みなさん、ビビィ(bivy/bivvy)とよばれるキャンプギアをご存じだろうか?
ビビィ(bivy/bivvy)は、テントではない。ざっくりと説明するならば、簡易的なシェルターのことである。
後ほど詳しく解説するが、現在の簡易的なシェルターとしてのビビィ(bivy/bivvy)は、ビバーク(野営)をするために発展して作られたキャンプ道具である。
たとえば登山やクライミングでは、雨や雪・強風など、悪天候時ではやむを得ずビバーク(野営)しなければならない状況もある。
このような過酷な環境下では、できるかぎり最小・最軽量なシェルターが必要となる。

そう、ビバーク(野営)をするために作られた専門ギアがビビィ(bivy/bivvy)である。
ビビィ(bivy/bivvy)は過酷な環境下でも、簡単に設営・撤収ができるように設計されており、パーツも非常に少ない。
そのため、ビビィ(bivy/bivvy)はソロテントと比較しても、軽量性・コンパクト性に優れる特徴があるため、バックパックにも無駄なく収納できる。
まさに、ビバーク(野営)するのに、もっとも最適なキャンプ道具と言えるのだ。

そして、今回のテーマであるビビィ(bivy/bivvy)は、ソロキャンプにもおすすめのキャンプ道具である。
その理由としては、もともとビビィはビバーク(野営)をするために作られたギアであり、ソロキャンプ自体がほとんどビバーク(野営)に近い行為で、使用するギアも似ている傾向がある。
とくに、ULキャンプや徒歩キャンプ、バックパックキャンプ、ブッシュクラフト、野営キャンプのように、バックパックにギアを収納し、1人でキャンプを行うことは限りなくビバークに近いスタイルである。
これは、ファミリーキャンプやグルキャンではできない。ビビィ(bivy/bivvy)は1人用の簡易的なシェルターであり、ソロキャンプだからこそ最適なのだ。

しかし、ビビィ(bivy/bivvy)と言っても実のところ、3つの形状がある。
それは、ビビィサック・フープビビィ・エマージェンシービビィとよばれるものだ。
この3つの形状には、設営・撤収方法の違いをはじめ、耐久性、耐水性、携行性、居住性、さらには保温性など、多くの性能に違いがある。
そのため、ソロキャンプ向けのビビィ(bivy/bivvy)を選ぶ場合、形状に着目しキャンプスタイルや移動手段、使用する環境に合わすことが重要となる。
ゼロイチキャンプビビィ(bivy/bivvy)には、3つの形状がある。まずは、この形状の違いを理解することが、失敗しない選び方のポイントになる。
この記事を読んでわかること、役立つ情報とは。
- ビビィ(bivy/bivvy)の失敗しない選び方を解説。
- ビビィ(bivy/bivvy)のメリット・デメリットを紹介。
- ULキャンプにおすすめの最新ビビィ(bivy/bivvy)を紹介します。
- キャンプギアの軽量化をできるようになる。
- ULキャンプを始めたい方におすすめの記事です。
ソロキャンプ×防災に役立つブログ「ゼロイチキャンプ」を運営。
ソロキャンプ歴10年以上の経験、専門的な資格保有をもとに、実体験に基づいたキャンプ道具の使い方やレビュー、アウトドア知識、防災キャンプに役立つ情報を自ら実践し、丁寧に解説している。
【資格】
- NCAJ キャンプインストラクター
- 日本ブッシュクラフト協会(JBA)認定ブッシュクラフター
- 防災士
【著書】
ソロキャンプは最強の防災訓練
(Amazon Kindle)
下の記事では、軽量でコンパクトなソロテントを特集しています。ソロキャンプで失敗しないテント選びのコツやメリット・デメリットをプロが解説します。


ビビィ(bivy/bivvy)ゼロイチキャンプの選定基準について


上の写真は、筆者が実際のソロキャンプでビビィ(bivy/bivvy)を使用している様子である。
ゼロイチキャンプでは、ソロキャンプ歴10年以上の実体験とフィールドでの使用経験をもとに、キャンプインストラクター・防災士としての専門知識を活かしながらビビィ(bivy/bivvy)を選定している。
実際に使用したモデルの検証結果に加え、公式スペックや構造の違いを比較し、総合的に判断したうえで紹介している。
- ビビィ(bivy/bivvy)の形状
- 設営、撤収方法
- 耐久性、耐水性、耐熱性
- 居住性・快適性・機能性
- 重量、サイズ(携行性、収納性)
- 価格とのバランス
- キャンプでの使いやすさ
ビビィ(bivy/bivvy)とは、超軽量で簡易的なシェルターのこと


ビビィ(bivy/bivvy)とは、登山やクライミング、ULキャンプなど、極限まで荷物量を減らし軽量化するスタイルにつかわれている「超軽量・簡易的シェルター」のことである。
ビビィ(bivy/bivvy)という言葉の歴史は古く、その起源は18世紀のスイス・ドイツ語で「見張り」を意味する”Biwacht”(ビヴァハト)にまで遡る。
19世紀頃になると、フランス軍がこの言葉を「野営」を意味する”Bivouac”(ビバーク)として取り入れ、それが英語圏へと波及していく。
なぜ「ビビィ(bivy/bivvy)」と略されるようになったのかについては諸説あるが、なかでも有力なのは、イギリス軍の兵士たちが使っていた「略語」だという説だ。
ビバーク(Bivouac)という言葉は、少し長くて呼びにくい。そこで兵士たちが、もっと短く、親しみを込めた呼び方として「Bivy」と名付けたと言われている。
ビビィ(bivy/bivvy)は古くはキャンプ道具ではなく、野営や見張りといった状態、行動のことを意味していました。
現在では、ビビィは簡易的シェルターとして進化


その後、登山家やバックパッカーが予定外の野営(ビバーク)をしなければならない際に、緊急用(エマージェンシー)装備として発展したのが、現在のビビィサック=ビバーク用の袋である。
現在では、さらにビビィ(bivy/bivvy)がアウトドア向けに進化を続け、軽くて小さくパッキングできるだけでなく、居住性や快適性に優れるタイプも登場している。
そのため、ビビィ(bivy/bivvy)は、登山やクライミング、UL(ウルトラライト)キャンプなど、荷物量を少なくしたいミニマリストたちに愛用されているのだ。



ビビィ(bivy/bivvy)にも、さまざまなモデルが登場している。キャンプスタイルや移動手段、さらにはデザインにあわせて選べる。
下の記事では、ビビィとあわせて使いたいソロ用のキャンプマットを特集しています。
【おすすめ】ソロキャンプ向けビビィ(bivy/bivvy)の選び方をプロが解説


ソロキャンプに失敗しないビビィ(bivy/bivvy)を選ぶためには、形状やサイズ、重量、居住性、さらには使用方法といった、大切なポイントがいくつかある。
ビビィ(bivy/bivvy)には大きく分けると「ビビィサック」「フープビビィ」「エマージェンシービビィ」とよばれる、3つの形状がある。
この3つの形状では、設営・撤収方法の違いをはじめ、居住性、快適性、重量、天候(気温)に合わせた使用方法など、さまざまな違いがある。


先に述べたように、ビビィ(bivy/bivvy)は登山やクライミング、バックパッカーがビバーク(野営)をしなければならない際に、緊急用(エマージェンシー)装備として発展した道具であると説明した。
しかし、現在では居住性・快適性が高く、ソロテントにも劣らないほど、充実度の高いビビィ(bivy/bivvy)もある。
また、さらに軽くコンパクトにパッキングが可能で、アウトドア用としても緊急用としても使える、超軽量ビビィ(bivy/bivvy)も登場しているのだ。
そのため、ビビィ(bivy/bivvy)といっても幅広いタイプがあるため、キャンプスタイルや移動手段、天候(気温)などにあわせた選択が重要である。
ビビィのなかには、荷物を置いたり本を読んだりできるスペースが広く、居住性に高いモデルもあります。
キャンプインストラクター解説!失敗しないビビィ(bivy/bivvy)の選び方
キャンプインストラクターが解説する、失敗しないビビィ(bivy/bivvy)の選び方については、最新ソロキャンプにおすすめのビビィ商品を紹介したあとにある。
もし、はじめにソロキャンプ向けのビビィ(bivy/bivvy)の選び方について学びたい方は、下のリンクをクリックすれば見れるようになっている。



ビビィ(bivy/bivvy)の選び方について、下記にあるリンクは、この先にも設置してあるので、好きなタイミングで見れるようになっている。
【おすすめ】ULキャンプに最強のビビィ(bivy/bivvy)を紹介
| 画像 | 参考価格 | ブランド名 | 商品名 | 形状 | サイズ | 重量 | 定員 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() ![]() | Amazon 楽天市場 Yahoo! | Outdoor Research | Helium Bivy | フープビビィ | 208cm×66cm×高さ50cm | 本体400g+ポール48g | 1人 |
![]() ![]() | Amazon | Outdoor Research | Alpine AscentShell Bivy | フープビビィ | 208cm×71cm×高さ51cm | 本体479g+ポール49g | 1人 |
![]() ![]() | Amazon 楽天市場 | Outdoor Research | Bug Bivy | フープビビィ | 226cm×66cm×高さ43cm | 454g | 1人 |
![]() ![]() | 公式サイト | TERRA NOVA | ムーンライト ビビィ | ビビィサック | 226cm×76cm | 210g | 1人 |
![]() ![]() | Amazon 楽天市場 Yahoo! | S.O.L. | Escape Lite Bivy | エマージェンシービビィ | 213cm×81cm | 156g | 1人 |
![]() ![]() | Amazon 楽天市場 Yahoo! | S.O.L. | Escape Bivy | エマージェンシービビィ | 213cm×78cm | 227g | 1人 |
![]() ![]() | Amazon 楽天市場 Yahoo! | S.O.L. | ESCAPE Bivvy XL | エマージェンシービビィ | 226cm×100cm | 約280g | 1人 |
![]() ![]() | Amazon | AquaQuest | Pharaoh Bivy Bag | ビビィサック | 216cm×94cm | 約500g | 1人 |
Outdoor Research / アウトドアリサーチ
【Helium Bivy / ヘリウムビビィ】


OR(アウトドアリサーチ)のヘリウムビビィのサイズは、約208cm×66cm×高さ50cm(総重量448g)となる。
ヘリウムビビィはサイズ感や重量など、ソロキャンプをするにあたり、バランスに優れるスペックとなっている。
アウトドアリサーチのヘリウムビビィの本体素材には、Pertex®Shield Diamond Fuse 2.5Lテクノロジーを採用。
耐久性や透湿性、防水性、防風性、気密性に優れる仕様を実現する。


ORのヘリウムビビィのフロア素材には、40D TPUラミネートを採用し、雨・雪といった悪天候にも対応可能だ。
さらに、顔まわりにはインナーメッシュ( bluesign®認証 ポリエステル 100%)を採用し、夏場にも快適に過ごすことができる。
とくに、日本の夏でキャンプをする場合、蚊で寝苦しいことが問題となる。しかし、ヘリウムビビィにはインナーメッシュを付属するので、快適な夜を過ごせるだろう。
一般的なBivyと比較しても、ヘリウムビビィは室内が広い。室内に荷物を置いたり中で読書をしたり、写真のように体をビビィに入れた状態で、調理をしたりすることができる。
Outdoor Research(アウトドアリサーチ)のヘリウムビビィは、冬でも夏でも使用可能です。年間をとおしてULキャンプを楽しめる。


OR(アウトドアリサーチ)のヘリウムビビィは、暗闇の中でも設営ができるほど、簡単な構造となっている。
フープビビィなので顔まわりにポールを1本通さなければならないが、難しい作業は一切ない。
また、頭部・足元、ポールの根本に、ペグで固定できるループホールを完備している。ペグで固定すれば自立することが可能で、さらに強風や雨にも強くなる。



アウトドアリサーチのヘリウムビビィは、まさに最強のビビィ。軽量性・コンパクト性、機能性に優れるだけでなく、使いやすいことが大きなメリットにある。
Outdoor Research / アウトドアリサーチ
【Alpine AscentShell Bivy / アルパインアセントシェルビビィ】


OR(アウトドアリサーチ)のアルパインアセントシェルビビィのサイズは、約211cm×71cm×高さ51cm(総重量528g)である。
アウトドアリサーチのアルパインアセントシェルビビィの本体素材には、OR独自構造のAschentshell 3Lを採用し、完全防水を実現する。
さらに、耐久性や透湿性、防風性、気密性、保温性に優れる仕様となっており、まさにビバーク(野営)をするための最強スペックだ。
アルパインアセントシェルビビィのフロア素材には、40D TPUラミネートを採用し、雨・雪など、悪天候にも対応可能である。
Outdoor Research(アウトドアリサーチ)のアルパインアセントシェルビビィは、季節を問わず厳しい環境下にも対応できます。


出典:Amazon
アルパインアセントシェルビビィは頭部のフレームによって、半自立式(フープビビィ)となっている。
一般的なBivyと比較しても頭部や足元のスペースが広く、室内に荷物を置いたり読書をしたり、体をビビィに入れた状態で調理をしたりすることも可能だ。
また、上の写真のようにアルパインアセントシェルビビィは、ジッパーをお腹のあたりまで大きく開けることができるため、出入りがしやすく通気性に優れることも大きなメリットにある。
さらに、蚊帳にもなるメッシュ素材には、 bluesign®認証 ポリエステル 100%を採用し、夏場にも快適に過ごすことができる。



ORのアルパインアセントシェルビビィは完全防水であるが、通気性を確保できたり、メッシュを採用したりし、年間を通して楽しめる。
Outdoor Research / アウトドアリサーチ
【Bug Bivy / バグビビィ】


出典:楽天市場
OR(アウトドアリサーチ)のバグビビィのサイズは、約226cm×66cm×高さ43cm(総重量454g)となる。
先に紹介した、ヘリウムビイィよりも全長が長く室内が広いので、荷物を置いたり快適に過ごしたりできる。
アウトドアリサーチのバグビビィの本体素材のメッシュには、ポリエステル100%となっている。
メッシュ素材とのイメージに強度に不安なイメージがあるが、ポリエステル100%なので比較的に安心できる仕様だ。
フロア素材にはナイロン 100% ポリウレタンラミネーション 40D リップストップフロアを採用し、雨水にも対応可能である。
また、縫製部分にシームレス加工を施しており、耐久性や耐水性に優れることも嬉しいポイントだ。
OR(アウトドアリサーチ)のバグビビィは、細かいアップデートをくり返しながら進化を続ける名品ビビィです。


出典:楽天市場
OR(アウトドアリサーチ)のバグビビィは、暗闇の中での設営ができるほど簡単な構造となっている。
2つのガイラインループと3つのペグ用ループを備え、しっかりと自立することが可能だ。そのため、耐久性や耐風性にも優れるので、ソロキャンプにも安心して使用できる。
また、アウトドアリサーチのバグビビィには、持ち運びと収納に便利な専用ケース(33cm x 10cm)を付属する。



ORのバグビビィは、ULタープやフロアレスシェルターなど、利便性の高い道具と合わせた使い方がおすすめである。
S.O.L. / Survive Outdoors Longer
【Escape Lite Bivy / エスケープライトビビィ】


出典:Amazon
SOLのエスケープライトビビィのサイズは、約213cm×81cm(重量156g)となっており、エマージェンシービビィにふさわしい超軽量な仕上がりを実現。
SOLのエスケープライトビビィの素材には、42gs/mポリエチレン不織布アルミ蒸着加工を採用し、保温性や気密性、反射性に優れる。
さらに、新素材である”サーモライト”を新たに採用することで、通気性と透湿性を大幅に向上した。
サーモライトが登場するまでは、結露や蒸れなど、使い心地でデメリットになっていたが、この新素材によって大幅に軽減されています。


出典:Amazon
SOLのエスケープライトビビィは、広げるだけで簡単に設営ができる。
ポールやガイロープ、ペグ打ちなどの必要がないので、寝袋のように広げるだけですぐに使用ができる。
エスケープライトビビィは夏場や気温の高い季節であれば、寝袋の代わりに単体で使われたりもする。
タープやシェルターなどと合わせて使えば、さらに快適に過ごすことも可能だ。
また、冬や気温の低い季節には、シュラフカバーのように「アウターシュラフ」としても便利である。



SOLのエスケープライトビビィをアウターシュラフにすれば、快適使用温度・限界使用温度を向上できる。
ただし、エスケープライトビビィにはメッシュがないため、虫の多い季節に使用する際は、注意が必要です。とくに、蚊の対策は必要です。
S.O.L. / Survive Outdoors Longer
【ESCAPE Bivvy/ エスケープビビィ】


SOLのエスケープビビィのサイズは、213cm×78cm(重量約227g)となっており、ゆとりのあるサイズ感で日本人には使いやすい大きさだ。
また、SOLのエスケープビビィには「ODグリーン」「オレンジ」の2つのカラー展開がある。
SOLのエスケープビビィの使用方法は、パッと広げるだけ。寝袋と同じようにサイドジッパーが付属しているので、簡単に設営ができる。
フープビビィのように、ポールやガイロープなどの必要がないので、どなたでもすぐに使用できる。



SOLのエスケープビビィは、サイドジッパーやドローコードが付属しているので、使い方は寝袋と変わらない。


上の写真は、筆者がSOLのエスケープビビィをつかっているところである。
筆者の身長は172cmがあるが、エスケープビビィのサイズは、213cm×78cmに対し、十分な寝心地を確保できる。
寝返りを打つことも、中に寝袋を入れてアウターシュラフとして使うこともできる。



SOLのエスケープビビィ、とても汎用性が高い。夏場の寝袋としても、冬のアウターシュラフとしても利用ができる。
S.O.L. / Survive Outdoors Longer
【ESCAPE Bivvy XL / エスケープビビィ XL】


出典:楽天市場
SOLのエスケープビビィ XLのサイズは、約98×231cm(重量約280g)となっており、先述したエスケープライトビビィと比較すると、約36%サイズアップしている。
SOLのエスケープビビィ XLの使い方は、パッと広げるだけで簡単に設営ができる。
使用方法などはエスケープビビィと同じで、ポールやガイロープ、ペグ打ちなどの必要はない。寝袋のように広げるだけで、どなたでもすぐに使用ができる。


出典:楽天市場
このSOLのエスケープビビィ XLは、シリーズの中でもっとも大きなサイズである。
そのため、寝返りを打ったり横になったり、アウターシュラフとして利用することもできる。
とくに、エマージェンシービビィ特有の体に吸着するような使い心地が苦手な方は、こちらのエスケープビビィ XLを選択することで軽減できるだろう。
AQUAQUEST / アクアクエスト 【Pharaoh Bivy Bag】


出典:Amazon
AQUAQUEST(アクアクエスト)のPharaoh Bivy Bagのサイズは、約216cm×94cm(重量約500g)となる。
AQUAQUESTのPharaoh Bivy Bagの素材には、70Dリップストップナイロン素材+ラミネートPUとDWRコーティングを採用している。
そのため、Pharaoh Bivy Bagは防水性10,000mmと透湿性10,000grを誇り、優れた防水機能を維持しつつ結露を最小限に抑える仕様となっている。
アクアクエストのPharaoh Bivy Bagは耐水性や透湿性、軽量性、耐久性、収納性に優れるビビィです。


アクアクエストのPharaoh Bivy Bagは、広げるだけで簡単に設営ができる。
スタンダードなビビィサックの形状となっており、ポールやガイロープ、ペグ打ちなどの必要がなく、寝袋のように広げるだけですぐに使用が可能だ。
また、過酷な環境下であったとしても、ビビィを広げるスペースがあれば、どこにでも設営ができることも大きなメリットにある。



場所や環境に左右されずに使用できることは、ビバーク向きだ。簡易シェルターとして、とても利便性が高い。
TERRA NOVA / テラノバ 【ムーンライト ビビィ】


出典:KENKOSYA
テラノバ (TERRA NOVA)のムーンライト ビビィのサイズは、約200cm×76cm(重量210g)と超軽量な仕上がりとなっている。
テラノバのムーンライト ビビィの素材は、TNムーンライト10,000mm(DWR撥水加工)を採用し、耐水圧10000mと透湿性能15000mmを備え、完全防水となっている。
そのため、雨風の強い過酷な環境下であったり、ビバークをしなければならない状況でも、安心して使うことができる。する。
さらに、縫製部分はシームシール処理が施されているので、雨や水滴に強いことも魅力にある。
テラノバのムーンライト ビビィは、驚くほどコンパクトな収納サイズです。バックパックキャンプに最高です。
ムーンライト ビビィは設営する際、ポールやペグ打ち、ガイロープなどの必要がないため、どなたでもすぐに使用できる。
寝袋・シュラフとを同じような使い方なので、広げるだけで設営は完成する。
また、ムーンライト ビビィには、顔回りにメッシュタイプの蚊帳が完備しているので、夏場の虫対策もバッチリだ。



テラノバのムーンライト ビビィは、ULタープやフロアレスシェルターなど、利便性の高い道具と合わせた使い方がおすすめである。
ビビィ(bivy/bivvy)の形状について解説


ビビィ(bivy/bivvy)には大きく分けると「ビビィサック」「フープビビィ」「エマージェンシービビィ」とよばれる、3つの形状がある。
この3つの形状では、設営・撤収方法の違いをはじめ、居住性、快適性、重量、天候(気温)に合わせた使用方法など、さまざまな違いがある。
そのため、ソロキャンプに最適なビビィ(bivy/bivvy)を選ぶには、自分のキャンプスタイルや移動手段、使用する季節や気温など、環境に合わせて考えることが大切である。



ビビィ(bivy/bivvy)を選ぶときには、この3つの形状について理解することが最も重要なポイントだ。


はじめに解説したとおり、もともとビビィは、野営(ビバーク)をするために発展してきた道具であることを忘れてはならない。
設営方法や居住性、過ごしやすさといった点は、一般的なテントとは大きく異なる。
そして、これから解説するビビィ(bivy/bivvy)の形状によっても、それぞれに違いがある。先ずは、3つの形状について理解することで、失敗しない選び方に繫がっていく。
ビビィ(bivy/bivvy)はソロテントよりも軽量でコンパクト、さらに設営が簡単な道具ですが、選ぶときにはまずは形状を確認することが大切です。
ビビィ(bivy/bivvy)の形状について解説
- ビビィサック(Bivy Sack)
- フープビビィ(Hooped Bivy)
- エマージェンシービビィ(Emergency Bivy)
下の記事では、ビビィとあわせて使いたい3シーズン用の寝袋・シュラフを特集している。


ビビィサック(Bivy Sack)


出典:Amazon
ビビィサック(Bivy Sack)は、現在主流となっている基本的なビビィの形状であり、ビビィの原型ともいえるモデルである。
登山やクライミングにおいて、やむを得ず野営(ビバーク)をする場面を想定し、できるだけ軽く、無駄のない構造を追い求めた結果として生まれたのが、ビビィサックだ。
ビビィサックの使い方はとてもシンプルで、ポールやロープは使用せず、寝袋をそのまま中に入れて使用する。
イメージとしてはシュラフカバーに近いが、大きな違いは防水・防風性能に優れ、外気をしっかり遮断できる構造になっている点である。
これは、登山やクライミングといった厳しい環境下での使用を前提としているためだ。


ビビィサックだけでなく、これはほかのビビィにも共通して言えることだが、ビビィ(bivy/bivvy)は結露が起こりやすい。
ビビィ(bivy/bivvy)は、人が1人横になるだけの限られた空間で、呼吸による水蒸気が内部にこもりやすい。
結露対策として、ゴアテックスを代表するように、防水性と透湿性を両立した素材をつかった製品を選ぶことで、結露をある程度軽減することができる。



ビビィサックを使用するときは、顔回りのジッパーをすこし開けて空気を取り入れる。ほかにも、顔周辺にメッシュが装着しているものもある。
フープビビィ(Hooped Bivy)


フープビビィ(Hooped Bivy)とは、その名のとおりで頭部にポールがある形状のビビィである。フープを直訳すると「輪・枠」となるように、フープビビィは顔回りに大きなスペースがあることが特徴だ。
フープビビィ(Hooped Bivy)は紹介する形状のなかで、もっとも居住性や快適性が高い。
先に紹介したビビィサック、つぎに紹介するエマージェンシービビィは、人が横になるだけのスペースしかないが、フープビビィは室内に荷物を置いたり、本を読んだりできるほどのスペース(空間)がある。
ビビィを使用する際のデメリットに、荷物を外に置かなければならないことがある。
しかし、このフープビビィであれば、ソロテントと同じように荷物を中に入れることができるので、睡眠中でもサイトから離れているときでも安心できる。
フープビビィは設営した状態が独特な形で、ミニマルシェルターやコクーン(繭)と表現されたりします。


上の写真は、筆者のフープビビィ(アウトドアリサーチ:ヘリウムビビィ)を設営しているところ。ポールを頭部のループに差し込んでいる最中である。
フープビビィ(Hooped Bivy)を設営する際は、写真にあるようにポールを使用する。
また、ポールだけでは自立できないので、頭部・足元、ポールの周辺などにあるループホールにペグダウンする必要がある。



フープビビィの設営はポール1本を通し、ペグダウンするだけなので、ソロテントよりも簡単にできる。


上の写真は、筆者のフープビビィ(アウトドアリサーチ:ヘリウムビビィ)の中に、バックパックを収納したものである。
先に述べたように、フープビビィの大きなメリットに、荷物を中に収納したり本を読んだりできるスペース(空間)があることだ。
写真では、バックパックを枕代わりに頭部周辺に置いているが、足元に置くこともできる。


上の写真は、筆者のフープビビィ(アウトドアリサーチ:ヘリウムビビィ)をメッシュ(蚊帳)にしているものである。
先に紹介したビビィサックの多くは、フルジップスタイル(密閉型)である。
一方で、フープビビィには写真にあるように、蚊帳(メッシュ)を付属しており、夏場や気温の高い季節にも安心して眠ることができる。
また、冬や気温の低い季節には、ビビィサックのようにフードを締めて、保温性を向上することも可能だ。



フープビビィは夏でも冬でも使うことが可能で、年間を通して楽しめる。快適性も高いので、初めてのビビィにおすすめである。
下の記事では、ビビィとあわせて使いたいULテーブルを特集している。超軽量なULテーブルは、どんなキャンプスタイルにもおすすめだ。


エマージェンシービビィ(Emergency Bivy)


エマージェンシービビィ(Emergency Bivy)とは、その名のとおり緊急時(エマージェンシー)に命を守るために設計された、超軽量・コンパクトなビビィである。
エマージェンシービビィ(Emergency Bivy)の材質にはアルミ蒸着フィルムが使われており、体から放射される熱を効率的に、内側に反射することで保温性を高める仕組みになっている。


エマージェンシービビィに似ているもので、エマージェンシーシートというものがある。
エマージェンシーシートは名前にあるとおり、アルミ蒸着が1枚のシート状になっており、防災用としても重宝されている。



エマージェンシーシートは、上の写真のように、広げて体に巻くようにして使用する。


一方で、エマージェンシービビィは寝袋のように袋状になっているため、隙間がなく気密性が高い。
さらに、熱反射を効率的にできる設計で、保温性が高くとても暖かい特徴がある。
エマージェンシービビィの使い方は簡単で、上の写真のように広げて、寝袋と同じように使うことができる。
また、エマージェンシービビィは緊急用の簡易シェルターとしてだけでなく、キャンプやアウトドアでは夏場・気温の高い季節に、寝袋の代わりに単体でも使われることがある。



エマージェンシービビィは耐水性・保温性が高いので、夏場の沢登りや釣り、トレッキングなど、ミニマリストに愛用されている。


上の写真は、筆者のエマージェンシービビィを手に持っているものである。
写真を見ていただくと分かるように、片手で簡単に持てるほどコンパクトで軽量なのだ。
エマージェンシービビィは紹介するビビィの形状のなかで、最も軽量でコンパクトに収納できることも大きなメリットにある。
エマージェンシービビィの中には、重量100g以下の超軽量な製品もある。ULキャンプ界隈では『軽さこそ正義』と言われるように、軽いギアは重宝されるのだ。
エマージェンシービビィは結露が起きやすい


先述したように、エマージェンシービビィの主な素材にはアルミ蒸着が使われている。
アルミ蒸着は単体の素材としては熱を効率的に反射し保温性に優れるメリットがあるが、その反面に熱・湿気を逃がしにくいというデメリットがある。
そのため、エマージェンシービビィは、結露が起きやすいことがある。
ただし、エマージェンシービビィのなかには、筆者が愛用している「SOL ESCAPE BIVVY」のように、透湿防水素材の製品がある。
このように、透湿防水素材のエマージェンシービビィであれば、結露を軽減できるので快適に過ごすことが可能だ。



冬キャンプや気温の低い季節には、エマージェンシービビィをアウターシュラフとして使うこともできる。
エマージェンシービビィは悪天候時には不向きである


上の写真は、筆者のエマージェンシービビィである。
エマージェンシービビィは防湿透水に優れる素材が使われているが、完全防水ではない。
そのため、先に紹介したビビィサックやフープビビィと比較すると、雨や雪、強風など、悪天候に非常に弱い。


上の写真は、筆者が防災キャンプをした際、エマージェンシービビィとブルーシートを使って過ごしたものである。
このように、エマージェンシービビィをキャンプやアウトドアで使う場合は、あわせて雨風を防げるタープと併用することがおすすめだ。
エマージェンシービビィは名前にあるとおり、緊急用のギアであることを忘れてはならない。
いくら汎用性が高いと言えど、十分な装備をした上で使うことが大切だ。



エマージェンシービビィは正しく理解し使うことができれば、とても利便性・汎用性の高いギアである。
下の記事では、Bivy(ビビィ)と合わせて使いたい”DDタープ”を特集しています。ソロキャンプ向けのDDタープで悩んでいる方は必見です。


ソロキャンプ向けビビィ(bivy/bivvy)は重量1キロ以下がおすすめ


ULキャンプやソロキャンプ向けのビビィ(bivy/bivvy)を選ぶときは、重量1㎏以下の製品がおすすめである。
これまで解説してきたとおり、ビビィ(bivy/bivvy)は軽量かつコンパクトに収納できるギアである。
その軽量性はソロテントと比較すると顕著であり、実際に重量を数値で比べても差は明確だ。
純粋に軽さという観点でみれば、ビビィが最も軽いテント/シェルターと言えるのではないだろうか。


しかし、ビビィ(bivy/bivvy)と言ってもさまざまな種類・形状がある。
そのため、形状や生地に使われる素材によっては、1㎏を超える重量の製品もある。
ULキャンプを代表するように、軽量性を追い求めるキャンプスタイルの場合、グラム単位で軽量化しなければならないことがある。
これらのキャンプスタイルの移動手段は、徒歩や電車、自転車などが中心となる。そのため、できるかぎり荷物量を減らし、軽量性を高めることができれば、その分、移動やパッキングが楽になるのだ。
ULキャンプは、グラム単位で重さを軽くするイメージが大切です。たとえ、1グラムであっても、積み重なると大きい負担になることがあります。
重量1㎏以下のビビィ(bivy/bivvy)はパッキングも快適だ


せっかく軽量でコンパクトに収納できるビビィ(bivy/bivvy)を使うのであれば、やはり軽いものを選ぶべきである。
もし、重量が1㎏以上あるビビィ(bivy/bivvy)を使うのであれば、快適性や居住性に優れるソロテントを選択した方が、利便性は高く正しい選択であるだろう。
重量1㎏以下のビビィ(bivy/bivvy)はコンパクトにパッキングできるので、バックパック・ギアボックスにも無駄なく収納できる。



ビビィ(bivy/bivvy)を選ぶときには、重量1㎏以下をベースとして選択してほしい。やはり、ULキャンプは軽さこそ正義である。
下の記事では、ビビィと合わせて使用したい”アルコールストーブ”を特集しています。アルストは、超軽量でコンパクトな火器です。
ソロキャンプ向けビビィ(bivy/bivvy)は居住性も大切なポイント


ソロキャンプ・ULキャンプ向けのビビィ(bivy/bivvy)を選ぶときには、居住性や快適性も大切なポイントとなる。
もともとビビィ(bivy/bivvy)は、ビバーク(野営)をするために発展した道具であると説明した。
そのため、ビビィはテントのように居住性や快適性を求めて作られたギアではない。
登山やクライミングなど、やむを得ず登攀中にビバークしなければならない状況であっても、できるかぎり最小・最軽量のシェルターで過ごせることを重視した道具である。
しかし、現在ではビビィ(bivy/bivvy)の中にも軽量性を維持しながら、快適に過ごすことができるモデルも多くある。


たとえば、先ほどビビィ(bivy/bivvy)には、3つの形状(ビビィサック・フープビビィ・エマージェンシービビィ)があると解説した。
そのなかで、居住性・快適性に優れるのが「フープビビィ」である。
フープビビィは頭部のあたりにポールを通すため、室内で本を読んだり荷物を置いたりできるスペースがある。
ビビィサックやエマージェンシービビィのように、単に体を休めること、寝ることだけに集中した設計ではないので、居住性や快適性を求めるのであれば、フープビビィを選ぶことをおすすめする。
上半身まわりのスペースが広く、足元に余裕のある設計のBivy(ビビィ)は圧迫感を軽減したり、荷物を置いたりできるので安心感をプラスできます。
下の記事では、ビビィ泊におすすめのコンパクトLEDランタンを特集しています。LEDランタンは、ULキャンプに必須のキャンプギアである。
【まとめ】ビビィサックULキャンプにおすすめプロが選ぶビビィ(bivy/bivvy)


今回のゼロイチキャンプは、ULキャンプやソロキャンプにおすすめのビビィ(bivy/bivvy)について、完全解説してきた。
おそらく、筆者の知るかぎりこの記事ほど、ビビィ(bivy/bivvy)について、詳しく書かれているブログを見たことがない。それほどまでに、詳しく全部を書ききったと思う。
はじめに解説したように、現在のビビィ(bivy/bivvy)は、もともとビバーク(野営)をするために作られたギアである。
そのため、軽量性・コンパクト性に優れ、バックパックに無駄なく収納できるほど、抜群の携行性を誇る。
また、その仕様はビバーク(野営)だけに限らず、ソロキャンプにも最適な仕様である。バックパックに道具を収納し、1人でキャンプを行うスタイルはビバークに似ている。
ぜひ、この記事を参考にソロキャンプでBivy(ビビィ)を楽しんでみてはいかがでしょうか。


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【ビビィサック】ULキャンプにおすすめプロが選ぶBivyに関連した記事はこちら。
































