日本ブッシュクラフト協会(JBA) 認定ブッシュクラフターの ゼロイチキャンプです。この記事は、認定資格を持つ筆者が監修し、執筆まで行っています。
薪ストーブとは、その名のとおり燃料に”薪”をつかうストーブのことをいいます。そのなかでも、ソロキャンプ向けの薪ストーブはコンパクトで軽量なものが多く、携行性や収納性に優れた特徴があります。
冬のキャンプに、暖かさや癒しをあたえてくれるのがストーブです。筆者は寒いのが大の苦手なので、冬キャンプにストーブがないなんて、想像もしたくありません。
冬キャンプにストーブをつかわないとは、もう完全にサバイバルです。
寒いことを我慢しないで、ストーブをつかって快適なソロキャンプを楽しみましょう。
今回のゼロイチキャンプは、冬のキャンプを快適に過ごすために必要な”薪ストーブ”について、わかりやすい解説と選ぶときのポイント、最新の薪ストーブを紹介します。
ソロキャンプ用のストーブには燃料に石油やガス、電気、薪などがあります。そのなかでも薪ストーブは火力が強く、暖をとったり調理をしたり、煙突口を完備したテントであれば、テント内で使うことも可能。
また、薪ストーブに使われる素材やサイズ、形状によって携行性や収納性、機能性、キャンプスタイルなど、大きくちがいがあります。
この記事を最後まで読んでいただけると、失敗しない薪ストーブを選ぶことができるようになる。
この記事を読んでわかること、解決する悩み。
- ソロキャンプに失敗しない”薪ストーブ”を選ぶことができる。
- 薪ストーブについて、わかりやすい解説をしている。
- 薪ストーブのメリット・デメリットについて解説。
- ソロキャンプ向け薪ストーブを選ぶときの、おすすめポイントを紹介。
- 2023年最新のソロキャンプ向け薪ストーブを紹介。
下の記事では、ソロキャンプの始め方や基本道具、ルールやマナーについてくわしく解説しています。すでに、ソロキャンプを始めている人にもお得な情報が満載。
ソロキャンプ向け薪ストーブの選びかた。
ソロキャンプ向けの薪ストーブを選ぶときには、できるかぎりコンパクトで軽量なストーブがおすすめ。また、素材も選ぶときの大事なポイントで、一般的にはステンレスや鉄、チタンなどがある。
ソロキャンプ向けの薪ストーブを選ぶときには、サイズや素材、機能性、携行性、収納性などが大切なポイントになります。
これらのポイントを考えずに適当に選んでしまうと、目的や移動手段、キャンプスタイルにあわないストーブを選ぶことにつながってしまいます。
薪ストーブは適当に選ばずに、いくつかのポイントを押さえることで、失敗しないストーブを選ぶことができる。
失敗したストーブを選んでしまうと、最悪の場合に買いなおすことになることも…。
また、筆者は薪ストーブを選ぶポイントに”楽しみ方”も大事だと思っています。
薪ストーブの種類によって調理ができたり、燃えている炎をみることを楽しんだり、煙突口があればテントでつかうこともできます。
薪ストーブを楽しむことも選ぶベースになるので、選ぶときには先に述べた楽しみ方もひとつポイントにしていただきたい。
下の記事では、薪ストーブの燃料である”薪”をつくるのに最強のフルタングナイフを特集しています。フルタングナイフは頑強の構造をしているため、バトニングができることもメリットにある。
薪ストーブのメリット・デメリット
薪ストーブにも当たり前ですが、メリットやデメリットがあります。薪ストーブの購入を検討しているかたは、メリット・デメリットをふまえた上で、購入をおすすめします。
薪ストーブのメリットには、石油やガス、電気ストーブと比較すると火力が高いため、効率よく暖まることができる。
また、調理をしたり燃えている炎を眺めることができたり、テント内でつかうことができることも魅力にあります。
ガラス窓付きの薪ストーブは、燃えている炎を眺めて楽しむことができる。焚き火好きには、たまらない。
薪ストーブのデメリットには、燃料である薪をつくるためにクラフトしたり、火起しをするなど、手間の掛かることがあげられる。
また、使い終わったあとの灰や炭を処理したり、設置や撤収に時間が掛かることもデメリットにある。
燃料である”薪の燃料費”もコスパが悪いこともデメリットにある。
メリット | デメリット |
---|---|
火力が高く、効率よく暖まることができる。 調理ができる。 燃えている炎を眺めて、楽しめる。 えんとつがあれば、テント内で使うことも可能。 | 薪をクラフトしたり、火起こし作業がいる。 灰や炭の後処理が必要。 設営&撤収の手間が掛かる。 薪の燃料費のコスパがわるい。 |
下の記事では、焚き火の利便性を向上する道具である”火ばさみ”を特集しています。火ばさみは薪ストーブに焚き火をくべるときにも便利な道具。
ソロキャンプ向け、薪ストーブの選ぶポイントを解説。
薪ストーブを選ぶときには、これから解説するいくつかのポイントを押さえることが大事。また、薪ストーブにはさまざまな楽しみ方がありますので、キャンプスタイルや目的にあわせて選ぶことも大切となる。
ソロキャンプ向けの薪ストーブを選ぶときには、できるかぎりコンパクトなサイズがおすすめとなる。
コンパクトな薪ストーブは携行性や収納性を向上することができるのも理由にあるが、ソロキャンプは1人や2人用のテントを使用するため薪ストーブのサイズが大事なポイントとなる。
薪ストーブを選ぶときには機能性や素材、形状、デザインも基準になります。しっかりと知識をつけることも大切。
ソロキャンプ向け薪ストーブを選ぶときのポイント。
- ソロキャンプ向けの薪ストーブはサイズがポイント。
- 薪ストーブの機能性は、選ぶときの大切なポイント。
- 薪ストーブに使われる素材で選ぶ。
- 薪ストーブの形状やデザインで選ぶ。
ソロキャンプ向けの薪ストーブはサイズがポイント。
ソロキャンプ向けの薪ストーブを選ぶときには、ファミリーキャンプで使用するような大きいものではなく、できるだけコンパクトで携行性や収納性に優れたものがおすすめ。
ソロキャンプで薪ストーブをつかうときは、基本的にひとりで使用するため、コンパクトで携行性や収納性に優れたものがおすすめです。
昨今のキャンプブームによって、薪ストーブのサイズもファミリーキャンプでつかう大きいものから、ソロキャンプ向けのコンパクトサイズまで幅広く登場しました。
とくにソロキャンプは、薪ストーブの設置から撤収までをひとりでやらなければなりませんし、ファミリーキャンプでつかうハイパワーの薪ストーブは必要ありません。
ソロキャンプ向けの薪ストーブは、コンパクトサイズがおすすめ。携行性や収納性を考えた選択が大事。
ソロキャンプ向けの薪ストーブには、携行性や収納性を考えられた設計になっているため、折りたためるものやフレームや本体を分解して収納できるタイプなどがあります。
薪ストーブのサイズは移動手段や携行性、収納性に関わる大切なポイントです。とくにソロキャンプでは大切なポイントなので、購入するときはサイズに着目しましょう。
下の記事では、薪ストーブや焚き火の熱に強い”TC素材のソロテント”を特集しています。煙突穴付きのパップテントなど、まさにこのテーマにぴったり。
薪ストーブの機能性は、選ぶときの大切なポイント。
薪ストーブを選ぶときには調理をしたり、燃えている炎を眺めたり、テント内で使ったり、二次燃焼して効率よく薪を燃やすことができるなど、機能性は大切なポイントです。
薪ストーブのサイズや素材、形状やデザインも選ぶときには大事なポイントですが、薪ストーブを楽しむためには機能性はとても大切です。
暖をとりながら、調理や焚き火を楽しむことを目的にするかたも多いはず。また、煙突付きの薪ストーブは、えんとつ口が付属しているテントで使うこともできます。
機能性は薪ストーブを楽しむために重要なポイント。キャンプスタイルや目的にあったものを探すためのヒントになる。
筆者は、軍幕の薪ストーブスタイルに挑戦したいと思っています。
薪ストーブを楽しむための機能性について。
- 調理ができる薪ストーブ。
- 燃えている炎を楽しむ。
- テント内で使うことができる薪ストーブ。
- 二次燃焼をする薪ストーブ。
薪ストーブは、調理ができることもメリット。
薪ストーブの天板がフラットになっている製品は、クッカーやフライパン、ケトルなどで調理をすることができます。また、耐荷重が高い製品であればダッチオーブンを使用することもできる。
とくに、薪ストーブはほかのガスや灯油、電気ストーブと比較すると火力が強いため、天板が高温になることで調理が可能となります。
冬の寒い季節に、じっくりと煮込んだ鍋と日本酒なんか良いですね。
下の記事では、薪ストーブの調理にぴったりの最強クッカーを特集しています。ゼロイチキャンプで一番人気の記事でもあるので、ぜひチェックしてほしい。
焚火感覚に燃えている炎を楽しむ。
薪ストーブの燃料は、薪や小枝などをつかうため焚き火のような感覚で楽しむことも魅力にある。とくに、ソロキャンプは焚き火が好きなかたが多いので、ぴったりのストーブといえる。
また、薪ストーブのなかには、薪をくべる扉がガラス製になっているものがあり、燃えている炎をみることができたり、1/fといわれるヒーリング効果を得られることもできる。
薪ストーブで暖をとりながら、癒し効果まで得られるなんて素晴らしい。
テント内で使うことができる薪ストーブもある。
薪ストーブのなかには、長めの煙突が付いているタイプがあります。
薪ストーブをつかうことができるテントには、煙突口がついているため、長めの煙突がついた薪ストーブをあわせて使うことも可能。
ただし、基本的に薪ストーブは屋内用に設計されていないため、しっかりとテントの設計を確認したうえで換気を行ったり、一酸化炭素チェッカーを必ず使いましょう。
テント内で薪ストーブを使う場合は自己責任になります。テントの設計を確認したり換気を行ったり、一酸化炭素チェッカーを必ず使いましょう。
テント内で薪ストーブを使用するときは、一酸化炭素中毒に気をつけましょう。長めの煙突がついているといっても、煙がすべて外に排気されるわけではありません。また、睡眠時は使用しないようにしてください。
二次燃焼ができる薪ストーブ。
薪ストーブのなかには、二次燃焼ができる製品もあります。
二次燃焼のメリットには煙の発生を防いだり、高効率で薪を燃焼することができるので、灰になるまでしっかりと燃やすことができます。
また、一酸化炭素中毒の原因になる有害ガスの発生を軽減することができることもメリットにあります。
二次燃焼は、灰になるまで薪をしっかりと燃やすことができるので、掃除や後片付けが楽なこともメリットにある。
二次燃焼とは。
薪がはじめに燃えることを“一次燃焼”といいます。二次燃焼は、一次燃焼で燃え切らなかった未燃焼ガスに、再び高温の空気を送り込んで“再燃焼”させることをいいます。
下の記事では、薪ストーブや焚き火の後片付けに便利な”火消し袋”を特集しています。火消し袋は折りたたんで持ち運べるので、ソロキャンプに重宝する道具。
薪ストーブに使われる素材で選ぶ。
一般的に薪ストーブに使われている素材には、ステンレスや鉄製、チタンなどがあります。
薪ストーブに使われている素材によって重量や耐久性、耐熱性、携行性、耐食性などにちがいがあります。
キャンプスタイルや用途、移動手段に合わせて素材を選ぶことは大切です。また、素材によって製品価格、いわゆるコストパフォーマンスにも影響がある。
薪ストーブに使われている素材とは。
- ステンレス
- 鉄
- チタン
ステンレス
ステンレスの特徴は耐久性や耐熱性、耐食性(錆びない)があることです。薪ストーブにつかわれる素材のなかでは、いちばん万能性に優れていることがあげられる。
ステンレスは熱処理や構成元素によって変化しますが、鉄に炭素を加えているため、鉄よりも硬く耐久性があります。
またステンレス最大の特徴は、耐食性(サビ)に優れていることがあげられます。
なぜ、これほどに耐食性に優れているかというと、ステンレスの表面に不動態皮膜(酸化被膜)を形成することで、錆びの進行を防ぐからです。
ソロキャンプ向けの薪ストーブのなかでは、機能性や耐久性、耐食性、携行性、収納性など、いちばん万能性に優れている素材といえる。
ステンレスの英語名は“stainless steel”といい、「錆びない」という意味のstainlessが語源になる。
鉄
アイアンとは鉄や鉄板を加熱し、溶接や加工を施した錬鉄のことをいいます。アイアン素材の薪ストーブの特徴は、とても丈夫で熱に強いことがあげられます。
鉄製の薪ストーブは、とても丈夫で熱に強い特徴があります。耐久性という面では、ステンレスやチタンよりも高く、丈夫な素材です。
また、熱伝導率の高さはステンレスよりも良く、効率的に暖めることができます。
鉄製の薪ストーブは、耐久性や効率的に暖めることができる。
ただし、鉄製の薪ストーブのデメリットとしてサビに弱いことや重量があるため、携行性がわるいことがあげられます。
鉄製の薪ストーブは水分によってすぐにサビが発生するため、水気を取ったり油を塗るなど、メンテナンスが必要になります。
鉄製の薪ストーブは、サビに弱いためメンテナンスが必要。
下の記事では、鉄を素材につかった筆者が愛用するタキビズムの「フライパンディッシュ」をレビューしています。薪ストーブにも使えるので、気になるかたはぜひみてほしい。
チタン
チタンの特徴は軽量で耐久性、耐食性に優れていることがあげられます。同じ質量で比較すると、チタンはアルミニウムの約3倍、鉄の約2倍の強度があるといわれています。
チタンはとても軽量で、ステンレスの約60%、銅の約50%の軽さになります。そのため、登山やゴルフ、釣り、自転車など、スポーツやアウトドア製品にチタンはよく使われています。
チタンの特徴である強度は、同じ質量であればアルミニウムの約3倍、鉄の約2倍、ステンレスよりも強度は高い。
また、チタンはサビに強いことも魅力的な素材で、海水でも錆びにくい素材といわれています。
まさに、ソロキャンプや釣りなどアウトドアに最適な素材といえます。
携行性や耐食性(サビに強い)を求めるのであれば、チタン製の薪ストーブがおすすめになります。
こんなにも魅力的なチタンですが、もちろんデメリットはあります。ひとつは、製品価格が高いことがあげられます。
チタンの値段が高いことの理由は、製造の難易度と手間が掛かることに関係します。ほかの鉱物に比べ、酸化処理を施したり、純度を高めたりと工程が増えることにより、高単価になります。
下の記事では、チタン製品を専門に取り扱うブランド「チタンマニア」のクッカーを特集しています。チタンは耐久性やサビに強く、軽量である素材のため、ソロキャンプに最適となる。
薪ストーブの形状やデザインで選ぶ。
一般的にソロキャンプ向けの薪ストーブには、ボックス型や時計型、ロケットストーブとよばれる形状があります。
箱型の形状が魅力的なボックス型の薪ストーブは、シンプルなデザインで各メーカーより豊富な製品が販売されています。
また、時計型とよばれる薪ストーブは、上からみた形が振り子時計のように見えることから名前が付けられました。
筆者の行きつけの銭湯に、大きな振り子時計があります。たしかに時計型の薪ストーブとおなじ形状です。
ロケットストーブは、ほかの薪ストーブと比較すると高火力で優れた燃焼効率があります。また、二次燃焼ができる製品が多いこともロケットストーブの魅力のひとつ。
そのほかにも、本体を2重構造にすることで高い燃焼効率を生みだし、二次燃焼ができる薪ストーブもあります。
薪ストーブにはいくつかの形状やデザインがあるため、キャンプスタイルや目的にあった形状を選ぶことが大切になる。
下の記事では、耐熱グローブを特集しています。耐熱グローブは火傷や刃物のケガを、軽減できるメリットがあります。薪ストーブを使うときにも便利でおすすめ。
ソロキャンプ向け、コンパクト薪ストーブを紹介。
FUTURE FOX 【薪ストーブ 3面ガラス】
出典:Amazon
FUTURE FOXの薪ストーブ 3面ガラスの本体には、耐久性や耐熱性に強い”鉄”を採用。鉄のメリットである遠赤外線効果によって効率的に暖をとることができる。
FUTURE FOXの薪ストーブのサイズ(最大)は、52.5㎝×40㎝×263㎝(重量14.3㎏)となる。
またFUTURE FOXの薪ストーブの構成はとてもシンプルになっているため、初心者にも簡単に組み立てることができるのもウレシイ。
FUTURE FOXの薪ストーブは、同社のテントであるFOX-BASE EVOやFOX-BASE、FOX-PENTAで使用できる。また、他社製品の薪ストーブ対応テントにも使うことができる。
薪ストーブを収納するときには、煙突や付属のパーツを本体のなかに収納することができます。とてもコンパクトになるので、携行性と収納性もいい。
FUTURE FOXの薪ストーブには、持ち運びに便利な専用収納ケースが別途販売されています。利用すると、さらに快適な収納となる。
出典:FUTURE FOX
FUTURE FOXの薪ストーブは、3面に大きなガラス窓となっているため、1度の使用でガラスに煤(すす)が付着します。
お手入れの際はガラスクリーナーとスポンジを使うことでガラスをキズつけずに、ピカピカな状態にすることができます。
FIELDOOR/フィールドア 【薪ストーブ】
出典:Amazon
フィールドアの薪ストーブの組立サイズは、(約)幅53cm×奥行38cm×高さ210cmとなる。また煙突は分割式を採用しているため自由に調節可能、最大7本接続することができる。
FIELDOOR(フィールドア)の薪ストーブの本体には耐久性や耐熱性、サビに強いステンレスSUS304を採用。またガラス部分には耐熱ガラスを使用しているので、安心してつかうことができる。
フィールドアの薪ストーブはコンパクトな仕様で、まさにソロキャンプ向き。重量は約7㎏と軽量です。
フィールドアの薪ストーブは長さ35㎝の薪をくべることができたり、空気調整窓、折りたたみ式の脚、ダンパー付き煙突、火の粉を抑えるスパークアレスターなど、機能面も充実している。
さらにフィールドアの薪ストーブの魅力には、本体のほかに煙突や灰掻き棒、カラビナ、ロープ、ロストル、ふた、スパークアレスターなど、初めからパーツを付属する。
FIELDOOR/フィールドア 【薪ストーブ 2面ガラス窓タイプ】
出典:Amazon
フィールドアの薪ストーブ 2面ガラス窓タイプの組立サイズは、(約)幅53cm×奥行38cm×高さ210cmとなる。また煙突は分割式を採用しているため自由に調節可能、最大7本接続することができる。
FIELDOORの薪ストーブ 2面ガラス窓タイプの本体には耐久性や耐熱性、サビに強いステンレスSUS304を採用。コンパクトな仕様ながら、頑強な素材で安心してつかうことができる。
薪ストーブ 2面ガラス窓タイプの特徴である大きな窓ガラスは、暖をとりながら薪の燃焼を眺めることができる。またガラス部分には耐熱ガラスを採用している。
フィールドアの薪ストーブ 2面ガラス窓タイプはコンパクトな仕様で、まさにソロキャンプ向き。重量は約7㎏と軽量です。
フィールドアの薪ストーブ 2面ガラス窓タイプは長さ35㎝の薪をくべることができたり、空気調整窓、折りたたみ式の脚、ダンパー付き煙突、火の粉を抑えるスパークアレスターなど、機能面も充実している。
さらに薪ストーブ 2面ガラス窓タイプの魅力には、本体のほかに煙突や灰掻き棒、カラビナ、ロープ、ロストル、ふた、スパークアレスターなど、初めからパーツを付属する。
OneTigris/ワンティグリス 【TIGER ROAR薪ストーブ】
出典:Amazon
OneTigrisのTIGER ROAR薪ストーブの本体には、耐久性や耐熱性、サビに強い#304ステンレス鋼が採用されている。また、煙突には#201ステンレス鋼が使われているので、こちらも本体同様に安心の仕様となる。
OneTigrisのTIGER ROAR薪ストーブの窓ガラスには、ドイツのSCHOTT(ショット)ROBAX社製耐熱透明ガラス窓(微結晶耐熱ガラス)を採用。
窓ガラスの厚みは5㎜と、最も厚みのある耐熱ガラスとなっている。
TIGER ROAR薪ストーブの機能面には、インテークバッフルとよばれる燃焼効率をあげる仕組みや、煙突の排気を調整できるバルブなど、高機能が備わっている。
また、厚さ3㎜の天板でクッカーや鍋、ケトルをつかってアウトドア調理ができるので、冬キャンプをおもいっきり楽しめる仕様となっている。
S’more / スモア 【Magic Stove】
出典:Amazon
スモアのMagic Stoveの本体と煙突の素材には、耐久性や耐熱性、サビに強いステンレスが使われています。また、1200℃耐熱ガラスを採用しているため、火を楽しむことが魅力にある。
Magic Stoveの本体サイズは、長さ(約)39cm×幅(約)17.5cm×高さ(約)15.9cm、煙突(約)220cmとなっている。重量は約5.6㎏と軽量な仕上がりを実現しています。
Magic Stoveの特徴には、煙突の展開が簡単なことがあげられます。一般的な薪ストーブは煙突の展開が難しく手間が掛かることがありますが、Magic Stoveは伸ばして設置するだけ!
そのほかにもMagic Stoveには、空気調節ができるつまみや、後片付けに便利な灰取り板があったり、調理に便利な天板が付属していたりと機能性に優れていることもポイント。
とくに、市販されている薪をそのままくべることができるのは嬉しいですね。薪を小さくするために手斧やナイフ、鉈を使わなくても良いので、ソロキャンプ初心者にも安心して使うことができます。
収納用のトートバッグが付属されるので、持ち運びもラクラクできます。
ogawa / オガワ 【ちびストーブ3】
出典:ogawa
ちびストーブ3の本体と煙突の素材には、耐久性や耐熱性、サビに強いステンレスが使われています。
重量も約5.2㎏と軽量な仕上がりになっており、本体にすべてのパーツを収納することができるため、まさにソロキャンプにぴったりの薪ストーブといえる。
また付属品には、煙突(3パーツ)や曲がり長、笠、中籠、火バサミ、ロストル、収納ケースがあるので、すぐにキャンプで使うことができるのも嬉しいですね。
Soomloom 【薪ストーブ Ideal】
出典:Amazon
Soomloomの薪ストーブ Idealの本体には、耐久性や耐熱性、サビに強いステンレス鋼(SUS430)が採用されている。また、使用サイズは約385×200×1630㎜(煙突含む)、重量6.6㎏とコンパクトな仕上がりとなる。
薪ストーブ Idealには、微結晶耐熱ガラスの両面ガラス窓になっているので、暖をとりながら燃えている炎を楽しむことができる。また、二次燃焼による高火力で天板をつかって調理を楽しめることもできます。
Soomloomの薪ストーブ Idealは、本体などは折りたたみ組立式を採用しており、煙突は分解できる仕様になっているため、コンパクトに収納することができます。また、持ち運びに便利な収納ケースが付属される。
Soomloomの製品は、すべてコスパに優れていることが魅力にある◎もちろん、薪ストーブ Idealもコストパフォーマンス抜群!
BUNDOK / バンドック 【マキスト】
出典:Amazon
BUNDOK(バンドック)のマキストの本体には、耐熱塗装を施されたスチール素材を採用。スチールは耐久性やサビに強い特徴があります。
マキストは薪の継ぎ足しが簡単で、燃焼状況が見えやすい耐熱ガラス窓付扉を完備する。
耐熱ガラス窓付き扉には、耐熱温度1000〜1100度の耐熱石英ガラスを使用しているため、燃焼中の火を楽しむことができる。
BUNDOKのマキストは、組立がとても簡単。シンプルな構造なので、初心者にもおすすめです。
出典:Amazon
BUNDOKのマキストのサイズは、約420×180×1950mm(重量約7.5㎏)となっている。
マキストは組み立てが簡単なことや、排気調節ダンパーと吸気調節口付で火力調節ができるなど、機能性や快適性に優れることも魅力にあります。
マキストの煙突にはメッシュガードを付属。メッシュガードは必要に応じて、位置を調節できる。また煙突には張り綱取り付け部があるので張り綱で固定することができる。
ホンマ製作所 【ステンレス ストーブコンロセット】
出典:Amazon
ホンマ製作所のステンレス ストーブコンロセットには耐久性や耐熱性、サビに強いステンレスが採用されている。また、品質や信頼ができる国内製造であることも安心できる。
ステンレス ストーブコンロセットの使用サイズは、65.5L x 28W x 183H cm(煙突含む)となっており、煙突を含んだ総重量は6.9㎏と軽量な仕上がりとなる。
デザイン性が魅力で機能性や耐久性、耐熱性、携行性など、すべてを兼ね備えたコンパクト薪ストーブ。
出典:Amazon
高火力による”フレイムウォッシュ効果”でいつでも、曇りのないガラスを維持することが可能、燃えている炎を楽しむことができる。
また、コンパクトサイズの時計型薪ストーブでありながら、市販されている薪をくべることができる。そのため、ナイフや手斧、鉈、ノコギリなどで薪を小さくクラフトする手間がいらないこともメリットにある。
暖をとりながら、天板で調理をすることもできる。冬キャンプが楽しみ。
出典:Amazon
tent-Mark DESIGNS /テンマクデザイン 【ウッドストーブS】
出典:テンマクデザイン
テンマクデザインのウッドストーブSには耐久性や耐熱性、サビに強い#304ステンレス鋼を採用。ソロキャンプやブッシュクラフトなどに最適な仕様となる。
またウッドストーブM・Lサイズ同様に丸蓋を外せば、直火調理を楽しむことができる。
テンマクデザインのウッドストーブSは、耐久性抜群で耐熱性、サビに強いステンレスを採用。安定感のある小型薪ストーブ。
ウッドストーブSには、直煙突(∅53mm)×4、ダンパー付き煙突×1、スパークアレスター×1、ロストル×1、フタ用リフター×1が付属されている。ただし、収納ケースは別途購入する必要がある。
暖をとりながら調理を楽しんだり、正面にあるガラスから燃えている炎を眺めてリラックスしたり、思いっきりアウトドアを楽しめる薪ストーブです。
最大30cmまでの薪をくべることができる。長い薪をつかうときには、ナイフや手斧などでバトニングが必要になります。
まとめ
ソロキャンプ向け薪ストーブについて解説&おすすめ商品を紹介しました。
ソロキャンプ向けの薪ストーブを選ぶときには、できるだけ軽量でコンパクトな製品がおすすめ。また、選ぶときには、サイズや機能性、形状、デザインなどを考える必要がある。
冬キャンプにかかせない薪ストーブは、暖をとったり調理ができたり、一部のテントに煙突口が備わっている製品であれば、テント内でつかうことも可能です。
薪ストーブをつかって、冬キャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ゼロイチキャンプでは、InstagramとYouTubeを配信しています。
インスタグラムではブログやYouTubeの最新情報を受けとることができたり、ブログやYouTubeの裏側を発信しています。
YouTubeでは筆者が挑戦するソロキャンプやブッシュクラフト、登山、釣りなど、本気のアウトドアを身近に感じることができる内容となっています。
筆者自らGoProをつかって、ソロキャンプのリアルな映像を撮影しています。ぜひYouTubeも楽しんでください。
InstagramとYouTubeもぜひ、応援してください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
YouTubeはこちら>>『ゼロイチキャンプTV』
Instagramはこちら>> @01camp_solo