日本ブッシュクラフト協会(JBA) 認定ブッシュクラフターの ゼロイチキャンプです。この記事は、認定資格を持つ筆者が監修し、執筆まで行っています。
今回のゼロイチキャンプは、100均ダイソーのバーベキュー焼き網を完全レビューします。
ダイソーではソロキャンプ向けの小さい焼き網から、ファミリーキャンプで使用するような大きい焼き網まで、さまざまなサイズと種類の展開があります。
しかも、どのサイズの焼き網であっても100円(税抜き)となっており、驚愕のコストパフォーマンスを実現しています。

いま、この記事を読んでいる方の多くは『100均ダイソーの網は、本当に使えるのか?』、『どんなサイズの焼き網があるのか?』と、知りたいのではないでしょうか。
結論から申し上げますと、100均ダイソーの網はバーベキューやキャンプでまったく問題なく使用できます。
また、この記事ではダイソーのバーベキュー焼き網の紹介をしているので、お探しのサイズを見つけることができます。

ダイソーの焼き網のレビューでは、筆者がキャンプでバーベキューをしてきました。他にはない、お得な情報となっています。


さらに、この記事ではバーベキュー後の悩みである”焼き網の洗い方”まで、完全解説しています。
じつは、バーベキュー後の焼き網は、洗う前にマル秘テクニックをするだけで油や食材のカス、コゲなど、不快な汚れを簡単に落とすことができます。



この記事を最後まで読んでいただければ、ダイソーの焼き網について、すべての悩みが解決する内容となっています。
この記事を読んでわかること、役立つ情報とは。
- 100均ダイソーのバーベキュー焼き網のサイズと種類を紹介。
- ダイソーの焼き網のメリット・デメリットを解説。
- ダイソーの網には、焼き網とバーベキュー焼き網があるって知ってた?
- 筆者が実際にキャンプで焼き網をレビューしている。
- バーベキュー後の悩みである、網の洗い方とマル秘テクニックを解説。
- バーベキューでダイソーの網を使いたくなる。
下の記事では、筆者がおすすめするダイソーのキャンプ用品を厳選し紹介しています。超人気の記事であり、ここにしかない情報が盛りだくさん。


【おすすめ】ダイソーにしかないメリットがたくさんある。


100円ショップのダイソーは、広島県に本拠のある株式会社大創産業が運営しています。ダイソーのほかにも、THREEPPYやStandard Productsなどの運営をしている。
ダイソーは100円ショップ業界の最大手であり、シェア率はおよそ7割を占める。
2025年1月現在、ダイソーの国内店舗数は3790店となっています。
そのため、大量生産によるコストダウンをはじめ、独自の製造・仕入れルートを構築し、他ブランドと比較すると、圧倒的な商品数や価格の差別化をしています。
その結果、ダイソー最大のメリットである”低価格でありながら高品質の製品”を消費者に提供することができます。



100均ダイソーのメリットはコスパにうれしい価格でありながら、商品の質が高いことです。
ダイソーの最大のメリットは、オンラインショップがあること。


出典:ダイソーネットストア
数ある100均の中でも、ダイソー最大のメリットといえば『公式通販ダイソーネットストア』があることがあげられます。
日本全国どこにいてもスマホやPC、タブレットから簡単にダイソー製品をオンラインショップで購入できます。
さらに、ダイソー系列であるTHREEPPYやStandard Productsの商品も、同じネット通販から購入することが可能です。



ダイソーネットストアは、とても便利なサービスです。編集部は人気ランキングの製品を必ずチェックしています。
【ダイソー】バーベキュー焼き網のメリット・デメリットを解説。


100均ダイソーの網には、メリット・デメリットがあり、これらを理解することで、正しい網の選び方や使い方がわかります。
ダイソーの網のメリットには、100円(税抜き)で購入できるコスパの良さがあげられます。
アウトドアメーカーの網になると、最低でも1000円以上になるので、いかにダイソーの網がコスパに優れることが分かります。
また、100均ダイソーの網は、豊富なサイズや形状があることもメリットにあります。
後ほど網を紹介しますが、これだけバリエーション豊富なバーベキュー焼き網の展開は、100円均一ではダイソーだけである。


上の写真にあるように、バーベキュー後の網には油や食材のカス、コゲなどが大量の汚れとして付着します。
そのため、バーベキュー後のいちばんの悩みとして、網を洗ったりメンテナンスしたりする手間があげられます。
しかし、ダイソーの網は100円という価格のため、使い捨てとして割り切って利用する方も多い。
洗ったりメンテナンスしたりする時間と販売価格を天秤にかけると、使い捨てとして利用する方がタイムパフォーマンスは優れる。



昨今では、タイムパフォーマンスといわれるように、時間を大切にする考え方もあります。
ダイソーの網デメリットを紹介。


アウトドアメーカーから販売されている網と100均ダイソーの網を比較すると、剛性や耐久性が下がります。
両者は同じ素材を使用していても、ひとつひとつの網目の太さが異なるため、細い網目である100均ダイソーの網は耐久性や剛性が下がります。


とくに、両者の違いが明確に分かるのが、網の使用後や洗い終わった後になる。
100均ダイソーの網は熱で網目が変形したり、洗っているときに歪んだりすることがあります。



アウトドアメーカーの網は使用される素材の量も多く重量があるため、剛性や耐久性は十分。
メリット | デメリット |
---|---|
コスパ最高。 豊富なサイズ展開がある。 使い捨てとして利用できるので、タイパに優れる。 オンラインで購入できる。 | 耐久性や剛性が下がる。 高温や強い力に弱く、変形したり破損したりすることがある。 |
知ってた?ダイソーの網には「バーベキュー網」と「焼き網」がある。2つの違いを解説。


上の写真にあるように、100均ダイソーの網には「バーベキュー網」、「焼き網」の2種類があります。
バーベキューやキャンプ用の網を購入するため、ダイソーに行くと悩むことがあります。
そう、同じサイズの網なのに『バーベキュー網』と『焼き網』があることです。


また、パッケージデザインにも、どちらもバーベキューの写真があるので、余計に悩んでしまいますよね。
両者はすべてのサイズに共通しているわけではなく、2025年2月現在は30㎝×50㎝、35㎝×45㎝の2つのサイズがある。
また、バーベキュー網は40㎝×40㎝もあり、上記のサイズと合わせると全部で3サイズの展開があります。



どのサイズもバーベキューコンロでは一般的な大きさなので、需要が高い。


結論からお話しすると、バーベキュー網と焼き網の大きな違いは”枠の素材”になります。
あくまで、焼き網とバーベキュー網の同サイズを比較した場合の話ですが。
バーベキュー網の素材は、すべて鉄(ユニクロメッキ)が使われています。
焼き網の本体素材にはスチール(亜鉛メッキ)が使われており、枠素材にはブリキを使用しています。
どちらの網であってもベース素材は鉄となるため耐久性や耐熱性、腐食性など、性能はほとんど同じです。
しかし、焼き網の枠素材にはブリキが使われていることに違いがあります。


ブリキは軽量で柔らかく、サビに強い。さらに、加工しやすい特徴があります。
ただし、ブリキは高温に弱く長時間の直火で使用すると、変形したり劣化したり、破損したりすることがあります。
そのため、100均ダイソーの焼き網をつかってバーベキューや調理をするときは、枠に直接火が当たらないようにしましょう。



ダイソーの焼き網とバーベキュー網の特徴がわかると、購入後も安心して使うことができます。
下の記事では、キャンプやアウトドアにおすすめの”ノコギリ”を特集しています。アウトドア用のノコギリは軽量でコンパクト、焚き火におすすめです。
【ダイソー】焼き網の素材である、鉄を解説。


100均ダイソーの焼き網とバーベキュー網の素材である鉄は剛性や耐久性、耐熱性、耐食性に優れた素材です。
ダイソーの網素材である鉄は耐久性が高く熱に強いため、バーベキューやキャンプの網におすすめです。
鉄は素材の中でも硬く重さがあるので、曲がりにくいこともメリットにあります。
また、ダイソーの網は鉄にユニクロメッキや亜鉛メッキ処理を施しているので、鉄の弱点である腐食(サビ)を軽減します。
ただし、ユニクロメッキと亜鉛メッキは高温で使用すると劣化が進み、メッキが剥がれた部分からサビが発生します。



ダイソーの網を長く使用するには、網の洗い方と保管が大切となる。後ほど、筆者が詳しく方法を解説します。
下の記事では、鉄を素材とする人気調理器具であるスキレットを特集しています。
【おすすめ】100均ダイソーのバーベキュー焼き網の選び方を解説。


先述したとおり、100均ダイソーには焼き網とバーベキュー網の2種類があります。そのほかにもサイズや形状など、豊富なラインナップがあるため、用途に合わせた選び方が必要となる。
先述したとおり、ダイソーの焼き網とバーベキュー網は素材が異なりますが、耐久性や耐熱性はほぼ変わりません。
ただし、焼き網は枠の素材にブリキが使われており、長時間にわたり高温を当てつづけると、変形や破損の心配があるため注意が必要です。
そのため、100均ダイソーの網を選ぶときには、使用する焚き火台やバーベキューコンロのサイズ・形状に合わせることが大切なポイントとなる。



ファミリーキャンプとソロキャンプでは、焚き火台のサイズが違います。ダイソーの網を選ぶときは、焚き火台のサイズを確認しよう。
【ブランド別】焚き火台の使用サイズ
商品名 | ![]() ![]() ユニフレーム ファイアグリル | ![]() ![]() snow peak 焚き火台S | ![]() ![]() snow peak 焚き火台M | ![]() ![]() snow peak 焚き火台L | ![]() ![]() コールマン ファイアーディスク | ![]() ![]() コールマン ファイアーディスク ソロ | ![]() ![]() ロゴス ピラミッドTAKIBI M | ![]() ![]() ロゴス ピラミッドTAKIBI L | ![]() ![]() Tokyo Camp 焚き火台 | ![]() ![]() 東京クラフト 焚き火台マクライト2 | ![]() ![]() STC ピコグリル398 | ![]() ![]() BUNDOK LOTUS+ | ![]() ![]() ZEN Camps 焚き火台 NT FIRE STAND |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
使用サイズ | 43㎝×43㎝×高さ33㎝ | 28.5㎝×28.5㎝×高さ20.5㎝ | 35㎝×35㎝×高さ24.8㎝ | 45.5㎝×45.5㎝×高さ31.5㎝ | 45㎝×45㎝×高さ23㎝ | 30㎝×30㎝×高さ16㎝ | 36㎝×35㎝×高さ22㎝ | 39㎝×38.5㎝×高さ28㎝ | 40.2㎝×21.2㎝×高さ26.8㎝ | 35㎝×40㎝×高さ32㎝ | 38.5㎝×26㎝×高さ24.5㎝ | 37㎝×37㎝×高さ33㎝ | 51.3㎝×22.5㎝×高さ29㎝ |
【ダイソー】バーベキュー網を紹介。
バーベキュー網:サイズ50㎝×30㎝ 110円(税込)


ダイソーのバーベキュー網50㎝×30㎝は、バーベキューコンロやファミリー向けの焚き火台などにおすすめです。
ダイソーのバーベキュー網50㎝×30㎝の使用サイズは、約 49㎝×29㎝×0.2㎝です。
バーベキュー網50㎝×30㎝の材質は、鉄(ユニクロメッキ)となります。
バーベキュー網:サイズ45㎝×35㎝ 110円(税込)


ダイソーのバーベキュー網45㎝×35㎝は、バーベキューコンロやファミリーキャンプ・ソロキャンプ向けの焚き火台などにおすすめです。
ダイソーのバーベキュー網45㎝×35㎝の使用サイズは、約 45㎝×35㎝×0.28㎝です。
バーベキュー網45㎝×35㎝の材質は、鉄(ユニクロメッキ)となります。
バーベキュー網:サイズ40㎝×40㎝ 110円(税込)


ダイソーのバーベキュー網40㎝×40㎝は、バーベキューコンロやファミリーキャンプ・ソロキャンプ向けの焚き火台などにおすすめです。
ダイソーのバーベキュー網40㎝×40㎝の使用サイズは、約 40㎝×40㎝×0.28㎝です。
バーベキュー網40㎝×40㎝の材質は、鉄(ユニクロメッキ)となります。
【ダイソー】焼き網のサイズとスペックを紹介。
焼き網:サイズ35㎝×45㎝ 110円(税込)


ダイソーの焼き網35㎝×45㎝は、バーベキューコンロやファミリー向けの焚き火台などにおすすめです。
ダイソーの焼き網35㎝×45㎝の使用サイズは、約 35㎝×45㎝×0.25㎝です。
焼き網35㎝×45㎝の材質は、網:スチール(亜鉛メッキ)、枠:ブリキとなります。
焼き網:サイズ30㎝×50㎝ 110円(税込)


ダイソーの焼き網30㎝×50㎝は、バーベキューコンロやファミリー向けの焚き火台などにおすすめです。
ダイソーの焼き網30㎝×50㎝の使用サイズは、約 30㎝×50㎝×0.26㎝です。
焼き網30㎝×50㎝の材質は、網:スチール(亜鉛メッキ)、枠:ブリキとなります。
焼き網丸型:サイズ約30㎝ 110円(税込)


ダイソーの焼き網丸型 約30㎝は、小型のバーベキューコンロやソロ用の焚き火台、七輪などにおすすめです。
ダイソーの焼き網丸型 約30㎝の使用サイズは、約 30㎝×0.2㎝×30㎝です。
焼き網丸型 約30㎝の材質は、網:鉄(亜鉛メッキ)/ 枠:ブリキとなります。
焼き網角型:サイズ27㎝×27㎝ 110円(税込)


ダイソーの焼き網角型 27㎝×27㎝は、小型のバーベキューコンロやソロ用の焚き火台におすすめです。
ダイソーの焼き網角型27㎝の使用サイズは、約 27㎝×27㎝×0.2㎝です。
焼き網角型 27㎝×27㎝の材質は、網:鉄(亜鉛メッキ)/ 枠:ブリキとなります。
スタンド付焼き網 110円(税込)


ダイソーのスタンド付焼き網は、スタンドとよばれる脚部フレームを組み立てるタイプの焼き網です。スタンドは高さ約6㎝あるため、炭から距離を置いて調理ができるメリットがあります。
ダイソーのスタンド付焼き網の組立てサイズは、約 27㎝×20.5㎝×6㎝です。
スタンド付焼き網の本体材質は、スチール(亜鉛メッキ)となります。
民芸焼網:サイズ20㎝ 角型 110円(税込)


出典:ダイソーネットストア
ダイソーの民芸焼網 20㎝ 角型はソロ用の焚き火台やネイチャーストーブ、直火など、コンパクトスタイルのキャンプにおすすめです。
ダイソーの民芸焼網 20㎝ 角型のサイズは、約 20㎝×20㎝×0.3㎝です。
民芸焼網 20㎝ 角型の材質は、網鉄亜鉛メッキ枠鉄銅メッキとなります。
焼き網(丸型12㎝、角型11㎝、2枚組) 110円(税込)


出典:ダイソーネットストア
ダイソーの焼き網(丸型12㎝、角型11㎝、2枚組)は、小型のストーブや焚き火台で使用するのにおすすめです。お得な2枚セットの焼き網となります。
ダイソーの焼き網(丸型12㎝、角型11㎝、2枚組)の使用サイズは、丸型12㎝×12㎝×0.15㎝です。
また、角型11㎝×11㎝×0.15㎝になります。
焼き網(丸型12㎝、角型11㎝、2枚組)の本体材質は、スチールとなります。



角型11㎝はダイソーの焚き火台マイクロストーブの焼き網としても使うことができます。
下の記事では、ダイソーの大人気焚き火台”マイクロストーブ”を筆者が完全レビューしています。マイクロストーブは焚き火台にも、調理にも使うことができます。


【ダイソー】バーベキュー焼き網を完全レビュー。


筆者が100均ダイソーのバーベキュー焼き網を使用し、実際にキャンプでBBQをしてきたのでレビューします。
筆者がBBQに使用した焚き火台は、ファミリーキャンプで人気のユニフレームのファイアグリルです。
また、網はダイソーの「バーベキュー網40㎝×40㎝」を使いました。
焼き網は使用感や耐久性、安定感など、使い心地が大切となります。
調理中に焼き網の使用感が悪かったり、壊れてしまったりすると、楽しいはずのバーベキューも台無しになります。



ダイソーのバーベキュー焼き網の使い心地やメリット、デメリットを完全レビューします。


ちなみに、炭もダイソーで販売されているものを使用しました。
ダイソーのバーベキュー用炭の燃焼時間や火力、煙、ニオイなど、詳しい詳細については下記のレビュー記事を参照ください。
筆者がバーベキューを行い、ダイソーの炭と海外産の炭を比較しています。


【ダイソー】バーベキュー焼き網の使用感をレビュー


ダイソーのバーベキュー焼き網の使用感としては、焚き火台の上で滑る印象が強い。
素材に鉄をつかっていますが網目が細く重量がないので、動きやすいのだろう。
もちろん、焚き火台との相性もあるので一概に言えませんが、ユニフレームのファイアグリルは4つの支点で網を支えるため、相性はイマイチです。
アウトドアメーカーから発売されている焼き網は、素材も重厚で重量もあるため、調理中に網が動くこともほぼありません。



ただし、ダイソーの網は100円というコスパの良い価格となります。割り切って使うくらいの気持ちが大切です。


また、どの焼き網にも共通して言えることですが、使い始めは食材、とくにお肉は網に引っ付きやすいことがある。
そのため、軽量なダイソーのバーベキュー焼き網はお肉をひっくり返す際に、網に肉が引っ付きやすく、網が動いてしまう印象があります。



焼き始める前に網に油を塗布したり、食材にレモンを塗ったりすると、網に食材が付きにくくなります。


それでも、時間の経過とともに網の具合も安定し、快適なBBQを楽しめました。
上の写真にあるように、お肉の焼き加減も抜群で100円の網と思えないパフォーマンスを発揮。
ダイソーの焼き網を3時間のバーベキューで炭に当てつづけた結果、多少の変形はありましたが焼き切れることもなく耐久性があることも証明されました。



ダイソーのバーベキュー焼き網は、焚き火台との相性がありますが、100円という超コスパとは思えないほど、優秀なパフォーマンスを発揮します。
下の記事では、ソロキャンプにおすすめの焚き火台を特集しています。軽量でコンパクトな焚き火台は、どこへでも持っていける。
【バーベキュー】網の洗い方とコツ、保管方法を解説。


バーベキューやキャンプで使用した網の洗い方、保管方法を解説します。さらに、手軽に網を洗うためのコツを紹介します。
バーベキューやキャンプで使用した網には油や調味料、食材のカス、コゲなどが”汚れ”として大量に付着しています。
焼き網に残る汚れをこのまま放置するとサビたり、カビや雑菌が繁殖したりします。
そのため、バーベキューやキャンプで使用した網は適切な方法で洗い、メンテナンスすることが大切です。



つぎのキャンプやバーベキューで気持ちよく網を使用するために、適切な方法で網を洗い、保管しましょう。
バーベキュー網の洗い方とコツを紹介。


バーベキューやキャンプで使用した網をそのまま洗おうとしても油や調味料、コゲなどがびっしりと網に張り付いているので、簡単に落とすことはできません。
たとえ台所用洗剤やお湯を使用したとしても、網にこびり付いた油汚れやコゲは、なかなか落とすことは難しい。


そこで、網にこびり付いた油や調味料、コゲなどを落とすためのコツとして『網の空焼き』をしましょう。
網の空焼きをするためには、上の写真のようにアルミホイルと残っている炭を使います。
網を空焼きすると油や調味料、食材のカス、コゲなどを炭化できます。
網に残った汚れを炭化することで、こびり付いていた汚れを簡単に落とすことができます。



バーベキューが終わったら、焚き火台やコンロに残っている炭をつかい、網を空焼きすることがコツです。さっそく、手順を解説します。


上の写真のように、焼き網を覆うようにアルミホイルを被せていきます。
バーベキューコンロや焚き火台の上は、非常に高温です。
アルミホイルを被せたり作業したりするときは、耐熱グローブや厚手のグローブ、火ばさみ、トングなどを使用しましょう。


上の写真は、油や食材のカスなどが燃えているため、アルミホイルの隙間から煙が出ているところ。
アルミホイルを被せたら、炭の残り具合にもよりますが10分ほど放置し、網に付着している油や汚れが完全に炭化するまで焼き切ることがポイントです。



油や食材のカスが燃えきると、煙が出なくなります。


網に付着している油や食材のカスなどを炭化できたら、焚き火台やバーベキューコンロから網を出します。



上の写真を見るとわかりますが、網に付着した油が完全に炭化されている。


つぎに、網を持ってブラシやトング、火ばさみで網を軽く払ったり、地面に軽く打ちつけたりして炭を落とします。
油や食材のカス、コゲは完全に炭化されているので、簡単に落とすことができます。


ブラシやトング、火ばさみがないときは、アルミホイルをブラシ代わりに使うことができます。
バーベキューではアルミホイルを使う機会が多いので、アウトドアならではの工夫です。


アルミホイルを丸めて水に濡らし、網をこするように汚れを落とします。



アルミホイルを丸めただけの簡易なブラシですが、驚くほど汚れを落とすことができます。


上の写真を見てわかるとおり、油や食材のカス、コゲなど、すべての汚れが落ちています。



バーベキュー後に残った炭をつかい空焼きをするだけで、頑固な油汚れを簡単に落とすことができます。
下の記事ではソロキャンプの始め方と基本道具、ルール、マナーまで、完全解説しています。
油汚れやニオイが酷いときは、重曹やセスキ炭酸ソーダなどアルカリ性の素材で洗う。


網に付着した油汚れが酷くニオイが残っている場合は、自宅に持ち帰り重曹やセスキ炭酸ソーダなど、アルカリ性の素材を使用し油汚れやニオイを取り除きます。



油汚れは酸性なので、アルカリ性の重曹やセスキ炭酸ソーダを利用すると、効率的に汚れを落とすことができます。


重曹を使用する場合は、網が入るサイズの容器やバケツを準備します。
また、水よりも40℃くらいの”ぬるま湯”を使用する方が、油汚れやニオイ除去効果の期待があります。
水やぬるま湯に溶かした重曹を入れ、1時間以上つけ置きします。
つけ置きが終了したら網を取り出し、スポンジやタワシで洗います。
重曹の量は1ℓの水に対して、大さじ3杯ほどが目安になります。


ファミリーキャンプ用の焼き網はサイズが大きいので、自宅につけ置きできる容器やバケツがない方もいます。
このようなときにオススメなのが『セスキ炭酸ソーダ』を使用する網の洗い方です。
筆者はダイソーの『落ち落ちV セスキ+アルカリ電解水クリーナー 280ml』を使用しています。
自宅に粉末タイプのセスキ炭酸ソーダがある方は、スプレーボトルを準備し水500mlに対してセスキ炭酸ソーダ約5gを溶かして作りましょう。


バーベキュー網の油汚れやコゲつきの酷いところに、セスキ炭酸ソーダを吹きかけます。


このとき、セスキ炭酸ソーダを吹きかけた面にキッチンペーパーを被せます。
キッチンペーパーを被せることで、重曹でつけ置きするのと同様の効果を得ることができます。
セスキ炭酸ソーダを吹きかけたら、そのまま10分~15分ほど放置します。


時間が経過したらブラシやスポンジ、金タワシなどをつかい汚れを落としていきます。
水洗いをしながら油汚れやコゲ、ニオイをキレイに落としましょう。



筆者はBBQ用ブラシにキャプテンスタッグのレスト鉄板焼き器・アミ用ブラシを愛用しています。これ1本で簡単にお掃除ができる。


洗い終わったバーベキュー網は、完全に水気がなくなるまで乾かしましょう。
焼き網は鉄など金属が使わてれいるので、水気が残るとサビの原因になります。
下の記事では、アウトドアナイフの基礎知識とおすすめのナイフを特集しています。キャンプで使用するナイフのバイブル的な記事となる。


バーベキュー網の保管方法を解説。


バーベキュー網は適切な保管をしないと、サビたり腐食したりします。
焼き網が錆びると耐久性が落ちたり、食材が鉄臭くなったり鉄汚れが付いたりします。
せっかくキレイに油汚れやコゲを落としたのですから、つぎのキャンプやバーベキューに気持ちよく網を使うためにも適切な保管を心がけましょう。


はじめに、キッチンペーパーをつかい食用油をバーベキュー網に塗っていきます。
鉄やスチール製の焼き網は空気や水分に弱いため、触れると酸化(サビ)します。


焼き網に食用油を塗ると膜ができるので、酸化(サビ)を防ぐ効果があります。
スキレットやダッチオーブンなども鋳鉄を素材としているので、シーズニングしたときに食用油を塗ります。焼き網に食用油を塗ることも同様の効果が期待できます。



焼き網も炭をつかって空焼きをし、食用油を塗りメンテナンスをします。ダッチオーブンやスキレットで行う、シーズニングと同じですね。


つぎに、食用油を塗ったバーベキュー網を新聞紙でくるみます。
そのまま保管すると、油が垂れたり汚れたりします。新聞紙でくるむことで、余計な油を吸い取ってくれる。


ポリ袋やビニール袋にバーベキュー網を入れ、口を結び密閉状態を作ります。
ポリ袋やビニール袋で密閉状態にすることで、余計な空気や水分に触れるのを防ぎサビや酸化するのを防ぎます。
以上、バーベキュー網の洗い方と保管方法の解説でした。
バーベキュー網や焼き網は、消耗品です。適切な洗い方や保管方法を行えば長く使うことができます。ただし、網目が変形したり破損があったり、サビたりしたときは買い替えのタイミングです。
【まとめ】【最新】100均ダイソーのバーベキュー焼き網をレビュー。サイズ&洗い方を解説。


今回のゼロイチキャンプは、大人気の100円ショップ「ダイソー」のバーベキュー焼き網を完全レビューしました。
ダイソーの焼き網はソロキャンプ向けの小さいサイズから、ファミリーキャンプ向けの大きい焼き網まで、豊富な種類を取り揃えています。
ただし、焼き網の使用感は焚き火台との相性が必要であったり、適切なサイズを選んだりすることが重要です。
また、焼き網はバーベキュー後に空焼きをすると、油汚れや食材のカスなどを簡単に落とすことができます。
焼き網はしっかりと汚れを落とし、適切な保管法を行えば長く使用することができます。



ダイソーのバーベキュー焼き網は、キャンプやBBQにおすすめです。



ぜひ、この記事を参考にダイソーの焼き網で、キャンプやアウトドアを楽しんでください。
ゼロイチキャンプでは、InstagramとYouTubeを配信しています。
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YouTubeでは筆者が挑戦するソロキャンプやブッシュクラフト、登山、釣りなど、本気のアウトドアを身近に感じることができる内容となっています。



筆者自らGoProをつかって、ソロキャンプのリアルな映像を撮影しています。ぜひYouTubeも楽しんでください。
InstagramとYouTubeもぜひ、応援してください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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【最新】100均ダイソーのバーベキュー焼き網をレビュー。サイズ&洗い方を解説に関連した記事はこちら。





