強のソロテントを紹介しています。
パラコードとは


パラコードとは、パラシュートコード(Parachute Cord)の略称で、その名のとおり、パラシュートに使われるロープのことをいいます。
パラコードとガイロープを同じものと混同されている方もいますが、まったく違います。
先ほど解説したとおり、ガイロープは張り網(ガイライン)です。そして、パラコードは紐の種類のことをいいます。
パラコードは比較的細いロープが多く伸縮性や耐水性、対候性に優れた特徴があります。
そのため、DIYの手工芸品やDIYブレスレットにも使われています。
ただし、パラコードは細く伸縮性があるため、自在金具が抜けやすいデメリットがあるので注意が必要です。



筆者はスカイダイビング経験がありますが、パラシュートが開くときに強い衝撃が掛かります。その衝撃を吸収するために、伸縮性のあるパラコードが採用されています。



アウトドアのメーカーによっては、ガイロープのことをパラコードと製品名に記載していることもあります。
下の記事では、100均ダイソーのアウトドア用ノコギリを完全レビューしています。100円ショップのノコギリの性能はいかに!?


【おすすめ】ガイロープ・パラコードの選び方をキャンプインストラクターが解説。


キャンプやアウトドア向けのガイロープ・パラコードを選ぶときには長さや太さ、素材、編み方(耐久性)など、いくつかのポイントがあります。
ファミリーキャンプ向けのテントとソロキャンプ向けのテントでは、大きさや重量がまったく異なるため、ガイロープの長さや太さ、編み方など、正しい選択が必要となります。
例えば、ファミリーキャンプ向けのテントに細いガイロープを使用した場合、細いガイロープは耐荷重や耐久性が低いため、テントの強度と安定感が下がります。
このような状態でテント強風に煽られるとテントが破損したり、最悪の場合にテントが倒れることもあります。



ガイロープやパラコードは、ご使用のテントとタープのサイズ・重量にあった適切なものを選ぶことが大切です。
ガイロープ・パラコードの失敗しない選び方を解説。
- ガイロープ・パラコードの太さ、耐荷重をチェック。
- ガイロープ・パラコードの長さを確認する。
- ガイロープの素材は、機能性と使い心地に関係する大切なポイント。
- ガイロープの編み方について解説。
- 機能性をプラスしたガイロープは安全性が高い。
ガイロープ・パラコードの太さをチェック。


一般的なテントやタープの場合には、ガイロープの太さは4㎜~5㎜くらいが推奨されています。
TC(ポリコットン)やコットンを使用した重量のあるソロテントから、ファミリーキャンプ向けのテントやタープであれば、太さ4㎜~5㎜くらいのガイロープがおすすめです。
ULキャンプのように重量1㎏以下のテントやタープの場合には、太さ1.8㎜~2.5㎜くらいのガイロープがおすすめです。
耐荷重


上の写真にあるように、昨今のファミリーキャンプでは大型のテントが主流となっています。
大型のファミリーテントの重量は、20㎏以上もあります。
このように、大型のファミリーテントを使用している場合は、耐荷重に着目することもおすすめです。
ガイロープの耐荷重はつぎに解説する太さや素材、編み方によって異なりますが、およそ300㎏以上を目安にしてみてはいかがでしょうか。



重量のある大型のファミリーテントはガイロープの太さも大切ですが、ペグの長さや強度も重要です。地面にしっかりと固定できるペグを選びましょう。
下の記事では、売切れ続出した人気のダイソーのレジャーマットをレビュー!キャンプインストラクターによる、キャンプマットの解説となっています。


ガイロープ・パラコードの長さを確認する。


一般的なファミリーキャンプ向けテントの場合、ガイロープ・パラコードの長さは3mくらいが推奨されています。
ただし、ガイロープの長さはお使いのテントの形状によって異なるため、取扱説明書などを確認して適切な長さを選ぶことが大切です。
例えば、ドーム型のテントとワンポールテントではガイロープの長さがまったく異なります。
ワンポールテントは高さのあるポールを使用するため、長さのあるガイロープが必要になります。


上の写真にあるように、高さ2mのタープの場合は、ガイロープ・パラコードの長さは4mくらいが目安となります。
例えば、2mのタープポールから斜め45度にガイロープを張る場合、ポールより1.4倍の長さのガイロープが必要になるので、約2.8mの長さを準備します。
ソロテントのガイロープの長さについて。


ソロキャンプ向けのテントは、ガイロープ・パラコードの長さ1.5m~3mくらいが推奨されています。
ファミリーキャンプ向けテントと同じく、ソロテントもドーム型とワンポールテント、パップテント、ワンタッチテントではガイロープの長さが異なります。



テントに付属するロープや取扱説明書を確認し、適切な長さのガイロープを選びましょう。
下の記事では、大人気のDDタープの張り方をまとめています。図解とYouTubeで解説しているので、わかりやすいと大好評!
ガイロープの素材は、機能性と使い心地に関係する大切なポイント。


一般的にガイロープやパラコードの素材にはナイロンやポリエステル、ポリプロピレンなどが使われています。
ガイロープやパラコードに使われる素材によって耐久性や耐水性、対候性(紫外線に強い)、伸縮性、コスパなどに違いがあります。
また、ガイロープやパラコードの素材はテントやタープの設営のしやすさにも影響があるため、設営を快適に楽にしたい方は、素材に着目することをおすすめしたい。
ガイロープ・パラコードの素材を解説。
- ナイロン
- ポリエステル
- ポリプロピレン
ナイロン


ナイロンとは、石油を原料とする「ポリアミド」とよばれる合成樹脂から作られた繊維のことをいいます。
ナイロンを素材としたガイロープやパラコードは耐久性や伸縮性、軽量性、難燃性などに優れた特徴があります。
また、ナイロンはポリエステルと比較すると軽量で耐久性、難燃性に優れています。


ナイロン素材のガイロープやパラコードは表面がツルツルと滑らかなので、自在金具が滑りやすく固定が不安定なことがデメリットにあげられます。
テントやタープの設営をしていると、自在金具とロープが滑ってしまい相性が悪いと感じた方もいるはず。
このような場合、ガイロープやパラコードの素材にナイロンが使われていることが理由かもしれない。
ポリエステル


一般的にポリエステルとは、ポリエチレンテレフタレート(PET)のことをいいます。ポリエステルをざっくり簡単に説明すると、ポリエステルはプラスチックの一種となる。
ポリエステルを素材としたガイロープやパラコードは耐久性や耐摩耗性、速乾性、対候性などに優れた特徴があります。
ポリエステルは紫外線による繊維の劣化にも強く、長期間の使用が可能です。
また、耐水性も高いので悪天候時にもおすすめです。



ポリエステル素材のガイロープやパラコードは、コストパフォーマンスが高いこともメリットにあります。


ただし、ポリエステルは耐熱性や難燃性が低いため、焚き火ををするときには注意が必要です。
焚き火の熱でポリエステル製のガイロープやパラコードが溶けたり、最悪の場合に切れることがあるので、焚き火は離して行うようにしましょう。
ポリプロピレン


ポリプロピレン(PP)は、プロピレンというガスを原料としたプラスチックの一種のことをいいます。
ポリプロピレン(PP)を素材としたガイロープやパラコードは、紹介する素材の中で1番コスパに良い価格となっています。
また、ポリプロピレンは軽量で耐水性に優れた特徴があります。



ガイロープやパラコードをコスパで選ぶ方は、ポリプロピレンがおすすめです。


ポリプロピレン(PP)のデメリットには、ナイロンやポリエステルと比較すると耐久性や耐摩擦性が低いことがあげられます。
そのため、ポリプロピレンのガイロープを自在金具で固定したとき、ロープにダメージが起きやすかったり滑りやすかったりします。
また、ポリプロピレンは紫外線に弱いので、劣化が早いこともデメリットにある。



ポリプロピレンは耐熱性も低いので、焚き火をするときは距離を置いてください。
下の記事では、軽量でコンパクトなダイソーの焚き火台マイクロストーブを特集しています。


ガイロープの編み方について解説。


ガイロープは1本のロープで構成されているわけではなく、複数の糸を束ねた”内芯”とよばれるものを、さらに複数の内芯でまとめたものになります。
一般的に内芯の数は3、5、7、9本などが多く、例にあげると「3打ち」のガイロープは、3本の内芯によって編み込まれたものをいいます。
また、5芯のガイロープであれば、5本の内芯によって編み込まれたものをいいます。
ガイロープは内芯の数が多くなるほど、耐久性や強度も比例して上がります。


しかし、内芯の数が多くなるほどガイロープは太くなり、重量も増えることになります。
さらに、太すぎるガイロープは結びづらいというデメリットもあるので注意が必要です。



キャンプやアウトドア向けのガイロープは、3打ちや5芯になっていることがほどんどです。
機能性をプラスしたガイロープは安全性が高い。


ガイロープやパラコードのなかには蛍光色や反射材、蓄光性など、機能性をプラスしたものがあります。
ガイロープやパラコードはブラックやオリーブ、グリーン、ベージュ、ミリタリーなど、よくいえばアウトドアらしいカラー展開が豊富にあります。
しかし、上記に述べたアウトドアらしいカラーのガイロープやパラコードは、夕暮れや夜間になると視認性が悪いため、脚に引っ掛かったり転倒したりすることもあります。



筆者も、よくガイロープに脚を取られて転倒します。本当に見えないですよね。


そこで、夜間の視認性を高めるために蛍光色や蓄光素材を含んだり、反射材が付いたりするガイロープがおすすめです。
蓄光材はランタンやLEDライトの灯りを吸収し、微弱ながら光を放ちます。
また、反射材の付いたガイロープはランタンやLEDライトの灯りを反射するので、視認性を向上することができます。



上の写真のように、反射材の付いたガイロープは視認性が高いので、夜間にも安心して使うことができる。
下の記事は、キャンプインストラクターであるゼロイチキャンプが監修する、ソロキャンプの始め方や基本道具を解説しています。
【100均】ダイソーのガイロープをキャンプインストラクターがレビュー!


2025年3月現在、ダイソーオンラインではガイロープとキャンピング用ロープの取り扱いがあります。
比較レビューでは、ダイソーのガイロープとキャンピング用ロープを使用し、スペックや使い心地、メリット・デメリットを解説します。
キャンプインストラクターである筆者がダイソーのガイロープを結んだり、自在金具との相性を検証したり、素材について解説します。



ダイソーのガイロープが気になる方や、キャンプやアウトドアで使いたい方に見てほしいです。
ダイソーのガイロープ・パラコードを完全レビュー
- キャンピング用ロープ
- ガイロープ
【ダイソー】キャンピング用ロープ:110円(税込)


ダイソーのキャンピング用ロープ(12m)の価格は、110円(税込み)となっており、コスパにうれしい価格となっています。
ダイソーのキャンピング用ロープは太さ4㎜、長さ12mとなっています。
一般的なファミリーキャンプ向けのテントであれば、3m×4本のガイロープを作ることができるので、とてもコスパに優れます。
キャンピング用ロープの素材には、ポリプロピレンが使われています。


上の写真は、ダイソーのキャンピング用ロープを袋から取り出したものです。
キャンピング用ロープは太さ4㎜×長さ12mもあるので、手のひらいっぱいのボリューム感がある。



ダイソーのキャンピング用ロープは、長さ12mもあるのに100円(税抜き)という超コスパに優れる価格が魅力にある。


上の写真は、ダイソーのキャンピング用ロープをナイフで切ったものになります。
公式サイトにも編み方の詳細がなかったのでわかりませんが、内芯は写真のようになっています。


上の写真は、ダイソーのキャンピング用ロープと次に解説する、ダイソーのガイロープ(アウトドア用)を比較したものになります。
ダイソーのガイロープ(アウトドア用)の素材にはポリエステルが使われているので、芯材が立つほどコシの強さがあります。
キャンピング用ロープはポリプロピレン特有の柔らかさがあるため、手に持つとコシの弱さが際立ちます。



両者は同じ太さ(4㎜)ですが、手に持ったときの硬さ(コシの強さ)がまったく違う。


上の写真は、キャンピング用ロープの先端をライターで炙り、ほつれないようにまとめたものになる。
ガイロープは複数の糸を束にまとめて構成されているので、カットした状態で使用するとほつれてしまう。



ガイロープの先端をライターで炙ると、素材が溶けてほつれにくくなります。この作業は、ヤケドに注意しながら行ってください。


上の写真は、ダイソーのキャンピング用ロープをタープのグロメットに、ロープワークの基本である”もやい結び”をしたものになります。
キャンピング用ロープは柔らかく、快適な結び心地です。
しかし、結んでいる最中にロープの表面など、細かい糸のほつれがありました。



もやい結びの写真の結び目ですが、すこしほつれているのがわかります。
下の記事では、基本のロープワークを図解イラストでわかりやすく解説しています。スマホに保存しとくだけで、好きな場所でロープの結び方がわかる。


上の写真は、ダイソーのキャンピング用ロープに自在金具で固定したものになります。
写真では分かりづらいですが、ポリプロピレン特有の柔らかさと滑らかさによって、自在金具の固定がすこし不安定です。
正直なところ、自在金具の安定感という点では、次にレビューするダイソーのガイロープ(アウトドア用)に軍配が上がる。



ダイソーのキャンピング用ロープは、自在金具と相性がイマイチ。すこし滑る印象があります。
メリット | デメリット |
---|---|
コスパに良い。 ロープが結びやすい。 | ロープがほつれやすい。 自在金具が滑りやすいため、固定がイマイチ。 ロープにコシがなく、張りが微妙。 紫外線に弱い。 |
【ダイソー】ガイロープ(アウトドア用):110円(税込)


ダイソーのガイロープ(アウトドア用)の価格は、110円(税込み)となっています。
ダイソーのガイロープ(アウトドア用)は太さ4㎜、長さ3mとなっています。
耐荷重については、メーカー記載はなしのため不明です。
ダイソーのガイロープ(アウトドア用)の素材には、ポリエステルが使われています。


一般的なファミリーキャンプ向けのテントであれば、長さ3mあるので使用可能です。
ただし、高さ2mを超えるタープや大型のファミリーテントでは、長さが足らないことがあるので注意しましょう。
そのため、すべてのテントやタープで使用できるわけではないので、ダイソーのガイロープ(アウトドア用)はコスパは微妙です。



Amazonで4㎜×30m(1巻)のガイロープは、1000円ほどで購入できる。ダイソーのガイロープは使い勝手とコスパは微妙。


上の写真は、ダイソーのガイロープ(アウトドア用)を袋から取り出したものです。
ダイソーのガイロープ(アウトドア用)には、ベージュとグリーンのカラー展開があるので、テントやタープ、キャンプスタイルに合わせた選択ができます。



ダイソーのガイロープ(アウトドア用)は素材にポリエステが使われており、しっかりとした”コシ”があることがわかる。


上の写真は、ダイソーのガイロープ(アウトドア用)をナイフで切ったものになります。
公式サイトにも編み方の詳細がなかったのでわかりませんが、内芯は写真のようになっています。
ガイロープは複数の糸を束にまとめて構成されているので、カットした状態で使用するとほつれてしまう。
使用前にガイロープの先端をライターやバーナーで炙り、ほつれないようにまとめましょう。



ガイロープの先端をライターで炙ると、素材が溶けてほつれにくくなります。この作業は、ヤケドに注意しながら行ってください。


上の写真は、ダイソーのガイロープ(アウトドア用)をタープのグロメットに、ロープワークの基本である”もやい結び”をしたものになります。
ダイソーのガイロープ(アウトドア用)はしっかりとしたコシがあるので、快適な結び心地です。
下の記事では、基本のロープワークを図解イラストでわかりやすく解説しています。スマホに保存しとくだけで、好きな場所でロープの結び方がわかる。


上の写真は、ダイソーのガイロープ(アウトドア用)に自在金具で固定したものになります。
ガイロープもピン張りされており、自在金具もホールドされているのが分かる。
ダイソーのガイロープ(アウトドア用)の素材はポリエステルが採用されているので、しっかりとしたコシと安定感があり、自在金具との相性は抜群。



ダイソーのガイロープ(アウトドア用)は使いやすく、自在金具との相性も最高。テントやタープをピン張りできます。
メリット | デメリット |
---|---|
ガイロープはコシがあり、ほつれにくい。 自在金具との相性が良い。 耐久性や耐摩擦性、耐候性に優れる。 テントやタープをピン張りできる。 | コスパは微妙。 大型テントや大きいタープでは、長さが足りないことがある。 |
【まとめ】100均ダイソーのパラコードロープをキャンプインストラクターがレビュー。


今回のゼロイチキャンプは、ダイソーのガイロープをレビューしました。
また、この記事ではガイロープとパラコードの違いを解説したり、ガイロープの知識と正しい選び方も紹介しました。
ぜひ、この記事を参考にキャンプやアウトドアでダイソーのガイロープを使用して、テントやタープを設営してください。また、その際はゼロイチキャンプのロープワークの記事も参考にしてください。



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